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2010年8月

日本ではホメオパシー治療を認めず

日本学術会議(会長・金沢東京大学名誉教授)824日、代替医療「ホメオパシー」について、「科学的な根拠がなく、治療に使うことは認められない」とする会長談話を発表。同会議が特定の手法を批判するのは異例とのこと。談話では、ホメオパシーに使われる手法について、イギリスの検証結果などを根拠に「荒唐無稽」と全面的に否定し、納得した個人以外には治療などに使わないように医療関係者に求めました。

私が思うには、日本が支持する在来の西洋医療では実際に病気が治せないので、代替医療に流れるお客(患者とも言う)に歯止めをかけたいと思っており、その代替医療の中心的存在である「ホメオパシー医療」が狙われたというのが私の見立て。

イギリスどころかヨーロッパでは一般的な医療方法である「ホメオパシー」を「荒唐無稽」とする日本の学者にはあきれるし、何の期待も出来ないです。民主党と自民党、あるいは民主党内で菅さんと小沢さんが権力闘争をするようなもので、国民の健康などまったく考えていない。医者同士の権力闘争以外の何者でもありません。ちなみにホメオパシーをめぐって、山口県で助産師がこの方法を用いて女児が死亡したことで訴訟に発展していることが引き合いにされていますが、ただ聞いたこともないホメオパシーということが原因ナだけで、一般的な方法での「医療ミス」なんての数え切れないほどで、東大のあの名医(名前忘れました、以前このブログで書いたのだけれど)が退官講義で「私の医療ミスは34%だったと告白!」国民はこの数字の高さに驚いたのに、医者たちは「さすが名医!こんなに低いとは!!」と驚いたそうな。このギャップが新聞記事になっていたほど一般医療はミスだらけなんですぞ。皆さん騙されてはいけません!

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早くサンマが食べたいけれど。。。。

只今8月下旬。文字通り秋の象徴の一つである秋刀魚がボチボチ出回っても良い頃なのに、何と昨年の1割しかサンマが捕れていないらしい(全国さんま漁業協会)。原因は海水の温度。サンマは水温が13度位の所を回遊するらしく、現在北海道沖でも15度以上のままで一向にサンマがやってこない(サンマの温度センサーってすごいね)。地球が1度温暖化しても環境に大変な影響を与えると言われていても「へー、そうなんだ」で済ましていたが、このサンマの大不漁で、ことの重大さがやっと分かってきました。食べ物でしか地球環境のことが把握できないのは悲しい事ですが、サンマの大不漁のおかげで異常な地球の状態が良く分かりました。(^_^.)

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■今週の格言 貝原益軒の養生訓より 

「睡眠を短くすれば習慣となる」

  睡眠は長く取れば良いというものではない

  元気や気力を奪われてしまうからだ

  睡眠を短くするのは辛いが

  努力して短くすれば習慣となる

そいえば確かに惰眠をむさぼった後は(学生の時しかできなかったが)なにか罪悪感のようなむなしさがありました。元気や気力が奪われているとは知りませんでした。睡眠時間の長短にかかわらず、体がスッキリするまで眠れたらどんなに幸せでしょう。特に短い時間でバッチリ体の疲れがとれ爽快な朝を迎えられた時は、何か良い事が起こりそう!それは体をめぐる気が充実した状態だからです。生きがい、趣味、旅行、楽しみなこと、美味しいものをたべることなどは人生を送るうえで必要不可欠なことなのです。

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アイスクリームを食べて元気に!!!

「自然療法」で有名なあの東城百合子さんの本に(自然療法とは別の本です)、ある主婦の体験談が掲載されていました。それは子供の時から良い子を演じ、結婚してからも良い主婦、良い料理、つまり玄米菜食を実践してきた方の体験です。子供の頃、親を困らせているワンパクな弟がいつもかわいがられていた。そして、自分も親に気に入られようとズット良い子を演じてきた。その流れで結婚後も続き、玄米菜食に行き着く。家族にその料理が受け入れられたかどうかは定かではないが、彼女の体は痩せて、心もガチガチに固まって疲れきっている頃、東城さんにお会いできて「良い子を終わりにして悪い子になっても良い」と慰められる。

ある晩、アイスクリームが無性に食べたくなる。しかし、玄米菜食やマクロビオティックの世界では基本的にはご法度(必ずではないが・・・)。彼女は「私は悪い子なんだからアイスクリームを食べよう」ということで買ってきて食べると、ものすごく美味しく体の底から元気が湧き出てくるような感覚が起こり、その夜久しぶりにぐっすり眠れ爽快な朝を迎える。そして、彼女の中で何かが変り見る見る元気になったという体験談。

この体験談は、「食べ物より食べ方が大切」という好事例だと思います。アイスクリームが体に悪いと思って食べれば「毒」にもなるし、良いと思って食べれば「薬」になるといことです。いま自分自身「食育」を実践する中、大きなターニングポイントを迎えていますが、それを手助けする良い事例に出会いました。感謝です。合掌。

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