津波で時速100キロで流された車
宮城県名取市の仙台空港付近の国道を走行している最中、津波に車ごと流されてしまった友人に話を聞くと流されている時の時速は大体100キロ近くの猛スピードで、映画によくあるカーチェイスさながらだったと言っています。友人は同じように流されている家にぶつかって止まった時に、車から脱出してその家によじ登り、そしてその家が沈みそうになるとまた違うものに飛び移り、そうやって一命を取り留めました。
最初話を聞いたときに、時速100キロは少しオーバーだな、でもそれぐらいの恐怖だったんだろうなと思っていました。
ところが、実際に被災地に行って見ると、確かに100キロのスピードで突っ込んだような、高速道路の事故現場のような大破した車がゴロゴロと転がっていました。現実を目の当たりにし、言葉もなくただシャッターを切りました。
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