断食について

断食について(その2)

(昨日の記事の続きです。)今日も私のプチ断食である朝食抜きは続いておりますが、家内が「こども達に、朝食抜きを真似されたら困るので、こどもの手前味噌汁ぐらい食べてって」と言うので(家内は私の断食にはまったく興味はなく、またヘンなことやってるぐらいにしか思ってない)、確かにそうだと思い、軽く一杯の味噌汁をすすって朝は出掛けました(これでもプチ断食と言っていいのか?)。ところが中途半端に食べると胃が動いて、食べないときよりもお腹が減ることが分かりました。

話を昨日の続きに戻します(むすび8月号より)。

沖氏の指摘は続きます。『胃腸は必要以上の大量の食物の大半を通過させるために慢性的に疲労し、そのうえ、全般的運動不足のために、栄養成分がいたずらに体内に蓄積し、停滞し、体液や循環系を損ない、病原菌や異常細胞のための栄養になってしまう。そのうえ姿勢も悪く、不完全な呼吸のために、必要な酸素も取り入れず、心の緊張(ストレス)による交感神経の継続的興奮によっていつも疲労している。これが、現代人の平均的な心身の姿と言っていいでしょう』

(以下船瀬俊介氏)沖ヨガでは「断食」を、万病を癒す妙法として指導している。」ただし、沖先生は厳しく訓告する。「断食断心して自分の身体を知れ!」。「断心」とは文字通り「心」を「断つ」こと。それは俗欲を抱えて断食を行ってはならないという戒め。断心とは、即「無心」。心を乱さず断食修行を行うことが肝要です。

ということはですよ、やはり断食をダイエットとして行うのは適切ではない。とても奥が深いようです(奥の深さはまた今度)。そういえば断食で3ヶ月間は水だけで生きられるのに、災害などで放り出された人は、1ヶ月間食べないと栄養失調で餓死するそうですが、その違いは「ストレス」だそうです。「ものを食べる」という行為は精神性も多分に影響している事が分かります。奥が深いです!(多分つづく・・・)

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断食について

最近断食に興味を持ち、現在勉強中です。私は少食や粗食は大賛成ですが、食事を抜くというような修業的なものはどうも受け入れられませんでした。しかし、いつも心の片隅にはいつも体験してみたいという思いがあり、ボチボチ試してみる事にいたしました。なぜボチボチなのか?断食は水以外何も摂らないと言うイメージですが、実はいろんな種類や段階があり、少しずつ入って行けるからです。私は、現在プチ断食中で朝食を抜く事からはじめています(ただしまだ5日目ですので、効果の程は後ほど・・・)。間違いのないように申し上げますが、昨晩食べすぎで胃がもたれて何も食べる気がしなかった、というのは断食の精神とは少し違いますのでご了解下さい(^^)

ここで私の愛読書「むすび8月号」の船瀬俊介氏の記事が「断食」について書いてありましたので、断食の効果を皆さんにも紹介したいと思います。

船瀬氏は若い頃、沖ヨガの沖正浩導師に出会い、「食べる工夫より、食べない工夫をしろ」「空腹を楽しめ」本当の健康とは「腹が減るほど調子が出てくるもの」と常識では考えられないようなお言葉頂き、目からウロコが落ちたそうです。

そして、沖氏の書かれた「瞑想ヨガ入門」では以下のように書かれています。『現代人は、むしろ栄養の摂りすぎのために、身体を害しています。たんぱく質の摂りすぎで身体を酸性化し、動物性脂肪の摂り過ぎでコレステロールをためすぎ、炭水化物の摂り過ぎで糖尿病になり、刺激物の摂り過ぎで心臓を痛めます。そのうえ新陳代謝と中和作用にあずかるビタミンやミネラルを剥ぎ取り、大事な栄養分を切り捨てた食べ物を食べ、防腐剤や有毒色素、農薬など得体の知れない化学物質を大量に摂り入れています』

素晴らしく的確な指摘です!私のプチ断食にも気合が入ります(^^)。(つづく)

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