フレデリクス東京支持!
アジア・オリンピック評議会(OCA)のフォーラムに出席した国際オリンピック委員会(IOC)のフレデリクス選手委員長(ナミビア)が12日、東京都が再挑戦に意欲を示す2020年夏季五輪招致について「正式に立候補すれば、日本びいきの自分としては1票を投じたいと思う。アフリカで投票権を持つ委員にも呼び掛けたい」と支持を約束した。「復興五輪」を掲げる東京に「スポーツは社会の力になり、心情的にも賛成だ」と同調した。(スポニチ2011年7月13日)
小さい頃から世界地図を見ることが好きだった私は、アフリカ大陸にある「ナミビア」の文字が、国を表す赤字ではなく、植民地を表す黒字だったことがずっと気になっていた。
アフリカ最後の植民地であったナミビアは1990年に独立を果たした。
翌年の東京世界陸上にナミビア代表として突如現れた青年は、ブリガムヤング大学に学び、流暢な英語を話す ステレオタイプのアフリカ・ナミビアのイメージを壊すのに充分な存在だったのだ。
この若者こそがフレデリクスだった。
●Frankie Fredericks(NAM) フランク・フレデリクス(ナミビア)
1992バルセロナ五輪 24歳
100m 銀メダル10.02
200m 銀メダル20.13
1996年アトランタ五輪 28歳
100m 銀メダル9.89
200m 銀メダル19.68
2000年シドニー五輪 32歳
アキレス腱の故障のため不参加
2004年アテネ五輪 36歳
100m 準々決勝敗退10.17
200m 準決勝敗退20.43
2004年からIOC選手委員
2008年からIOC選手委員長
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