等々力緑地の猫
等々力緑地の入口近くに、以前から気になっている看板があります。
■等々力緑地入口付近
ここは府中街道から等々力緑地の噴水広場に入っていくアプローチ
道路そばの植栽ですが、何やら看板が立てられています。
■「犬やねこを『捨てないで』ください。」
看板を良く見てみると、「犬やねこを『捨てないで』ください」という
注意書きでした。
等々力緑地のような大きな公園ですと、犬や猫などのペットを捨て
てしまう方がいらっしゃるのでしょう。
■看板の猫
そして以前から何となく私の心に響いていたのは、この看板の猫の
イラストでした。捨てられてしまった猫が、非常に不憫そうな感じに
描かれていたものですから・・・。
野良猫の寿命は非常に短いとされていまして、正確なデータは算出
が難しいですがおおよそ3,4歳くらいまでしか生きられないようです。
元々は飼い猫の状態でないのが自然な姿ではありますが、一旦
飼い猫にした以上は、やはり飼う側に責任があろうかと思います。
以前、2009/3/7エントリでは、上丸子小学校において猫への餌やりを
やめることを訴える貼り紙が掲示されていることを取り上げました。
人情の問題もありなかなか難しいところですが・・・。
確かに等々力緑地には野良猫が多いようで、やはり仕方が無いので
面倒をみていらっしゃる方がいたり、それでまた増加したりといった
ことになっています。
■野良猫の家
先日、等々力陸上競技場の近くの植栽に、何やらビニール傘が広
げてあるのが見えました。これはよくよく見てみると、野良猫の家を
どなたかが作ったもののようです。
■等々力緑地の野良猫
ビニール傘の家の近くには、どうやらその家主らしい野良猫が歩い
ていました。このあたりで、えさなどももらえるのでしょうね。
一旦捨てられてしまった猫に関しては、生物として繁殖するのは当然
ですし、対応が難しい問題ですが、まずは原点に立ち返ると、「飼っ
た猫を捨てない」というごく当たり前のことが大切かと思います。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 等々力緑地
2007/5/28エントリ 新丸子の猫
2009/3/7エントリ 上丸子の猫
2009/5/20エントリ 等々力緑地の竹林で、許されざる・・・
2009/8/1エントリ 多摩川クラシコの等々力陸上競技場から
2009/9/17エントリ 市民ミュージアムの、輝くオブジェ
2009/12/5エントリ 等々力緑地の紅葉
2009/12/19エントリ 中原区役所の猫「ミーコ」