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ひとつひとつ

 
31
 




 擦り合へて ささめく葉音 心聞く

              愛しき人の 声重なりて




 木洩れ陽に 煌き揺れし 一葉の
      
            舞ひたる空に 我はたはむる



*****************************
今日は和歌を・・・ 

早いもので、7月も今日で終わりですね。
最近、熱中症気味で?言葉が浮かんできてくれなくて困っています。
これからが暑さも本番ですよね・・・ どうしましょ💦


 
30
 
遠き西の空から



遠き西の空から

吹く風が

心にやさしく

ふれてゆく


遠き西の空から

降る雨は

渇いた心を

やさしく潤わしてくれる


遠き西の空に

入りゆく月に託して

私の想いを伝えたい


遠き西の空の 貴方の心に・・・



*******************************
未明の西の空に入りゆこうとする月は優しさを薫らせているように感じます。

 
29
 
月洸夜



月明かりの夜に 海は深く澄みて

花は可憐に明日の夢を心に咲かせる


潮騒の奏でる 心つつみゆく子守唄

波打ち際に 溶けゆく 置き忘れてきた哀しみ


たおやかに貴方の香り運ぶ風は

私の残せし日々に彩を薫らせ 銀波に揺らす


永久(とわ)という時の永きを 

この時に留(とど)めおきて

未来という夢に繋がりゆくことを 祈りてやまない


月光夜に重ねし光り 心の海に浮かべて ・・・



******************************************************************
今夜は下弦の月(半月)ですが、今の漂う心に光が欲しくて望月を浮かべてみました。

 
28
 



光は あなた

陰は わたし


光は わたし

陰は あなた


光と陰・・・

両方ないと 容が生まれない


光と陰・・・

それは 別々のものではなく

ひとつのもの・・・


 
27
 



優しさは 祈り

優しさは 願い

優しさは 希望


それは 

闇に灯す 光となって

貴方を 照らし

心を 温め包む


無償の優しさは 月光のように

無償の優しさは 陽光のように

それは

永遠の愛を 感じさせてくれるもの・・・

 
26
 
私感



ただ あなたを 感じたくて

ただ あなたと 心ひとつにと


それだけを 願って


あなたを 見つめ 

そして 

心に 抱きしめていく・・・



***********************************
写真のような光景に出会うと、愛おしさに見つめてしまいます。
そして、抱きしめたくなってしまいます(^^;

 
25
 
時の狭間に滲む光




貴方を見ていると 悲しい・・・


自己否定することで

自分を守ろうとしている


自分の中に悲しみを充たすことで

心から想ってくれる人たちの心を

悲しみで充たしているよね


現に私は

何もできない自分が悔しくて

悲しさに 涙が止まらないよ


一人だけで

生きているわけではないこと

分かっているはずなのに・・・


友として

どんな貴方も受け止める

どんな甘えも受け入れるよ


ただ 貴方の心には

自己否定から 自己放棄への

悲しみの色しか見えない


人のために

生きろなどとは言わない

頑張る自分を

見せる必要もないと思う


私の気持ちに 応えてほしいと

言っているわけでもないよ


今は 何がそうなのか解らなくても

自分の中の 希望や可能性に

応えてやってほしい


貴方にしかないものが あるのだから・・

貴方でなければダメなものが あるのだから


自分の中には

今の その悲しみ以上の

歓びも・・・笑顔も・・・

あることを

その心の中に見てほしい


それを信じて・・・

それに応えていく貴方であってほしい


少なくとも 私の心は

そのことで歓びに充たされる


貴方の表面的な部分だけをを見て

言っているのではないよ


私は いつも貴方の心を見て

感応していきたいと

願っているし 求めている


静かに 見守ろう

そう思っていたけれど

これ以上 黙っていられないよ


自分を

自暴自棄に 吐き捨てて

構わないでくれとは

あまりにも 悲しすぎる


自分を 自己愛者だと

自己否定のつもりで

言っているのだろうけど

貴方に あえて言いたい


私の信ずる貴方の心に・・・


自己愛者でも好いと思う

みんな そうなのだから・・・


しかし

自分の中の

夢を・・・ 歓びの心を

信じ 愛せる

本物の 自己愛者になってほしい


*********************************
今日はずいぶんと長い言葉綴りになってしまいました(^^;
この詩は友に対して言っているような形をとっていますが、実は若い頃、長い間
自暴自棄に陥っていた私が心友に言われた言葉たちなのです。
この時、友の私への心からの想いに私の心は震えを抑えられませんでした。
もうずいぶんと昔のことですが、泣きながら励ましてくれたその友のことを思い出し、
その時のことを書いてみようと思いました。

 
24
 



貴方の想い

きっと 届くでしょう


貴方の願い

きっと 叶うでしょう


自分を 信じること 

明日を 信じきること


自分の馳せる想い

自分の溢れる想い


涙の日々が 続いていても

どこまでも 信じて求めよう


涙に霞みゆく空の

彼方に煌く 笑顔を感じながら


心にその笑顔を 映していれば

零れる想い

溢れる涙も 

きっと 煌きに変っていくよ


 
23
 




 くちびるに 合はせし想ひ とことはと

          祈りつ燃ゆる 夢のあとさき



*******************************
今日も和歌を・・・ 
合わす唇に 永遠の愛をと祈りながらも、この恋が儚い夢と終わらないようにと
燃えるような想いで貴方を求めてしまう・・・というような想いを詠ってみました。

 
22
 
みなとみらい満月


月を見て あなたを想い

星を見て あなたを感じ

花を見て あなたに語る


どこにいても

何を見ても

そこに あなたを見ている


それは きっと

あなたが 私を感じてくれているから


************************
今夜は満月(バックムーン)でしたね・・・
久しぶりに美しい月に逢えて嬉しかったです。

バックムーンとは、1か月のうちに2度目の満月が現れる
現象を指し、この夜に行う願い事は、特に強い力を持つと
言われているそうです。

お互いに、感じ合いたいと願い求めていく中に
心って溶けていくのだと感じています。

夜空を見上げながら、いつも、そんな心を感じたいと
思っています。

月にしても、星にしても、花にしても、その心を感じたいと
思いながら見つめていると、心が返ってくるように感じます。


 
21
 
月無き夜に想い走る



逢ひたさに 月無き空に 面影(かげ)を追ふ

                 彷徨ふ闇に 想ひ走りて




*********************************
今日は和歌を・・・
月の無い夜はどうしても愛しき人を空に想い走らせてしまいます。という詠です。
今日は雷が轟いていて想いを砕いてしまうような天気でした。

 
20
 
注ぎゆく水の還らぬ心で


弧愁との戦い

何に対しても 過敏になり

心が荒んでいくように感じる


もう 愛されることは 無い

当然 求められることも無い



だから 弧愁を維持していく


私の弧愁 孤独感など

他の人からみれば 空気のようなもの


癒しも 愛も 求めてはいけない


自分以外の人に 

気持ちを 吐露してはいけない


最後まで 一人で抱えていくべきもの


しかし 祖母にも 父にも 母にも

計ることのできない愛を

注いでもらってきた


私が 弧愁を抱えていたとしても

おそらく そういう人は多いでしょう


家族に受けた愛を心に

全ての心に 愛をもって生きていこう


注ぎゆく水の 還らぬ心で・・・

 
19
 
七里ガ浜の煌めき



海に溶けゆく空を 一人見ている


黄昏に彩を失った 言葉を探しに

私は いつもの海に想いを漂わす


波打ち際・・・ 儚き泡たちが

私の足元に 戯れている


あの時と同じ シチュエーション


風が止まり そして風が変る


あの日 貴方がそうしたように

私は 波打ち際の儚き泡たちに

想いを託すように そっと ささめいてみる


潮騒に 消されてしまった

貴方のささめきの意味を知りたくて


今日も あの日と同じ 砂浜に立つ


 
18
 
   


         大空を自由自在に飛んでいる鳥がいる

         大きな翼一杯に上昇気流を受けて 気持ち良さそうに飛んでいる


         僕は 羽はあるが翼と呼べるものには程遠い

         一生懸命羽ばたいても 一向に身体が浮く気配が無い

         あの大空に夢をみて 何度飛びたいと思ったことか


         一生に一度くらいは飛びたいものだ・・・


         そんでもって また今日も一生懸命羽ばたいてみる

         でも やはり飛べない


         或る時、飛べない鳥は、飛べる鳥に聞いた


飛べない鳥: どうやったら そんなに自由に飛ぶことができるの?


飛べる鳥 : 小さい時から飛んでいるので そんなこと・・・

         考えたことも無いし 解らないよ

         それに自由って言われても そんなこと感じたことが無いよ


飛べない鳥: えっ!だって広い空を飛んで好きなところに行けるし

         それに・・気持ち良さそうだし・・・


飛べる鳥 :  僕は、いつも退屈な空の上から君の姿を見ていて

         羨ましかったよ

         何か、夢に向かって一生懸命になってる君は輝いて見えた

 
         きっと、君の心の中には 僕が感じられない本当に自由で

         希望に満ちた大空が見えているんだろうね


         僕にどうしたら 夢に向かって一生懸命になれるのか

         どうしたら そんなに輝けるのか 教えてくれないか?



************************************
昔書いた詩を読み返していて、ふと心に蘇ってきたものがあってアップしてみました。
自分で書いていて、何か、応援されているような気持ちになったのかもしれません(^^;

 
17
 
光彩



心ばかりで 何もできない

想いばかりで 何もできない


言葉は 想いを超えられない


どんなに語っても

全てを 語り尽くすことはできない


私が どれほど貴方を想っているか

その深さは 計り知れない


貴方への想い・・・

言葉でなんか 表せられない


感じてください

この尽くせない 私の想いを・・・


*******************************
今日は創作詩を・・
最近、言葉を超える言葉が欲しいと改めて思うようになっています。

 
16
 
2,000年 横浜港・咸臨丸クルーズ
(勝海舟が初めて太平洋を渡った”咸臨丸” 横浜港)



善い事にも 悪い事にも

きっと 意味があるから


どんな事にも

感謝の心を持ち続けることが 

希望を生んでいく源になる



感謝の心が 人を困難から

前に進ませることができる


感謝の心が 人の心を溶かし

心と心の感応を生んでいく


感謝の心から 歓びが生まれ

闇を 暁に変えていける



私は そう信じています・・・


 
15
 
幻奏1080



今日と明日の狭間に

ひとつと 溶かした想い


見つめる想いに 海は優しく応え

疲れた心 包容(つつ)むように 

抱(いだ)き溶かしてくれる


淡く煌きを見せる 水面の幻奏は

漂いながらも 

やがて 蒼の海に抱かれ

私の想いとともに

浮かぶ光に 溶け込んでゆく・・・

 
14
 



久しく 人の踏み入れた

様子のない ベンチを

陽光が 照らしていた


まるで

スポットライトが

当たっているように・・・



たくさんの花に囲まれた 

古びた 木製のベンチ


何処にでも ありそうな

ありふれた光景だけれど


私は 何か

不思議な空気を感じて

時を忘れて 見入っていました

 
13
 



降り注ぐ 光の中

そこに 二つの想い


見つめ合い 感じ合い

そして 求めていく


溶けゆく心 感じながら

二つの想いは 一つの想いへと

共鳴してゆく 


この 陽だまりの中で・・・

 
12
 
月の明かりに浮きて咲く パボニア・インテルメディア



 逢瀬恋ふ 夢見る花や 紅染めて

             心濡らしむ  迎へし夜に


*******************************
今日も和歌ですが、少し艶っぽい詠を・・・(^^;

写真の花はパボニア・インテルメディアだと思うのですが、月影で、これから
花開く時を迎える紅染める花を見ていて浮かんでしまいました。


もう一首・・・自由律俳句を

 紅さして 待つ身ゆかしき 恋ひ見月


 
11
 
20060905f2b.jpg




 胸に抱く 愛しき君の ぬくもりに

             合はさむ心 永久の夢へと



********************************
今日は和歌を・・・
タイトルは写真のホテイアオイの花言葉です。
他には「恋の楽しみ」、「恋の悲しみ」等があるようです。
子供の頃に水を張った大きな水鉢にメダカと一緒に育てていた記憶があります。
美しい花が咲くのですよね(^^

 
10
 



漂いながらでも

海に 煌きを映しながら


辿り着く 想い

その煌きに 溶かしながら


明日を信じて

自分を 信じて

今日という日に 想いを馳せていたい

 
09
 
三日夜月3


月よ・・ 強い想いではありますが

馳せるだけの 想いではないのです


ただ ただ 貴方を感じたい

感じ合いたい・・と願っているのです


貴方の心を感じられる・・

それが 私の願いであり歓びなのです


雲の中に貴方がいるときは

そっと目を閉じ 

私の心全てで 貴方を感じていたい・・


****************************************************
今夜は二日夜月でしたね・・・
月は、私の中では愛しい人を表しています。
いつも想い見上げている対象だから、そう思えるのかもしれません。

 
08
 



あの 私の愛した桔梗は

今年も 咲いていた


また 会いにくるよ

そう つぶやいた言葉を

憶えていてくれたのだろうか


私を待っていたかのように


その桔梗は 出会った場所に

光りに浮かぶようにして 咲いていた


人目にはつかない この場所・・・


それでも 私とあなたは ここで出会った


そして 今日も

共に あの日の月に 想いを寄せる


***********************************

16の夏、亡き父を想い、一人山あいを歩いている時に、一輪の桔梗と目が合い
引き寄せられるように その傍らに腰を下ろしました。
そして桔梗に語り掛けているうちに月が山の端に現れたのです。
それから月の出ている夜には桔梗の元へ足を運び、一緒に月を眺めていました。
次の夏、再び、その桔梗に会いに行ってみると、同じ場所に咲いていてくれたのです。


 
07
 
七夕


あなたは 今 

何を感じているのですか



夜空を彩る 星々の煌めきですか


それとも

月の奏でる 銀波の調べでしょうか


私は 今 感じています


逢えない切なき想いを 胸に


この天に流れる河の 

彼方にいる あなたを・・



私の中に いつも輝いている 


あなたの心を・・・



*********************************
以前、投稿した詩の七夕バージョンです(^^;
七夕というと、つい亡き母のことを思い出してしまいます。
亡くなる前に笹に快復を願う短冊を掛けて願いを込めていたことを・・・

 
06
 
93.jpg



果てることの無い 想いを

時の流れに 刻みながら

どこまでも 求め続けていく


たどりつく 明日のためではなく

今 この時のために ・・・



感じるのです

この一瞬に 永遠があることを ・・・


 
05
 
ねむの木



貴方は 貴方らしく

何処までも 貴方らしく

人生を謳歌しよう


貴方色の花を 爛漫と咲かせ

太陽のもとで 光耀こう


泥沼より出でて 泥沼に侵されず

清き花をつける 蓮のように


汚れた世間の中にあって

貴方にしか 咲かす事のできない

素的な花を咲かせよう


後悔という言葉を 雨に消して

何処までも 自分らしく咲き誇ろう


*********************************
タイトルの「歓喜」は、この「合歓の木」の花言葉の一つです。
写真は特殊な撮り方をしていますが、大船フラワーセンターの温室に咲いていた
この花は接写した時、弾けるような姿に映り、私には、「歓喜」を表現しているように
見えました。

ここで「貴方」いう表現をしていますが、自分に対しての応援詩なのです(^^;

 
04
 
20050508b.jpg


幸せに 心開く花のように・・・


あなたの想い感じられるままに

心に彩りを増しながら

咲いていけることの悦びは

掛替えのない 私の幸せ


私を染めゆく幸せの彩は

あなたを感じるほどに深く広がっていく

あなたとの出会いは 不思議の一会


私は精一杯 あなたのために咲きたい

満面の笑顔で 貴方の想いに応えたい

そして

あなたを大切にしたいと想える私を

私は いつまでも大切にしたい


いつでも どんな時でも

あなたの心の中に幸せ咲かせられる

私でいたいから・・・



 
03
 



そっと 触れるように 

慈しむように

あなたは 夜明けの空に煌き

私の心を優しい光で包む


明けぬ心を 癒すかのように

無償の愛を注ぐ あなた


言葉を必要としない

その愛の煌き・・・


私は 今日も あなたを心追う


********************
月は、たくさんの人の想いを空に溶かしながら
7月6日の満ちる刻みの新月に向かっています。
陽の出前、夜明けの空に煌めく月は、夜の月とは
異なった美しさがあって素的です。

 
02
 
ふた花の舞2


木洩れ陽の中

そよ風に 揺られながら

蝶たちが 

戯れ舞っているような

そんな ふた花の 光景に

しばし 見惚れていました


楽しそうだね・・・


そう声を掛けてみると

頬を染めながら

微笑みを 返してくれました


つかの間の 素的な時間・・・



**********************************
散歩していると、そこには素敵な時間がいっぱいありますよね(^^
花たちに声を掛けながら歩いていると、時折、変な目で見られることがありますが
とても楽しい時間です。

 
01
 
IMG_0093.jpg




降り続く雨で できた心の染みは

いつまでも 私の中に色濃く遺り

耐えがたい色を増していく


雨は 止んだはずだったのに

染みは 次第に広がり

心を蝕んでいく


もう二度と したくなかった想いが

消えることのない 心の染みとなって

私の中に 蘇ってくる


永き時により 命に染められてきた業なのか


消すことの叶わないものであるならば

 
黙して 受け入れよう


心から 愛されない身であっても

私からは 愛をもって生きていこう


これは 消してもらえるものではなく

自らの 心のありようなのかもしれない


消せない染みを 嘆かず 

自身を 貶めず 

偏狭な心を溶かしながら 明日を信じよう


この 雨に歌う 紫陽花のように・・・

 ひとつひとつ

海 - umi -

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