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ひとつひとつ

 
30
 
睡蓮 幻想



水面に漂う 

ひと花のように

ゆらり ゆらりと 

揺れながら


貴方という

煌めく木洩れ陽に戯れ


ゆりかごに眠る 

赤子のように

無垢な心は 夢にあそぶ


貴方の腕の中で 

心揺られながら


私を包み 見つめる心に 

全てを委ねながら・・



 
29
 
198月下桜


天を仰ぎて 

たゆとう心の

行き先 占うように


時を咲く 桜の

掌に舞い降りし 

ひとひら 

月光に透かす


陽に冴えすぎて

見えぬ心

闇の中に探すも

結句 

月の助けを乞うて 

光り求めるか


光陰 別に在らざること

理と解するも

光り まばゆければ 

陰に隠れ 心の頼りとする

光り在ればこその陰と

知りぬるも 


我が身に稀なる大切な心 

失いて 気づくは 人の常なり


されど 悲しみの増すこと

取り返せぬ大事と知るべきか
 

月の光に 心委ねるも

たゆとう為か 明日を映さず


夢のひとひら 風に奪わる



 
28
 




流れる雲に霞みながら

一人 空往く月に

心重ねるように

私は 想いを空に向けた

いつも変わらず

自分であり続けることの意味を

無言の中に 教えてくれる月

満ち欠けはあれども

人の心照らす光は 

雨を嫌わず 雲を払わず 

淡々と 心沁み入る調べを 奏でゆく

澱みに浮き沈みする心を 静かに包み

時の流れを ゆっくりと光に溶かしながら

闇に彷徨う全ての心を 優しさの中に

抱きしめてくれる

あぁ・・・月よ

貴方の翳(かげ)りの無い その汚れ無き心に

どれほど癒され 励まされてきたことだろう

私は 貴方のように なれないかもしれない

しかし 貴方のような 何物にも侵されない心で

自分の道を 創っていきたい


 
27
 
水月3



天上の月 聞く声の返らず 滲む面影浮かべるのみ

水面の月 触れること叶わず ただただ想い眺めるるのみ


然れども 寂光やさしく 我をつつみて 闇を溶かしぬ

終生 愛しきに この身合わさることなきも

月のごとく 愛しき抱きしむ 光とならむ


我心 無償なることこそ まことの愛と覚(し)りぬるか



*********************************
今日は、ちょっと古文風に私の中の弧愁を綴ってみました(^^;
静かな湖面に映る月を見ているのが好きなんです(笑)
 
26
 



悲しみの数を数えるより

星の煌きの数を数えよう


涙の痕を 辿ることよりも

あなたに向かう 想いの先を感じよう


月も 星も 

あなたの想いの分だけ

無償の愛で 照らしてくれる


涙しながらでも 微笑んでみよう


そうすれば きっと

その向うには 素的な笑顔が待っている



 
25
 
風雲月花




 寂光の 粋なる光り 闇を開(さ)き

              月は抱かむ 護る心で



*****************************
24日は満月でしたね。
あいにく雨天で月の見えない夜となってしまいましたが、雨雲の上には
遍く光注ぐ満月がいてくれるのでしょうね。

 
24
 
想いの光


天を焦がすほどの 

紅く 燃えるような想い・・

それは

強き優しさで 心を照らす


そして それは

温もりに 光り抱きしめたいと

果てしなく 心奧より湧きいずる願い


私は 大切な心を

どこまでも 大切にし切っていく


永遠に消えることの無い

果てない想いの光りとなりゆくために・・


 
23
 
100130mangetsu.jpg




 とことはに 変わりぬ想ひ 誓ひしも

           まだ見ぬ影の 月ぞかなしき




*************************
今日は、せつなさを詠った和歌を・・・
月に永遠に変わる事の無い愛を誓っても、まだその
愛しい人の面影さえ映らないことが哀しい・・・という歌です。


 
22
 
オニ水連



輪郭を持たない 心に
光と陰を 感ずるところ

光あっての 陰と知るに
光求めれば 陰の従うこと
自然の理と知るべし
心の悲喜も 又同じなり

光強ければ 陰は濃く出で
光弱ければ 陰は蔓延と泥む

光強きと言えども
鋭く照らせば 陰の光を包むが如く
遍く照らせば 陰 光に溶けゆくなり

然るに 想い強く馳せれども
広く 輪郭の無い心に溶かすこと
歓びの哀しみを溶かすに通ず

その 溶かせし心 時を越え
今 稀なる一会に必然と結実す

感謝をもって 感応に向かう時

それは あるがままの姿で
虚飾を持たない ありのままの心で

本物と感ずるところの 命の光となる



友よ 共ある心に感謝!


******************************
今日は難しい言い回しになってしまいました(^^;
何を言っているのか?という詩ですよね。
稀なる心に出会った、その友への言葉として綴ったのですが
やたら難しい表現となってしまいました。
こういう詩も書くのだと、ご容赦ください。

 
21
 
みなとみらい夕陽



燃え尽きる想いが 

空を オレンジ色に染めていく


明日のために・・・

今 この瞬間を繋いでいくために


 
20
 
不死鳥雲1080
(不死鳥のような雲??? )


自分の中の本当を 

失わなければ

なにも 怖いものはないよね


そして


その私の中の 大切を

ひとつと抱きしめていれば 


なにも・・・ね



*****************
今日は、今の心境を綴ってみました。

 
19
 
すみれ



涙の貴方よりも 笑顔の貴方が好きだから

素的な笑顔が きっと似合う貴方だから


いつまでも幸せの笑みを心に持っていて


全てを包み込むような心で

明日に夢見る瞳の中に 幸せ溶かして


春を告げる すみれのような笑顔を

大切な人に 守ってもらえることを祈っています


私にとっての しあわせ
 
それは 貴方が笑顔でいてくれることなのです


 
18
 
山桜



 散りにけぬ 想ひぞ溶かす この胸に

             春よ桜と 満ち咲く時を



************************
写真は思うように撮れませんでしたが、今日は和歌を・・・

散っていくのでは無いよ・・・
この胸に想いこそと溶かしてくれているのですね。
春は桜と言われるように、今この時をと想う心が
満開の花を咲かせてくれるのですね・・・と詠ってみました(^^;



 
17
 



空に溶け入りそうな ひと花に出会いました

淡い光に 透けるような美しさを薫らせて

まるで 妖精が羽を広げているよう・・・


愛おしい人を 包み込むような優しい光に

私の心も 溶かされてしまいそうでした



*********************************
今日は詩ではなく、この花に出会った時の光景に魅了されましたので、その時に
感じたことを、そのまま書いてみました。
シャガの花は上から眺めることが多かったのですが塀の上に咲いていましたので
下から見上げた時に、淡い光に透けるような美しさを感じて感動してしまいました。 

 
17
 



私を見て・・

キミは そう言って

私を呼び止めた


見つめているよ・・

そして 感じているよ・・・


さっきから

ずっと・・・


キミの心を・・・ね


 
16
 
竜の雲


まるで 飛び乗れそうな高さの空を

龍のような姿の雲が流れていった


それは 思わず 屈んでしまうほど低く

私を大空へ連れていってくれるようだった


「さあ乗りなさい キミを迎えに来たよ」

そう言っているようだった


もしも この雲に乗ることができたら

空のあなたの元に 運んでもらえるのに・・


この大空の あなたの元へ・・・

 
15
 



私は 西の空に

想いを馳せていた


沈みゆく 太陽に 

未来を見つめていた


次第に 

私の想いに応えるかのように

空が オレンジ色に染まっていく


夢は 叶う

必ず・・・・・



**************************************************
夕陽を明日への希望の光と感じたことはあるでしょうか・・・
陽の出も躍動感があって、巨大なエネルギーを感じるのですが、
落日もまた明日へと繋がる光と思うと明日への希望の光のように
感じるのです。


 
14
 




 想ひ馳す 彩るこころ 言の葉に 

           秘めたる恋ひの 時を咲かせむ



************************
今日は和歌を・・・
桜も葉桜が目に付くようになりました。
恋の儚さのようなものを桜の花にかけて詠んでみました。

 
13
 
IMG_3060.jpg




弱い 自分

臆病な 自分

優柔不断な 自分

勇気の無い 自分


けれど 私たち 一人一人は

宇宙で たった一人の個性


唯一無二の存在なのだから

どんな自分であっても 

他の人にない 輝きが必ずある


夜空に煌めく 一つの星のように・・・

どんな微かな光でも

照らせる 幸せが そこにある


それを信じて 一歩踏み出すだけ


怖くて 震えながらでも

その一歩が 勇気

きっと 心に大きな変化を生んでいく


*****************************
今夜は三日夜月でしたね。
これから満ちていく自分への応援歌のつもりで詩にしてみました(^^;

 
12
 
手に舞い降りる桜


キミの手は 冷たかった

でも 手をつないでいるうちに

キミの手は あったかくなってきたね


ボクのこころも あったかくなったよ




知らなかった

体温って こころで感じるものだったんだ


知らなかった

体温って 同化していくんだね・・・




素直な気持ちって やさしい

素直な気持ちって あったかい

でも

素直な気持ちって 少し 悲しい




キミに会って

ボクは 愛しいという感情を知りました

キミに会って

ボクは 自分の中のやさしさを知りました




*********************
繋がっていないようで繋がっている詩。
ちょっと、そんな言葉綴りをしてみたくなりました(^^;

 
11
 
綿毛ちゃん


ひとつ ふたつ

キミとの時間を

みっつ よっつ

積んでゆく

 
想いをこめて

願いをこめて


いつつ むっつ


ひとつづつ

ひとつづつ ずっーと ね



 
10
 
sakura_mono.jpg



寂しさに 負けないで

愛することの 切なさに 負けないで

愛する想いは きっと貴方を 飾ってくれる


笑顔が素的な貴方に 涙は似合わないよ

心の隙間を 涙でなんか埋めないで


微笑には 微笑が返ってくるよ

素的な心には 素的な心が返ってくる


溢れる想いには この満開の桜のような

溢れる愛が 降りそそぐよ・・・


 
09
 



桜舞う 木洩れ陽の中を

風がやさしく 心に触れてゆく


貴方を感じて ふと立ち止まると

ひとひらの煌きが 舞い降りて

私のくちびるに 溶けていった


貴方の体温に 

私の心が溶けてゆくように・・・


*********************************
桜も満開を過ぎて、今週末には散ってしまうのでしょうか・・
春を感じたのも束の間、次の春へとこれから向かっていくのですね。

 
08
 
月下の桜yozakura540350A3
(月下の桜)



夜桜や 彩艶やかに 闇映へて

         冷へたる空に 月とたわむる



*****************************
連夜の和歌です・・(^^;
桜も満開になってきましたが、まだ花冷えの日があります。
しかし、そんな夜は桜も月明かりに映えて美しい姿を見せてくれます。
写真は昨年のもですが、この夜は月が冴えていて、下から桜を臨むと
月明かりに戯れているように見えました。

 
07
 
星月夜




星月夜 瞳映せし 煌きを

        合い見ゆ未来(あす)に 心降らして




***********************
今日も和歌を・・・
星月夜 は星の光が月のように明るい夜のことです。
そんな夜は愛しい人と星の煌めきの中で眠りたい・・・
 
06
 




 時待たぬ 入りゆく月に 頬濡らす


              陰ゆく空に 愛(いと)を想ひて



********************************
今日は和歌を・・・
明日また昇ると分かっていても、入りゆく月にはいつも哀愁を感じてしまします。


 
05
 



あなたになら 素直になれる

あなただから 素直でいられる


言葉を交わさなくても

傍に居るだけで


近くに あなたを

感じていられるだけで

私の心は 溶けていく


生まれたばかりの 素直さに

還っていく 私がそこにあります


遠く離れていても

あなたはいつも心の中にいます


あなたが私の中にいるかぎり

私は私らしく 生きていける


あなたとの 

いつかの別れを 恐れることよりも

あなたと 出会えたことの歓びに

私の心は 今日も溢れているのです


*********************************
今日は久しぶりに恋愛詩を・・・
昔のことを思い出して、こんな風に心を溢れさせていた時があったかなぁ・・と。

 
04
 
IMG_0084photoshop.jpg



本当の自分でいよう


自分は 

自分の中にしかいない


他の 何処を探しても

他の 何処に求めても


自身の心を見つめて

そして 心開いていかないと

見つけることができない


疲れた心で一杯になったら

虚飾の衣 脱ぎ捨てて


可能性という 希望で

心を一杯に膨らまそう


飾らない心で

繕わない心で


無垢の・・・

本当の自分の笑顔を求めて



*****************************
私の詩は自身に宛てたものが多いのですが、この詩も私宛のものです。
最近は特に自分を見つめ直す機会が多くなってきました。

 
03
 



どんなに かき回しても

どんなに かき回されても

濁らない 水のようでありたい


どんな彩に 染まったとしても


決して 

濁らない心の 私でいたい・・・



******************************************************:
過去にも同じようなことを書いたように思いますが、改めて感じることが
ありましたので短い詩にしてみました。
まだら彩でも汚い彩であっても、それが自分の彩・・・
ただ、どんな彩であっても濁りのない心でいつづけたい。


 
02
 




何かを 

ふと感じて 空を見上げる


月が顔を見せていた

「今日も会えたね!」

「今夜は会えないと思っていたよ」


「・・・・・・・・・・・・・・・」


何にも言ってくれないんだね


でも ありがとう・・・

「君の声は ちゃんと感じたよ!」



**********************************************************
今日も少しラフな感じの綴りを・・・
空から何か声がしたような感じがして、ふと見上げることありませんか?

 
01
 



今日も 私の海は 

煌きの彩で迎えてくれた


私の心に 陽光は海に煌き

それは 心の中の あなたを照らす


想いをこめて 海に溶かす

あなたの名前を 煌く砂浜に託して・・・



 ひとつひとつ

海 - umi -

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