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ひとつひとつ

 
31
 



言葉にならなかった 想いは

伝わるべくもなく

思い出の片隅に うずくまる


時は過ぎて 人は移ろいでも

あの言葉だけは 他の誰の為でもない

あなただけに届けたかった


愛を失くした今も

”愛してる”

その言葉が 未だ 誰にも使えない


あの時 置き忘れてきた言葉を

帰らぬ日々から 取りもどす為


私は 今になって

あなたへの 別れの言葉を さがしている


 
30
 
IMG_7397b.jpg


私の見つめる その光景は 

あなたの心の奥の 想いの発露のよう・・


蒼く 白く 透きとおる 

その心の純粋は

環境や束縛に侵されることのない

心の本当を求める光


明日への願いを 受け止めながら

全ての 空ろを照らしていく


沁み入るように

静かに 微笑むように・・・





 
29
 
海の中1



ネット(SNS)・・・という 不思議な世界

その織り成す 見えない糸に

夢を紡いでいこうと

私色の糸に 想いを繋いできた


そこに有る 確かなものを感じながらも

掴みきれない心を 宙に抱いてきた


心と心を結ぶ糸

それがネットの世界と思いたかった


しかし

この言い知れぬ空しさは何なのだろう

心を感じられるだけに 淋しさが募るのは・・・

一体 何なのだろう


来るはずのない人を 信じて

待ち続けているような 空しさに似ている


私は 何かを待っていたのだろうか

何かを探していたのだろうか

見えない心を 見ようとしていたのだろうか


ネットという 不思議な世界・・・


今日も まだ見ぬ 遠き空のあなたを 想う・・・


****************************************************
今日は、ネットコミニュティの中で抱くであろう心模様のようなものを
私なりに綴ってみました。



 
28
 
満天の星と海


星降る夜に 海は深く澄みて

花は可憐に 明日の夢を心に咲かせる


潮騒の奏でる子守唄に

波打ち際に 解けゆく哀しみ


たおやかに 貴方の香りを運ぶ風は

残せし日々に彩を薫らせ 銀波に揺らす


永久という時の永きを この時に留めおきて

未来という夢に繋がりゆくことを 祈りてやまない


この星降る夜に重ねし光り 心の海に浮かべて


 
27
 

(月と白紫陽花)



いつの日か 果てぬ想ひに 光射す

                 闇に続くも 月はこころに



紫陽花の 秘めたる恋ひや 白き咲く

                 月はそそぎぬ ひたむく愛に


*********************************************
「ひたむきな愛」は白紫陽花の花言葉です。

 
26
 
fantasy sound540


叶うのですね・・・・本当に

夢まぼろしではないのですね


あなたの心が 私に向いていて

私の心も あなたに向いている


あなたと私が響き合って

ひとつの和音を奏でるのですね


私のままの 彩を奏でられるのですね

あなたの全てを受け入れられるのですね


そして

全てと 感じ合っていけるのですね・・・

 
25
 
月の光に触れるがごとく


月影に 浮かびし愛(いと)や 艶(つや)めきぬ

                  擁(いだ)く光に 溶けゆくごとく




 
24
 



生命の星 地球に

恵みの光り享けて 銀波そそぐ月


闇を照らす使命おびて

地上の儚き星の 瞬きに光り与える


心せつなき夜の 語り部となり

歓びの夜の 詩宴の花となる


私の心あるところに寄り添いて

心の闇を溶かし 光り導く天使


あなたが居てくれるから 私は瞬ける



 
23
 



結ひ上げし 髪解く夜に かほり咲く

             秘めたる想ひ いと婀娜(あだ)やかに


 
22
 



輪郭の無い 恋がしたい

容(かたち)を求めない 恋がしたい


そこには 終わりがなく

変化しながらも 広がっていくから


想いと想いを

大切にしたい という心で包んでいく


その心には 輪郭が無いから

いつまでも どこまでも 紡いでいける

 
21
 
月鏡



いつか

会える

その日まで


私の中の

月が

曇らぬように


心の鏡

今宵も

抱きしめながら

磨いています


あなたの心を

澄みたる心に

映していたくて・・・

 
20
 
OIG (3)640


あなたを 想うだけで 

私の体は熱を帯び


目を合わせるだけで 

私の心は 溶け出していきます


そして あなたの手に触れれば

体温に同化するように 溶け入るでしょう


あなたを 抱きしめることが叶うなら

身も心も 全てが溶け合って

現実も 空ろも  そして夢も

全てが 一つの真実へと溶け入るでしょう


あなたと 心ひとつに溶け合いたい・・・


 
19
 
未明の月



時待たず 入りゆく月に 頬ぬらす

               翳ゆく空に 愛(いと)を想ひて


****************************************************
沈む夕陽には明日を想うことができるのですが、入りゆく月は
どこか哀愁を感じてしまいます。



 
18
 
milkyway sea


せつなさに 涙する夜は


あの海を 思い出しています

あの空を 思い出しています


私の全てを 知っている

あの海に 抱かれているのです


淋しさに 耐えられない夜は

あの日の

降るような星を 思い出しています


満天の星に 天の川は掛かり

私は 宇宙へと 溶けていきます


しかし

今 私は 抱(いだ)きたいのです


あの海も あの空も

そして 

手の届かないと思っている あなたをも


この手に この心に

体温の上がるままに 抱きしめたいのです


 
17
 
陽だまり2



水面(みなも)に漂う 

一葉(いちよう)の舟のように

ゆらり ゆらりと 

揺れながら


あなたという

煌めく木洩れ陽に 戯れる


儚き夢を 

歓びに変えながら


溶けゆく心に

想いの彩を重ねてゆく


温もりの ひだまりの中で  

心揺られながら


私を包み 注がれゆく光に 


全てを委ねながら・・・

 
16
 



面影ばかり

いつも 面影ばかりを抱いてきました


月の夜も 雨の夜も

愛しき人を 抱きしめたいと

遠き空に いつもあなたを求めてきました
 

ひとりの空に たゆたう心


毎夜 行方を知らない 時空の中で

私は 全てを委ねながら 沈んでいったのです


未だ見ぬ 明日の夢を抱くように

合えぬ あなたとともに 夢に落ちてゆく


私は 今夜もひとり 虚空にたたずみ

毎夜 繰り返される 刹那の波の中で

あなたと 一重に合いたることを 希っているのです


あなたの他に 私は何を欲するというのでしょう・・・


あなたの体温を いつも

私の全てで 感じていられたら それだけで・・ 


それだけで 私は・・・



 
15
 



私に羽があったなら

きっと あなたを探しに行けるね


雲にあなたの想いのある場所を聞きながら


空高いところからなら

きっと あなたを感じることがでる


そうすれば 届けられるよね

あの日 

言葉にならなかった 私の本当の気持ち・・・

 
14
 
113b.jpg



心泣く夜に 心を求め

遥かな空に 月を追って

あなたを想うこと 幾星霜


澄みし夜空に 汚れ無き心を映す


たった 一つの願い

たった 一つの祈り


あなたの心に 映りますように と


今宵は 星にも誓いましょう

風にも 私の想いを 携えましょう


この濁りのない空に

遠き彼方に光る月に


今宵は あなたを感じるのです


 
13
 




あなたを 心の海に浮かべ

あなたを 心の海に映し


ひとつに溶けゆく想い感じながら

今宵も あなたを求めています


心も体も 溶けゆくままに


あなたの全てを感じたいと

あなたの全てと感じ合いたいと


空と海とを隔てること無い空間に

境をもたない心の 感じるままに


希いながら

あなたを心に抱きしめていたい・・・


 
12
 
月下の花480640b
―イメージ画―




白光の 月下の花や 恋ひに染む

             触れる吐息に 浮かぶ紅にも



*******************************************************

逢瀬での女性を”花”に譬えて詠ってみました(^^;

 
11
 

あなたに触れたくて


あなたの指先が 

私の輪郭を なぞりだすころ

私は あなたの心の輪郭を 

爪を立てながら辿っている


愛しさ求める熱は 

辿る指先を通して

呼吸さえも 奪うほどに

ふたりを 溶かし 同化していく


薄れゆく 意識の中で

あなたの心に しがみつくことしか

出来ない私


けれど

唯一 想いが実体化する この瞬間を

心だけでなく この体に残しておきたい


距離を感じなくてすむ この熱の中に

いつまでも ずっとあなたを感じていたい


************************************************

今日は、すこし艶っぽい詩に挑戦してみました(^^;

 
10
 
月への道5 480



眠れない夜に

風を感じながら 月の道を歩く


音さえも 吸い込まれそうな 

冷えた空気の中を 


宛てもなく ひとり さまよう



あなたを 感じたくて

月に誘われるままに

光りの織り成す調べに 

身を委ねながら


ただ この道の先に 

あなたが居るような気がして


眠れぬ夜に

あなたを 心に抱きしめたくて


 
09
 
泡の煌めき



砂浜に ぽつんと残った

波の泡を見つけた


私は 顔を近づけて

話し掛けてみた・・・


泡は 何にも言わずに

夕陽にその身を煌かせていた


綺麗だった・・・


透明に膨らませた想いに

虹色の煌きを 一杯に映しながら

私の足元に 戯れていた


私が この海の

波打ち際に 溶かした想いも


いつか 煌く時が くるのかな・・・


 
08
 



願い事・・・

3回 ささめいてみた


・・・・・  ・・・・・  ・・・・・


夢 叶うかなぁ・・・


二人の夢だから

一緒に願わないとダメかな・・・?


ねえ・・・

今、私と同じこと 願った?


****************************************************
今日はちょっと可愛いバージョンです(笑)
二本の木を夕陽に願いを掛けるカップルに譬えて想像してみまし(^^;



 
07
 




あなたは 応えてくれた


あなたに逢いたいと

希(こいねが)う 私の心に


あなたは 教えてくれた

想い貫くことが どういうことかを


希望は どこまでも

捨ててはいけないということを・・・


空を見上げ

覆い被さる暗雲を

私は 想い見つめていた


あなたに 逢いたい

そう 希いながら

あなたを感じる 想いの先の

その 一点を見つめる


ただ 想いをこめて

ただ 祈りをこめる


貫く想いは 雲を割ってゆく



 
06
 



諦めること 叶えるなら

この想い 海の深きに溶かしてほしい


そうすれば いつの日か

あなたの住む海の

あなたのところまで 辿り着けるでしょう


あなたを 私の手の中に

この胸に溶かすことが 叶わないなら

せめて

あなたのいる海に あなたを見つけたい


どうか私の想い感じたならば

海辺に私を 迎えてほしい


打ち寄せる泡が 砂浜に消えゆくように

私の想いも 波打ち際のあなたの足元に

絡まりながら 消えていけるでしょう


あなたを夜空の流れる星と 諦めることは

私にとっては 死を意味すること


あなたに 一瞬でも触れること叶うなら

あなたの中深く 溶け消えゆけるならば


私は あなたの中に生きていける


忘れることできない想い

諦める心に替えて 叶わぬ想い 叶えたい


********************************************************

諦めることは仮にできたとしても
忘れることは絶対にできない

諦めるのであっても
せめて・・・と願う気持ちの切なさを綴ってみました

あなたを心抱きしめることが叶わないなら
容を変えてでも貴方に触れ、貴方を感じたいと・・・



 
05
 




目を開けてみれば

あなたの優しい 眼差しが

私を見つめていた


まるで 月の光に 

抱かれているような

恍惚感が 心をなぞる


あなたは 熱く溢れる想いを

瞳の奥に隠し

静かな 安らぎの光を

私の体に 降りそそいでいる


あなたの優しい眼差しに 

愛撫されながら 

そして それを全身で感じながら


私は また

あなたの想いを 

心に焼き付けるように


静かに目を閉じる


 
04
 
toprogo2.jpg
(イラストby海)




             涙の一粒には 

             本当は 

             たくさんの 想いの結晶・・・


             嬉しい心や 悲しい心が 

             一杯詰まって 一粒の涙


             みんなの 温かい想いも 

             大好きな あの人への愛も

             一杯入って 一粒の涙


             涙にも 心があるのかな・・・


             だって

             悲しい涙は 冷たいけれど

             嬉しい涙は 温かいもんね


             だから

             涙って 本当は

             嬉しい時の為に あるんだよ・・・


 
03
 



心を風にのせて

夢を雲にのせて


愛しい人に 

大切なあの人に 

私を届けたい


今朝咲いた 

花の香りを添えて

私の心を揺らした 

風にのせてみよう


どうか

あの人に 届きますように・・・


 
02
 



何も 語らないけれど

何も 応えてはくれないけれど


手を差し伸べてくれるように

月はやさしく 私を迎えてくれる


やさしく 光抱(つつ)んでくれる


雲にも風にも 侵されない

そんな強さを少しも見せずに


ただ淡々と いつも変らない心で

すべての心を受けとめてくれる月


無償の愛・・・

それは 言葉を必要としない


月は 明日へと向かって光輝く


心の闇を遍く照らす光へと導く 

光 路標(みちしるべ)となって・・・


 
01
 
海に浮かぶ月3


海に浮かぶ月

その光と重なり合って


白い波だけが 

浮き上がる砂浜に


二人のシルエットは 

ひとつとなって 影を映す


潮騒の囁きだけが 

静かな時間の中に 溶けていく


月の光に 浮かぶ 

貴方の唇が 微かに震え

言葉にならない想いが

共鳴を求め 伝わってくる


全てが ひとつになることを求め

時の刻みに 重なり溶け合おうとする


言葉を必要としない時空の中


震える 貴方の唇に 

私は 溶けゆく想いを 

ひとつに 重ね合わせていた



 ひとつひとつ

海 - umi -

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