武漢の「謎の病気」はCOVID-19の根本を成す嘘(抄訳)
キット・ナイトリー氏のシリーズ記事のひとつの抄訳。日本では今だに「コロナが茶番だなんて云うのは陰謀論。日本の政府や分科会がコロナ対策を抑圧した」と云う陰謀論にハマって(はいそうです、彼等が信じているのは彼等が大嫌いな「陰謀論」です)抜け出せないでいる人が多い。日本は世界の中心であって諸悪の根源では安倍政権だとでも考えているのかと言いたくなるが(その意味ではネトウヨと同じ位視野が狭い)、だがCOVID-19パンデミック詐欺はグローバルな規模で展開しているものであって、ガラパゴス化した発想や既存のカテゴリに囚われていては真相には肉薄出来ない。ここでは、虚心坦懐に事実と向き合えば、誰でもおかしいと気が付くであろう、COVID19パンデミック騒動が始まったそもそもの原点を解説している。
Wuhan’s “Mystery Illness” is Covid’s Foundational Lie
私(ナイトリー氏)はCOVID-19パンデミックについて別の記事を書いている最中、今まで見逃していた記事を見付けた。2020/08/24のタイム誌の記事だ。
Exclusive: The Chinese Scientist Who Sequenced the First COVID-19 Genome Speaks Out About the Controversies Surrounding His Work
この記事はよくよく読めば、COVID-19の物語が最初から破綻しており、心理作戦の産物であったことが読み取れる。
この記事は中国のウィルス学者、張永振博士の研究と、彼と彼のチームがSARS-CoV-2を分離し、そのゲノム配列を解析したかに焦点を当てており、張氏を世界に警告を発した英雄であると位置付けている。
無論これはジャーナリズムと云うよりはフィクションなのだが、パンデミック心理作戦の根幹、COVID-19の起源を明らかにしてもいる。
あらゆる心理作戦には根本的な欠陥が有る。現実と比べて辻褄が合わない所が必ず存在するのだ(だから論理的に状況を整理して行けば、そこに陰謀が働いていることに気が付くこと可能だ)。9.11の場合は単純な物理の問題だ。非対称の損傷は対称的な崩壊を引き起こすことは出来ない。JFK暗殺の場合は主張された銃弾の数と傷の数、それに大統領の頭が後ろと左に傾いたことだ(傾いたことと傾いた様に見えることは別物だ)。
多くの場合、これらにはプロパガンダが伴うが、その主な目的は、辻褄の合わない考えから人々の注意を逸らし、現実を見るレンズを歪めることだ。
「新型コロナウィルス」の場合、現実とのこの断絶は、2019年12月の武漢から始まる。SARS-CoV-2の「発見」のタイムラインとされるものはかなりよく知られているが、簡単に要約すると次の通りだ。
・2019年12月中旬、4人が肺炎で武漢の病院に入院した。月末までにその数は27件に増加した。
・匿名の或る医師が、この肺炎は「謎めいている」と判断し、分析の為に患者1人から取ったサンプルをひとつ、上海市公衆衛生臨床センターの張博士に送った。
・張博士は、肺炎患者とされる27人の内のたった1人から採取したこのたったひとつのサンプルを検査すると、直ちに「新型コロナウィルス」を発見し、それがこの「謎」の原因に違い無いと判断した。
この物語は配列決定からモデリング、検査試薬の開発に至るまで、尋常ではないハイスピードで展開したが、これらには多くの問題が存在する。
だが最も奇妙なのは、公式の物語が全く答えようとしてさえいない質問だ。
そもそも何故彼等はこの問題に注目したのだろうか?
それが現実との断絶だ。
何故その病院の医師は、説明が必要な謎が存在すると、突然判断したのだろうか?
これら極く少数の患者が、毎年肺炎になる他の4億5,000万人と異なる点は何だったのだろうか?
タイムの記事は、この肺炎は「奇妙」だと漠然と主張しており、他の同時期の出版物も、それを「謎の肺炎」と呼んでいが、一体何が「謎」なのか、その本質を全く説明していない。
WHOはこれを「原因不明」の肺炎と呼び、米国のCDCは「標準治療に余り反応しない非定型肺炎の様な病気」であると述べた。 しかし肺炎の「標準治療」とは、細菌性であると考えられる場合は抗生物質であり、ウィルス性であると考えられる場合は安静と水分補給であって、殆どの場合は数週間で自然に快癒する………丁度、COVID-19と同じ様に。
WHOも、2020/01/08の最初のプレス・リリースで次の様に述べている。
「患者の間で報告された症状は幾つかの呼吸器疾患で一般的なものであり、冬季には肺炎が一般的です。」
つまり、所謂「新型肺炎」なるものは、単なる肺炎だと云うことだ。
では、何故中国の医師達は、これを再検討する価値が有ると考えたのだろうか?
この全く正常な肺炎には異常な原因が有るに違いないとと考えたのは何故なのだろうか?
そう、これらはどれも全く意味を成さないのだ。
「何故彼等はこの肺炎が他とは違うと考えたのか?」と問い続けても、、恐らくまともな答えは返って来ない。その医師が、これらの患者達が通常の季節性の呼吸器感染症以外の病気に苦しんでいると考えなければならない理由など無かった。主張されている彼の行動は理性的な現実の人間の行動ではない。それは用意された台本に基付いて演技する役者の行動であって、その役割はたったひとつ———映画の残りの部分を成立させることだ。
我々は9.11やJFKと同じく、不信感を一時停止して用語の矛盾を受け入れなければならないと云う、あの大きな嘘の問題に戻って来た。
「パンデミック」の物語の場合はこんな感じだ。「COVID-19は、インフルエンザの様に見えるし、インフルエンザの様に感じられるし、インフルエンザの様に振る舞うかも知れないが、実は特別で、異なっているのだ。」
新しい病気を無からでっち上げると、現実からの跳躍が必要になる。
彼等はこれが物語の弱点になることを知っていた。だからこそあれ程までに急いだ。彼等は「新しい病気」を迅速にこの世に生み出す必要が有った。だからその発見、命名、配列決定、公開、検査を、全て何と僅か3週間以内で進めてしまった。
それは「とても、とても速かった」と張はタイムの記事で認めている。いや実際、速過ぎた。彼等は結末をネタバレし、殺人が起こる前に犯人を明かしてしまった。
過去3年間で世界は非常に急速に変化した。余りに急なので殆ど知覚出来ない程だ。全てがどの様に始まったのかを理解したい場合は、時間を遡る必要が有る。過去のワクチンと人工呼吸器。過去のワクチン・パスポートとPCR検査。過去のファイザー、ファウチ、流行曲線の平坦化………原点に遡る必要が有るのだ。
全ては2019年12月、中国の武漢にまで遡る。そこで或る医師がたった4例の定型肺炎を見て「謎めいている」と発言し、或るウィルス学者が、そもそもそんなものが存在すると考える理由の無かった何かを探し始め、偶々それを発見したと伝えられている。
Wuhan’s “Mystery Illness” is Covid’s Foundational Lie
私(ナイトリー氏)はCOVID-19パンデミックについて別の記事を書いている最中、今まで見逃していた記事を見付けた。2020/08/24のタイム誌の記事だ。
Exclusive: The Chinese Scientist Who Sequenced the First COVID-19 Genome Speaks Out About the Controversies Surrounding His Work
この記事はよくよく読めば、COVID-19の物語が最初から破綻しており、心理作戦の産物であったことが読み取れる。
この記事は中国のウィルス学者、張永振博士の研究と、彼と彼のチームがSARS-CoV-2を分離し、そのゲノム配列を解析したかに焦点を当てており、張氏を世界に警告を発した英雄であると位置付けている。
無論これはジャーナリズムと云うよりはフィクションなのだが、パンデミック心理作戦の根幹、COVID-19の起源を明らかにしてもいる。
あらゆる心理作戦には根本的な欠陥が有る。現実と比べて辻褄が合わない所が必ず存在するのだ(だから論理的に状況を整理して行けば、そこに陰謀が働いていることに気が付くこと可能だ)。9.11の場合は単純な物理の問題だ。非対称の損傷は対称的な崩壊を引き起こすことは出来ない。JFK暗殺の場合は主張された銃弾の数と傷の数、それに大統領の頭が後ろと左に傾いたことだ(傾いたことと傾いた様に見えることは別物だ)。
多くの場合、これらにはプロパガンダが伴うが、その主な目的は、辻褄の合わない考えから人々の注意を逸らし、現実を見るレンズを歪めることだ。
「新型コロナウィルス」の場合、現実とのこの断絶は、2019年12月の武漢から始まる。SARS-CoV-2の「発見」のタイムラインとされるものはかなりよく知られているが、簡単に要約すると次の通りだ。
・2019年12月中旬、4人が肺炎で武漢の病院に入院した。月末までにその数は27件に増加した。
・匿名の或る医師が、この肺炎は「謎めいている」と判断し、分析の為に患者1人から取ったサンプルをひとつ、上海市公衆衛生臨床センターの張博士に送った。
・張博士は、肺炎患者とされる27人の内のたった1人から採取したこのたったひとつのサンプルを検査すると、直ちに「新型コロナウィルス」を発見し、それがこの「謎」の原因に違い無いと判断した。
この物語は配列決定からモデリング、検査試薬の開発に至るまで、尋常ではないハイスピードで展開したが、これらには多くの問題が存在する。
だが最も奇妙なのは、公式の物語が全く答えようとしてさえいない質問だ。
そもそも何故彼等はこの問題に注目したのだろうか?
それが現実との断絶だ。
何故その病院の医師は、説明が必要な謎が存在すると、突然判断したのだろうか?
これら極く少数の患者が、毎年肺炎になる他の4億5,000万人と異なる点は何だったのだろうか?
タイムの記事は、この肺炎は「奇妙」だと漠然と主張しており、他の同時期の出版物も、それを「謎の肺炎」と呼んでいが、一体何が「謎」なのか、その本質を全く説明していない。
WHOはこれを「原因不明」の肺炎と呼び、米国のCDCは「標準治療に余り反応しない非定型肺炎の様な病気」であると述べた。 しかし肺炎の「標準治療」とは、細菌性であると考えられる場合は抗生物質であり、ウィルス性であると考えられる場合は安静と水分補給であって、殆どの場合は数週間で自然に快癒する………丁度、COVID-19と同じ様に。
WHOも、2020/01/08の最初のプレス・リリースで次の様に述べている。
「患者の間で報告された症状は幾つかの呼吸器疾患で一般的なものであり、冬季には肺炎が一般的です。」
つまり、所謂「新型肺炎」なるものは、単なる肺炎だと云うことだ。
では、何故中国の医師達は、これを再検討する価値が有ると考えたのだろうか?
この全く正常な肺炎には異常な原因が有るに違いないとと考えたのは何故なのだろうか?
そう、これらはどれも全く意味を成さないのだ。
「何故彼等はこの肺炎が他とは違うと考えたのか?」と問い続けても、、恐らくまともな答えは返って来ない。その医師が、これらの患者達が通常の季節性の呼吸器感染症以外の病気に苦しんでいると考えなければならない理由など無かった。主張されている彼の行動は理性的な現実の人間の行動ではない。それは用意された台本に基付いて演技する役者の行動であって、その役割はたったひとつ———映画の残りの部分を成立させることだ。
我々は9.11やJFKと同じく、不信感を一時停止して用語の矛盾を受け入れなければならないと云う、あの大きな嘘の問題に戻って来た。
「パンデミック」の物語の場合はこんな感じだ。「COVID-19は、インフルエンザの様に見えるし、インフルエンザの様に感じられるし、インフルエンザの様に振る舞うかも知れないが、実は特別で、異なっているのだ。」
新しい病気を無からでっち上げると、現実からの跳躍が必要になる。
彼等はこれが物語の弱点になることを知っていた。だからこそあれ程までに急いだ。彼等は「新しい病気」を迅速にこの世に生み出す必要が有った。だからその発見、命名、配列決定、公開、検査を、全て何と僅か3週間以内で進めてしまった。
それは「とても、とても速かった」と張はタイムの記事で認めている。いや実際、速過ぎた。彼等は結末をネタバレし、殺人が起こる前に犯人を明かしてしまった。
過去3年間で世界は非常に急速に変化した。余りに急なので殆ど知覚出来ない程だ。全てがどの様に始まったのかを理解したい場合は、時間を遡る必要が有る。過去のワクチンと人工呼吸器。過去のワクチン・パスポートとPCR検査。過去のファイザー、ファウチ、流行曲線の平坦化………原点に遡る必要が有るのだ。
全ては2019年12月、中国の武漢にまで遡る。そこで或る医師がたった4例の定型肺炎を見て「謎めいている」と発言し、或るウィルス学者が、そもそもそんなものが存在すると考える理由の無かった何かを探し始め、偶々それを発見したと伝えられている。
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