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 米Nielsenが現地時間2010年8月2日にまとめた同年第2四半期の米国スマートフォン市場に関する調査結果によると、最も急速に伸びているのは米Googleのモバイルプラットフォーム「Android」だった。特に、新たにスマートフォンを所有したユーザー層での人気が上昇している。

 過去半年以内にスマートフォンを新規購入したユーザーが所有するデバイスのOSは、カナダResearch In Motion(RIM)の「Blackberry OS」が33%で最も多かった。しかし前期と比べ3ポイント減少している。「Android OS」はシェア27%で同10ポイント拡大し、「iPhone OS(iOS)」から2位の座を奪った。iPhone OSのシェアは同4ポイント減の23%である。4位の米Microsoft「Windows Mobile」のシェアは11%で、同3ポイント減少した。

 スマートフォンユーザー全体では、Blackberry OSがシェア35%(前期比1ポイント減)で首位を維持。2位はiPhone OSでシェアは28%(同横ばい)、3位のWindows Mobileは15%(同3ポイント減)である。Android OSは13%(同4ポイント増)で4位だった。

 ただ、「次に使いたいスマートフォン」として最も関心を集めているのは、依然としてiPhoneだ。次の買い換えでiPhoneを使用したいという人は、iPhoneユーザーでは89%、Androidユーザーでは21%、Blackberryユーザーでは29%である。次回Androidを使うという人は、Androidユーザーが71%、iPhoneユーザーは6%、Blackberry ユーザーでは21%だった。

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