今読んでいる本です。なかなか興味を引く題名です。
図書館の本を家から検索していたら見つけてしまったので、予約をして借りてきました。

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他者のために尽くすことを、義務とみなす考え方もあります。生命が複雑にからみあい、依存しあっているこの惑星に対して、私たちが負っている義務である、と。（もし、自分だけは誰にも依存せず独立しているぞとお考えなら、カール・セーガンの「アップルパイをゼロから作り出そうと思うなら、まずは全宇宙を創造しなければならない」という言葉を思い出しましょう）
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考えてもみなかった文章が出てくるので、「ふむふむ、そういえばそうだな」とか思いながら読んでいます。
アップルパイを作るだけでも、小麦粉、リンゴ、バター。

元になる、種・土・水・酸素、牛…。
パイを焼くオーブンの金属、プラスチック、石油、電気。
地球、太陽、宇宙…。もう考えたらキリがありません。

よく考えたら自分だけが創り出した自分だけの物、なんて何も無いんだと気が付きました。
結局、元は与えられているものばかりです。

この本を読んでから、自分もいろいろ与えたくなりました（影響されやす過ぎ？）
物だけでなく、情報や親切も、必要としている人にどんどん与えて行こう、と考えるようになりました。





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「不運なひとたちは、自分にやさしくしてくれるひとを必要とする。豊かなひとたちは、優しくする相手を必要とする」アリストテレス

「受けとり手が受けとってくれることに対して、与えるものは感謝すべきではないか？なぜなら必要を満たしてもらっているのだから」ニーチェ

「もらったことは忘れないが、与えたことを忘れるひとは幸いなるかな」エリザベス・ビベスコ
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いろいろな偉人の言葉を交えながら書かれているこの本は、２?３ページ程度の短い文章の集まりで出来ています。
なぜかというと、一つの章を読んだ後に、人に親切を与えたくなったら、すぐに本を置いて外に出て行動して欲しいからだそうです。一気に一冊を読破するような読み方はしないで、何か感じる度に本を置いて、考えたり行動したりすれば良いんですって。なかなかおもしろいこと考えますね。


この本ともう一冊読んでいます。面白いです。
（お金持ちの法則「豊かさは、与えたものに比例する」は買おうかなと思っています。）

amazon.co.jp　あなたが与えたものが、あなたが受けとるもの

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