散歩の途中、店舗の前に、とても可愛い花が咲いていた。ピンクの小さな花の中に、また小さな白い花が。珍しかったので写真を撮って帰った。 ※クリックで拡大


ピンクと白の混合だけかと思ったら、小さな白い花だけのバージョン（？）も。下のほうが薄いピンク色をしているので、そのうち隣の花のように、濃いピンクの花になるのかも。



全体像はこんな感じ。
よく見たら、実のようなものまで付いている。



実の拡大。
これとそっくりな実が、毒だった記憶があるので、これはどうなのだろうか。帰ってから気になって花を調べてみたけれど、全然見つからず、大変だった。

最初はスイートアリッサムという花かと思ったが、よく見たら葉っぱの形が違う。こんなユーカリの葉みたいなのじゃなくて、もっと桜やシソの葉みたいだったはず。

「小さな花　実　花壇　白　ピンク」のようなキーワードで画像検索をし、大量の花の写真を一枚ずつチェック。やっと発見した。その名は「ランタナ」。たぶん、間違いない。



一度見つかってしまえば、「ランタナ」で検索してみると、あれだけ探すのに苦労したランタナ画像が、画面いっぱいに出てくるんだから、嬉しいやら悲しいやら…。でも、花の名前を知ることが出来て良かった。

詳しく調べてみると、熱帯・亜熱帯アメリカ原産で世界中に定着していて、「生育旺盛な植物で、熱帯や亜熱帯の国や地域の一部では駆除の必要な植物-害草に指定されています。」と書かれていた。

もしかして、珍しい花でもなんでもなくて、どこにでも生えている系の花なのか？？？あまり気を付けて花を見たりすることは少ないので、みんな知っていて自分が知らなかっただけとか。

「ランタナの育て方」みたいなガーデニングのページは沢山あったので、日本では「駆除の必要な植物」というよりは、趣味で育てる花の地位にあるようだ。確かに、花の割合より、葉っぱの量の方が多くを占めているので、花壇の花というよりは道端に咲いている可愛い花という感じ。

ネットやGoogleの画像検索が無かったら、書店や図書館に行き、図鑑を入手して調べるしか出来なかっただろうから、便利になったものだ。とてもスッキリした。今度から街でこの花を見つけたら、南米から来た「ランタナ」の名前を思い出すのだ。

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