グレースタイル ハーベストマーチ感想まとめ
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m9パール
最終回から、一週間ほど経ったのでそろそろいいでしょう。
というわけで、ハーベストマーチ、終わってしまいました。まずはフクイ先生お疲れ様でした!
ケルベロスに比べ、短命に終わってしまったけれど、個人的には好きな作品でしたよ。

この手のいわゆるハイファンタジーは、世界観の詳細や用語の説明もあるので、その点非常に面倒な部分がありますが、天使や騎士といった比較的イメージしやすい言葉に置き換えることでそういった問題はクリアできてたと思います。
キャラがストーリーを作る、作者はときおりその獣道を整備すればいいと思っている私としては、登場人物が魅力的なのもグッド。

大きな問題点としてはどうしてもケルベロスと同じニオイがしてしまうということなんじゃないかと。
ストーリーはまだしも、メイン二人は致命的なまでに前作を匂わせる感じなのが、少し辛かったかなぁ。
ノイエはまだしもクゥに至っては、話を動かせない景という印象が強かった。そのため、どうしても話の方もフワフワしがちな内容になってしまっていたのが最大のマイナス要因だったのだと思います。

前作が受けた、もしくは前作もそうだったから次作も似た内容っていうのはどこの雑誌も同じことをやりがちなんですが、この辺の感覚が自分にはどうにもピンとこないですね。
勝負するなら次作、次々作程度の間隔なら別ジャンルがベストでみんなハッピー!だと思ってるんですがどうなんでしょうかね。

話をハーベストマーチに戻しますが、主人公をシィドにしてバトル多めの内容にすれば私としてはもっとハマれたのかも。
主人公は引っ張れれば引っ張れる奴ほど良いし、前作とはまた違った空気も出せる。
まぁ空想が過ぎるのですが、この手のは戦ってナンボっていうのはあるでしょう。クゥではどうしてもバトルを呼び込めない部分がありました。

というか、この辺は編集の指摘なんかも必要なところだと思うんですよね。
偏見ですが、どうにも週チャンは同じ要素を次作にも求める方向性があるような……。そしてそう描かれた作品はたいてい……。
方向転換したことで上手くいったケースも同じ誌内でたくさんあるんだけど。

まぁ、言うほど他誌読んでませんけどね、私。

やっぱりね! 主人公は能動的でアグレッシブな奴でナンボです!古き良き昭和ノリな男!ナヨナヨ×!NG!

さて。
ハーベストマーチは多少、残念な終わり方をしてしまったけれど、それでも私はフクイ先生の描くキャラとストーリーが大好きですので、次回作は練りに練って打ち合わせして、また週チャンでやってほしいなと思います。
最後にもう一度。フクイ先生、お疲れ様でした。

あ、ラスト付近に出てきた褐色のお姉さんは大層おいしゅうございました。
あんまりブログでは言ってませんけど、私、褐色キャラ大好きのスキなんで。はい。いいですよね、褐色。黒ギャル。
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