一迅社文庫編集部のブログ

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一迅社文庫の最新情報を最速で紹介……できるといいなという編集部ブログです。

新刊情報など中心に更新していく予定。

$一迅社文庫編集部のブログ
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ご連絡遅れましたが、編集部ブログは各担当別の方式に変わりました。
新ブログもよろしくお願いします。ブログのない担当もいますが、編集の方向性の違いというアイドルっぽい理由ということで一つ(T澤)
  • 編集T澤ブログ
    担当作:『千の魔剣と盾の乙女』ほか
  • 編集K井ブログ
    担当作:『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件』ほか
  • 編集Wブログ
    担当作:『引きこもりたちに俺の青春が翻弄されている』ほか
  • 編集M木ブログ
    担当作:『きゃめろっと!~猛剣使いと従剣王女~』ほか

もしかしたら地域によっては店頭に並ぶのが遅れてしまうかもしれませんが、取次さんと運転手さんたち頑張ってますということで、今月の一迅社文庫もいよいよ20日の予定通りに発売です。
まんが王さんでは、サイン本抽選販売の受付は終わりましたが、剣刻の銀乙女シリーズの書き下ろしポストカード付きを既刊などが販売されていますので、興味在る方は是非ご利用ください。

まんが王特典はこうして見るとエステル率高いなと思いました。

さて、ギリギリになってしまいましたが、今月から始まる完全新作とてしは、久々の登場となります、月見草平さんの『紅蓮の皇女と絶対記憶の黒皇子』がついに登場です。
紅蓮の皇女と絶対記憶の黒皇子 (一迅社文庫)/一迅社

¥670 Amazon.co.jp

■あらすじ
ロートシルト皇立学院きっての英才マルスは、師の付き添いで訪れた皇宮晩餐会のさなか、宮中に忍び込んだ盗賊集団と遭遇。誘拐されかけていた一人の少女を助ける。
半ば意識を失いかけた少女を部屋まで送り届けるも、ふとした油断から少女が口にしたのと同じ睡眠薬入りの水を飲んでしまい、ベッドに倒れ込んでしまう。

翌朝、目を覚ました少女は自らの正体を明かす。
少女の名はロートシルトの皇女、エレアノール。

マルスと同じベッドに寝ていたことから純血を奪われたと勘違いしたエレアノールは、しかしマルスの才能に目を付け、自分の婚約者のフリをして付き従い、財政危機にあるロートシルト国の改革を手伝えと要求する。
エレアノールが目指す改革とは、そしてマルスがその胸のうちに隠した秘密とはなにか?
王宮勘違いドタバタラブコメディ!

■主な登場人物

エレアノール

ロートシルト第一皇女。エレンの愛称で知られる。
突然の両親の死により、王位継承権第一位を手にするが、その若さからエレンが結婚するまでは国政は宰相が代わりに治めることになり、宰相の合理的だが冷徹な政治手腕に不満を持っている。
寝込みを襲われてマルスに純血を奪われたと思い込み強い敵意を抱いているが、マルスの見識は高く評価している。また、両親の影響で国民の生活を守ることこそが王家の使命と強く信じ、国政改革に乗り出す。
皇家に伝わる聖剣を継承しており、剣の腕前は並の騎士より上。

マルス
本編の主人公。賢者の学院きっての英才。一度見たものを絶対に忘れることがない、絶対記憶の能力と、そしてある特殊な能力を隠し持っている

ロートシルト皇家とそこに連なる貴族たちをある理由から強く憎んでいるのだが、エレンはいまだそのことを知らない。
エレンに半ば脅迫される形でロートシルトの改革を手伝わされるうち、その人柄に惹かれていくのだが……。

ヴァロワ
エレンの親友にして、ロートシルトの友好国の皇女。
背も高く胸も大きいエレンと正反対に、やや小柄で胸が小さいことにコンプレックスをもっており、エレンのことはいつか超えるべき強敵(主に胸の大きさについて)とも思っている。
賢者の学院に留学生としてやってきて、政治や経済を学んでおり、マルスの噂はときおり耳にしていた。大親友のエレンがマルスに抱かれたと聞き、激怒する。

目を覚ましたマルスは、パンツをはいてないエレンの横に寝ていたことに気づき、直後に目を覚ましたエレンの誤解を解く暇もなく……。

エレンの脅迫で国政改革の立案を手伝わされるマルスは、一緒にいるうちにエレンの優しい人柄に惹かれていくのだが、彼にはロートシルトの皇族に素直に好意を抱けない理由があり――。

あなたがマルスね? とエレンの親友ヴァロワはマルスに興味を抱く。
エレンに頼まれてマルス同様に改革骨子の立案に協力するのだが、ヴァロワはひょんなことからロートシルトの闇の部分に巻き込まれてしまう。

ということで、王宮勘違いドタバタラブコメディ、いよいよスタートです。
立ち読み版も公開中ですので、ぜひこちらも参考にしてください。


紅蓮の皇女と絶対記憶の黒皇子試し読み版はこちらから

剣刻最新巻の立ち読みも公開中です。
剣刻の銀乙女6試し読み版はこちらから


余談ですが、剣刻の銀乙女3巻のまんが王特典は、千剣とのコラボレーションイラストだったなと、久々に思い出しました(T澤)

一迅社文庫公式サイトと編集部ブログは近日、緊急リニューアルと告知してみるT澤です。

公式サイトは情報を見やすく、ブログは編集者個人でそれぞれ持つ形式に変更しますので、お楽しみに。
そういえば、一迅社文庫ブログからの本の売り上げを見たK井さんとM木くんが、え、こんなに売れてたの?! とすごく驚いてましたね。

さて、いよいよ〆切り直前なので再告知です。
まんが王さんのサイン本抽選販売の受け付けは2/19まで!

剣刻の銀乙女(6) サイン本抽選あり

紅蓮の皇女と絶対記憶の黒皇子 サイン本抽選あり

どちらも、サイン本は外れても特典のイラストカードは必ずつきますのでぜひぜひ。
Amazonさんなどからも購入可能ですが、この雪の中でもなんとか流通さんが頑張ったおかげで、ご近所の書店さんにも多少の遅れはあっても本は入荷しますので、ぜひそちらもお願いします。
紅蓮の皇女と絶対記憶の黒皇子 (一迅社文庫)/一迅社
¥670
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剣刻の銀乙女6 (一迅社文庫)/一迅社
¥670 Amazon.co.jp

あと、もちろん試し読みも引き続き公開中ですので、ぜひ購入の参考にしていただければと思います。

剣刻の銀乙女6試し読み版はこちらから

紅蓮の皇女と絶対記憶の黒皇子試し読み版はこちらから

なお、リニューアル後のブログですが、T澤のは正式版のデザインが入稿作業で忙しくてまだ終わってないので、フリーのところの暫定ブログでしばらく更新予定ですが、できるだけ速く正式版に移行予定です(T澤)

剣刻の銀乙女 (一迅社文庫)/一迅社
¥670
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剣刻の銀乙女2 (一迅社文庫)/一迅社
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剣刻の銀乙女5 (一迅社文庫)/一迅社
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瀬尾つかささんは某艦娘と念願のケッコンカッコカリをすませたので、有事(イベント)の際までは退役するというどっかのヤン提督っぽいことしてるようですと書いてみるT澤です。
どの娘とカッコカリしたかは、3月発売の『銀閃の戦乙女と封門の姫6』の著者略歴に書いてありますので、みんな買ってくださいね。

さて、近日中にする予定の一迅社文庫のサイトおよび編集部ブログをリニューアルするため、それらの準備もしていたもので、すっかりお待たせしました。2月新刊の試し読み版を公開です。

クライマックス直前の剣刻の銀乙女最新巻に加え、月見草平さん最新作もついに公開です。
いつもどおり、リンク先からダウンロードしてPCやタブレットで読んでいただければと思います。

剣刻の銀乙女6試し読み版はこちらから

紅蓮の皇女と絶対記憶の黒皇子試し読み版はこちらから

余談ですが、手島史詞さん最新作は『剣刻の銀乙女7』最終巻のすぐ翌月に発売予定で、キャラデザなども順調に進行中です。新作はエステル/ルチルとはまた違ったタイプの二人の魅力的なヒロインが登場する作品ですのでご期待ください。

一方で、千剣12巻のあとがきで残り2冊とか言ってしまった川口士さんですが、案の定、

川口「これ、残り2巻では終わらなくないですか?」
T澤「私は言いましたよね。川口さんの構想を図解にして、あと3巻は必要ですよと。あと2巻で終わると言い張ったの川口さんですよね。なんとか終わらせる方法もありますけど、この13巻は丸ごと書き直しになりますが、そうします?」
川口「こんな、こんなはずでは……」

ということで千剣の完結予定がどうなるか、4月発売予定の新刊あとがきをお楽しみにどうぞ。

川口「瀬尾さんは……瀬尾さんの銀閃は予定通りちゃんと終わるんですか?」
T澤「着地点を考えながら書いてるのでちゃんと終わってますよ。こないだ三人で飲みに行ったときに私は瀬尾さんに、ラノベの大長編のオチをちゃんと綺麗につける技能あったんですね、瀬尾作品のロング作品初めて見たので驚いたとか、ふざけて言ってたじゃないですか」
川口「誰も今まで僕に大長編の終わらせかたを書くチャンスをくれなかったから……」

きっちりした構成で結末もしっかりしている長編ももっと読みましょうと、某ファンタジー小説をプレゼントしてきました(T澤)
■2月某日
T澤「川口さん宛に女子高生からチョコ届きましたよ」
川口「女子高生!? まもなく原稿あがるのでその打ち合わせの時にください」
T澤「わかりました。でも2月14日が打ち合わせになるのはやめてくださいよ。14日にチョコの箱を渡すなんて真似はどうも嫌なんで」
川口「そんなことはありませんよ、ははは」


■本日2月14日
T澤「あーあ。なんで14日に野郎にチョコ渡さなきゃいけないんだか……」
川口「すみません、すみません……」

という流れから、千剣の原稿がどうなってたかお察しくださいなT澤です。

ちなみに、
川口「チョコくれた人にお返ししたいんですが、住所教えてください」
T澤「○○の××にお住まいの、女子高生○○△△ちゃんです」
川口「○○△△……アシオさんじゃん! 女子高生じゃないじゃん!」
というオチはついてます。
アシオさんが「女子高生からのプレゼントだと言って川口さんに渡してください」と言うものですから。


そういう悲惨な出来事はともかくとして、今週土曜にはぼちぼち今月の新刊の試し読みなど公開予定ですので、お楽しみにどうぞ。
今月はいよいよ月見草平最新作も発売予定!
紅蓮の皇女と絶対記憶の黒皇子 (一迅社文庫 つ)/一迅社

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剣刻の銀乙女6 (一迅社文庫 て)/一迅社

¥670 Amazon.co.jp
それで今回もやります、まんが王さんでサイン本抽選販売の受け付け開始です!

剣刻の銀乙女(6) サイン本抽選あり

紅蓮の皇女と絶対記憶の黒皇子 サイン本抽選あり


余談ですが、あるツイッターを見た元一迅社文庫編集のH田さんが「編集者が文庫のDTPをするのって、自慢できるほどの特殊技能だったのか……」と不満げに言いだしたので、「うちでDTP身につけたおかげで、再就職でもすごい役立ってたじゃん。今後も転職、小遣い稼ぎの副業にも使えるし、全然困らないよ」とか言ってあげてました。元々、そういってH田さんにはDTP覚えさせたはずなのにとも。

なお、自分でDTPする場合の長所は、全体を通しての単語分布や作家さんのくせも自然と頭に入るところですね。
「瀬尾さんは○○と××って単語を使いすぎてるので、少し減らしてください」
「川口さん、○○で××って言い回しを40P以内に2回使ってるのでこっちを△△で××って別の言葉に置き換えましょう」
「手島さんは、見ての通り3行目と4行目の5文字目に同じ漢字が並んでいて見栄え悪いので、こっちの読点を一つ削って調整しましょう」
という微調整をしやすいのも特徴です。

短所は昨年の私のように複雑骨折などすると、片手でDTPするのはすごい大変になるというあたりでしょうか。結局、折れているほうの手の指でシフトキーを押しながら~とか、あれは大変でした(T澤)