怪我人続出も若手にとってはチャンスで５連勝！　

勝利のハイタッチ！

２２日のマリーンズ戦は、
序盤こそミスから先制され、逆転するもすぐ追いつかれるという展開でしたが、
終わってみれば５対２の完勝。
マリーンズ打線が３安打と、相手の貧打にも助けられましたが、
「打つべき人」と「打ってほしい人」と「打つとは思っていなかった人」の活躍で、
５連勝を飾りました。

２回には「打ってほしい人」小谷野が逆転の２号ツーラン！



３打席目のショートライナーもいい当たりで、調子上向きになってくれれば大きい。

「打つべき人」は３回、追いつかれた直後の糸井のタイムリー。



調子を考慮しての指名打者での出場でしたが、スイング、打球ともに、
「もう大丈夫」と言える好調時の糸井の勇姿が戻ってきました。

そして「打つとは思っていなかった人」は、新人、西野真弘（昨年ドラフト７位）



前日に足を痛めた平野がベンチスタート。セカンドスタメンは、縞田でしたが、
マリーンズのピッチャーが左の木村から右の黒沢に変わったことで、３回から出場。
追加点の欲しい７回の攻撃で、小谷野敬遠のあと、２死満塁で打席に入り、
（相手は左の藤岡だったんですが、なんし右の代打もいなかったので）
低めの球を巧みにさばき、セカンドのグラブをかすめ、センター前に２点タイムリー！
西野自身にとってもプロ初打点となりました。
この２点がダメ押しとなって、あとの投手リレーをラクにしてくれました。

負傷者続出の中、出番をつかんだ若手選手が、こうやってチャンスをものにしてくれると、
チームは確実に波に乗っていきます。

これについては投手陣でも同じ兆候がでてきていまして。

まず、先発のバリントンについては、１回の不運な失点と、
２回の一失点を除けば、安定したピッチングで、今季ようやく初勝利。



雨でコンディションが悪い中、被安打３、与四球２のナイスピッチング！

そして、７回-海田、８回-塚原、９回-馬原の３人が全て３人で片付けるパーフェクトリリーフ。
実績のある馬原はともかくとして、海田、塚原も、リリーフ陣の不足という、
チャンスをモノにしてベンチの信頼を得られるようになってきています。
もちろん、この２人に負担がかかりすぎると、「勝ちパターン」が長持ちしないので、
移籍の白仁田、新人の高木も、リリーフ陣の一角を担えるようになって欲しいところです。

これで、金曜日からは札幌でのファイターズとの３連戦。
前回、ホームで３タテくらったおかえしをしないといけません。
といっても、苦手な上沢、好調の大谷の先発が予想されますので、
そのうちどちらか一つは勝って、２人以外が先発（吉川かな？）のゲームもあわせて、
２勝１敗で勝ち越してくれたら「御の字」です。

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