台湾の建築
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新建築 a+u 最新号 2018年10月号
≡===≡===≡===≡===≡===≡===≡
台湾建築の特集です。
この四半世紀の台湾建築の変遷が
わかりやすく紹介、解説されています。
台湾に行く際の建築探訪の予習資料になると思います。
【 01 】
フィールドオフィス・アーキテクツ
櫻花墓地
【 02 】
ジェイ・チウ・アーキテクツ
九二一地震博物館──車籠埔断層保存館
【 03 】
クリス・ヤオ・アーテック
蘭陽博物館
【 04 】
フィールドオフィス・アーキテクツ
第一維管束
【 05 】
ハーモニアス・アーキテクツ・アンド・パートナーズ
三星郷町役場
【 06 】
フィールドオフィス・アーキテクツ
羅東文化工場
【 07 】
メカノー・アーキテクテン
高雄衛武営国家芸術文化センター
【 08 】
伊東豊雄建築設計事務所
台中国家歌劇院
【 09 】
OMA
台北パフォーミング・アーツ・センター
【 10 】
ベへット・ボンジオ・リン・アーキテクテン
新富町文化市場改修計画/ Uマーケット
【 11 】
EHSアーキラボ
富藝旅ホテル
【 12 】
アトリエ・オーアール
実践大学校舎改修
【 13 】
B.M.T.アトリエ
菩薩寺
【 14 】
ハーモニウス・アーキテクツ・アンド・パートナーズ
美濃の住宅
【 15 】
カサグランデ・ラボラトリー
ウルトラ・ルイン
【 16 】
フィールドエヴォ・デザイン・スタジオ
アニ・ハウス
【 17 】
チー・レン・イェ(BK)アーキテクツ
アイドル・ハウス
【 18 】
平田晃久建築設計事務所
富富話合
【 19 】
ウェン・セン・リー・アーキテクツ・アンド・パートナーズ
インターコネクション
【 20 】
青木淳建築計画事務所
濱江多目的センター
【 21 】
ジェイ・チウ・アーキテクツ
雲林農業博覧会──ファッション・ランウェイ
【 22 】
アトリエ・オーアール
80年代のパヴィリオンの記憶
【 23 】
ディヴォーエ・ゼイン・アーキテクツ
少少──原始感覚研究室
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★★新建築 On line のページへ行く
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新建築 a+u 最新号 2018年10月号
≡===≡===≡===≡===≡===≡===≡
台湾建築の特集です。
この四半世紀の台湾建築の変遷が
わかりやすく紹介、解説されています。
台湾に行く際の建築探訪の予習資料になると思います。
【 01 】
フィールドオフィス・アーキテクツ
櫻花墓地
【 02 】
ジェイ・チウ・アーキテクツ
九二一地震博物館──車籠埔断層保存館
【 03 】
クリス・ヤオ・アーテック
蘭陽博物館
【 04 】
フィールドオフィス・アーキテクツ
第一維管束
【 05 】
ハーモニアス・アーキテクツ・アンド・パートナーズ
三星郷町役場
【 06 】
フィールドオフィス・アーキテクツ
羅東文化工場
【 07 】
メカノー・アーキテクテン
高雄衛武営国家芸術文化センター
【 08 】
伊東豊雄建築設計事務所
台中国家歌劇院
【 09 】
OMA
台北パフォーミング・アーツ・センター
【 10 】
ベへット・ボンジオ・リン・アーキテクテン
新富町文化市場改修計画/ Uマーケット
【 11 】
EHSアーキラボ
富藝旅ホテル
【 12 】
アトリエ・オーアール
実践大学校舎改修
【 13 】
B.M.T.アトリエ
菩薩寺
【 14 】
ハーモニウス・アーキテクツ・アンド・パートナーズ
美濃の住宅
【 15 】
カサグランデ・ラボラトリー
ウルトラ・ルイン
【 16 】
フィールドエヴォ・デザイン・スタジオ
アニ・ハウス
【 17 】
チー・レン・イェ(BK)アーキテクツ
アイドル・ハウス
【 18 】
平田晃久建築設計事務所
富富話合
【 19 】
ウェン・セン・リー・アーキテクツ・アンド・パートナーズ
インターコネクション
【 20 】
青木淳建築計画事務所
濱江多目的センター
【 21 】
ジェイ・チウ・アーキテクツ
雲林農業博覧会──ファッション・ランウェイ
【 22 】
アトリエ・オーアール
80年代のパヴィリオンの記憶
【 23 】
ディヴォーエ・ゼイン・アーキテクツ
少少──原始感覚研究室
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★★新建築 On line のページへ行く
=========
Contents
=========
【 01 】
Cherry Orchard Cemetery
【 02 】
921 Earthquake Museum
【 03 】
Lanyang Museum
【 04 】
First Vascular Bundle
【 05 】
Sensing Township Office
【 06 】
Luodong Cultural Working House
【 07 】
National Kaohsiung Center for the Arts
【 08 】
National Taichung Theatre
【 09 】
Taipei Performing Arts Centre
【 10 】
Hsinfu Market Restoration/U-Market
【 11 】
Folio Daan Hotel
【 12 】
Shih Chien University Campus Renovation
【 13 】
International Bodhisattva Sangha
【 14 】
House in Meinong
【 15 】
Ultra-Ruin
【 16 】
Ayni House
【 17 】
Idle House
【 18 】
Fu Fu Hwa He Apartment
【 19 】
Interconnection
【 20 】
JUT Bing Jiang Center
【 21 】
Pavilion for Yunlin Agricultural Expo.-Fashion Runway
【 22 】
The Memory of 80’s Pavilion
【 23 】
Siu Siu - Lab of Primitive Senses
Contents
=========
【 01 】
Cherry Orchard Cemetery
【 02 】
921 Earthquake Museum
【 03 】
Lanyang Museum
【 04 】
First Vascular Bundle
【 05 】
Sensing Township Office
【 06 】
Luodong Cultural Working House
【 07 】
National Kaohsiung Center for the Arts
【 08 】
National Taichung Theatre
【 09 】
Taipei Performing Arts Centre
【 10 】
Hsinfu Market Restoration/U-Market
【 11 】
Folio Daan Hotel
【 12 】
Shih Chien University Campus Renovation
【 13 】
International Bodhisattva Sangha
【 14 】
House in Meinong
【 15 】
Ultra-Ruin
【 16 】
Ayni House
【 17 】
Idle House
【 18 】
Fu Fu Hwa He Apartment
【 19 】
Interconnection
【 20 】
JUT Bing Jiang Center
【 21 】
Pavilion for Yunlin Agricultural Expo.-Fashion Runway
【 22 】
The Memory of 80’s Pavilion
【 23 】
Siu Siu - Lab of Primitive Senses
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形態は機能を啓示する ルイス・カーン
形態は機能を啓示するー form evokes function
ルイス・カーンの言葉です。

「啓示」御堂筋彫刻
ルイス・カーンは言う。
「もしも、建築をひと言で定義しようとするならば、
私は建築とは空間を思想豊かに創造することである。」
と言おう。
それは施主の要求を満足させるだけでは十分ではない。
それは限られた範囲に用途を適合することではない。
建築は全くそのようなものではない。
それは用途の感覚を呼びさます空間の創造である。
空間は建物が建てられる目的の用途によく調和するように
空間それ自体を形成する。
O(オーダー)
D(デザイン)
F-D(フォームデザイン)
F(フォーム)
R(リアライゼーション)
F-T(感覚-思考)
I(イナ)
デザインとはオーダーに基づいて形造ることである。
オーダーの中に創造力があり、
その方法はデザインのなかに表れる。
すなわち、どこに、何をもって、いつ、どの程度に?
オーダーは美しさを暗示するものではない。
オーダーは手に取ることができない。
それは創造的意識の水準器であり、
永遠に水平を保ちながら高まろうとする。
オーダーは統合を支える。
デザインは物質によるものであり、
かたちと寸法を持っているものである。
デザインを通して formは実体となる。
このプロセスを通じて「それ自体が欲しているもの」
はどんな方法で建てられるのか、
また、「それ自体が欲しているところの空間機能は何か」
によって理想のスキームとして変わっていく。
デザインとはオーダーに基づいて形造ることである。
「もしも私がフォームを説明するのにスプーンを取り上げるならば、
スプーンは一つの容器であり一本の腕である。」
両方ともスプーンにとって切り離すことのできないものである。
もし、私がスプーンをデザインするならば、
それを銀または木で、深くまたは浅く造るであろう。
デザインが入ってくるのはここなのである。
しかし、他の道具からスプーンを特徴づけるものは形態である。
フォームはあるがままの秩序の法則に答えなければならない。
フォームは物質やかたち(shape)や寸法を持っていない。
フォームはカーンにとって単なる機能ではなく思考された秩序である。
フォームはデザインを暗示する。
リアライゼーションは、
精神と霊魂のもっとも密接な一致点における感情と思考の併合であり、
物がそうありたいと欲する根源である。
F-T(感覚- 思考)
われわれが創造しようと望むすべては、
感情にのみ起点をもっている。
しかし、
思考から離れて感情の中にとどまっていることは何ものをもつくらない。
といいます。
I (イナ)
カーンは生きているものはすべてひとつの inaを持っているという。
この ina(カーンの発明した言葉)は
すべての生物において、細胞のひとつひとつまで、
生命体において共通の要素であり
生物の精であり、存在の精である。
すべての生物は、existence will (存在意志)を持っている。
その生存は、inaの内部の特性および個性とみなされる。
それは ina の内部の方向性ある力であり、
互いに他を区別するものである。
それは異なったものになろうと要求される。
このようにして細胞は細胞になろうとし、
人間は人間になろうとする。
非生物は存在意志をもっていないが、
人は自身によってそれらに意識を与えることができる。
霊魂は感情や思考によって表現され、
そして常に測ることができないものであろうと、
カーンは信じる。
霊魂的存在がそうありたい状態をつくるよう
自然に呼びかけているのを感じる。
バラはバラになろうとすると考える。
個人的感情が宗教を超越し思考が哲学を超越するとき、
精神は具現化(リアライゼーション)する。
それは特別な建築の存在意志であるかもしれないもの
の具象化であると言おう。
リアライゼーションは
霊魂を伴う精神の最も近い関係における思考と感情の表れである。
その霊魂はある事物がなかろうとするものの起源である。
それはフォームの始まりである。
形態は組織の調和や秩序の意味や、
他のものから存在を特徴づけるものなどを取り囲む。
形態は何が what である。
デザインはいかに how である。

ルイス・カーンのメモ
ルイス・イザドア・カーン:(Louis Isadore Kahn)
1901.02.20-1974.03.17
・イエール大学アートギャラリー
・ペンシルベニア大学リチャーズ医学研究棟
・ソーク生物学研究所
・バングラデシュ国会議事堂
・キンベル美術館
「ルイス・カーンの空間構成―アクソメで読む20世紀の建築家たち
」(原口秀昭 著)
ルイス・カーンの言葉です。

「啓示」御堂筋彫刻
ルイス・カーンは言う。
「もしも、建築をひと言で定義しようとするならば、
私は建築とは空間を思想豊かに創造することである。」
と言おう。
それは施主の要求を満足させるだけでは十分ではない。
それは限られた範囲に用途を適合することではない。
建築は全くそのようなものではない。
それは用途の感覚を呼びさます空間の創造である。
空間は建物が建てられる目的の用途によく調和するように
空間それ自体を形成する。
O(オーダー)
D(デザイン)
F-D(フォームデザイン)
F(フォーム)
R(リアライゼーション)
F-T(感覚-思考)
I(イナ)
デザインとはオーダーに基づいて形造ることである。
オーダーの中に創造力があり、
その方法はデザインのなかに表れる。
すなわち、どこに、何をもって、いつ、どの程度に?
オーダーは美しさを暗示するものではない。
オーダーは手に取ることができない。
それは創造的意識の水準器であり、
永遠に水平を保ちながら高まろうとする。
オーダーは統合を支える。
デザインは物質によるものであり、
かたちと寸法を持っているものである。
デザインを通して formは実体となる。
このプロセスを通じて「それ自体が欲しているもの」
はどんな方法で建てられるのか、
また、「それ自体が欲しているところの空間機能は何か」
によって理想のスキームとして変わっていく。
デザインとはオーダーに基づいて形造ることである。
「もしも私がフォームを説明するのにスプーンを取り上げるならば、
スプーンは一つの容器であり一本の腕である。」
両方ともスプーンにとって切り離すことのできないものである。
もし、私がスプーンをデザインするならば、
それを銀または木で、深くまたは浅く造るであろう。
デザインが入ってくるのはここなのである。
しかし、他の道具からスプーンを特徴づけるものは形態である。
フォームはあるがままの秩序の法則に答えなければならない。
フォームは物質やかたち(shape)や寸法を持っていない。
フォームはカーンにとって単なる機能ではなく思考された秩序である。
フォームはデザインを暗示する。
リアライゼーションは、
精神と霊魂のもっとも密接な一致点における感情と思考の併合であり、
物がそうありたいと欲する根源である。
F-T(感覚- 思考)
われわれが創造しようと望むすべては、
感情にのみ起点をもっている。
しかし、
思考から離れて感情の中にとどまっていることは何ものをもつくらない。
といいます。
I (イナ)
カーンは生きているものはすべてひとつの inaを持っているという。
この ina(カーンの発明した言葉)は
すべての生物において、細胞のひとつひとつまで、
生命体において共通の要素であり
生物の精であり、存在の精である。
すべての生物は、existence will (存在意志)を持っている。
その生存は、inaの内部の特性および個性とみなされる。
それは ina の内部の方向性ある力であり、
互いに他を区別するものである。
それは異なったものになろうと要求される。
このようにして細胞は細胞になろうとし、
人間は人間になろうとする。
非生物は存在意志をもっていないが、
人は自身によってそれらに意識を与えることができる。
霊魂は感情や思考によって表現され、
そして常に測ることができないものであろうと、
カーンは信じる。
霊魂的存在がそうありたい状態をつくるよう
自然に呼びかけているのを感じる。
バラはバラになろうとすると考える。
個人的感情が宗教を超越し思考が哲学を超越するとき、
精神は具現化(リアライゼーション)する。
それは特別な建築の存在意志であるかもしれないもの
の具象化であると言おう。
リアライゼーションは
霊魂を伴う精神の最も近い関係における思考と感情の表れである。
その霊魂はある事物がなかろうとするものの起源である。
それはフォームの始まりである。
形態は組織の調和や秩序の意味や、
他のものから存在を特徴づけるものなどを取り囲む。
形態は何が what である。
デザインはいかに how である。

ルイス・カーンのメモ
ルイス・イザドア・カーン:(Louis Isadore Kahn)
1901.02.20-1974.03.17
・イエール大学アートギャラリー
・ペンシルベニア大学リチャーズ医学研究棟
・ソーク生物学研究所
・バングラデシュ国会議事堂
・キンベル美術館
「ルイス・カーンの空間構成―アクソメで読む20世紀の建築家たち
ユーゲントシュティール ~ Jugendstil
ユーゲントシュティール ~ Jugendstil
1896年に刊行された雑誌『ユーゲント』に代表されるドイツ語圏の世紀末美術の傾向を指し「青春様式」と表記されることもあります。
19世紀末から20世紀の初頭にかけて展開し、絵画や彫刻のほかに、建築、室内装飾、家具デザイン、織物、印刷物から
文学・音楽などに取り入れられた。
ドイツ・オーストリアでのアールヌーボー様式と言われているところもありますが、その特徴は、
【 構成と装飾の一致 】
を理念とし、美や快楽と実用性を融合させることを主たる目的としているようです。
美術・工芸デザインに見られるユーゲントシュティールは、動植物や女性のシルエットなどをモチーフとし、柔らかい曲線美を特徴とする。
一方、やや幾何学的な模様を使用する傾向がある。
ユーゲント・シュティールの建築は、簡潔で機能を重視した形態が重んじられる一方、一度限りの芸術性、唯一無二のデザインが尊重されます。そのため、「装飾的部分」が残された建築となります。
以上、Wikipedia を参考にしていますが、時代の過渡期にあらわれるダンディズム的なものを感じます。
日本においては、重要文化財に指定されている神戸市風見鶏の館(1904年築)にのみのこっている。
という情報を得て、そのデザインの形態を探りに行ったときのもののです。

風見鶏の館に入って、そこで説明をしてくださった館長に聞いてみても、
「???」だったので、上記の定義より、
自分なりにこれではないか?
と思えるものを想定してみました。
応接間の天井
植物的な曲線を用いられ、かつ幾何学的な模様となっています。

書斎における出部屋のヴォールト天井

玄関ドアのスチール格子
曲線模様を残しつつも、幾何学化した構成となっています。

この3カ所が、ユーゲント・シュティールと言える部分でしょうか?
或いは、単なる形態からではなく思想的なものなのかは不明です。
1896年に刊行された雑誌『ユーゲント』に代表されるドイツ語圏の世紀末美術の傾向を指し「青春様式」と表記されることもあります。
19世紀末から20世紀の初頭にかけて展開し、絵画や彫刻のほかに、建築、室内装飾、家具デザイン、織物、印刷物から
文学・音楽などに取り入れられた。
ドイツ・オーストリアでのアールヌーボー様式と言われているところもありますが、その特徴は、
【 構成と装飾の一致 】
を理念とし、美や快楽と実用性を融合させることを主たる目的としているようです。
美術・工芸デザインに見られるユーゲントシュティールは、動植物や女性のシルエットなどをモチーフとし、柔らかい曲線美を特徴とする。
一方、やや幾何学的な模様を使用する傾向がある。
ユーゲント・シュティールの建築は、簡潔で機能を重視した形態が重んじられる一方、一度限りの芸術性、唯一無二のデザインが尊重されます。そのため、「装飾的部分」が残された建築となります。
以上、Wikipedia を参考にしていますが、時代の過渡期にあらわれるダンディズム的なものを感じます。
日本においては、重要文化財に指定されている神戸市風見鶏の館(1904年築)にのみのこっている。
という情報を得て、そのデザインの形態を探りに行ったときのもののです。

風見鶏の館に入って、そこで説明をしてくださった館長に聞いてみても、
「???」だったので、上記の定義より、
自分なりにこれではないか?
と思えるものを想定してみました。
応接間の天井
植物的な曲線を用いられ、かつ幾何学的な模様となっています。

書斎における出部屋のヴォールト天井

玄関ドアのスチール格子
曲線模様を残しつつも、幾何学化した構成となっています。

この3カ所が、ユーゲント・シュティールと言える部分でしょうか?
或いは、単なる形態からではなく思想的なものなのかは不明です。
日本の建築様式の格付け 【真】【行】【草】
日本の建築様式の格付け
【 真 】・【 行 】・【 草 】
<シン> <ギョウ> <ソウ>
というのがあります。
これは、日本の古来の和室で用いられる格式(様式)の序列です。
◆真:
日本座敷で一番格式張った形式
様式の正確さと構造の割出しに細密を尽くしたもので、
正式に主客を招くために形式化されたもの。
例)
・京都二條城の黒書院
・西本願寺の対面の間
・三井寺の光浄院書院
など

(二条城 黒書院 京阪電車のHPより)
◆行:
堅苦しいさを少しはずして、やや砕けて軟らかな形式で、
主人の日常生活や、落ち着いて客の接待ができる程度の用途に用います。
格式よりも居住性を重んじた内容のもの。
◆草:
真や行に比べ、さらに砕けて、まったく自由自在に適宜な材を用いた様式
及びその構造としたもの
茶室でいう真は書院風の茶室をいい、草は千利休が広めた草庵茶室といえます。
草庵を完成させた利休は
「真を知り、行・草に至れば(作法や形態は)いかほど自由にくずそうと、
その本性(質)はたがわぬ」と弟子に説いたといいます。
ここで、注目すべきポイントは、
中国に於いては、真がもっとも正統なる格式として高い価値が与えられ、
行と草は真に次ぐとされるのに対し、
日本においては、
この三者は等価値、もしくは、草こそもっとも成熟したものという、
いわば価値観の逆転現象が起きてしまっているところです。
真の格をくずすことによって、
より精神性の高い「侘び」の極地に至ろうとする思想が支配的になったことです。
それを成した、千利休は
日本独自の建築思想を体系化した、日本の最初建築家だといわれています。
現代日本の住宅を考え直す上でも、重要な思考方法だと思います。
おさらいを込めて、その形式をまとめて見ましょう!
【 屋根 】
真:檜皮(ひわだ)葺き
行:杮(こけら)葺き・・杉、椹(さわら)等
草:葛屋(くずや)葺き・・茅(かや)、葦、藁等

【 天井 】
真:
・二重折上格天井
格天井の折り上げが2段階になっているのが特徴で、
通常の格天井よりさらに格式の高いタイプ。
格子状のマス目一つ一つに彩色絵を施したものは
ますますグレードがあがる。

二条城 二ノ丸御殿 大広間
※1867年大政奉還をした部屋
・折上格天井
回り縁から天井材がはじまり、天井を折り上げるようになっている
行:
・竿縁天井(杉柾目など)行~草
数寄屋でのスタンダードな天井。
柾目が通ってる一枚板を使ったものは高価
春日杉、霧島杉、吉野杉など部屋の雰囲気に応じて使い分ける
木目が特徴的になるほど、「草」に近づいていく
草:
・竿縁天井(杉中杢など)行~草
杉の木目を生かした天井。
木目がおとなしい吉野杉などは女性的な部屋や落ち着いた寝室などに用いられ、
木目に主張のある春日杉などは、木目を一つの景色に見立てることから、
草庵風茶室などに使われる。
・網代天井
杉皮、竹皮、檜皮などのへぎ板を編んだ天井
編み方は、矢羽根、籠目、石畳、市松などがあり、
材料と編み方によって印象が変わる。
主に、数寄屋建築で用いられる。

(網代天井)
【 壁 】
真:
・張付壁、床の間の壁が襖と同じ模様の張付け壁としているもの
壁紙は唐紙の老舗 < 唐長>製作のものなど
行~草:
・聚落壁
もとは聚楽第のあった場所(京都市上京区付近)で採れた土で
作られた土壁
黄みを帯びた砂色で、今では他の土でつくられた同じ色の壁も同様に呼ぶ。
京壁のもっとも代表的な色
・べんがら壁
べんがらとは鉱山石を精製して採れる酸化鉄を材料にした赤い顔料のこと。
その赤い色粉を混ぜた壁。
料亭や茶屋など、華やかな席に用いる。

・スサ壁
壁土は切り藁を混ぜることによって発酵し、粘りが増して塗り易くなる。
その藁を長いまま混ぜこんで表面に露出させたもの。
荒々しい雰囲気で、いかにも侘びた風情

例)待庵(千利休)
【畳のへり】

真:うんげん縁
普通の住宅では使われない。①
現在では、寺社などの有職畳に一部使われる程度
行:高麗縁
黒白が主流 ②③
草:紋縁、無地木綿縁
少し華やかな④⑤の紋縁か⑥~⑧の無地木綿が一般的
【 床柱 】
真 ・檜四方柾目
⇅
行 ・タガヤサン(唐木)
⇅
草 ・栗(なぐり加工)
・赤松皮付
・吉野杉
・北山杉
・桜
・椿
・コブシ
・アテサビ
など



草 ⇄ 行 ⇄ 真
NHKの大河ドラマを見るときの参考にでもなれば...
と思います(笑)
【 真 】・【 行 】・【 草 】
<シン> <ギョウ> <ソウ>
というのがあります。
これは、日本の古来の和室で用いられる格式(様式)の序列です。
◆真:
日本座敷で一番格式張った形式
様式の正確さと構造の割出しに細密を尽くしたもので、
正式に主客を招くために形式化されたもの。
例)
・京都二條城の黒書院
・西本願寺の対面の間
・三井寺の光浄院書院
など

(二条城 黒書院 京阪電車のHPより)
◆行:
堅苦しいさを少しはずして、やや砕けて軟らかな形式で、
主人の日常生活や、落ち着いて客の接待ができる程度の用途に用います。
格式よりも居住性を重んじた内容のもの。
◆草:
真や行に比べ、さらに砕けて、まったく自由自在に適宜な材を用いた様式
及びその構造としたもの
茶室でいう真は書院風の茶室をいい、草は千利休が広めた草庵茶室といえます。
草庵を完成させた利休は
「真を知り、行・草に至れば(作法や形態は)いかほど自由にくずそうと、
その本性(質)はたがわぬ」と弟子に説いたといいます。
ここで、注目すべきポイントは、
中国に於いては、真がもっとも正統なる格式として高い価値が与えられ、
行と草は真に次ぐとされるのに対し、
日本においては、
この三者は等価値、もしくは、草こそもっとも成熟したものという、
いわば価値観の逆転現象が起きてしまっているところです。
真の格をくずすことによって、
より精神性の高い「侘び」の極地に至ろうとする思想が支配的になったことです。
それを成した、千利休は
日本独自の建築思想を体系化した、日本の最初建築家だといわれています。
現代日本の住宅を考え直す上でも、重要な思考方法だと思います。
おさらいを込めて、その形式をまとめて見ましょう!
【 屋根 】
真:檜皮(ひわだ)葺き
行:杮(こけら)葺き・・杉、椹(さわら)等
草:葛屋(くずや)葺き・・茅(かや)、葦、藁等

【 天井 】
真:
・二重折上格天井
格天井の折り上げが2段階になっているのが特徴で、
通常の格天井よりさらに格式の高いタイプ。
格子状のマス目一つ一つに彩色絵を施したものは
ますますグレードがあがる。

二条城 二ノ丸御殿 大広間
※1867年大政奉還をした部屋
・折上格天井
回り縁から天井材がはじまり、天井を折り上げるようになっている
行:
・竿縁天井(杉柾目など)行~草
数寄屋でのスタンダードな天井。
柾目が通ってる一枚板を使ったものは高価
春日杉、霧島杉、吉野杉など部屋の雰囲気に応じて使い分ける
木目が特徴的になるほど、「草」に近づいていく
草:
・竿縁天井(杉中杢など)行~草
杉の木目を生かした天井。
木目がおとなしい吉野杉などは女性的な部屋や落ち着いた寝室などに用いられ、
木目に主張のある春日杉などは、木目を一つの景色に見立てることから、
草庵風茶室などに使われる。
・網代天井
杉皮、竹皮、檜皮などのへぎ板を編んだ天井
編み方は、矢羽根、籠目、石畳、市松などがあり、
材料と編み方によって印象が変わる。
主に、数寄屋建築で用いられる。

(網代天井)
【 壁 】
真:
・張付壁、床の間の壁が襖と同じ模様の張付け壁としているもの
壁紙は唐紙の老舗 < 唐長>製作のものなど
行~草:
・聚落壁
もとは聚楽第のあった場所(京都市上京区付近)で採れた土で
作られた土壁
黄みを帯びた砂色で、今では他の土でつくられた同じ色の壁も同様に呼ぶ。
京壁のもっとも代表的な色
・べんがら壁
べんがらとは鉱山石を精製して採れる酸化鉄を材料にした赤い顔料のこと。
その赤い色粉を混ぜた壁。
料亭や茶屋など、華やかな席に用いる。

・スサ壁
壁土は切り藁を混ぜることによって発酵し、粘りが増して塗り易くなる。
その藁を長いまま混ぜこんで表面に露出させたもの。
荒々しい雰囲気で、いかにも侘びた風情

例)待庵(千利休)
【畳のへり】

真:うんげん縁
普通の住宅では使われない。①
現在では、寺社などの有職畳に一部使われる程度
行:高麗縁
黒白が主流 ②③
草:紋縁、無地木綿縁
少し華やかな④⑤の紋縁か⑥~⑧の無地木綿が一般的
【 床柱 】
真 ・檜四方柾目
⇅
行 ・タガヤサン(唐木)
⇅
草 ・栗(なぐり加工)
・赤松皮付
・吉野杉
・北山杉
・桜
・椿
・コブシ
・アテサビ
など



草 ⇄ 行 ⇄ 真
NHKの大河ドラマを見るときの参考にでもなれば...
と思います(笑)