瀬戸内町で持続可能な観光セミナー「大型開発に頼らない持続可能な観光」「観光地の診断ツールの導入の重要性▽環境▽住民▽経済▽観光客」「観光地の診断ツール」【奄美大島 瀬戸内町】
瀬戸内町で持続可能な観光セミナー「大型開発に頼らない持続可能な観光」「観光地の診断ツールの導入の重要性▽環境▽住民▽経済▽観光客」「観光地の診断ツール」【奄美大島 瀬戸内町】
Click→→鹿児島暴露クラブ・鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地関連 ・過去記事一覧
Click→→奄美新聞・2020/1/18・瀬戸内町で持続可能な観光セミナー
奄美新聞・1月18日配信【瀬戸内町で持続可能な観光セミナー】
「“島らしい”文化環境が基盤」
「持続可能な観光セミナーⅡ―奄美大島での実践―」(奄美の自然を守る会・奄美せとうち観光協会主催、WWFジャパン共催)が18日、瀬戸内町古仁屋のきゅら島交流館であった。(公財)日本交通公社の中島泰上席主任研究員、中村大学の前嶋了二准教授、WWFジャパンサンゴ礁研究センターの小林俊介センター長の3氏が講演。約70人が聴講し、これからの観光のあり方や、課題について認識を深めた。
セミナーは2018年11月に初開催し、2回目。今回からWWFジャパン共催となった。
中島研究員は沖縄県での事例をもとに、観光地の診断ツールの導入の重要性を主張。▽環境▽住民▽経済▽観光客―の“四つの視点”からの評価を地域が自律的に行い、モニタリングの継続と現場での実践をすることが必要とし、「自分たちで監視することが大切。四つの視点を守り、行政や研究者が地域のサポートをしなければならない」と締めくくった。
前嶋准教授は、「大型開発に頼らない持続可能な観光」と題し講演。人口減の解決策としての観光振興の必要性を訴え、地域の食と食文化を体験・共有できるプログラムの確立などを提案。「奄美にマッチした観光の選択肢は一つではない。奄美全体で、外の人と協力しながら広域で考えていく必要がある」などとした。
小林センター長は、八重山諸島で現在行われている、ルール作りの取り組みを紹介。各地で自主ルールが作られる中、統一のルール策定への課題を挙げた。一方で観光客が増えてからでは対応は容易ではなく、合意形成にも時間を要するため、早めに対策を打つ必要がある点も指摘。「持続可能な観光の実現に向けて、課題を共有する仲間は国内外に多数ある。奄美を持続的に守っていくためには自然環境はもちろん“島らしい”文化環境が基盤となる」とした。
講演後には聴講者からの質問が多く挙がるなどした。奄美の自然を守る会の杉岡秋美代表は「世界自然遺産登録に伴い、観光客が増えるだろうが、どう生かすかは自分で考えることが大切だと感じた」と講演を振り返った。
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Click→→南海日日新聞・2020/1/19・持続可能な観光セミナー 瀬戸内町
南海日日新聞・1月19日配信【持続可能な観光セミナー 瀬戸内町】
「持続可能な観光セミナーⅡ―奄美大島での実践」(奄美の自然を守る会、奄美せとうち観光協会主催)は18日、瀬戸内町きゅら島交流館であった。3人の講師が講演。環境、住民、経済、観光客それぞれが守られた状態がサステイナブルツーリズム(持続可能な観光)とし、「奄美に合った観光の選択肢を外の人とも協力しながら奄美全体で考え、選択して」と住民一人一人が考える事の大切さを強調した。
公益財団法人日本交通公社上席主任研究員の中島泰氏は観光地の診断ツール(健康診断)を導入した沖縄の取り組みを紹介。環境、住民、経済、観光客のいずれも健康であることが重要とし、「地域が自律的に健康診断し、自分たちにとっての健康を自分たちで判断して」と訴えた。
中村学園大学准教授の前嶋了二氏はマーケティングの視点から奄美の観光動向を分析。観光を推奨する担い手となる出身者やリピーター観光客、奄美での勤務経験者など、関係人口の構築に重点を置いた観光政策を提言した。
WWF(公益財団法人世界自然保護基金)サンゴ礁保護研究センター長の小林俊介氏は石垣島の持続可能な観光利用に関する自主ルールづくりを紹介。「地域の自然環境や社会状況に根差した仕組みが必要。予防原則として観光客の流入数の管理体制や事前のルールづくりが好ましい」などと助言した。
セミナーは昨年に続く2回目の開催。町内外から70人が来場して熱心に耳を傾けた。質疑応答では、持続可能な観光を進めるに当たり地元住民の満足度を下げない方法や、奄美に合ったクルーズ船観光の在り方などについて質問があった。
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最近、秋元司衆院議員(被告)IR関連のニュースを見る度にフト考えるのですが、瀬戸内町による大型クルーズ船寄港地誘致が失敗に終わって良かったなぁ〜と。
当時は中国企業が加計呂麻島の近隣にある島を丸ごと買い取っても構わないくらいの話もありました。
やっぱ、中国企業が絡むとおかしなことになるということが今回のIRの件でよく分かった。
西古見地区にチャイナタウンを作るなど問題外。
菅官房長官はIRの旗振り役と言われていますが、大型クルーズ船寄港地誘致についても菅官房長官の名前が度々出て来ました。
IRと大型クルーズ船は全く別物ですが、但し共通する点もあります。
何れも外国企業が絡むというです。
下手すりゃ〜IR同様、大型クルーズ船も利権化していた可能性が高いですね。
ロビー活動の中で金品もしくは接待を受けていた議員がいたかもしれません。
奄美大島 瀬戸内町に関して言えば、地元有志の方々が最後の最後まで諦めずに声を上げ続けたからこそ、瀬戸内町の未来について真剣に議論が出来たのだと思います。
全てを台無しにしかねないオーバーツーリズムなど諸問題について徹底的に検証し、観光事業を立案することが観光事業成功へ繋がるのではないかと思います。
今回、地元紙を見て改めて当時のことを思い出しました。
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奄美新聞・1月18日配信【瀬戸内町で持続可能な観光セミナー】
「“島らしい”文化環境が基盤」
「持続可能な観光セミナーⅡ―奄美大島での実践―」(奄美の自然を守る会・奄美せとうち観光協会主催、WWFジャパン共催)が18日、瀬戸内町古仁屋のきゅら島交流館であった。(公財)日本交通公社の中島泰上席主任研究員、中村大学の前嶋了二准教授、WWFジャパンサンゴ礁研究センターの小林俊介センター長の3氏が講演。約70人が聴講し、これからの観光のあり方や、課題について認識を深めた。
セミナーは2018年11月に初開催し、2回目。今回からWWFジャパン共催となった。
中島研究員は沖縄県での事例をもとに、観光地の診断ツールの導入の重要性を主張。▽環境▽住民▽経済▽観光客―の“四つの視点”からの評価を地域が自律的に行い、モニタリングの継続と現場での実践をすることが必要とし、「自分たちで監視することが大切。四つの視点を守り、行政や研究者が地域のサポートをしなければならない」と締めくくった。
前嶋准教授は、「大型開発に頼らない持続可能な観光」と題し講演。人口減の解決策としての観光振興の必要性を訴え、地域の食と食文化を体験・共有できるプログラムの確立などを提案。「奄美にマッチした観光の選択肢は一つではない。奄美全体で、外の人と協力しながら広域で考えていく必要がある」などとした。
小林センター長は、八重山諸島で現在行われている、ルール作りの取り組みを紹介。各地で自主ルールが作られる中、統一のルール策定への課題を挙げた。一方で観光客が増えてからでは対応は容易ではなく、合意形成にも時間を要するため、早めに対策を打つ必要がある点も指摘。「持続可能な観光の実現に向けて、課題を共有する仲間は国内外に多数ある。奄美を持続的に守っていくためには自然環境はもちろん“島らしい”文化環境が基盤となる」とした。
講演後には聴講者からの質問が多く挙がるなどした。奄美の自然を守る会の杉岡秋美代表は「世界自然遺産登録に伴い、観光客が増えるだろうが、どう生かすかは自分で考えることが大切だと感じた」と講演を振り返った。
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南海日日新聞・1月19日配信【持続可能な観光セミナー 瀬戸内町】
「持続可能な観光セミナーⅡ―奄美大島での実践」(奄美の自然を守る会、奄美せとうち観光協会主催)は18日、瀬戸内町きゅら島交流館であった。3人の講師が講演。環境、住民、経済、観光客それぞれが守られた状態がサステイナブルツーリズム(持続可能な観光)とし、「奄美に合った観光の選択肢を外の人とも協力しながら奄美全体で考え、選択して」と住民一人一人が考える事の大切さを強調した。
公益財団法人日本交通公社上席主任研究員の中島泰氏は観光地の診断ツール(健康診断)を導入した沖縄の取り組みを紹介。環境、住民、経済、観光客のいずれも健康であることが重要とし、「地域が自律的に健康診断し、自分たちにとっての健康を自分たちで判断して」と訴えた。
中村学園大学准教授の前嶋了二氏はマーケティングの視点から奄美の観光動向を分析。観光を推奨する担い手となる出身者やリピーター観光客、奄美での勤務経験者など、関係人口の構築に重点を置いた観光政策を提言した。
WWF(公益財団法人世界自然保護基金)サンゴ礁保護研究センター長の小林俊介氏は石垣島の持続可能な観光利用に関する自主ルールづくりを紹介。「地域の自然環境や社会状況に根差した仕組みが必要。予防原則として観光客の流入数の管理体制や事前のルールづくりが好ましい」などと助言した。
セミナーは昨年に続く2回目の開催。町内外から70人が来場して熱心に耳を傾けた。質疑応答では、持続可能な観光を進めるに当たり地元住民の満足度を下げない方法や、奄美に合ったクルーズ船観光の在り方などについて質問があった。
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最近、秋元司衆院議員(被告)IR関連のニュースを見る度にフト考えるのですが、瀬戸内町による大型クルーズ船寄港地誘致が失敗に終わって良かったなぁ〜と。
当時は中国企業が加計呂麻島の近隣にある島を丸ごと買い取っても構わないくらいの話もありました。
やっぱ、中国企業が絡むとおかしなことになるということが今回のIRの件でよく分かった。
西古見地区にチャイナタウンを作るなど問題外。
菅官房長官はIRの旗振り役と言われていますが、大型クルーズ船寄港地誘致についても菅官房長官の名前が度々出て来ました。
IRと大型クルーズ船は全く別物ですが、但し共通する点もあります。
何れも外国企業が絡むというです。
下手すりゃ〜IR同様、大型クルーズ船も利権化していた可能性が高いですね。
ロビー活動の中で金品もしくは接待を受けていた議員がいたかもしれません。
奄美大島 瀬戸内町に関して言えば、地元有志の方々が最後の最後まで諦めずに声を上げ続けたからこそ、瀬戸内町の未来について真剣に議論が出来たのだと思います。
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鹿児島県 瀬戸内町 大型クルーズ船寄港地誘致計画断念!【関連ニュース一覧・まとめ・8月23日分・8月24日分】
鹿児島県 瀬戸内町 大型クルーズ船寄港地誘致計画断念!【関連ニュース一覧・まとめ・8月23日分・8月24日分】
Click→→鹿児島暴露クラブ・鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地関連・過去記事一覧
Click→→奄美新聞・2019/8/23・クルーズ船寄港地誘致断念
Click→→南海日日新聞・2019/8/24・瀬戸内町、大型クルーズ船誘致を断念
Click→→NHK 鹿児島 NEWS WEB・2019/8/23・瀬戸内町がクルーズ船誘致を断念
Click→→エポックタイムズ・ジャパン・2019/8/23・奄美、中国からの数千人大型クルーズ船誘致案 町長が断念を発表
Click→→KTS鹿児島・2019/8/23・瀬戸内町が大型クルーズ船の誘致を断念
Click→→KKB鹿児島・2019/8/23・瀬戸内町 大型クルーズ船誘致断念
Click→→YouTube・大型クルーズ船寄港計画に関する記者発表
Click→→WWFジャパン・2019/8/23・奄美大島瀬戸内町における客船就航地開発計画に対する瀬戸内町長からの誘致断念の決定に対する声明
【奄美新聞・2019年8月24日・大型クルーズ船寄港地誘致断念・記事書き起こし】
《瀬戸内町 クルーズ船寄港地誘致断念》
『鎌田町長「受け入れ条件整備困難」』
瀬戸内町の鎌田愛人町長は、23日、同町役場で、町が検討していた同町西古見・池堂地区への大型クルーズ船寄港地誘致の断念を発表した。
鎌田町長は「町内の合意形成が不十分で、提言内容の遵守するには長期の時間を要し、住民感情を含めた受け入れの条件整備は困難。一連の議論の終止符を打ち、誘致を断念することを決断した」と語った。
同町西古身地区へのクルーズ船寄港地誘致計画は、2017年8月に国土交通省が発表した「島嶼部における大型クルーズ船の寄港地開発に関する調査の結果」に基づき推進。同年12月に町は県に対し、支援を求める要望書を提出した。
18年10月からは町民の要望を受け、有識者らを交えた検討協議会を立ち上げ。町に最適なクルーズ船寄港地の在り方を協議。今月8日にあった第5回検討協で7項目にわたる提言書を承認し、鎌田町長に提出した。
鎌田町長は計画について、「地域振対策の具現化への焦りから、民意が十分に反映されず、配慮に欠けた事務手続きが行われた」とし、「事実に基づかない内容が町民の間に浸透し、対立構図ができるなど長期にわたり不安と混乱を招いたことに大変申し訳なく、責任を感じている」と陳謝した。
断念理由について、報告書にあった「専門家の意見を交えた適切な対策」、「多様な意見を聴取する透明性のある組織づくり」に長期の時間を要することなどを挙げた。町民の中で賛否が分かれている状況も鑑みたという。
また、今後のクルーズ船寄港地誘致については、「船社などから別の寄港地についての話が出て来た場合も、提言に沿った受け入れ態勢を整えていきたい。現在行っている古仁屋港を利用したクルーズ観光の誘致は積極的に取り組んでいきたい」。今後の西方地区の地域振興については「長期振興計画の着実・確実な実現をすることと、戦跡・自然を活用し、住民との話し合いの中で、活性化を推進したい」とした。
鎌田町長は同日夕方には西古身地区で、住民に計画断念を報告。国・県にはすでに報告済みという。住民説明会の予定はなく、広報誌やSNS、地元ケーブルテレビを通じ、広報する。
《解説》
『計画自体の透明性欠落』
鎌田愛人町長は23日、2年前から紛糾し続けた西古身地区へのクルーズ船寄港地誘致問題に「断念」という形で終止符を打った。
退かざるを得なくなった背景はさまざまだろうが、計画の透明性の欠落は大きな要因の一つだろう。
計画は瀬戸内町が2017年12月19日に三反園県知事宛てに協力を要請したことで明るみに出たが、町は同年8月から西古見での現地説明会を実施するなど動いていた。
〝秘密裏〟に進められていた計画に疑念・不安が募り、18年2月の反対団体立ち上げを皮切りに白紙化を求める要望書や反対署名が町に寄せられる事態となった。
同年3月の町議会定例会で鎌田町長は「慎重さが足りず、多く野住民に不安と心配をかけたことをおわび申し上げたい」と陳謝。町内各地での町政懇談会を経て、同年10月に町民主体の検討協議会を設置した。始終紛糾したものの、動画配信サイトで中継するなど透明性は取り戻されたように見えた。
転機は今年2月に行われた第3回検討協。
町の公募に米大手クルーズ会社が手を上げ、動画公開NG・マスコミ各社にも非公開でプレゼンテーションを実施した。
せっかくガラス張り化した検討協だったが、重要な部分を公開しなかったことで再び反対の声が広がった。
鎌田町長は23日の記者発表の中で「時間経過とともに、事実に基づかない内容が町民に浸透した」、「町内の合意形成が不十分」などと言及。
肝心な部部が見えない状態が憶測での議論を呼ぶのは至極当たり前のことだ。
一連の騒動から瀬戸内町は、政策における透明性の重要性を痛感したはずだ。
今後、賛否の分かれる公共事業を推進する際は今回得た教訓を生かし、疑念を抱く余地のない方法を、その都度考える流れを作ることで町を二分した2年間の責任とするべきだろう。
9面
「英断歓迎」「何らかの振興策を」
瀬戸内町の鎌田愛人町長は23日、町が検討していたクルーズ船寄港地誘致計画の断念を発表した。
地域振興の立場からの賛成、環境保全の立場からの反対など賛否の分かれる計画だったが、関係者からは「町長の英断を歓迎したい」、「結果は尊重するが、地域振興策は必要」などさまざまな意見が聞かれた。
計画に反対の立場をとり続けてきた「奄美の自然を守る会」の田原敏也会長(64)は、「大勢の観光客が一斉に押し寄せる大型クルーズ船の寄港は、豊かな自然を魅力とする奄美大島の観光と相いれないことを一貫して主張してきたが、今回、主張が受け入れられ、鎌田町長が計画断念を決定したことを歓迎したい。この英断によって、多くの貴重な動植物などを守ることができたことに感謝している。今後も、奄美の自然を守りながら、地域振興が図られるよう市民団体として様々な形でかかわっていきたい」と話した。
一方、計画推進の立場をとってきた同町西古見集落の茂節子区長(74)は「検討協議会などの提言を受け、鎌田町長が総合的に判断したことなので、計画断念の決定は支持したい」と町長の決断に理解を示しつつも、「町の端にある小さな集落としては、地域振興のため、何とかしてほしいという思いは変わらない。町長には計画断念ですべて終わりにするのではなく、地域の活性化のための方策を今後も様々な視点から考えていってほしい」と注文を付けた。
町にクルーズ船寄港計画の見直しなどを求めて来た世界自然保護基金(WWFジャパン)は「瀬戸内町が地域の様々な意見を踏まえ、地元が誇る豊かな海の保全を鑑みて選んだ決定は、生物多様性条約第10回締約国会議で世界の合意とされた愛知目標、持続可能な開発目標に貢献するもの。持続可能な観光の先進モデル実現を期待し、今後も地域の保全活動との連携協力を進めていく」などとする声明を発表した。
【奄美新聞・書き起こし終了】
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【南海日日新聞・2019年8月24日・大型クルーズ船 誘致断念 瀬戸内町・記事書き起こし】
《大型クルーズ船 誘致断念 瀬戸内町》
『鎌田町長「受け入れの条件整備困難」』
瀬戸内町が同町西古見への誘致を検討していた大型クルーズ船寄港地開発計画について、鎌田愛人町長は23日、「同計画による地域振興策の実現や、住民感情等も含めた受け入れのための条件を整備することは困難」とし、誘致を断念すると発表した。
町役場で記者会見した。鎌田町長はクルーズ船寄港地に関する検討協議会(委員長・宮廻甫允鹿児島大学名誉教授)から今月10日に提出されたクルーズ船寄港地の在り方についての提言書を、「真摯に受け止め、今後のクルーズ観光の基本姿勢とすることは当然」とした上で、「現在進めている西古見への誘致計画は町内の合意形成が不十分な状態にあり、提言内容を順守して進めるには長期の時間を要する。そのような状況の中で議論することは好ましくないという私の判断」と断念を決断した理由を述べた。
今後の西古見集落を含めた町の振興策については「町長期振興計画を着実に実現していくことが重要と考えている。西古見集落の皆さま方には現状を憂い、(クルーズ船誘致の)要望をいただいていたが、大変申し訳なく思っている。西古見には素晴らしい自然、貴重な戦争遺跡がある。これを活用し、住民と話し合いながら活性化に努力していきたい」と述べた。
県には20日に誘致断念を連絡し、県からは「町の判断を尊重する」との回答があったという。
同日夕には鎌田町長自ら西古見集落に出向き、誘致断念を報告した。
茂節子区長は南海日日新聞社の取材に対し「町長の決断を受け止める。私たちは集落を何とかしたいと考えて要望書を出したが、町長はいろんな意見を総合的に判断くださったのでしょう。今回の件で西古見に注目していただいたので、今後も目を向けていただきたい」と話した。
同計画は2017年8月、国の「島嶼部における大型クルーズ船の寄港地開発に関する調査の結果」公表を受けて動き出した。町は独自に調査を進め、町内3カ所の候補地の中から、西古見・池堂地区を最適地と判断し、誘致に名乗りを上げた。
一方、町民への説明不足などを背景に、町内外で誘致に反対する団体発足や署名活動の動きが広がった。
誘致の賛否で対立の構図ができ、事実に基づかない情報が錯綜するなどして町は混乱した。
クルーズ船寄港地に関する検討協議会は町内各種団体代表や学識経験者など19人で18年10月に発足。5回の議論を重ね、鎌田町長に▽環境保全と産業振興を図る専門家の意見を踏まえた対策の検討▽環境許容量を踏まえた観光管理計画の策定―など7項目にわたる提言書を提出していた。
《WWFジャパンが歓迎声明》
公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン、東京)は23日、鎌田愛人瀬戸内町長が同日発表した大型クルーズ船寄港地開発計画誘致断念の決定について、歓迎する声明を出した。
WWFジャパンは今年2月、同計画誘致に関して見直しを求める声明を発表。6月にも町、国、県など関係機関に対し、計画の見直しと地域の関係者が参加した持続型観光利用計画の構築を求める要望を伝えていた。
今回の声明では、断念決定を「生物多様性条約第10回締約国会議で世界の合意とされた愛知目標と、持続可能な開発目標にも貢献する」と評価。
今後も同地域の保全活動への連携協力を進めていく考えを示した。
【南海日日新聞・書き起こし終了】
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奄美新聞の記事によると、鎌田町長は計画について、「地域振対策の具現化への焦りから、民意が十分に反映されず、配慮に欠けた事務手続きが行われた」とし、「事実に基づかない内容が町民の間に浸透し、対立構図ができるなど長期にわたり不安と混乱を招いたことに大変申し訳なく、責任を感じている」と陳謝した。とあるが、「事実に基づかない内容が町民の間に浸透し・・・」とはどういう意味なのか?
あたかも誤解が誤解を生み、そのことが原因で対立構図が生まれ、結果断念せざるを得なくなった・・・と言わんばかりの口調に聞こえる。
そもそも西古見地区の同意と地元経済団体のトップの同意だけで見切り発車しようとしたこと自体が間違い。
しかも、経済団体トップの中には団体加盟社の同意すら得てない状態で勝手に要望書に署名までしていた。
さらには、前代未聞の要望書撤回(鹿児島県に提出済みだった要望書)。
奄美新聞は解説のなかで「肝心な部部が見えない状態が憶測での議論を呼ぶのは至極当たり前のことだ」と指摘している。
ボクも同じ意見だ。
秘密裏に物事が進められていたと感じた。
だからこそ、「誘致有りき」の議論になることを恐れたのだ。
今回の大型クルーズ船寄港地誘致計画断念については、問題当初から奄美の自然を守る会を筆頭に地元有志が一丸となり問題提起し続けてきたことにより、議論が広がり町民も問題意識を持つことへと繋がったと言える。
検討協議会については、発足当初は検討協議会の座長を含む委員さんたちの存在意義にも疑問を感じていたのも事実。
よくある話で、御用聞き学者の登場か?と皆が考えた。
そう考えるに至った原因は、当初からの秘密裏とも取れる瀬戸内町の怪しげな動きに原因があったことは言うまでもない。
しかし、結果を見てみると要らぬ心配をしていたことが分かった。
委員の先生方が「民意」を忘れることなく公正な判断をし、意見を取りまとめて下さったのだ。
そのことについては感謝と同時に役所主導による検討協議会なるものの品位と中立性を確保する大きな役割を果たし、賞賛に値する活躍だったと言っても過言ではない。
人を信じることの大切さを学んだ気がする。
今回の大型クルーズ船寄港地誘致計画断念について、反対派ならびに慎重派と言われる方々から「歓迎する」との大人のコメントが寄せられている。
ちなみにボクに言わせりゃ検討協議会委員に対しては「歓迎と感謝」の謝意を表したいと思うが、瀬戸内町に対しては「当たり前だろ!」と言ってやりたい気分だ。
下品だ!ガキだ!次元がひくい!紳士的ではない!
常識に欠ける!・・・どうとでも言ってもらっても構わない!
大型クルーズ船寄港地誘致計画断念?
当たり前だよね。
ようやく当たり前のことが当たり前の結果で終わった安堵感。
今の世の中、当たり前のことが何故か当たり前でなくなることが多々ある。
しかし、今回瀬戸内町で湧きに湧いたこの問題については、当たり前のことが当たり前の結果で終わったのだ。
そのことがこれからの瀬戸内町にとっては大きな力となり、町民にとっては大きな自信となるだろう。
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《瀬戸内町 クルーズ船寄港地誘致断念》
『鎌田町長「受け入れ条件整備困難」』
瀬戸内町の鎌田愛人町長は、23日、同町役場で、町が検討していた同町西古見・池堂地区への大型クルーズ船寄港地誘致の断念を発表した。
鎌田町長は「町内の合意形成が不十分で、提言内容の遵守するには長期の時間を要し、住民感情を含めた受け入れの条件整備は困難。一連の議論の終止符を打ち、誘致を断念することを決断した」と語った。
同町西古身地区へのクルーズ船寄港地誘致計画は、2017年8月に国土交通省が発表した「島嶼部における大型クルーズ船の寄港地開発に関する調査の結果」に基づき推進。同年12月に町は県に対し、支援を求める要望書を提出した。
18年10月からは町民の要望を受け、有識者らを交えた検討協議会を立ち上げ。町に最適なクルーズ船寄港地の在り方を協議。今月8日にあった第5回検討協で7項目にわたる提言書を承認し、鎌田町長に提出した。
鎌田町長は計画について、「地域振対策の具現化への焦りから、民意が十分に反映されず、配慮に欠けた事務手続きが行われた」とし、「事実に基づかない内容が町民の間に浸透し、対立構図ができるなど長期にわたり不安と混乱を招いたことに大変申し訳なく、責任を感じている」と陳謝した。
断念理由について、報告書にあった「専門家の意見を交えた適切な対策」、「多様な意見を聴取する透明性のある組織づくり」に長期の時間を要することなどを挙げた。町民の中で賛否が分かれている状況も鑑みたという。
また、今後のクルーズ船寄港地誘致については、「船社などから別の寄港地についての話が出て来た場合も、提言に沿った受け入れ態勢を整えていきたい。現在行っている古仁屋港を利用したクルーズ観光の誘致は積極的に取り組んでいきたい」。今後の西方地区の地域振興については「長期振興計画の着実・確実な実現をすることと、戦跡・自然を活用し、住民との話し合いの中で、活性化を推進したい」とした。
鎌田町長は同日夕方には西古身地区で、住民に計画断念を報告。国・県にはすでに報告済みという。住民説明会の予定はなく、広報誌やSNS、地元ケーブルテレビを通じ、広報する。
《解説》
『計画自体の透明性欠落』
鎌田愛人町長は23日、2年前から紛糾し続けた西古身地区へのクルーズ船寄港地誘致問題に「断念」という形で終止符を打った。
退かざるを得なくなった背景はさまざまだろうが、計画の透明性の欠落は大きな要因の一つだろう。
計画は瀬戸内町が2017年12月19日に三反園県知事宛てに協力を要請したことで明るみに出たが、町は同年8月から西古見での現地説明会を実施するなど動いていた。
〝秘密裏〟に進められていた計画に疑念・不安が募り、18年2月の反対団体立ち上げを皮切りに白紙化を求める要望書や反対署名が町に寄せられる事態となった。
同年3月の町議会定例会で鎌田町長は「慎重さが足りず、多く野住民に不安と心配をかけたことをおわび申し上げたい」と陳謝。町内各地での町政懇談会を経て、同年10月に町民主体の検討協議会を設置した。始終紛糾したものの、動画配信サイトで中継するなど透明性は取り戻されたように見えた。
転機は今年2月に行われた第3回検討協。
町の公募に米大手クルーズ会社が手を上げ、動画公開NG・マスコミ各社にも非公開でプレゼンテーションを実施した。
せっかくガラス張り化した検討協だったが、重要な部分を公開しなかったことで再び反対の声が広がった。
鎌田町長は23日の記者発表の中で「時間経過とともに、事実に基づかない内容が町民に浸透した」、「町内の合意形成が不十分」などと言及。
肝心な部部が見えない状態が憶測での議論を呼ぶのは至極当たり前のことだ。
一連の騒動から瀬戸内町は、政策における透明性の重要性を痛感したはずだ。
今後、賛否の分かれる公共事業を推進する際は今回得た教訓を生かし、疑念を抱く余地のない方法を、その都度考える流れを作ることで町を二分した2年間の責任とするべきだろう。
9面
「英断歓迎」「何らかの振興策を」
瀬戸内町の鎌田愛人町長は23日、町が検討していたクルーズ船寄港地誘致計画の断念を発表した。
地域振興の立場からの賛成、環境保全の立場からの反対など賛否の分かれる計画だったが、関係者からは「町長の英断を歓迎したい」、「結果は尊重するが、地域振興策は必要」などさまざまな意見が聞かれた。
計画に反対の立場をとり続けてきた「奄美の自然を守る会」の田原敏也会長(64)は、「大勢の観光客が一斉に押し寄せる大型クルーズ船の寄港は、豊かな自然を魅力とする奄美大島の観光と相いれないことを一貫して主張してきたが、今回、主張が受け入れられ、鎌田町長が計画断念を決定したことを歓迎したい。この英断によって、多くの貴重な動植物などを守ることができたことに感謝している。今後も、奄美の自然を守りながら、地域振興が図られるよう市民団体として様々な形でかかわっていきたい」と話した。
一方、計画推進の立場をとってきた同町西古見集落の茂節子区長(74)は「検討協議会などの提言を受け、鎌田町長が総合的に判断したことなので、計画断念の決定は支持したい」と町長の決断に理解を示しつつも、「町の端にある小さな集落としては、地域振興のため、何とかしてほしいという思いは変わらない。町長には計画断念ですべて終わりにするのではなく、地域の活性化のための方策を今後も様々な視点から考えていってほしい」と注文を付けた。
町にクルーズ船寄港計画の見直しなどを求めて来た世界自然保護基金(WWFジャパン)は「瀬戸内町が地域の様々な意見を踏まえ、地元が誇る豊かな海の保全を鑑みて選んだ決定は、生物多様性条約第10回締約国会議で世界の合意とされた愛知目標、持続可能な開発目標に貢献するもの。持続可能な観光の先進モデル実現を期待し、今後も地域の保全活動との連携協力を進めていく」などとする声明を発表した。
【奄美新聞・書き起こし終了】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【南海日日新聞・2019年8月24日・大型クルーズ船 誘致断念 瀬戸内町・記事書き起こし】
《大型クルーズ船 誘致断念 瀬戸内町》
『鎌田町長「受け入れの条件整備困難」』
瀬戸内町が同町西古見への誘致を検討していた大型クルーズ船寄港地開発計画について、鎌田愛人町長は23日、「同計画による地域振興策の実現や、住民感情等も含めた受け入れのための条件を整備することは困難」とし、誘致を断念すると発表した。
町役場で記者会見した。鎌田町長はクルーズ船寄港地に関する検討協議会(委員長・宮廻甫允鹿児島大学名誉教授)から今月10日に提出されたクルーズ船寄港地の在り方についての提言書を、「真摯に受け止め、今後のクルーズ観光の基本姿勢とすることは当然」とした上で、「現在進めている西古見への誘致計画は町内の合意形成が不十分な状態にあり、提言内容を順守して進めるには長期の時間を要する。そのような状況の中で議論することは好ましくないという私の判断」と断念を決断した理由を述べた。
今後の西古見集落を含めた町の振興策については「町長期振興計画を着実に実現していくことが重要と考えている。西古見集落の皆さま方には現状を憂い、(クルーズ船誘致の)要望をいただいていたが、大変申し訳なく思っている。西古見には素晴らしい自然、貴重な戦争遺跡がある。これを活用し、住民と話し合いながら活性化に努力していきたい」と述べた。
県には20日に誘致断念を連絡し、県からは「町の判断を尊重する」との回答があったという。
同日夕には鎌田町長自ら西古見集落に出向き、誘致断念を報告した。
茂節子区長は南海日日新聞社の取材に対し「町長の決断を受け止める。私たちは集落を何とかしたいと考えて要望書を出したが、町長はいろんな意見を総合的に判断くださったのでしょう。今回の件で西古見に注目していただいたので、今後も目を向けていただきたい」と話した。
同計画は2017年8月、国の「島嶼部における大型クルーズ船の寄港地開発に関する調査の結果」公表を受けて動き出した。町は独自に調査を進め、町内3カ所の候補地の中から、西古見・池堂地区を最適地と判断し、誘致に名乗りを上げた。
一方、町民への説明不足などを背景に、町内外で誘致に反対する団体発足や署名活動の動きが広がった。
誘致の賛否で対立の構図ができ、事実に基づかない情報が錯綜するなどして町は混乱した。
クルーズ船寄港地に関する検討協議会は町内各種団体代表や学識経験者など19人で18年10月に発足。5回の議論を重ね、鎌田町長に▽環境保全と産業振興を図る専門家の意見を踏まえた対策の検討▽環境許容量を踏まえた観光管理計画の策定―など7項目にわたる提言書を提出していた。
《WWFジャパンが歓迎声明》
公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン、東京)は23日、鎌田愛人瀬戸内町長が同日発表した大型クルーズ船寄港地開発計画誘致断念の決定について、歓迎する声明を出した。
WWFジャパンは今年2月、同計画誘致に関して見直しを求める声明を発表。6月にも町、国、県など関係機関に対し、計画の見直しと地域の関係者が参加した持続型観光利用計画の構築を求める要望を伝えていた。
今回の声明では、断念決定を「生物多様性条約第10回締約国会議で世界の合意とされた愛知目標と、持続可能な開発目標にも貢献する」と評価。
今後も同地域の保全活動への連携協力を進めていく考えを示した。
【南海日日新聞・書き起こし終了】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
奄美新聞の記事によると、鎌田町長は計画について、「地域振対策の具現化への焦りから、民意が十分に反映されず、配慮に欠けた事務手続きが行われた」とし、「事実に基づかない内容が町民の間に浸透し、対立構図ができるなど長期にわたり不安と混乱を招いたことに大変申し訳なく、責任を感じている」と陳謝した。とあるが、「事実に基づかない内容が町民の間に浸透し・・・」とはどういう意味なのか?
あたかも誤解が誤解を生み、そのことが原因で対立構図が生まれ、結果断念せざるを得なくなった・・・と言わんばかりの口調に聞こえる。
そもそも西古見地区の同意と地元経済団体のトップの同意だけで見切り発車しようとしたこと自体が間違い。
しかも、経済団体トップの中には団体加盟社の同意すら得てない状態で勝手に要望書に署名までしていた。
さらには、前代未聞の要望書撤回(鹿児島県に提出済みだった要望書)。
奄美新聞は解説のなかで「肝心な部部が見えない状態が憶測での議論を呼ぶのは至極当たり前のことだ」と指摘している。
ボクも同じ意見だ。
秘密裏に物事が進められていたと感じた。
だからこそ、「誘致有りき」の議論になることを恐れたのだ。
今回の大型クルーズ船寄港地誘致計画断念については、問題当初から奄美の自然を守る会を筆頭に地元有志が一丸となり問題提起し続けてきたことにより、議論が広がり町民も問題意識を持つことへと繋がったと言える。
検討協議会については、発足当初は検討協議会の座長を含む委員さんたちの存在意義にも疑問を感じていたのも事実。
よくある話で、御用聞き学者の登場か?と皆が考えた。
そう考えるに至った原因は、当初からの秘密裏とも取れる瀬戸内町の怪しげな動きに原因があったことは言うまでもない。
しかし、結果を見てみると要らぬ心配をしていたことが分かった。
委員の先生方が「民意」を忘れることなく公正な判断をし、意見を取りまとめて下さったのだ。
そのことについては感謝と同時に役所主導による検討協議会なるものの品位と中立性を確保する大きな役割を果たし、賞賛に値する活躍だったと言っても過言ではない。
人を信じることの大切さを学んだ気がする。
今回の大型クルーズ船寄港地誘致計画断念について、反対派ならびに慎重派と言われる方々から「歓迎する」との大人のコメントが寄せられている。
ちなみにボクに言わせりゃ検討協議会委員に対しては「歓迎と感謝」の謝意を表したいと思うが、瀬戸内町に対しては「当たり前だろ!」と言ってやりたい気分だ。
下品だ!ガキだ!次元がひくい!紳士的ではない!
常識に欠ける!・・・どうとでも言ってもらっても構わない!
大型クルーズ船寄港地誘致計画断念?
当たり前だよね。
ようやく当たり前のことが当たり前の結果で終わった安堵感。
今の世の中、当たり前のことが何故か当たり前でなくなることが多々ある。
しかし、今回瀬戸内町で湧きに湧いたこの問題については、当たり前のことが当たり前の結果で終わったのだ。
そのことがこれからの瀬戸内町にとっては大きな力となり、町民にとっては大きな自信となるだろう。
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【速報!】奄美大島 瀬戸内町が推し進めていた大型クルーズ船寄港地誘致計画断念!あれっ?意外とあっさり断念しちゃったんですね
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本日、瀬戸内町の鎌田愛人町長が大型クルーズ船寄港地誘致計画を断念することを発表しました。
まぁ〜そもそも西古見地区に22万トン級の大型クルーズ船寄港地誘致計画は無理がありました。
町サイドはゴリ押ししてでも誘致するぞ!と言い続けて来ましたが、結果的には民意を無視することが出来なかったということでしょう。
早速、とある方から「ハズレたな!」と心温まるコメントまでいただき当ブログ管理人と致しましては感無量でございます。
当ブログと致しましては「ハズレてラッキー」といったところでございます。ハイ。
取り急ぎ大型クルーズ船寄港地計画断念の一報をご報告させていただきました。
鹿児島暴露クラブ 管理人
7ドラゴン
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まぁ〜そもそも西古見地区に22万トン級の大型クルーズ船寄港地誘致計画は無理がありました。
町サイドはゴリ押ししてでも誘致するぞ!と言い続けて来ましたが、結果的には民意を無視することが出来なかったということでしょう。
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ついに茶番劇閉幕!瀬戸内町が推し進める大型クルーズ船寄港地開発計画に関する検討協議会・・・鎌田愛人町長と金子万寿夫代議士ニコニコ顔の巻
ついに茶番劇閉幕!瀬戸内町が推し進める大型クルーズ船寄港地開発計画に関する検討協議会・・・鎌田愛人町長と金子万寿夫代議士ニコニコ顔の巻
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南海日日新聞・8月11日配信
【町長「今月中に結論」 検討委、計画賛否一本化できず 瀬戸内町大型クルーズ船誘致】
鹿児島県の瀬戸内町が同町西古見に誘致を考えている大型クルーズ船寄港地開発計画に関する検討協議会(委員長・宮廻甫允鹿児島大学名誉教授)の第5回会合が10日、町役場会議室であった。
寄港地の在り方をまとめた提言書を承認し、宮廻委員長が鎌田愛人町長に提出した。
計画の賛否について委員らの方向性は一本化できず、会合終了後の報道陣の取材に、鎌田町長は計画を進めるか断念するかについて「今月中に結論を出す」と明言した。
協議会は寄港地誘致を構想する町が昨年10月に設置。
委員は町内各種団体の代表や学識経験者など19人。
国が昨年8月に公開した「島嶼部における大型クルーズ船の寄港地開発に関する調査の結果」を踏まえて、寄港地の在り方について協議を重ねた。
今年2月の会合では、寄港地開発に関するプレゼンテーションがあり、町の公募に応じた米国大手船社「ロイヤル・カリビアングループ」が非公開で説明し、大型クルーズ船の誘致に反対する「奄美の自然を守る会」(田原敏也代表)が持続可能な観光の推進などを訴えた。
提言書では、急速な人口減少が続く同町に対して「危機的状況を回避するため、社会的、経済的な環境整備が喫緊の課題」として、「自然環境や生活文化に配慮しつつ、地域振興のための諸施策を講じていくことが不可欠」と指摘。
▽環境保全と産業振興を図る専門家の意見を踏まえた対策の検討
▽環境許容量を踏まえた観光管理計画の策定▽最先端の環境配慮型の寄港地を目指す
▽島民の反対を理由にした加計呂麻島への旅客の入島回避
▽地域が経済効果を得られる仕組みの検討
▽町民に周知、意見聴取する透明性ある組織づくり-など7項目を提言した。
出席した委員から計画への賛否の声が上がったほか、「町民に具体的な説明がない」として船社による公開説明会を求める意見が相次いだ。事務局の町側は「提言を受けて町長が判断する」と答えた。
提言書を受け取った鎌田町長は「重い提言と受け止める。中身を精査して総合的かつ政治的に判断して結論を出したい」と述べた。
宮廻委員長は「提言を受け止め、きっちり考えながら進めてほしい」と町側に要望。
一方で、「多様な意見があり(方向性を)一本化できなかった。十分な提案ができたとはいえない」とも漏らした。
【南海日日新聞より】
まぁ〜予想どおりと言うかそれぞれの役者さんが与えられた役を無事にこなしたということでしょう。
それ以上でもそれ以下でもありません。
鎌田愛人町長主演の茶番劇、「大型クルーズ船寄港地開発計画に関する検討協議会」も閉幕ですね。
計画を進めるか断念するかについて「今月中に結論を出す」とか何とか言っちゃって〜既に決定しているんでしょ。
わ・・・か・・・っ・・・て・・・ま・・・す・・・よ
鎌田町長!
貴方が描いていた明るい未来!
自衛隊とチャイナタウンの共存共栄せいぜい頑張って下さい。
これから先は誘致決定とともに沸くであろう様々な「利権」について調べて行きたいと思います。
用地買収からスタートして、土木、建築、建設資材、産廃、一廃、運搬、などなど。
砂糖に群がるアリのように・・・湧いて出て来るであろうK&Kのお友達連中ww
それにしても西古見に22万トン級の大型クルーズ船とは笑っちゃいますよね。
数年後には自衛隊や米軍の艦船がどうのこうのとか言い出すと思いますよ。
次回へ続く。
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南海日日新聞・8月11日配信
【町長「今月中に結論」 検討委、計画賛否一本化できず 瀬戸内町大型クルーズ船誘致】
鹿児島県の瀬戸内町が同町西古見に誘致を考えている大型クルーズ船寄港地開発計画に関する検討協議会(委員長・宮廻甫允鹿児島大学名誉教授)の第5回会合が10日、町役場会議室であった。
寄港地の在り方をまとめた提言書を承認し、宮廻委員長が鎌田愛人町長に提出した。
計画の賛否について委員らの方向性は一本化できず、会合終了後の報道陣の取材に、鎌田町長は計画を進めるか断念するかについて「今月中に結論を出す」と明言した。
協議会は寄港地誘致を構想する町が昨年10月に設置。
委員は町内各種団体の代表や学識経験者など19人。
国が昨年8月に公開した「島嶼部における大型クルーズ船の寄港地開発に関する調査の結果」を踏まえて、寄港地の在り方について協議を重ねた。
今年2月の会合では、寄港地開発に関するプレゼンテーションがあり、町の公募に応じた米国大手船社「ロイヤル・カリビアングループ」が非公開で説明し、大型クルーズ船の誘致に反対する「奄美の自然を守る会」(田原敏也代表)が持続可能な観光の推進などを訴えた。
提言書では、急速な人口減少が続く同町に対して「危機的状況を回避するため、社会的、経済的な環境整備が喫緊の課題」として、「自然環境や生活文化に配慮しつつ、地域振興のための諸施策を講じていくことが不可欠」と指摘。
▽環境保全と産業振興を図る専門家の意見を踏まえた対策の検討
▽環境許容量を踏まえた観光管理計画の策定▽最先端の環境配慮型の寄港地を目指す
▽島民の反対を理由にした加計呂麻島への旅客の入島回避
▽地域が経済効果を得られる仕組みの検討
▽町民に周知、意見聴取する透明性ある組織づくり-など7項目を提言した。
出席した委員から計画への賛否の声が上がったほか、「町民に具体的な説明がない」として船社による公開説明会を求める意見が相次いだ。事務局の町側は「提言を受けて町長が判断する」と答えた。
提言書を受け取った鎌田町長は「重い提言と受け止める。中身を精査して総合的かつ政治的に判断して結論を出したい」と述べた。
宮廻委員長は「提言を受け止め、きっちり考えながら進めてほしい」と町側に要望。
一方で、「多様な意見があり(方向性を)一本化できなかった。十分な提案ができたとはいえない」とも漏らした。
【南海日日新聞より】
まぁ〜予想どおりと言うかそれぞれの役者さんが与えられた役を無事にこなしたということでしょう。
それ以上でもそれ以下でもありません。
鎌田愛人町長主演の茶番劇、「大型クルーズ船寄港地開発計画に関する検討協議会」も閉幕ですね。
計画を進めるか断念するかについて「今月中に結論を出す」とか何とか言っちゃって〜既に決定しているんでしょ。
わ・・・か・・・っ・・・て・・・ま・・・す・・・よ
鎌田町長!
貴方が描いていた明るい未来!
自衛隊とチャイナタウンの共存共栄せいぜい頑張って下さい。
これから先は誘致決定とともに沸くであろう様々な「利権」について調べて行きたいと思います。
用地買収からスタートして、土木、建築、建設資材、産廃、一廃、運搬、などなど。
砂糖に群がるアリのように・・・湧いて出て来るであろうK&Kのお友達連中ww
それにしても西古見に22万トン級の大型クルーズ船とは笑っちゃいますよね。
数年後には自衛隊や米軍の艦船がどうのこうのとか言い出すと思いますよ。
次回へ続く。
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第5回クルーズ船寄港地に関する検討協議会が8月10日に開催!瀬戸内町が推し進める大型クルーズ船寄港地誘致問題!奄美大島にチャイナタウンは必要無し!
第5回クルーズ船寄港地に関する検討協議会が8月10日に開催!瀬戸内町が推し進める大型クルーズ船寄港地誘致問題!奄美大島にチャイナタウンは必要無し!
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【検討協議会関連 過去記事】
Click→→2018/10/23・第1回 クルーズ船寄港地に関する検討協議会開催・平成30年10月28日(日)午前9時~11時・瀬戸内町役場4F【鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町 大型クルーズ船寄港地誘致関連】
Click→→2018/11/14・第1回 クルーズ船寄港地に関する検討協議会・委員長 鹿児島大学名誉教授 宮廻甫允教授・副委員長 鹿児島大学水産学部教授 西隆一郎教授・国土交通省港湾局クルーズ振興室 塩田昌弘室長【鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町 大型クルーズ船寄港地誘致関連】
Click→→2019/2/8・第3回瀬戸内町 クルーズ船寄港地に関する検討協議会・その1・・予想どおりの茶番劇!鹿児島県 大型クルーズ船寄港地関連
Click→→2019/2/20・第3回瀬戸内町 クルーズ船寄港地に関する検討協議会・その2・・国交省クルーズ振興課職員立会いの下で茶番劇は続く!キラリと目を光らせる国交省職員の巻【鹿児島県 大型クルーズ船寄港地関連】
Click→→2019/3/11・瀬戸内町9月議会で大型クルーズ船寄港地誘致決定を表明か?&第3回クルーズ船寄港地に関する検討協議会・YouTube・NO2書き起こし【鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地誘致関連】
Click→→2019/4/2・鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町が推し進める大型クルーズ船寄港地誘致問題!瀬戸内町 大型クルーズ船寄港地に関する第4回検討協議会・・・茶番劇の最終幕は近い?
2019年広報せとうち 令和元年5月号掲載の施政方針に改めて目を通した。
◎平成30年3月に策定した「せとうち強靭化計画」に基づき、町民の生命・財産を守るべくあらゆる施策を実行致します。
◎ 西古見地区へのクルーズ船寄港地開発について、昨年10月に設置した町民主体の「ク ルーズ船寄港地に関する検討協議会」 にて議論が交わされており、協議会から「本町に最適なクルーズ船寄港地のあり方」が提言されるよう、引き続き国・県と一体となって協議会の運営に努めます。
・・・・・・・・
まぁ〜他にもいろいろと書いてありましたが割愛させていただくことに致します。
というのも・・・・・ボク的には上記2点が町長が特に力が入っている最重要課題だと思っているからです。
平成から令和へと変わり何れの自治体も安倍政権への期待と依存度が増すばかり。
まさに、おんぶに抱っこに肩車の状態。
勿論、瀬戸内町も例外ではない。
国土強靱化計画という呼名を聞いただけで土建屋さんはヨダレがダラダラ出て来るのではないでしょうか?
その「国土強靱化計画」を「せとうち強靱化計画」・・・「国土」を「せとうち」にもじるあたりが憎いですねぇ〜
鹿実出身の町長さんに座布団3枚あげて下さい。
土建屋さんのために・・・ち・・・違うか・・・土建屋さんのためにと露骨に言えばひんしゅくを買っちゃうから、取り敢えずは町民の暮らしを守るためということにしときましょう!的なノリノリ感が伝わって来ますね。
無投票当選で再選を果たした鎌田町長は昨年以上にノリにノリまくっている。
昨年の鎌田町長は肩に力が入っちゃって、痛いくらいカッコつけ過ぎたこともあった。
本人も思い出すだけでホッペが赤くなるはずだ。
そう・・・そうです・・・あの伝説の名セリフが飛び出したのは昨年の9月議会のことだった。
Click→→2018/10/3・瀬戸内町議会9月定例会・鎌田愛人町長 名言録・「この危機をチャンスに変え、未来につないでいくために、勇気をもって、新たな取り組みに挑戦していく信念に変わりはありません!」・渡島芳臣議員・元井直志議員の巻【奄美大島 瀬戸内町 大型クルーズ船寄港地関連】
議員からの「大型クルーズ船誘致について、これからどのように進めていくのか」との質問に対し、鎌田町長はこう言ってのけた・・・・・「少子高齢化という国難とも呼ぶべき危機をチャンスに変え、未来につないでいくために、勇気をもって、新たな取り組みに挑戦していく信念に変わりはありません」「私の政治理念は町民主体の政治であります・・・・・」・・・・・
議場は一瞬 水を打ったような静けさとなった。
長嶋茂雄が引退試合後に発したあの名セリフを彷彿させるくらいのインパクトある言葉だった。
「勇気をもって、新たな取り組みに挑戦していく信念に変わりはありません」・・・「私の政治理念は町民主体の政治」・・・プッ
こうして昨年の9月議会の場で鎌田愛人伝説が誕生した。(昨年は惜しくもバカデミー主演男優賞を逃したが、今年は間違いなく受賞するに違いない)
それにしても2019年広報せとうち 令和元年5月号掲載の施政方針を読む限り、結局のところ誘致有りきということが分かります。
検討協議会も誘致を前提とした会議。
「本町に最適なクルーズ船寄港地のあり方」が提言されるよう、引き続き国・県と一体となって協議会の運営に努めます」・・・・・
賛否ではありませんよ!あり方について検討するんですよ!って言っているようなものです。
真面目に議論されている方々から怒られるかもしれませんが、ほぼ間違いなく検討協議会はガス抜きのための会議。
目指すところは「寄港地誘致決定」という終着駅。
いわゆる茶番劇です。ハイ。
余程のことがない限り瀬戸内町の思惑通り大型クルーズ船寄港地誘致は実現するでしょう。(仮に実現しない場合、そもそも大型クルーズ船寄港地誘致などというものはプランの1つに過ぎず、自衛隊や米軍の艦船を受け入れるための事前調査も兼ねていた可能性すらある。国防、日米安保がかかわる事案についてはこのくらいのことは平気でやっちゃう。カモフラージュってやつだ。鎌田町長自身も聞かされていない可能性あり)
それにしても西古見地区にチャイナタウンとは笑っちゃうね。
地元民が観光客相手に踊りを披露。(アフリカやアマゾンでも観光客相手に地元民が踊りを披露しています)(注・船社サイドが踊りを披露していただきたいと要望)
あっ!そう!そう!検討協議会といえば、第5回クルーズ船寄港地に関する検討協議会が8月10日に開催されるようです。
10日は土曜日、11日、12日は休日・・・プラスに考えると休日に合わせての会議、マイナスにとえると注目を避けるため。
スケジュールは以下のとおり。
1. 日時 令和元年8月10日 午後5時
2. 場所 瀬戸内町役場 4階 委員会室
3. 内容
(1)検討協議会の意見整理について
(2)提言書(案)について
(3)質疑応答
(4)その他
・・・・・・・・・・
意見整理ってことはこれまでの意見を整理するということ?
ってことは・・・まとめ?
それともその日に提言された意見の整理?
会議の名称も「クルーズ船寄港地に関する検討協議会」。
寄港地誘致に関するではなく、寄港地に関するとなっている。
当初から「誘致」が抜けていると感じていたのは捻くれ者のボクだけ?
そもそも誘致することは決定済みだから、寄港地誘致に関するではなく寄港地に関するにしたのではないか?まぁ〜今さらですけどね。
この問題、騙し討ちというか民意無視からのスタートだったことから、どうしても全てに対し疑いの目を向けたくなる。
今回で5回目の協議会開催。
残すところあと一回か二回で終了だろうね。
最終的に誘致が決まり、更には数年後に自衛隊の艦船までもが寄港することになったら大笑い。
ちなみに奄美市の朝山市長の論法でいけば訓練であれば米海軍の艦船が接岸しても問題なし。
町民が自衛隊の艦船が寄港することに異議を唱えた場合は、待ってましたとばかりに島内の他の場所に艦船が接岸できる施設を作るに違いない。
何れにせよ瀬戸内町の町長が鎌田さんである限り、瀬戸内町は国の戦略どおり変貌し続けることになるだろう。
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【検討協議会関連 過去記事】
Click→→2018/10/23・第1回 クルーズ船寄港地に関する検討協議会開催・平成30年10月28日(日)午前9時~11時・瀬戸内町役場4F【鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町 大型クルーズ船寄港地誘致関連】
Click→→2018/11/14・第1回 クルーズ船寄港地に関する検討協議会・委員長 鹿児島大学名誉教授 宮廻甫允教授・副委員長 鹿児島大学水産学部教授 西隆一郎教授・国土交通省港湾局クルーズ振興室 塩田昌弘室長【鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町 大型クルーズ船寄港地誘致関連】
Click→→2019/2/8・第3回瀬戸内町 クルーズ船寄港地に関する検討協議会・その1・・予想どおりの茶番劇!鹿児島県 大型クルーズ船寄港地関連
Click→→2019/2/20・第3回瀬戸内町 クルーズ船寄港地に関する検討協議会・その2・・国交省クルーズ振興課職員立会いの下で茶番劇は続く!キラリと目を光らせる国交省職員の巻【鹿児島県 大型クルーズ船寄港地関連】
Click→→2019/3/11・瀬戸内町9月議会で大型クルーズ船寄港地誘致決定を表明か?&第3回クルーズ船寄港地に関する検討協議会・YouTube・NO2書き起こし【鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地誘致関連】
Click→→2019/4/2・鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町が推し進める大型クルーズ船寄港地誘致問題!瀬戸内町 大型クルーズ船寄港地に関する第4回検討協議会・・・茶番劇の最終幕は近い?
2019年広報せとうち 令和元年5月号掲載の施政方針に改めて目を通した。
◎平成30年3月に策定した「せとうち強靭化計画」に基づき、町民の生命・財産を守るべくあらゆる施策を実行致します。
◎ 西古見地区へのクルーズ船寄港地開発について、昨年10月に設置した町民主体の「ク ルーズ船寄港地に関する検討協議会」 にて議論が交わされており、協議会から「本町に最適なクルーズ船寄港地のあり方」が提言されるよう、引き続き国・県と一体となって協議会の運営に努めます。
・・・・・・・・
まぁ〜他にもいろいろと書いてありましたが割愛させていただくことに致します。
というのも・・・・・ボク的には上記2点が町長が特に力が入っている最重要課題だと思っているからです。
平成から令和へと変わり何れの自治体も安倍政権への期待と依存度が増すばかり。
まさに、おんぶに抱っこに肩車の状態。
勿論、瀬戸内町も例外ではない。
国土強靱化計画という呼名を聞いただけで土建屋さんはヨダレがダラダラ出て来るのではないでしょうか?
その「国土強靱化計画」を「せとうち強靱化計画」・・・「国土」を「せとうち」にもじるあたりが憎いですねぇ〜
鹿実出身の町長さんに座布団3枚あげて下さい。
土建屋さんのために・・・ち・・・違うか・・・土建屋さんのためにと露骨に言えばひんしゅくを買っちゃうから、取り敢えずは町民の暮らしを守るためということにしときましょう!的なノリノリ感が伝わって来ますね。
無投票当選で再選を果たした鎌田町長は昨年以上にノリにノリまくっている。
昨年の鎌田町長は肩に力が入っちゃって、痛いくらいカッコつけ過ぎたこともあった。
本人も思い出すだけでホッペが赤くなるはずだ。
そう・・・そうです・・・あの伝説の名セリフが飛び出したのは昨年の9月議会のことだった。
Click→→2018/10/3・瀬戸内町議会9月定例会・鎌田愛人町長 名言録・「この危機をチャンスに変え、未来につないでいくために、勇気をもって、新たな取り組みに挑戦していく信念に変わりはありません!」・渡島芳臣議員・元井直志議員の巻【奄美大島 瀬戸内町 大型クルーズ船寄港地関連】
議員からの「大型クルーズ船誘致について、これからどのように進めていくのか」との質問に対し、鎌田町長はこう言ってのけた・・・・・「少子高齢化という国難とも呼ぶべき危機をチャンスに変え、未来につないでいくために、勇気をもって、新たな取り組みに挑戦していく信念に変わりはありません」「私の政治理念は町民主体の政治であります・・・・・」・・・・・
議場は一瞬 水を打ったような静けさとなった。
長嶋茂雄が引退試合後に発したあの名セリフを彷彿させるくらいのインパクトある言葉だった。
「勇気をもって、新たな取り組みに挑戦していく信念に変わりはありません」・・・「私の政治理念は町民主体の政治」・・・プッ
こうして昨年の9月議会の場で鎌田愛人伝説が誕生した。(昨年は惜しくもバカデミー主演男優賞を逃したが、今年は間違いなく受賞するに違いない)
それにしても2019年広報せとうち 令和元年5月号掲載の施政方針を読む限り、結局のところ誘致有りきということが分かります。
検討協議会も誘致を前提とした会議。
「本町に最適なクルーズ船寄港地のあり方」が提言されるよう、引き続き国・県と一体となって協議会の運営に努めます」・・・・・
賛否ではありませんよ!あり方について検討するんですよ!って言っているようなものです。
真面目に議論されている方々から怒られるかもしれませんが、ほぼ間違いなく検討協議会はガス抜きのための会議。
目指すところは「寄港地誘致決定」という終着駅。
いわゆる茶番劇です。ハイ。
余程のことがない限り瀬戸内町の思惑通り大型クルーズ船寄港地誘致は実現するでしょう。(仮に実現しない場合、そもそも大型クルーズ船寄港地誘致などというものはプランの1つに過ぎず、自衛隊や米軍の艦船を受け入れるための事前調査も兼ねていた可能性すらある。国防、日米安保がかかわる事案についてはこのくらいのことは平気でやっちゃう。カモフラージュってやつだ。鎌田町長自身も聞かされていない可能性あり)
それにしても西古見地区にチャイナタウンとは笑っちゃうね。
地元民が観光客相手に踊りを披露。(アフリカやアマゾンでも観光客相手に地元民が踊りを披露しています)(注・船社サイドが踊りを披露していただきたいと要望)
あっ!そう!そう!検討協議会といえば、第5回クルーズ船寄港地に関する検討協議会が8月10日に開催されるようです。
10日は土曜日、11日、12日は休日・・・プラスに考えると休日に合わせての会議、マイナスにとえると注目を避けるため。
スケジュールは以下のとおり。
1. 日時 令和元年8月10日 午後5時
2. 場所 瀬戸内町役場 4階 委員会室
3. 内容
(1)検討協議会の意見整理について
(2)提言書(案)について
(3)質疑応答
(4)その他
・・・・・・・・・・
意見整理ってことはこれまでの意見を整理するということ?
ってことは・・・まとめ?
それともその日に提言された意見の整理?
会議の名称も「クルーズ船寄港地に関する検討協議会」。
寄港地誘致に関するではなく、寄港地に関するとなっている。
当初から「誘致」が抜けていると感じていたのは捻くれ者のボクだけ?
そもそも誘致することは決定済みだから、寄港地誘致に関するではなく寄港地に関するにしたのではないか?まぁ〜今さらですけどね。
この問題、騙し討ちというか民意無視からのスタートだったことから、どうしても全てに対し疑いの目を向けたくなる。
今回で5回目の協議会開催。
残すところあと一回か二回で終了だろうね。
最終的に誘致が決まり、更には数年後に自衛隊の艦船までもが寄港することになったら大笑い。
ちなみに奄美市の朝山市長の論法でいけば訓練であれば米海軍の艦船が接岸しても問題なし。
町民が自衛隊の艦船が寄港することに異議を唱えた場合は、待ってましたとばかりに島内の他の場所に艦船が接岸できる施設を作るに違いない。
何れにせよ瀬戸内町の町長が鎌田さんである限り、瀬戸内町は国の戦略どおり変貌し続けることになるだろう。
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瀬戸内町大型クルーズ船寄港地誘致計画 奄美の自然を守る会がIUCNに要望書提出・・・必見記事!神戸国際大学経済学部教授 中村智彦氏「豪華客船にお金持ちは乗って来なかった クルーズ船寄港地の憂鬱」
瀬戸内町大型クルーズ船寄港地誘致計画 奄美の自然を守る会がIUCNに要望書提出・・・必見記事!神戸国際大学経済学部教授 中村智彦氏「豪華客船にお金持ちは乗って来なかった クルーズ船寄港地の憂鬱」
Click→→鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地関連・過去記事一覧
Click→→2018/6/19・鹿児島県 喜界島沖に眠る水爆搭載の攻撃機!世界自然遺産登録を目指す奄美群島沖に水爆?【鹿児島県・沖縄県・防衛省・核兵器・米空母 タイコンデロガ】
Click→→BBC NEWS JAPAN2019/7/12・沈没したロシア原潜から80万倍の放射線 ノルウェー沖
南海日日新聞・7月12日配信
Click→→南海日日新聞・2019/7/12・クルーズ誘致計画、精査を IUCNに要望書提出
【クルーズ誘致計画、精査を 奄美の自然を守る会がIUCNに要望書提出 瀬戸内町】
鹿児島県奄美大島の瀬戸内町が同町西古見・池堂地区への誘致を考えている大型クルーズ船寄港地誘致計画について、反対する奄美の自然を守る会(同町、田原敏也会長)は10日、世界自然遺産候補地の現地調査を担当する国際自然保護連合(IUCN)に要望書を提出した。
IUCNが今年夏から秋にかけて奄美大島で行う予定の現地調査に際し、観光管理の観点から同計画についても精査するよう求めている。
要望書は10日メールで発送。11日、田原会長(63)と杉岡秋美副会長(65)が大島支庁記者クラブで会見し、内容を報告した。
要望書では▽行政と住民間のコミュニケーション不全▽持続可能な観光に対する住民の理解が進まないままでのマスツーリズム(大衆化された観光)振興▽大型クルーズ船を使った外来種侵入、固有種の違法取引―など、同計画の不備や懸念材料を指摘している。
田原会長は「今のところ瀬戸内町は計画を白紙に戻していない。IUCNにこの要望書をどう取り上げてもらえるか分からないが、われわれの意見に賛同してくれている人々の思いの丈を考慮してほしい」と話した。
【転載終了】
【豪華客船にお金持ちは乗って来なかった~クルーズ船寄港地の憂鬱】
中村智彦 | 神戸国際大学経済学部教授
2019年7月12日6時30分 配信
Click→→ヤフーニュース・2019/7/12・豪華客船にお金持ちは乗って来なかった~クルーズ船寄港地の憂鬱
《百害あって一利なし》
「百害あって一利なしだ。」長崎市であった中小企業経営者のある集まりで、地元の中小企業製造業経営者が厳しく批判するのは、海外からのクルーズ船の寄港だ。別のサービス業経営者も「これ以上、税を投入して国際航路のバースを大型化するなどというのには疑問を持っている」と批判的だ。
彼らが批判的な意見を述べるのには、もちろん理由がある。その日も大型客船が長崎港に寄港していた。「これだけの船が三日とおかず寄港するのですから、地元には貢献しているでしょう」と話を向けると、その場にいた経営者たちが苦笑して、「とんでもない」と言い、そして先ほどの批判になったのだ。
《誘致の効果は絶大だったが》
日本ではこの10年ほど、各地の自治体や商工団体などが主導して、国際線クルーズ船の寄港誘致が繰り広げられた。富裕層が優雅な船旅を楽しみ、寄港地では地元に滞在することで、観光地だけではなく商店街などでも経済効果があると期待されたのだ。
長崎県でも、クルーズ客船誘致による産業振興を目的として、2009年に県内の関係市町や商工関係者で組織する「長崎県クルーズ振興協議会」が設立され、国内外の客船運航会社への営業活動や展示会などへの出展など、活発なポートセールスが行われてきた。2011年には、国土交通省により長崎港松が枝地区旅客船ターミナル整備事業が行われ、10万総トン級に対応した国際観光船ターミナルが完成した。
こうした取り組みの成果は、2017年には267隻、2018年には220隻のクルーズ船が長崎港に寄港するようになった。それに伴い、2010年頃には10万人にも満たなかった乗客数も2017年に77万人、2018年には70万人と大幅な増加を見せている。
《三日に一回の入港》
中国国内の景気の悪化などから2018年以降、微減しているとはいえ、ほぼ3日に一回、大型のクルーズ船が寄港している。1隻あたりの乗船客は小さいものでも1500名、大きいものになると4千名近くになる。停泊している大型客船は、遠くからみると巨大なホテルが現れたかのようにも見える。客船が入港すると、多くの外国人観光客が下船してくる。
《期待外れ》
国際観光地長崎にとっては、大きな経済波及効果が期待されていたはずだが、中小企業経営者たちのみならず、商店街の飲食店や物販店の経営者や従業員に話を聞いてみても、ほとんどの人たちが苦笑いして、「ほとんど効果などない。」と答える。客船から降りてくる外国人観光客の多くは、旗を持ったガイドを先頭にずらりとならんだ観光バスに吸い込まれていく。客船のちょうど前にあるグラバー園や路面電車を利用してでかける観光客もいるにはいるが少数のようだ。
タクシー運転手の一人は、「最初は期待したんだけどね、タクシーなんて誰も乗らないよ。儲かっているのは船から買い物客を連れていく観光バスの会社くらいじゃないの。諫早にある免税品店に向かうんだ。」と言う。観光客たちが目指すのは、観光バスで約30分ほどの諫早市貝津にある大型免税品店だ。運営しているのは、全国に外国人観光客向けの免税店を展開する韓国系企業だ。「諫早まで連れて行かれて、買物して、あとは中国系が経営する家電量販店に寄ったら、長崎市内を観光している時間なんてないよ」とタクシー運転手は笑う。
確かに長崎市内の商店街や観光地を見ても、思いのほか外国人観光客は少なく、修学旅行生のグループや女性同士の旅行グループが中心だ。「人ばかりたくさん来てもらっても、地元に金が落ちないなら迷惑なだけですよ」と土産物を扱う店の従業員も辛辣だった。
《午前到着し、夕方出発》
長崎市中心部の飲食店経営者も、「船が着くのがお昼前でしょ。そして出航するのが夕方6時頃。宿泊もしなければ、飲食もしない。賑わっているのは100円ショップくらいですよ」と話す。
ほとんどのクルーズ船は、午前中に到着し、夕方には次の目的地に向かって出航する。効率よく観光をして廻るためには、夜間の移動が一番だ。しかし、そうなると滞在時間は昼間の5時間から6時間程度。乗客たちは、夕食を寄港地で食べることはない。
《豪華客船にお金持ちがくるはずだったのだが》
クルーズ船というとクイーンエリザベス二世号など豪華客船で乗客も富裕層だという発想が根強い。しかし、この10年ほどで状況は大きく変わり、東南アジアや中国を発着とした低価格で一般層でも利用しやすいクルーズツアーが多く発売されるようになった。日本向けのツアーでも宿泊と飲食代が含まれて、安いものであれば一人10万円程度からある。家族で旅行するのであれば、航空機を利用しホテルに宿泊するよりもずっとお得である。さらに、「飛行機だと買い物するものを考えないと超過料金を取られてしまいますが、船旅だと気にしなくて良いのも人気の原因です」と中国人の留学生は話す。豪華客船には、もはやお金持ちばかりが乗っているのではないのだ。
《寄港地での消費をいかに喚起するか》
クルーズツアーが庶民のものとなった現在、過去に富裕層が大量に来るのだと考えて作られてきた計画は、もう一度練り直す必要があるだろう。寄港地での消費を喚起するためには、日帰り停泊の寄港料を上げ、逆に宿泊を伴う停泊の方を大幅に安くするなどの補助策にメリハリを付けたり、地元商店街や観光地への観光が組み込まれていないツアーへの補助をカットするなど乗船客の誘導を図る方策が必要だろう。地元経済界も、高知市のひろめ市場のように、短時間でも名産品や酒など飲食が楽しめるような施設を充実させるなど、民間は民間なりの工夫も必要だろう。
《量より質へと迅速に転換を》
行政側も、ただ寄港回数や上陸客数を競うのではなく、富裕層、優良観光客の誘致という量よりも質へのシフトを図る段階である。上陸許可に関しても、2015年1月からクルーズ船誘致を目的に、法務大臣が指定するクルーズ船の外国人乗客を対象として、簡易な手続きで上陸を認める「船舶観光上陸許可」制度を実施してきた。しかし、ビザなしで簡易な審査で入国できることを利用して、全国の寄港地でクルーズ船の乗客の失踪事件が相次いでおり、長崎でもそうしたことによる治安の悪化に不安を指摘する意見も聞いた。
行方不明者を多く出した旅行代理店、観光業者やクルーズ会社に対して、ペナルティを課すなど厳しい対応も求められる。問題があまりにも多いのであれば、現在1時間ほどで発給している上陸ビザの手続きに関しても見直しを行うべきだろう。それらを早急に進めなければ、地元住民から税金投入の意義を問われ、せっかくのインバウンド観光促進に水を差す結果となりかねない。
急激な人口減少時代を迎えた日本にとっては、海外からの観光客は重要なお客様だ。しかし、人数ばかりが増えて、お金が落ちないというのでは地元の理解は得られない。政府や地元自治体の迅速な対応が求められる。
【転載終了】
まぁ〜瀬戸内町が推し進めている大型クルーズ船寄港地誘致は西古見地区のみでの囲い込みプランですから、長崎とは多少状況は違うとは思いますがだからと言って全く問題無しなんてことはありません。
長崎においては一部事業者から「百害あって一利なし」などの声も上がっているとか。
瀬戸内町の大型クルーズ船寄港地誘致についてもさらに時間をかけ議論を尽くすべきですね。
それと・・・如何なる場合においても商業船舶以外の大型船(自衛隊・米軍)には絶対に使用させないということを明確にしておくべきだと思います。(注・仮にゴリ押して誘致が決まった場合)
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南海日日新聞・7月12日配信
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【クルーズ誘致計画、精査を 奄美の自然を守る会がIUCNに要望書提出 瀬戸内町】
鹿児島県奄美大島の瀬戸内町が同町西古見・池堂地区への誘致を考えている大型クルーズ船寄港地誘致計画について、反対する奄美の自然を守る会(同町、田原敏也会長)は10日、世界自然遺産候補地の現地調査を担当する国際自然保護連合(IUCN)に要望書を提出した。
IUCNが今年夏から秋にかけて奄美大島で行う予定の現地調査に際し、観光管理の観点から同計画についても精査するよう求めている。
要望書は10日メールで発送。11日、田原会長(63)と杉岡秋美副会長(65)が大島支庁記者クラブで会見し、内容を報告した。
要望書では▽行政と住民間のコミュニケーション不全▽持続可能な観光に対する住民の理解が進まないままでのマスツーリズム(大衆化された観光)振興▽大型クルーズ船を使った外来種侵入、固有種の違法取引―など、同計画の不備や懸念材料を指摘している。
田原会長は「今のところ瀬戸内町は計画を白紙に戻していない。IUCNにこの要望書をどう取り上げてもらえるか分からないが、われわれの意見に賛同してくれている人々の思いの丈を考慮してほしい」と話した。
【転載終了】
【豪華客船にお金持ちは乗って来なかった~クルーズ船寄港地の憂鬱】
中村智彦 | 神戸国際大学経済学部教授
2019年7月12日6時30分 配信
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《百害あって一利なし》
「百害あって一利なしだ。」長崎市であった中小企業経営者のある集まりで、地元の中小企業製造業経営者が厳しく批判するのは、海外からのクルーズ船の寄港だ。別のサービス業経営者も「これ以上、税を投入して国際航路のバースを大型化するなどというのには疑問を持っている」と批判的だ。
彼らが批判的な意見を述べるのには、もちろん理由がある。その日も大型客船が長崎港に寄港していた。「これだけの船が三日とおかず寄港するのですから、地元には貢献しているでしょう」と話を向けると、その場にいた経営者たちが苦笑して、「とんでもない」と言い、そして先ほどの批判になったのだ。
《誘致の効果は絶大だったが》
日本ではこの10年ほど、各地の自治体や商工団体などが主導して、国際線クルーズ船の寄港誘致が繰り広げられた。富裕層が優雅な船旅を楽しみ、寄港地では地元に滞在することで、観光地だけではなく商店街などでも経済効果があると期待されたのだ。
長崎県でも、クルーズ客船誘致による産業振興を目的として、2009年に県内の関係市町や商工関係者で組織する「長崎県クルーズ振興協議会」が設立され、国内外の客船運航会社への営業活動や展示会などへの出展など、活発なポートセールスが行われてきた。2011年には、国土交通省により長崎港松が枝地区旅客船ターミナル整備事業が行われ、10万総トン級に対応した国際観光船ターミナルが完成した。
こうした取り組みの成果は、2017年には267隻、2018年には220隻のクルーズ船が長崎港に寄港するようになった。それに伴い、2010年頃には10万人にも満たなかった乗客数も2017年に77万人、2018年には70万人と大幅な増加を見せている。
《三日に一回の入港》
中国国内の景気の悪化などから2018年以降、微減しているとはいえ、ほぼ3日に一回、大型のクルーズ船が寄港している。1隻あたりの乗船客は小さいものでも1500名、大きいものになると4千名近くになる。停泊している大型客船は、遠くからみると巨大なホテルが現れたかのようにも見える。客船が入港すると、多くの外国人観光客が下船してくる。
《期待外れ》
国際観光地長崎にとっては、大きな経済波及効果が期待されていたはずだが、中小企業経営者たちのみならず、商店街の飲食店や物販店の経営者や従業員に話を聞いてみても、ほとんどの人たちが苦笑いして、「ほとんど効果などない。」と答える。客船から降りてくる外国人観光客の多くは、旗を持ったガイドを先頭にずらりとならんだ観光バスに吸い込まれていく。客船のちょうど前にあるグラバー園や路面電車を利用してでかける観光客もいるにはいるが少数のようだ。
タクシー運転手の一人は、「最初は期待したんだけどね、タクシーなんて誰も乗らないよ。儲かっているのは船から買い物客を連れていく観光バスの会社くらいじゃないの。諫早にある免税品店に向かうんだ。」と言う。観光客たちが目指すのは、観光バスで約30分ほどの諫早市貝津にある大型免税品店だ。運営しているのは、全国に外国人観光客向けの免税店を展開する韓国系企業だ。「諫早まで連れて行かれて、買物して、あとは中国系が経営する家電量販店に寄ったら、長崎市内を観光している時間なんてないよ」とタクシー運転手は笑う。
確かに長崎市内の商店街や観光地を見ても、思いのほか外国人観光客は少なく、修学旅行生のグループや女性同士の旅行グループが中心だ。「人ばかりたくさん来てもらっても、地元に金が落ちないなら迷惑なだけですよ」と土産物を扱う店の従業員も辛辣だった。
《午前到着し、夕方出発》
長崎市中心部の飲食店経営者も、「船が着くのがお昼前でしょ。そして出航するのが夕方6時頃。宿泊もしなければ、飲食もしない。賑わっているのは100円ショップくらいですよ」と話す。
ほとんどのクルーズ船は、午前中に到着し、夕方には次の目的地に向かって出航する。効率よく観光をして廻るためには、夜間の移動が一番だ。しかし、そうなると滞在時間は昼間の5時間から6時間程度。乗客たちは、夕食を寄港地で食べることはない。
《豪華客船にお金持ちがくるはずだったのだが》
クルーズ船というとクイーンエリザベス二世号など豪華客船で乗客も富裕層だという発想が根強い。しかし、この10年ほどで状況は大きく変わり、東南アジアや中国を発着とした低価格で一般層でも利用しやすいクルーズツアーが多く発売されるようになった。日本向けのツアーでも宿泊と飲食代が含まれて、安いものであれば一人10万円程度からある。家族で旅行するのであれば、航空機を利用しホテルに宿泊するよりもずっとお得である。さらに、「飛行機だと買い物するものを考えないと超過料金を取られてしまいますが、船旅だと気にしなくて良いのも人気の原因です」と中国人の留学生は話す。豪華客船には、もはやお金持ちばかりが乗っているのではないのだ。
《寄港地での消費をいかに喚起するか》
クルーズツアーが庶民のものとなった現在、過去に富裕層が大量に来るのだと考えて作られてきた計画は、もう一度練り直す必要があるだろう。寄港地での消費を喚起するためには、日帰り停泊の寄港料を上げ、逆に宿泊を伴う停泊の方を大幅に安くするなどの補助策にメリハリを付けたり、地元商店街や観光地への観光が組み込まれていないツアーへの補助をカットするなど乗船客の誘導を図る方策が必要だろう。地元経済界も、高知市のひろめ市場のように、短時間でも名産品や酒など飲食が楽しめるような施設を充実させるなど、民間は民間なりの工夫も必要だろう。
《量より質へと迅速に転換を》
行政側も、ただ寄港回数や上陸客数を競うのではなく、富裕層、優良観光客の誘致という量よりも質へのシフトを図る段階である。上陸許可に関しても、2015年1月からクルーズ船誘致を目的に、法務大臣が指定するクルーズ船の外国人乗客を対象として、簡易な手続きで上陸を認める「船舶観光上陸許可」制度を実施してきた。しかし、ビザなしで簡易な審査で入国できることを利用して、全国の寄港地でクルーズ船の乗客の失踪事件が相次いでおり、長崎でもそうしたことによる治安の悪化に不安を指摘する意見も聞いた。
行方不明者を多く出した旅行代理店、観光業者やクルーズ会社に対して、ペナルティを課すなど厳しい対応も求められる。問題があまりにも多いのであれば、現在1時間ほどで発給している上陸ビザの手続きに関しても見直しを行うべきだろう。それらを早急に進めなければ、地元住民から税金投入の意義を問われ、せっかくのインバウンド観光促進に水を差す結果となりかねない。
急激な人口減少時代を迎えた日本にとっては、海外からの観光客は重要なお客様だ。しかし、人数ばかりが増えて、お金が落ちないというのでは地元の理解は得られない。政府や地元自治体の迅速な対応が求められる。
【転載終了】
まぁ〜瀬戸内町が推し進めている大型クルーズ船寄港地誘致は西古見地区のみでの囲い込みプランですから、長崎とは多少状況は違うとは思いますがだからと言って全く問題無しなんてことはありません。
長崎においては一部事業者から「百害あって一利なし」などの声も上がっているとか。
瀬戸内町の大型クルーズ船寄港地誘致についてもさらに時間をかけ議論を尽くすべきですね。
それと・・・如何なる場合においても商業船舶以外の大型船(自衛隊・米軍)には絶対に使用させないということを明確にしておくべきだと思います。(注・仮にゴリ押して誘致が決まった場合)
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【注目記事】ハーバー・ビジネス・オンライン!30人の集落に週5000人の観光客、住民の生活や環境が破壊される!?奄美大島・大型クルーズ船寄港地開発・・・WWFジャパン 瀬戸内町に見直し求め要望書提出!
【注目記事】ハーバー・ビジネス・オンライン!30人の集落に週5000人の観光客、住民の生活や環境が破壊される!?奄美大島・大型クルーズ船寄港地開発・・・WWFジャパン 瀬戸内町に見直し求め要望書提出!
Click→→鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地関連・過去記事一覧
ハーバー・ビジネス・オンラインに気になる記事が掲載されていました。
Click→→ハーバー・ビジネス・オンライン・2019/6/23・30人の集落に週5000人の観光客、住民の生活や環境が破壊される!? 奄美大島・大型クルーズ船寄港地開発
まぁ〜ある程度想像はしていましたが、やはりそういうことも視野に入れての大型クルーズ船寄港地誘致計画だったということでしょうね。
【注目すべき箇所を転載致しました】
島の中で、行政のやることに表立って反対を唱えれば、仕事を奪われるなど“パージ”されてしまう。「匿名という条件でなら……」と、島民たちは重い口を開く。
「自治体は、単に港湾整備を口実に、土木の受発注をしたいだけなのではないか。ゴミや汚水は誰が受け入れるのか、その先のことは考えていないのでは」
「集落の区長、地元出身の国会議員は何も考えずにただ誘致をしたい。西古見集落が好きで別の地域から移り住もうにも、新参者に地域の決定への発言権は与えられない。誘致を邪魔するから、と追い出されたという話も聞いた」
「事業者が寄港を引き上げても“大型の軍港として使うから大丈夫”という住民説明もあったという。そこに住む30数人だけでなく、島全体に関係ある話なのに、集落外への説明がなされないのはなぜか」
【転載終了】
・・・・・・・・・・
えっ?
「事業者が寄港を引き上げても“大型の軍港として使うから大丈夫”という住民説明もあった・・・」??????。
引き上げても軍港になるから心配ないと言われても・・・・・いったい何の話?
誰の発言か分からないが、仮に役場サイドから発信された言葉であればこれこそ完全なアウト!
って言うか・・・・・大型クルーズ船寄港地誘致計画が白紙撤回になる恐れすらある重大発言だと言える。
音源もしくは映像が残っていたらユーチューブで即公開したのに・・・残念。
ボクは以前から軍港としての利用価値も計算済みでの大型クルーズ船寄港地誘致計画ではないか?とブツブツと呟いていた。
Click→→2019/12/7・いったい何がやりたいんだかww瀬戸内町推進協「艦艇配備、基地拡充を要望」・景気浮揚のためなら大型クルーズ船の観光客、自衛隊、地対艦ミサイル、場外離着陸場、射撃場、弾薬庫!何でもウェルカム!ぶっ飛び鎌田愛人町長の巻【奄美大島 瀬戸内町 国土交通省 防衛省】
鎌田町長のこれまでの言動を考えるとその可能性はゼロではないと思う。
とにかく自衛隊関連施設の誘致には積極的に動いていることは明白だ。
大型クルーズ船寄港地誘致計画の裏プランの一つとして「軍港としての利用」が計画があったとしても何ら不思議ではない。
瀬戸内町はもとより隣町の宇検村についても住民には何ら知らされぬまま新たな自衛隊施設整備事業が計画されている可能性すらある。
最初の出だしは自衛隊の駐屯地誘致じゃなかったっけ?
まるで後出しジャンケンのように地対艦ミサイルがどうのこうのとか、弾薬庫を作るだとか・・・この調子でいくと観光振興どころではなく、ますます軍拡が進み最重要軍事区域に様変わりしそうな勢いだな。
それはそうと・・・先日、WWFジャパンが瀬戸内町に対し開発計画の見直しなどを求める要望書を提出しました。
Click→→南海日日新聞・2019/6/20・自然の保全価値強調 WWFジャパン、見直し求め要望書 クルーズ船寄港地計画誘致で
地元紙によると・・・・・
瀬戸内町が同町西古見・池堂地区への誘致を検討しているクルーズ船寄港地開発計画に関して、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン、東京)の東梅貞義自然保護室長ら3人は19日、同町役場を訪れ、鎌田愛人町長に開発計画の見直しなどを求める要望書を提出した。
同法人が4月に西古見で行った環境調査結果を踏まえ、同地域の自然の保全価値を強調。
「地域の方も大事にしている自然が決して損なわれることがないよう、きちっと計画を吟味するべき」などと訴えた。
WWFジャパンは2月にも同計画に反対する緊急声明を発表している。
要望書では緊急声明の内容を踏まえ、改めて▽科学的評価に基づくキャリング・キャパシティー(環境容量)の設定▽開発に関する詳細な情報開示、検討過程の公表の徹底▽住民参加と合意形成を経た持続可能な観光等の利用計画の策定―の3項目を掲げた。
東梅室長が「自然に手を付けること全てが反対だとは思っていない。地区の皆さんの気持ちに寄り添い、町の皆さんの期待に応えられるような観光を目指し、各地の事例を集めている。ぜひ情報提供したい」と述べると、鎌田町長は「前回の声明、調査結果、先ほど述べられたことも含めて重く受け止めている。地域の素晴らしいものを残すのはとても大事。検討協議会での議論の結果、WWFジャパンの調査内容も踏まえ、今後の在り方については判断したい。協力いただきたい」と応じた。
WWFジャパンが行った環境調査、情報収集の結果によると、池堂地区の湾内では、80%以上の被度(海底面に占める生きたサンゴの割合)のサンゴ礁のほか、国が指定する希少種のオオナガレハナサンゴ、海底に幾何学的な円形の巣を作ることで知られるアマミホシゾラフグなどの生息が確認されたという。
同内容の要望書は19日付で、国土交通省、環境省、県、奄美群島広域事務組合にも発送した。
・・・・・・・・・・
WWFジャパンが瀬戸内町に提出した要望書並びに参考記事リンク先は下記のとおり。
Click→→WWFジャパン・2019/6/19・鹿児島県瀬戸内町西古見周辺海域の重要性と、大型クルーズ客船の寄港地 開発見直し、及び住民参加型の保全観光利用計画づくりに関する要望【要望書】
Click→→2019/6/19・WWF 及び鹿児島大学の環境調査結果を踏まえた
WWF の考察に基づく環境保全上の留意点
Click→→WWFジャパン・2019/6/19・奄美大島瀬戸内町のサンゴ礁保全を要望 大型客船による観光開発
・・・・・・・・・・
先の選挙で無投票当選しちゃったからなぁ〜
今後はスケジュールどおりキッチリと仕上げて行くと思いますよ。
検討協議会だったっけ?
座長さんがどこかのタイミングで「そろそろ議論し尽くしたところで協議会としてこれまでの協議内容を取りまとめて行きたいと思います・・・・・」とかなんとか言っちゃって、一気に幕引きを図るかもしれませんね。
そもそも民意無視からスタートした事業計画ですから、ある程度の覚悟はしておいたほうがいいかもね。
軍港かぁ〜
こりゃ〜環境保全どころの騒ぎじゃなくなるな。
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Click→→鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地関連・過去記事一覧
ハーバー・ビジネス・オンラインに気になる記事が掲載されていました。
Click→→ハーバー・ビジネス・オンライン・2019/6/23・30人の集落に週5000人の観光客、住民の生活や環境が破壊される!? 奄美大島・大型クルーズ船寄港地開発
まぁ〜ある程度想像はしていましたが、やはりそういうことも視野に入れての大型クルーズ船寄港地誘致計画だったということでしょうね。
【注目すべき箇所を転載致しました】
島の中で、行政のやることに表立って反対を唱えれば、仕事を奪われるなど“パージ”されてしまう。「匿名という条件でなら……」と、島民たちは重い口を開く。
「自治体は、単に港湾整備を口実に、土木の受発注をしたいだけなのではないか。ゴミや汚水は誰が受け入れるのか、その先のことは考えていないのでは」
「集落の区長、地元出身の国会議員は何も考えずにただ誘致をしたい。西古見集落が好きで別の地域から移り住もうにも、新参者に地域の決定への発言権は与えられない。誘致を邪魔するから、と追い出されたという話も聞いた」
「事業者が寄港を引き上げても“大型の軍港として使うから大丈夫”という住民説明もあったという。そこに住む30数人だけでなく、島全体に関係ある話なのに、集落外への説明がなされないのはなぜか」
【転載終了】
・・・・・・・・・・
えっ?
「事業者が寄港を引き上げても“大型の軍港として使うから大丈夫”という住民説明もあった・・・」??????。
引き上げても軍港になるから心配ないと言われても・・・・・いったい何の話?
誰の発言か分からないが、仮に役場サイドから発信された言葉であればこれこそ完全なアウト!
って言うか・・・・・大型クルーズ船寄港地誘致計画が白紙撤回になる恐れすらある重大発言だと言える。
音源もしくは映像が残っていたらユーチューブで即公開したのに・・・残念。
ボクは以前から軍港としての利用価値も計算済みでの大型クルーズ船寄港地誘致計画ではないか?とブツブツと呟いていた。
Click→→2019/12/7・いったい何がやりたいんだかww瀬戸内町推進協「艦艇配備、基地拡充を要望」・景気浮揚のためなら大型クルーズ船の観光客、自衛隊、地対艦ミサイル、場外離着陸場、射撃場、弾薬庫!何でもウェルカム!ぶっ飛び鎌田愛人町長の巻【奄美大島 瀬戸内町 国土交通省 防衛省】
鎌田町長のこれまでの言動を考えるとその可能性はゼロではないと思う。
とにかく自衛隊関連施設の誘致には積極的に動いていることは明白だ。
大型クルーズ船寄港地誘致計画の裏プランの一つとして「軍港としての利用」が計画があったとしても何ら不思議ではない。
瀬戸内町はもとより隣町の宇検村についても住民には何ら知らされぬまま新たな自衛隊施設整備事業が計画されている可能性すらある。
最初の出だしは自衛隊の駐屯地誘致じゃなかったっけ?
まるで後出しジャンケンのように地対艦ミサイルがどうのこうのとか、弾薬庫を作るだとか・・・この調子でいくと観光振興どころではなく、ますます軍拡が進み最重要軍事区域に様変わりしそうな勢いだな。
それはそうと・・・先日、WWFジャパンが瀬戸内町に対し開発計画の見直しなどを求める要望書を提出しました。
Click→→南海日日新聞・2019/6/20・自然の保全価値強調 WWFジャパン、見直し求め要望書 クルーズ船寄港地計画誘致で
地元紙によると・・・・・
瀬戸内町が同町西古見・池堂地区への誘致を検討しているクルーズ船寄港地開発計画に関して、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン、東京)の東梅貞義自然保護室長ら3人は19日、同町役場を訪れ、鎌田愛人町長に開発計画の見直しなどを求める要望書を提出した。
同法人が4月に西古見で行った環境調査結果を踏まえ、同地域の自然の保全価値を強調。
「地域の方も大事にしている自然が決して損なわれることがないよう、きちっと計画を吟味するべき」などと訴えた。
WWFジャパンは2月にも同計画に反対する緊急声明を発表している。
要望書では緊急声明の内容を踏まえ、改めて▽科学的評価に基づくキャリング・キャパシティー(環境容量)の設定▽開発に関する詳細な情報開示、検討過程の公表の徹底▽住民参加と合意形成を経た持続可能な観光等の利用計画の策定―の3項目を掲げた。
東梅室長が「自然に手を付けること全てが反対だとは思っていない。地区の皆さんの気持ちに寄り添い、町の皆さんの期待に応えられるような観光を目指し、各地の事例を集めている。ぜひ情報提供したい」と述べると、鎌田町長は「前回の声明、調査結果、先ほど述べられたことも含めて重く受け止めている。地域の素晴らしいものを残すのはとても大事。検討協議会での議論の結果、WWFジャパンの調査内容も踏まえ、今後の在り方については判断したい。協力いただきたい」と応じた。
WWFジャパンが行った環境調査、情報収集の結果によると、池堂地区の湾内では、80%以上の被度(海底面に占める生きたサンゴの割合)のサンゴ礁のほか、国が指定する希少種のオオナガレハナサンゴ、海底に幾何学的な円形の巣を作ることで知られるアマミホシゾラフグなどの生息が確認されたという。
同内容の要望書は19日付で、国土交通省、環境省、県、奄美群島広域事務組合にも発送した。
・・・・・・・・・・
WWFジャパンが瀬戸内町に提出した要望書並びに参考記事リンク先は下記のとおり。
Click→→WWFジャパン・2019/6/19・鹿児島県瀬戸内町西古見周辺海域の重要性と、大型クルーズ客船の寄港地 開発見直し、及び住民参加型の保全観光利用計画づくりに関する要望【要望書】
Click→→2019/6/19・WWF 及び鹿児島大学の環境調査結果を踏まえた
WWF の考察に基づく環境保全上の留意点
Click→→WWFジャパン・2019/6/19・奄美大島瀬戸内町のサンゴ礁保全を要望 大型客船による観光開発
・・・・・・・・・・
先の選挙で無投票当選しちゃったからなぁ〜
今後はスケジュールどおりキッチリと仕上げて行くと思いますよ。
検討協議会だったっけ?
座長さんがどこかのタイミングで「そろそろ議論し尽くしたところで協議会としてこれまでの協議内容を取りまとめて行きたいと思います・・・・・」とかなんとか言っちゃって、一気に幕引きを図るかもしれませんね。
そもそも民意無視からスタートした事業計画ですから、ある程度の覚悟はしておいたほうがいいかもね。
軍港かぁ〜
こりゃ〜環境保全どころの騒ぎじゃなくなるな。
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奄美大島 瀬戸内町長選挙 無投票当選・世界自然遺産登録・自衛隊誘致のさらなる拡充・大型クルーズ船寄港地誘致・国土強靭化計画
奄美大島 瀬戸内町長選挙 無投票当選・世界自然遺産登録・自衛隊誘致のさらなる拡充・大型クルーズ船寄港地誘致・国土強靭化計画
フタを開けてみたら結局のところ無投票当選かぁ〜
元町長、元県議、元町議、現職町議までもが戦う前から白旗なんですからどうしようもないよね。
数ヶ月前まではひょっとしたら対抗馬がなんて話もありましたが、それ以降何の音沙汰もないことから鎌田さんの再選は誰もが想像していたのでは?
これじゃ〜鎌田町政を信任したのと一緒。
何でもオッケー貴方が好きなようにやって下さいと言ってるようなもの・・・そして、当事者である鎌田町長もまた町民の付託を得たと解釈し突っ走る可能性がある。
たとえ無投票当選だとしても鎌田町長が「町民のための政治」を考えるのであれば、驕ることなくバランスの良い政治を行うべきですね。
それはさて置き・・・瀬戸内町長選挙で思い出すのは前回の町長選挙かな。
裏切りと寝返りのドロドロとした選挙だった。
地元大手建設会社が反鎌田路線で選挙を戦ったが、敗戦が決まると同時に鎌田陣営にサラリと乗り換えちゃった。
橋渡ししたのはI組ではないかと言われているが真偽の程は定かではない。
定かではないが、その話し合いの場が鹿児島市内だったのではないか?との噂までもが市中を飛び交ったことから、その噂が事実であったかのごとく今もなお囁かれ続けている。
また、その話し合いの場に某議員が同席していたとの話があることから、なお一層その話の信憑性が増すことになった。
その後はご覧の通りだ。
某議員とI組の並々ならぬご関係は周知の通り。
そしてまた、前回の選挙戦で反鎌田でありその後鎌田陣営の説得のもと取り込まれたと言われているI建設も某議員グループの一員と成り下がった。
表裏一体との言葉があるが、まさに政治とビジネスは表裏一体だと言える。
さてさて・・・話が若干外れてしまうが、瀬戸内町が推し進めている大型クルーズ船寄港地誘致問題のその後はどうなったのか?
Click→→鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地関連・過去記事一覧
大型クルーズ船寄港地誘致ウォッチャーを自負しているボクとしては、「その後」がどうなったのか気になって仕方ない。
業界各所から反対の声が聞こえる中、その後の動きが全く見えて来ない。
奄美大島の中でも特に瀬戸内町は旨味のありそうな事業には乗り遅れてなるものかと言わんばかりの勢いで食いついて行く。
世界自然遺産登録。
自衛隊誘致のさらなる拡充。
大型クルーズ船寄港地誘致。
国土強靭化計画。
それと・・・ボク的には水陸機動団の離島奪還訓練の演習地が瀬戸内町に定着するのではないかとさえ思っている。
町民の知らぬ間に瀬戸内町を取り巻く環境は激変しつつある。
瀬戸内町の美しい大自然などと言ってる場合ではない。
これまでは自然と共生、環境と調和だったかもしれぬが、これから先の瀬戸内町は自衛隊と住民の共生、さらには観光ビジネスとの調和ということになる。
これだけの事業を一気に進めることはある意味冒険と言えるのではなかろうか?
再選を果たした鎌田町長は今まさにその冒険に挑もうとしている。
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フタを開けてみたら結局のところ無投票当選かぁ〜
元町長、元県議、元町議、現職町議までもが戦う前から白旗なんですからどうしようもないよね。
数ヶ月前まではひょっとしたら対抗馬がなんて話もありましたが、それ以降何の音沙汰もないことから鎌田さんの再選は誰もが想像していたのでは?
これじゃ〜鎌田町政を信任したのと一緒。
何でもオッケー貴方が好きなようにやって下さいと言ってるようなもの・・・そして、当事者である鎌田町長もまた町民の付託を得たと解釈し突っ走る可能性がある。
たとえ無投票当選だとしても鎌田町長が「町民のための政治」を考えるのであれば、驕ることなくバランスの良い政治を行うべきですね。
それはさて置き・・・瀬戸内町長選挙で思い出すのは前回の町長選挙かな。
裏切りと寝返りのドロドロとした選挙だった。
地元大手建設会社が反鎌田路線で選挙を戦ったが、敗戦が決まると同時に鎌田陣営にサラリと乗り換えちゃった。
橋渡ししたのはI組ではないかと言われているが真偽の程は定かではない。
定かではないが、その話し合いの場が鹿児島市内だったのではないか?との噂までもが市中を飛び交ったことから、その噂が事実であったかのごとく今もなお囁かれ続けている。
また、その話し合いの場に某議員が同席していたとの話があることから、なお一層その話の信憑性が増すことになった。
その後はご覧の通りだ。
某議員とI組の並々ならぬご関係は周知の通り。
そしてまた、前回の選挙戦で反鎌田でありその後鎌田陣営の説得のもと取り込まれたと言われているI建設も某議員グループの一員と成り下がった。
表裏一体との言葉があるが、まさに政治とビジネスは表裏一体だと言える。
さてさて・・・話が若干外れてしまうが、瀬戸内町が推し進めている大型クルーズ船寄港地誘致問題のその後はどうなったのか?
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大型クルーズ船寄港地誘致ウォッチャーを自負しているボクとしては、「その後」がどうなったのか気になって仕方ない。
業界各所から反対の声が聞こえる中、その後の動きが全く見えて来ない。
奄美大島の中でも特に瀬戸内町は旨味のありそうな事業には乗り遅れてなるものかと言わんばかりの勢いで食いついて行く。
世界自然遺産登録。
自衛隊誘致のさらなる拡充。
大型クルーズ船寄港地誘致。
国土強靭化計画。
それと・・・ボク的には水陸機動団の離島奪還訓練の演習地が瀬戸内町に定着するのではないかとさえ思っている。
町民の知らぬ間に瀬戸内町を取り巻く環境は激変しつつある。
瀬戸内町の美しい大自然などと言ってる場合ではない。
これまでは自然と共生、環境と調和だったかもしれぬが、これから先の瀬戸内町は自衛隊と住民の共生、さらには観光ビジネスとの調和ということになる。
これだけの事業を一気に進めることはある意味冒険と言えるのではなかろうか?
再選を果たした鎌田町長は今まさにその冒険に挑もうとしている。
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白紙撤回求め町へ要望書 クルーズ船寄港地開発計画、署名は人口の6割超に 瀬戸内町加計呂麻島【鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地誘致問題】
白紙撤回求め町へ要望書 クルーズ船寄港地開発計画、署名は人口の6割超に 瀬戸内町加計呂麻島【鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地誘致問題】
Click→→鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地関連・過去記事一覧
Click→→南海日日新聞・2019/5/10・白紙撤回求め要望書提出 加計呂麻島住民有志 瀬戸内町クルーズ船寄港地開発計画
地元紙の南海日日新聞に「白紙撤回求め町へ要望書 クルーズ船寄港地開発計画、署名は人口の6割超に 瀬戸内町加計呂麻島」の見出しで記事が掲載されました。
鹿児島県の瀬戸内町が同町西古見・池堂地区への誘致を検討している大型クルーズ船寄港地開発計画について、大島海峡を挟んで対岸の加計呂麻島の住民有志は9日、町役場を訪れ、鎌田愛人町長宛てに計画の白紙撤回を求める13集落287人分の署名を添えた要望書を提出した。
同島住民からは4月5日にも17集落448人分の署名を添えた同趣旨の要望書が提出されている。
署名は今回と合わせると、島の人口(3月末現在1201)の6割超となる島内全30集落735人分となった。
この日、住民有志を代表して町役場を訪れた生間集落の武夏樹さん(31)は「海に携わる仕事をしており、海は大事な財産。この計画は町にとっていかがなものかと僕は思う。
周囲の住民からも声を聞き、その気持ちを署名という形で渡したい」と述べ、町企画課の眞地浩明課長に要望書を手渡した。
眞地課長は「町長にその思いは伝えたい。(同計画の)検討協議会の中でも、これに対してどういう形の在り方を考えていくのか重要なテーマになる。加計呂麻島の皆さんの心配の声にはきちっと対応していく考え」と応えた。
同計画は、国土交通省が2017年8月、大型クルーズ船寄港地の開発候補地として、池堂地区など奄美群島内9カ所を挙げたことから始動。
町では18年10月、最適なクルーズ船寄港地の在り方を検討する町民主体の協議会が発足し、これまでに4回の会合で議論を重ねている。
【注・南海日日新聞5月10日掲載記事から転載】
加計呂麻島の人口の6割超となる島内全30集落735人が白紙撤回を求めている。
そりゃそうだろう。
こう言っちゃ何だが瀬戸内町が推し進めている22万トン級の大型クルーズ船寄港地誘致計画は、加計呂麻島の島民にとって百害あって一利なしということは明白だ。
クルーズ船を誘致するなら大型クルーズ船ではなくそれなりの規模のクルーズ船でプランを立てるべきだった。
22万トン級だなんて瀬戸内町のキャパを超えることくらい誰もが感じていることだろう。
鹿児島のマリンポートですらようやく22万トン級の受け入れ態勢を整えつつあるのが現状。
すべてはお気楽ちゃんである鎌田町長の勇み足だと言えるのではないか?
加計呂麻島の方々が白紙撤回を求める要望書を提出したくなる気持ちも分かる。
一部の土建屋さんと鎌田町長にはその気持ちは分からないだろうね。
龍郷町での混乱を知らぬはずがない鎌田町長だが、にもかかわらず当初から大型クルーズ船寄港地誘致に前向きだったということはカリビアン社の受け入れを大前提にした動きだったと疑われても仕方あるまい。
論より証拠とまでは言わないが、案の定、手を挙げた船社はカリビアン社1社だった。ワロタwwバレバレだぜ!
心優しき瀬戸内町民はそうは思っていないだろうが、ボクに言わせりゃ幾つかある候補地から西古見が候補地として選ばれた理由は、ただ単に住民の過半数以上の同意が取りやすかった・・・ただそれだけのこと。
あと理由があるとするならば金子先生の故郷ってことかな。
だってさぁ〜
西古見地区での説明会だとか要望書だとかあまりにも段取りが良すぎたと思いませんか?
出来レースの匂いがプンプンする。
これまでも言い続けて来たけど、これから先も言い続けなきゃ、どさくさ紛れで強引に決めちゃう可能性があるからね。
瀬戸内町に限らず、奄美大島ってとこは首長さんがやりたい放題ww
議会対策をチョチョイのチョイと済ませりゃあとは楽勝パターンだと考えている。
今回の瀬戸内町議会の動きはチョチョイのチョイとはいかなかった訳だ。
仮に慎重もしくは反対の意見が出たとしても数で押し切れば問題なしと考えていたに違いない。
ところがドッコイ!当初の予想以上に慎重派や反対派が声を挙げたことから急遽検討協議会なる茶番劇を開く運びとなった。
町長と課長さんはここが踏ん張りどころだと考えているかもしれないが、協議会の座長さんや瀬戸内町の職員さんたちはウンザリしているんじゃないかなぁ〜
それと・・・瀬戸内町の町長選挙っていつだっけ?
お願いだから無投票当選だけは回避してほしい。
鎌田町長が無投票当選で再選しちゃったら恐怖のゴリ押し政治が始まる可能性が大。
今回、瀬戸内町に要望書を提出した加計呂麻島有志代表の男性ですが、若い方でしたが堂々としてましたよね。
若い世代が腰を上げたことが瀬戸内町にとって大きな第一歩。
若い世代の方々が「オレが瀬戸内町を良くするぞ!」と立ち上がる日が1日も早く来ることを願うばかりです。ハイ。
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Click→→南海日日新聞・2019/5/10・白紙撤回求め要望書提出 加計呂麻島住民有志 瀬戸内町クルーズ船寄港地開発計画
地元紙の南海日日新聞に「白紙撤回求め町へ要望書 クルーズ船寄港地開発計画、署名は人口の6割超に 瀬戸内町加計呂麻島」の見出しで記事が掲載されました。
鹿児島県の瀬戸内町が同町西古見・池堂地区への誘致を検討している大型クルーズ船寄港地開発計画について、大島海峡を挟んで対岸の加計呂麻島の住民有志は9日、町役場を訪れ、鎌田愛人町長宛てに計画の白紙撤回を求める13集落287人分の署名を添えた要望書を提出した。
同島住民からは4月5日にも17集落448人分の署名を添えた同趣旨の要望書が提出されている。
署名は今回と合わせると、島の人口(3月末現在1201)の6割超となる島内全30集落735人分となった。
この日、住民有志を代表して町役場を訪れた生間集落の武夏樹さん(31)は「海に携わる仕事をしており、海は大事な財産。この計画は町にとっていかがなものかと僕は思う。
周囲の住民からも声を聞き、その気持ちを署名という形で渡したい」と述べ、町企画課の眞地浩明課長に要望書を手渡した。
眞地課長は「町長にその思いは伝えたい。(同計画の)検討協議会の中でも、これに対してどういう形の在り方を考えていくのか重要なテーマになる。加計呂麻島の皆さんの心配の声にはきちっと対応していく考え」と応えた。
同計画は、国土交通省が2017年8月、大型クルーズ船寄港地の開発候補地として、池堂地区など奄美群島内9カ所を挙げたことから始動。
町では18年10月、最適なクルーズ船寄港地の在り方を検討する町民主体の協議会が発足し、これまでに4回の会合で議論を重ねている。
【注・南海日日新聞5月10日掲載記事から転載】
加計呂麻島の人口の6割超となる島内全30集落735人が白紙撤回を求めている。
そりゃそうだろう。
こう言っちゃ何だが瀬戸内町が推し進めている22万トン級の大型クルーズ船寄港地誘致計画は、加計呂麻島の島民にとって百害あって一利なしということは明白だ。
クルーズ船を誘致するなら大型クルーズ船ではなくそれなりの規模のクルーズ船でプランを立てるべきだった。
22万トン級だなんて瀬戸内町のキャパを超えることくらい誰もが感じていることだろう。
鹿児島のマリンポートですらようやく22万トン級の受け入れ態勢を整えつつあるのが現状。
すべてはお気楽ちゃんである鎌田町長の勇み足だと言えるのではないか?
加計呂麻島の方々が白紙撤回を求める要望書を提出したくなる気持ちも分かる。
一部の土建屋さんと鎌田町長にはその気持ちは分からないだろうね。
龍郷町での混乱を知らぬはずがない鎌田町長だが、にもかかわらず当初から大型クルーズ船寄港地誘致に前向きだったということはカリビアン社の受け入れを大前提にした動きだったと疑われても仕方あるまい。
論より証拠とまでは言わないが、案の定、手を挙げた船社はカリビアン社1社だった。ワロタwwバレバレだぜ!
心優しき瀬戸内町民はそうは思っていないだろうが、ボクに言わせりゃ幾つかある候補地から西古見が候補地として選ばれた理由は、ただ単に住民の過半数以上の同意が取りやすかった・・・ただそれだけのこと。
あと理由があるとするならば金子先生の故郷ってことかな。
だってさぁ〜
西古見地区での説明会だとか要望書だとかあまりにも段取りが良すぎたと思いませんか?
出来レースの匂いがプンプンする。
これまでも言い続けて来たけど、これから先も言い続けなきゃ、どさくさ紛れで強引に決めちゃう可能性があるからね。
瀬戸内町に限らず、奄美大島ってとこは首長さんがやりたい放題ww
議会対策をチョチョイのチョイと済ませりゃあとは楽勝パターンだと考えている。
今回の瀬戸内町議会の動きはチョチョイのチョイとはいかなかった訳だ。
仮に慎重もしくは反対の意見が出たとしても数で押し切れば問題なしと考えていたに違いない。
ところがドッコイ!当初の予想以上に慎重派や反対派が声を挙げたことから急遽検討協議会なる茶番劇を開く運びとなった。
町長と課長さんはここが踏ん張りどころだと考えているかもしれないが、協議会の座長さんや瀬戸内町の職員さんたちはウンザリしているんじゃないかなぁ〜
それと・・・瀬戸内町の町長選挙っていつだっけ?
お願いだから無投票当選だけは回避してほしい。
鎌田町長が無投票当選で再選しちゃったら恐怖のゴリ押し政治が始まる可能性が大。
今回、瀬戸内町に要望書を提出した加計呂麻島有志代表の男性ですが、若い方でしたが堂々としてましたよね。
若い世代が腰を上げたことが瀬戸内町にとって大きな第一歩。
若い世代の方々が「オレが瀬戸内町を良くするぞ!」と立ち上がる日が1日も早く来ることを願うばかりです。ハイ。
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地方ならではのあるある話!多数派が少数派を威圧する小学生顔負けの稚拙な手段!奄美大島 瀬戸内町のIターン者とUターン者は大丈夫か?・・・鹿児島県奄美大島 大型クルーズ船寄港地関連
地方ならではのあるある話!多数派が少数派を威圧する小学生顔負けの稚拙な行為!奄美大島 瀬戸内町のIターン者とUターン者は大丈夫か?・・・鹿児島県奄美大島 大型クルーズ船寄港地関連
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多数派が少数派を威圧するということはよくある話ではあるが、議論もせず、もしくは議論の末怒りが爆発し一方的に威圧行為を繰り返す様はもはや威圧ではなく少数派を的にした言論弾圧だと言える。
フト思ったのだが・・・そう言えば瀬戸内町が推し進めている大型クルーズ船寄港地誘致だが、誘致に対し未だ賛否が分かれるなか、瀬戸内町でも同様の事が起きているのではないかと気になって仕方ない。
当初、誘致に慎重な姿勢を示した者に対し怒号が飛び交ったとの話を聞いた事があるからだ。
心配もしたくなる。
過疎化が進み限界集落が増える中、我が町も同様の道を辿るのではないかと不安になる気持ちも十分分かる。
しかし、どうなのだろう?
日本には限界集落と言われる地は無数にあり、どの町や集落も少子高齢化と人口流出が止まらないというのが現状だ。
このことはまさに政治が未来を読み取る先見性に欠けていたことが原因であり、ことここに至っては数年で解決出来るほど容易な問題ではなく、長い時間をかけ解決していかねばならない国家的課題だと言える。
何が言いたいかというと・・・瀬戸内町が推し進めている大型クルーズ船寄港地誘致での議論の中で「限界集落脱却論」を持ち出すことは、何ら大義がない無意味な議論に等しいということだ。
耳障りの良い言葉ほど結果が出ないと言うことは過去の政治が証明済みだ。
西古見地区にチャイナタウン構想?
西古見地区から観光客を外に出さない?
自然の目隠しを設置する?
地元住民が踊りを披露する?
違和感を感じるのはボクだけだろうか?
反対派の中には自然環境が大きく様変わりするのではないかと危惧する者もいれば、静かな暮らしが奪われるのではないかと不安を感じる者もいるだろう。
また、少しずつではあるがリピーター観光客を増やす努力をし続けてきた業界関係者もいるだろう。
業界関係者が考えていることは、大型クルーズ船が来航したからと言って果たして地元観光業に携わる者たちにとってプラスになるだろうか?
多少のプラスはあったとしても逆にこれまでコツコツと積み上げてきたものが一瞬にして崩れ去るのではないか?
カリビアン社のプランを聞きなお一層不安は増したはずだ。
不安を感じない者はいなかったはずだ。
仮にいたとするならば、まさに木を見て森を見ずといったところだろう。
最近耳にした話であるが、今回の大型クルーズ船寄港地誘致に関する説明会(町政懇談会等)があまりにもずさんだったことと、加盟社の同意を得ぬまま提出された要望書(地元経済団体が瀬戸内町に提出した要望書)が原因で、漁協関係者や商工会関係者、さらには加計呂麻島の多くの住民から寄港地誘致反対の声がこれまで以上に多くなったと聞いた。
これまで鎌田町長を支持してきた者の中にも、自衛隊基地を誘致し、世界自然遺産登録を目指し、さらには大型クルーズ船寄港地誘致を推し進める鎌田町長の支離滅裂な政治手腕に疑問を感じる者も出てきたそうだ。
若い町長は「国策」という魔法の言葉に取り憑かれ、今まさに故郷の進むべき道を見誤ろうとしている。
近年、西古見地区にて旧日本陸軍が大正期に構築した奄美大島要塞の中核を成す砲台の一つの調査が行われた。
旧陸軍が軍事的要と考え設置したであろう砲台と弾薬庫は歴史を知る上で貴重な史跡となる。
皮肉なことに、その西古見地区に外資系企業がチャイナタウンを作るというではないか。
我がもの顔で低空飛行をし続けるオスプレイを見つつ、風光明媚な西古見に数千名の観光客を迎え入れるチャイナタウン構想・・・・・
今まさに瀬戸内町は何でもありの町に成り下がろうとしている。
2つとも↓ポチッとClick ↓ヨロシクお願いします。
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多数派が少数派を威圧するということはよくある話ではあるが、議論もせず、もしくは議論の末怒りが爆発し一方的に威圧行為を繰り返す様はもはや威圧ではなく少数派を的にした言論弾圧だと言える。
フト思ったのだが・・・そう言えば瀬戸内町が推し進めている大型クルーズ船寄港地誘致だが、誘致に対し未だ賛否が分かれるなか、瀬戸内町でも同様の事が起きているのではないかと気になって仕方ない。
当初、誘致に慎重な姿勢を示した者に対し怒号が飛び交ったとの話を聞いた事があるからだ。
心配もしたくなる。
過疎化が進み限界集落が増える中、我が町も同様の道を辿るのではないかと不安になる気持ちも十分分かる。
しかし、どうなのだろう?
日本には限界集落と言われる地は無数にあり、どの町や集落も少子高齢化と人口流出が止まらないというのが現状だ。
このことはまさに政治が未来を読み取る先見性に欠けていたことが原因であり、ことここに至っては数年で解決出来るほど容易な問題ではなく、長い時間をかけ解決していかねばならない国家的課題だと言える。
何が言いたいかというと・・・瀬戸内町が推し進めている大型クルーズ船寄港地誘致での議論の中で「限界集落脱却論」を持ち出すことは、何ら大義がない無意味な議論に等しいということだ。
耳障りの良い言葉ほど結果が出ないと言うことは過去の政治が証明済みだ。
西古見地区にチャイナタウン構想?
西古見地区から観光客を外に出さない?
自然の目隠しを設置する?
地元住民が踊りを披露する?
違和感を感じるのはボクだけだろうか?
反対派の中には自然環境が大きく様変わりするのではないかと危惧する者もいれば、静かな暮らしが奪われるのではないかと不安を感じる者もいるだろう。
また、少しずつではあるがリピーター観光客を増やす努力をし続けてきた業界関係者もいるだろう。
業界関係者が考えていることは、大型クルーズ船が来航したからと言って果たして地元観光業に携わる者たちにとってプラスになるだろうか?
多少のプラスはあったとしても逆にこれまでコツコツと積み上げてきたものが一瞬にして崩れ去るのではないか?
カリビアン社のプランを聞きなお一層不安は増したはずだ。
不安を感じない者はいなかったはずだ。
仮にいたとするならば、まさに木を見て森を見ずといったところだろう。
最近耳にした話であるが、今回の大型クルーズ船寄港地誘致に関する説明会(町政懇談会等)があまりにもずさんだったことと、加盟社の同意を得ぬまま提出された要望書(地元経済団体が瀬戸内町に提出した要望書)が原因で、漁協関係者や商工会関係者、さらには加計呂麻島の多くの住民から寄港地誘致反対の声がこれまで以上に多くなったと聞いた。
これまで鎌田町長を支持してきた者の中にも、自衛隊基地を誘致し、世界自然遺産登録を目指し、さらには大型クルーズ船寄港地誘致を推し進める鎌田町長の支離滅裂な政治手腕に疑問を感じる者も出てきたそうだ。
若い町長は「国策」という魔法の言葉に取り憑かれ、今まさに故郷の進むべき道を見誤ろうとしている。
近年、西古見地区にて旧日本陸軍が大正期に構築した奄美大島要塞の中核を成す砲台の一つの調査が行われた。
旧陸軍が軍事的要と考え設置したであろう砲台と弾薬庫は歴史を知る上で貴重な史跡となる。
皮肉なことに、その西古見地区に外資系企業がチャイナタウンを作るというではないか。
我がもの顔で低空飛行をし続けるオスプレイを見つつ、風光明媚な西古見に数千名の観光客を迎え入れるチャイナタウン構想・・・・・
今まさに瀬戸内町は何でもありの町に成り下がろうとしている。
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注目記事!ハーバー・ビジネス・オンライン・2019/4/18・奄美大島、世界遺産登録推進なのに大型クルーズ船寄港の計画。地元は「自然環境が破壊」と反対
注目記事!ハーバー・ビジネス・オンライン・2019/4/18・奄美大島、世界遺産登録推進なのに大型クルーズ船寄港の計画。地元は「自然環境が破壊」と反対
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瀬戸内町が推し進めている大型クルーズ船寄港地誘致に関する記事です。
Click→→ハーバー・ビジネス・オンライン・2019/4/18・奄美大島、世界遺産登録推進なのに大型クルーズ船寄港の計画。地元は「自然環境が破壊」と反対
ハーバー・ビジネス・オンラインの記事を転載しました。
地元住民が危惧している点などとても分かりやすい記事になっていますのでご覧になって下さい。
【奄美大島、世界遺産登録推進なのに大型クルーズ船寄港の計画。地元は「自然環境が破壊」と反対】
奄美大島の西部に位置する人口40人弱の集落・西古見(にしこみ)。
ここに定員5400人の大型クルーズ船が寄港する計画が持ち上がっている。
国土交通省や、寄港予定の米大手クルーズ会社「ロイヤルカリ・カリビアン」が積極的に計画を推し進める一方、地元住民からは「自然環境が破壊され、平穏な生活が失われる」と反対の声が上がっている。
【クルーズ旅客を2020年までに500万人に増やす計画】
「明日の日本を支える観光ビジョン―世界が訪れたくなる日本へ―」が策定されたのは2016年3月。
ビザの緩和や多言語での情報発信といった対策と併せて、クルーズ船受け入れの更なる拡充が打ち出された。
寄港地を整備し、クルーズ旅客を2020年までに500万人に増やすのが目標だという。
これを受けて、国土交通省は2017年8月、奄美大島と徳之島(鹿児島県)の中から、大型クルーズ船の寄港地の候補を選定した。
奄美大島と徳之島から候補地が選出されたのは、自然が豊かで、東アジアのクルーズ発着の中心地である中国に近いからだという。
候補地には、西古見(瀬戸内町)の池堂地区や奄美市にある名瀬港が含まれていた。
瀬戸内町も、誘致の実現を求める要望書を鹿児島県に提出。地元紙・南海日日新聞によると、鎌田愛人(かまだなるひと)町長は、「実現すれば、地元にレストランや土産店などができ、関連する産業が発展、雇用が生まれれば人口増につながる」と意気込んでいたという。確かに、多くの観光客が訪れれば、地元での消費が増え、経済の活性化につながる可能性がある。
しかし、2018年2月に発足した「奄美の自然を守る会」は、クルーズ船の寄港に反対している。なぜなのか。「奄美の自然を守る会」の畑事務局長は、寄港のデメリットについてこう語る。
「西古見は人口40人弱の集落です。そこに週3回も数千人の旅行客が訪れ、約6時間滞在するといいます。旅行客の出したごみは誰がどう処理するのですか。西古見には公共のトイレも一つしかありませんよ」
寄港が想定されているのは、米ロイヤル・カリビアン社のクルーズ客船「オアシス・オブ・ザ・シーズ」。乗客定員は5400人、乗組員数は2394人だ。料金は、7泊8日の地中海クルーズで1人12万6151円(日本円参考料金)。富裕層ではなく、一般の旅行客が中心となる。上海から中国人観光客を乗せ、熊本や鹿児島、沖縄を周遊する予定だ。これだけの旅客が上陸すれば、地域住民の生活が一変するであろうことは想像に難くない。
【住民には知らせず、国交省と鹿児島県、瀬戸内町が計画を推進】
それにもかかわらず、この計画は住民に周知されていなかったという。
「2017年8月、国交省の調査結果が出た翌日、瀬戸内町は西古見集落に行って説明会を開催。そしてそのまま町の経済4団体、議会の承認を経て、2017年12月に鹿児島県へ要望書を提出していました。しかし、ほとんどの町民はクルーズ船寄港地誘致の話があることも、県に要望書が提出されたことも知らされていませんでした。
町民が初めてこの話を知ったのは、2018年1月。「瀬戸内町にクルーズ船誘致 町方針最大22万トン級」という見出しの新聞報道でした。その後、説明会を求める住民からの要望書提出などを経て、瀬戸内町は2018年4~5月に住民説明会を開催しましたが、町側の説明は『計画の内容はまだ分かっていない』、『クルーズ船の船社も寄港する船の規模も開発規模も何もわからない』の一点張りです。
それから、2018年10月に町民主体と銘打った『クルーズ船寄港地に関する検討協議会』が始まりました。その協議会には、第1回から国土交通省の担当者と県のクルーズ船誘致担当者が同席しています。住民説明会では『(勝手に要望書を提出してしまい)手順を間違えた。二度と秘密裡には進めない』、『町民の理解が得られない限り、国や県との交渉はしない』と町の担当者が言っていたのにもかかわらず、国と県の担当者が同席しているのです。町民主体と銘打ちながらも、協議会に参加する委員の選任はすべて町が行いました。あたかも最初から、寄港は決定事項として扱われているようにしか見えませんでした。
第3回の『クルーズ船寄港地に関する検討協議会』では、ロイヤル・カリビアン社によるプレゼンテーションが行われました。その際、新聞・テレビなどのメディアは締め出され、委員による録画・録音も禁じられ、ロイヤル・カリビアンの話の内容は、非公開とされました。住民に知らせずに県に要望書を提出、それに対して謝罪を繰り返したと思ったら、いつの間にか国交省と県クルーズ船担当が協議会に参加している。そして、協議会内で『寄港に興味を示す会社の話を聞くだけ』と言いながら、ロイヤル・カリビアン社にプレゼンを行わせ、その内容は録音・録画も禁止、マスコミもシャットアウトして、町民に非公開とする。どこまでも秘密裡に進めていこうとする町の姿勢に、町民の不信感は募るばかりです」
「奄美の自然を守る会」は、現在も非公開とされているロイヤル・カリビアン社のプレゼンテーション内容と、昨今の大型クルーズ船寄港地の事例を町民に知らせるために、自主的に「大型クルーズ船寄港地に関する現状の説明会」を行っている。
「この大きな計画が、住民へ全く知らされないというのはどう考えてもおかしいことです。賛成・反対はおいておいて、とにかく現状を知ってほしい、とお願いして住民に対して説明会を開いています。最初は『たくさん人が来るからいいじゃないか』と言っていた方も、詳細な説明を聞くと9割の方が反対します。それだけ、この計画は奄美の現状にそぐわない、明らかにキャパシティオーバーな話だと私たちは考えています」(畑さん)
【雇用や消費が増える見込みは「ない」】
寄港に賛成する人々は、地元での消費が増え、地域が活性化することを望んでいる。しかし畑さんは、それほどの経済効果は見込めないと指摘する。
「ロイヤル・カリビアンは100億円かけてレストランなどの施設を作るつもりのようです。工事を請け負えば、地元の土木建設業者は確かに潤うでしょう。奄美大島の主要な産業は土建業ですから、賛成に回る人がいるのもわからなくもありません。
しかし、レストランが出来ても、そこで雇われるのは一体誰でしょうか?地域住民の多くは高齢者です。外国語はほとんどできません。出身者が島に戻って来るという期待をされている方もいますが、現在、中国語が出来る日本人は全国で引く手あまたです。彼らが、大型クルーズ船寄港地ができたからといって戻ってくるとは思えません。結果、船社が用意した中国語ができるスタッフが雇われることになるでしょう。
また、大型クルーズ船は薄利多売で成り立つビジネス。宿泊も飲食も旅行代金のパッケージに含まれています。船内で豪華なレストランがいくつもただで選び放題なのに、地元のお店にお金を使う人がいるでしょうか。わざわざお金をかけて、地元のレストランで食事をする人がいるとは思えません。
さらにクルーズ船はいつまで西古見をルートに組み込むか分かりません。2016年に中国は、政治的緊張からなる制裁措置として韓国へ行く団体旅行商品の販売を禁じました。同じように日中関係が悪化すれば、西古見から撤退する可能性もあります。そのとき、放置された巨大なレストランや港の施設はどうするのでしょうか。解体費用は、一体どこが出してくれるのでしょうか」
【国会では大阪12区補選立候補中の宮本岳志元衆院議員が追求していた】
大型クルーズ船の寄港は、世界遺産登録にも悪影響を及ぼす恐れがある。環境省は2019年2月、奄美大島、徳之島、沖縄北部及び西表島の世界遺産登録を目指して、推薦書を提出した。2020年の夏に開催される世界遺産委員会で、登録の可否が決まる。
推薦書には、現在の奄美大島における主要観光施設の受け入れ客数、今後の見込み客数が記されている。適正人数を超えた人々が訪れることになると、世界自然遺産の根拠となる自然自体が破壊されかねない。そのため、世界自然遺産登録には観光客数の適正な管理が必要とされる。
しかし、この西古見地区の大型クルーズ船寄港地開発計画は、IUCNに向けた世界自然遺産への推薦書に一切記載されていない。
今年3月の衆議院国土交通委員会で、4月21日に控えた衆議院大阪12区補欠選挙に、無所属で立候補することを表明した宮本岳志・前衆議院議員は、「世界遺産申請にこれだけ気を使わなければならないときに、なぜこのような大型クルーズ船の寄港地候補を奄美大島や徳之島になぜ9か所も選定したのか」と国交省港湾局を批判していた。
【国交省はロイヤル・カリビアンに西古見を売り渡した】
実は、国交省は、ロイヤル・カリビアン社からの要望に応えて、奄美大島から寄港地の候補を選定していたのだという。同じく今年3月の国土交通委員会で、宮本・前衆院議員が追及した際、下司弘之港湾局長は、「要望があった船社はロイヤルカリビアン社でございます。要望があった内容は寄港地としての奄美について多大な期待を寄せている、クルーズ振興に関する主導を期待しているという趣旨の要望でした」
と回答している。
同社は、過去にも、奄美大島北部の龍郷町(たつごうちょう)にリゾートパークを開発する計画を立てていた。巨大クルーズ船が接岸できるよう長さ350メートルの浮桟橋を設置し、町内にはレストランやプールを作る予定だったのだ。地域の振興が期待できることから徳田康光町長(当時)らが賛成に回っていた。しかし住民の反発を受け、2016年に計画は白紙撤回されている。
それでもロイヤル・カリビアン社は奄美大島を諦められなかったらしい。
今回は、国交省に奄美大島・徳之島から候補地を選ぶよう求めていたのだ。
畑事務局長は、「ロイヤル・カリビアン社の要請を受けて、国交省が西古見を売り渡したも同然です。地域の住民の意向は無視されている」と憤っていた。 <取材・文/HBO取材班>
【転載終了】
既に寄港地誘致は決定済みなのではないか?
次期町長選挙後に「寄港地誘致を決断しました」と表明するのではないか?
誰もがそう疑っていると思いますよ。
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【奄美大島、世界遺産登録推進なのに大型クルーズ船寄港の計画。地元は「自然環境が破壊」と反対】
奄美大島の西部に位置する人口40人弱の集落・西古見(にしこみ)。
ここに定員5400人の大型クルーズ船が寄港する計画が持ち上がっている。
国土交通省や、寄港予定の米大手クルーズ会社「ロイヤルカリ・カリビアン」が積極的に計画を推し進める一方、地元住民からは「自然環境が破壊され、平穏な生活が失われる」と反対の声が上がっている。
【クルーズ旅客を2020年までに500万人に増やす計画】
「明日の日本を支える観光ビジョン―世界が訪れたくなる日本へ―」が策定されたのは2016年3月。
ビザの緩和や多言語での情報発信といった対策と併せて、クルーズ船受け入れの更なる拡充が打ち出された。
寄港地を整備し、クルーズ旅客を2020年までに500万人に増やすのが目標だという。
これを受けて、国土交通省は2017年8月、奄美大島と徳之島(鹿児島県)の中から、大型クルーズ船の寄港地の候補を選定した。
奄美大島と徳之島から候補地が選出されたのは、自然が豊かで、東アジアのクルーズ発着の中心地である中国に近いからだという。
候補地には、西古見(瀬戸内町)の池堂地区や奄美市にある名瀬港が含まれていた。
瀬戸内町も、誘致の実現を求める要望書を鹿児島県に提出。地元紙・南海日日新聞によると、鎌田愛人(かまだなるひと)町長は、「実現すれば、地元にレストランや土産店などができ、関連する産業が発展、雇用が生まれれば人口増につながる」と意気込んでいたという。確かに、多くの観光客が訪れれば、地元での消費が増え、経済の活性化につながる可能性がある。
しかし、2018年2月に発足した「奄美の自然を守る会」は、クルーズ船の寄港に反対している。なぜなのか。「奄美の自然を守る会」の畑事務局長は、寄港のデメリットについてこう語る。
「西古見は人口40人弱の集落です。そこに週3回も数千人の旅行客が訪れ、約6時間滞在するといいます。旅行客の出したごみは誰がどう処理するのですか。西古見には公共のトイレも一つしかありませんよ」
寄港が想定されているのは、米ロイヤル・カリビアン社のクルーズ客船「オアシス・オブ・ザ・シーズ」。乗客定員は5400人、乗組員数は2394人だ。料金は、7泊8日の地中海クルーズで1人12万6151円(日本円参考料金)。富裕層ではなく、一般の旅行客が中心となる。上海から中国人観光客を乗せ、熊本や鹿児島、沖縄を周遊する予定だ。これだけの旅客が上陸すれば、地域住民の生活が一変するであろうことは想像に難くない。
【住民には知らせず、国交省と鹿児島県、瀬戸内町が計画を推進】
それにもかかわらず、この計画は住民に周知されていなかったという。
「2017年8月、国交省の調査結果が出た翌日、瀬戸内町は西古見集落に行って説明会を開催。そしてそのまま町の経済4団体、議会の承認を経て、2017年12月に鹿児島県へ要望書を提出していました。しかし、ほとんどの町民はクルーズ船寄港地誘致の話があることも、県に要望書が提出されたことも知らされていませんでした。
町民が初めてこの話を知ったのは、2018年1月。「瀬戸内町にクルーズ船誘致 町方針最大22万トン級」という見出しの新聞報道でした。その後、説明会を求める住民からの要望書提出などを経て、瀬戸内町は2018年4~5月に住民説明会を開催しましたが、町側の説明は『計画の内容はまだ分かっていない』、『クルーズ船の船社も寄港する船の規模も開発規模も何もわからない』の一点張りです。
それから、2018年10月に町民主体と銘打った『クルーズ船寄港地に関する検討協議会』が始まりました。その協議会には、第1回から国土交通省の担当者と県のクルーズ船誘致担当者が同席しています。住民説明会では『(勝手に要望書を提出してしまい)手順を間違えた。二度と秘密裡には進めない』、『町民の理解が得られない限り、国や県との交渉はしない』と町の担当者が言っていたのにもかかわらず、国と県の担当者が同席しているのです。町民主体と銘打ちながらも、協議会に参加する委員の選任はすべて町が行いました。あたかも最初から、寄港は決定事項として扱われているようにしか見えませんでした。
第3回の『クルーズ船寄港地に関する検討協議会』では、ロイヤル・カリビアン社によるプレゼンテーションが行われました。その際、新聞・テレビなどのメディアは締め出され、委員による録画・録音も禁じられ、ロイヤル・カリビアンの話の内容は、非公開とされました。住民に知らせずに県に要望書を提出、それに対して謝罪を繰り返したと思ったら、いつの間にか国交省と県クルーズ船担当が協議会に参加している。そして、協議会内で『寄港に興味を示す会社の話を聞くだけ』と言いながら、ロイヤル・カリビアン社にプレゼンを行わせ、その内容は録音・録画も禁止、マスコミもシャットアウトして、町民に非公開とする。どこまでも秘密裡に進めていこうとする町の姿勢に、町民の不信感は募るばかりです」
「奄美の自然を守る会」は、現在も非公開とされているロイヤル・カリビアン社のプレゼンテーション内容と、昨今の大型クルーズ船寄港地の事例を町民に知らせるために、自主的に「大型クルーズ船寄港地に関する現状の説明会」を行っている。
「この大きな計画が、住民へ全く知らされないというのはどう考えてもおかしいことです。賛成・反対はおいておいて、とにかく現状を知ってほしい、とお願いして住民に対して説明会を開いています。最初は『たくさん人が来るからいいじゃないか』と言っていた方も、詳細な説明を聞くと9割の方が反対します。それだけ、この計画は奄美の現状にそぐわない、明らかにキャパシティオーバーな話だと私たちは考えています」(畑さん)
【雇用や消費が増える見込みは「ない」】
寄港に賛成する人々は、地元での消費が増え、地域が活性化することを望んでいる。しかし畑さんは、それほどの経済効果は見込めないと指摘する。
「ロイヤル・カリビアンは100億円かけてレストランなどの施設を作るつもりのようです。工事を請け負えば、地元の土木建設業者は確かに潤うでしょう。奄美大島の主要な産業は土建業ですから、賛成に回る人がいるのもわからなくもありません。
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また、大型クルーズ船は薄利多売で成り立つビジネス。宿泊も飲食も旅行代金のパッケージに含まれています。船内で豪華なレストランがいくつもただで選び放題なのに、地元のお店にお金を使う人がいるでしょうか。わざわざお金をかけて、地元のレストランで食事をする人がいるとは思えません。
さらにクルーズ船はいつまで西古見をルートに組み込むか分かりません。2016年に中国は、政治的緊張からなる制裁措置として韓国へ行く団体旅行商品の販売を禁じました。同じように日中関係が悪化すれば、西古見から撤退する可能性もあります。そのとき、放置された巨大なレストランや港の施設はどうするのでしょうか。解体費用は、一体どこが出してくれるのでしょうか」
【国会では大阪12区補選立候補中の宮本岳志元衆院議員が追求していた】
大型クルーズ船の寄港は、世界遺産登録にも悪影響を及ぼす恐れがある。環境省は2019年2月、奄美大島、徳之島、沖縄北部及び西表島の世界遺産登録を目指して、推薦書を提出した。2020年の夏に開催される世界遺産委員会で、登録の可否が決まる。
推薦書には、現在の奄美大島における主要観光施設の受け入れ客数、今後の見込み客数が記されている。適正人数を超えた人々が訪れることになると、世界自然遺産の根拠となる自然自体が破壊されかねない。そのため、世界自然遺産登録には観光客数の適正な管理が必要とされる。
しかし、この西古見地区の大型クルーズ船寄港地開発計画は、IUCNに向けた世界自然遺産への推薦書に一切記載されていない。
今年3月の衆議院国土交通委員会で、4月21日に控えた衆議院大阪12区補欠選挙に、無所属で立候補することを表明した宮本岳志・前衆議院議員は、「世界遺産申請にこれだけ気を使わなければならないときに、なぜこのような大型クルーズ船の寄港地候補を奄美大島や徳之島になぜ9か所も選定したのか」と国交省港湾局を批判していた。
【国交省はロイヤル・カリビアンに西古見を売り渡した】
実は、国交省は、ロイヤル・カリビアン社からの要望に応えて、奄美大島から寄港地の候補を選定していたのだという。同じく今年3月の国土交通委員会で、宮本・前衆院議員が追及した際、下司弘之港湾局長は、「要望があった船社はロイヤルカリビアン社でございます。要望があった内容は寄港地としての奄美について多大な期待を寄せている、クルーズ振興に関する主導を期待しているという趣旨の要望でした」
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同社は、過去にも、奄美大島北部の龍郷町(たつごうちょう)にリゾートパークを開発する計画を立てていた。巨大クルーズ船が接岸できるよう長さ350メートルの浮桟橋を設置し、町内にはレストランやプールを作る予定だったのだ。地域の振興が期待できることから徳田康光町長(当時)らが賛成に回っていた。しかし住民の反発を受け、2016年に計画は白紙撤回されている。
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今回は、国交省に奄美大島・徳之島から候補地を選ぶよう求めていたのだ。
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奄美の自然を守る会ホームページを発見!【鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町 大型クルーズ船寄港地誘致関連】
奄美の自然を守る会ホームページを発見!【鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町 大型クルーズ船寄港地誘致関連】
Click→→鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地関連
えっ?ホームページ作ってるじゃん!
今日何気なく瀬戸内町の大型クルーズ船関連の記事をググっていたら、な・・・な・・・なんと・・・奄美の自然を守る会ホームページを発見!
奄美の自然を守る会と言えば、瀬戸内町の検討協議会に参加している団体。
大型クルーズ船寄港地誘致について誰よりも詳しく検証を重ね、かつ、瀬戸内町のことを識者以上に熟知されている方々だと言っても過言ではありません。
どこぞかのお偉いさん方は知識はあっても瀬戸内町で生活していないから言わば机上の空論。
言い過ぎかもしれないけど後に問題が発生したとしても本人たちの生活に影響が出る訳でもなけりゃ〜瀬戸内町で暮らすこともない。
要するに他所の人たち。
大型クルーズ船の観光客によって世界各地でオーバーツーリズムが問題視されるなか、ちっぽけな田舎町に22万トン級の大型クルーズ船の寄港地誘致を進めること自体が間違い。
識者と言われる彼等が、「22万トン級のクルーズ船誘致は西古見地区のキャパを超えている!」と、一度でも発言していたなら彼等の言葉に耳を傾けていたに違いない。
まぁ〜他所から来た方々が本気で瀬戸内町の未来を考えているとは思えないけどね。
どちらかと言うと経済学者が識者に選出されちゃったって感じかな。
故に瀬戸内町の未来像と言うより、経済・景気浮揚に焦点がズレちゃってるような気がしてならない。
西古見という小さな箱に観光客をどう詰め込もうか・・・どうしたら詰め込めるのか?・・・その事のみを考えているのではないかと疑いたくもなる。
これ以上話が逸れて行くと「検討協議会は茶番劇だ!」と、いつもの調子で叫びたくなるので今日のところはこの問題はここまでとする。
あっ!そうそう!
奄美の自然を守る会のホームページですが、勝手に紹介したら守る会の方々から「迷惑だ!」と、お叱りを受けるかもしれませんが、瀬戸内町が推し進める大型クルーズ船寄港地誘致について時系列で情報を分かりやすく発信していることからゴリ押しで紹介させていただきます。
奄美の自然を守る会ホームページ
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Click→→奄美の自然を守る会ホームページ
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奄美大島にお住いの方々は一度はチェックすることをお勧め致します。
いわゆる・・・拡散希望ってやつです。ハイ。
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船社に具体的説明要望相次ぐ 瀬戸内町・瀬戸内町に「白紙撤回」要望 加計呂麻島住民・南海日日新聞【鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地誘致関連】
船社に具体的説明要望相次ぐ 瀬戸内町・瀬戸内町に「白紙撤回」要望 加計呂麻島住民・南海日日新聞【鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地誘致関連】
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今月2日と本日6日、2回に渡り奄美大島の地元紙 南海日日新聞が、瀬戸内町が推し進めている大型クルーズ船寄港地誘致に関する問題を報じています。
以下は南海日日新聞4月2日掲載記事より。
【船社に具体的説明要望相次ぐ 瀬戸内町】
瀬戸内町のクルーズ船寄港地に関する検討協議会(委員長・宮廻甫允鹿児島大学名誉教授)の第4回会合が30日、町役場会議室であった。
前回(2月)の会合で米国大手船社と地元団体がそれぞれ行った寄港地開発に関するプレゼンテーションを踏まえて、委員らが意見交換した。
経済効果への期待や環境負荷への懸念など、計画に対する賛否の声が上がったほか、「具体的な話がなく住民は不安を感じている」など、船社による再度の説明会の要望も相次いだ。
協議会は同町西古見への寄港地誘致を構想する町が設置。
委員は町内各種団体の代表や学識経験者など19人。
国が昨年8月に公開した「島嶼(とうしょ)部における大型クルーズ船の寄港地開発に関する調査の結果」を踏まえて、寄港地の在り方を町長に提言する。
前回の会合では、町の公募に応じた「ロイヤル・カリビアングループ」が寄港地開発について非公開で説明。「奄美の自然を考える会」(田原敏也代表)は持続可能な観光の推進などを提案した。
会合では出席した委員全員が考えを述べた。
大型クルーズ船の寄港に賛成の立場から、「人口減少に歯止めがかかる。
インフラ整備によって経済効果が出る」「何も対策をしなければ集落は消滅すると危機感を持っている」などの意見が出た。
計画に反対する立場からは「手つかずの自然が壊れる」「穏やかな暮らしが失われる」「治安が悪化する」との声が上がった。
寄港地開発によるメリット、デメリットに関する調査を求める意見もあった。
学識経験者から「専門家が具体的な数字をシミュレーションする機関をつくり、分析、調査を行うべき」と提言があった。
事務局の眞地浩明町企画課長は「委員全員の意見を聞いたのは初めて。それぞれの発言を尊重しながら整理して方向性を見いだしたい」と述べた。
本日、4月6日掲載記事は以下のとおり。
【瀬戸内町に「白紙撤回」要望 加計呂麻島住民】
瀬戸内町が同町西古見・池堂地区への誘致を検討している大型クルーズ船寄港地開発計画について、大島海峡を挟んで対岸の加計呂麻島の住民有志は5日、町役場で眞地浩明企画課長と面会し、計画の白紙撤回を求める要望書を手渡した。
同島西阿室集落の祷昭哲区長(71)は「大型船で訪れる観光客は、加計呂麻島にも足を伸ばすはず。
(島への影響などを)熟慮してほしい」と求め、同計画の検討協議会事務局を担う眞地課長は「まだ誘致の判断はしていない。住民の声を反映させ、時間を掛けて検討していきたい」と応じた。
要望書には加計呂麻島(30集落、1210人)の17集落から合計448人の署名が寄せられた。
計画は、国土交通省が2017年8月、大型クルーズ船寄港地の開発候補地として、池堂地区など奄美群島内9カ所を挙げたことから始動。
町は同年12月、県に支援を求める要望書を提出したが、地域住民らから反対の声が上がり、18年4月に取り下げた。
同年10月には、最適なクルーズ船寄港地のあり方を検討する町民主体の協議会が発足。今年3月までに4度の会合を開いている。
【南海日日新聞より転載終了】
(注・瀬戸内町大型クルーズ船寄港地誘致問題については奄美大島のみならず内地の方々も注目しています。南海日日新聞が奄美大島の地元紙であることから鹿児島市内で購入する場合、数日のタイムラグが出てしまいます。多くの鹿児島県民の皆さんにリアルタイムでお伝えしたいと考え今回は記事を転載致しました)
なるほどねぇ〜
事務局の眞地浩明町企画課長は「委員全員の意見を聞いたのは初めて。それぞれの発言を尊重しながら整理して方向性を見いだしたい」と述たようだが、ボクに言わせりゃ〜白々しいと言うか・・・それを言うなら「それぞれの意見を尊重するふりをしながら当初から出来上がっているシナリオどおり事を進めて参ります」の間違いじゃないの?
ボクは思ってることは言わなきゃおさまらないタチなんで・・・悪く思わないでくれよ。
それと・・・大型クルーズ船寄港地開発計画について加計呂麻島の住民有志が「大型船で訪れる観光客は、加計呂麻島にも足を伸ばすはず。(島への影響などを)熟慮してほしい」との理由から計画の白紙撤回を求める要望書を手渡しました。
確かにそうですよね。
西古見地区での囲い込みプランと言われてはいますが、そのプラン自体何ら保証はありません。
「加計呂麻島には行かせない」と明言していない以上、後付けで加計呂麻島ツアーもオプションとして追加して来る可能性はあります。
カリビアン社のプレゼンテーションが全てではないということです。
加計呂麻島の方々が心配するのも当たり前ですよね。
出来ることならば加計呂麻島の半数以上の書名簿が集まればベストだったのですが、それでもあれだけの方々が危機感を示したことは多くの意味があります。
何故なら、書名しなかったイコール寄港地誘致賛成とは限らないからです。
役所側は過半数割れを理由に加計呂麻島の民意は誘致賛成が多いと言いだしかねない。
役場サイドを甘く見てはなりません。
彼等の腹の中には「過半数」の理論しかありません。
その理論が通用しない場合(過半数以上が反対)は、町長の裁量権で「瀬戸内町の未来のために苦渋の決断を下した!」と美辞麗句を並べ立てゴリ押しするはずです。
これが劇団瀬戸内の町茶番劇のシナリオです。
あと気になったのは本日掲載記事中の「町は同年12月、県に支援を求める要望書を提出したが、地域住民らから反対の声が上がり、18年4月に取り下げた」・・・このくだりです。
正確に言うと・・・「一部業界団体の長が関係団体加盟社の賛同を得ぬまま、要望書に署名捺印したためその要望書の有効性が問われ要望書を撤回することになった」・・・こう書くべきでしょう。
最後になりますが、検討協議会に参加されている加計呂麻島有志の会ならびに自然を守る会の方々にお願いです。
両会の方々に対し意見出来る立場ではありませんが、ボクの意見に少しだけ耳を傾けて下さい。
検討協議会があと何回開かれるのか分かりませんが、検討協議会の場でどうしても言ってほしいことがあります。
それは・・・鹿児島県が国土交通省に提出した要望書についてです。
検討協議会の場に国土交通省のお役人さんが同席しているのならば、以前鹿児島県が国土交通省に提出した要望書はどうなったのか?取り下げられたのか?それとも公文書として受け取ったままになっているのか?
瀬戸内町が提出した要望書を請け鹿児島県も国に要望書を提出した訳だが、瀬戸内町がその要望書を取り下げた今、鹿児島県が提出した要望書は要望書としての意味があるとお考えかどうか国土交通省のご見解をお聞かせいただきたい・・・と、国土交通省のお役人さんに質問していただければと考えます。
このことはとても重要なことではないでしょうか?
議事録等の残る検討協議会の場で質問していただければと考えています。
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今月2日と本日6日、2回に渡り奄美大島の地元紙 南海日日新聞が、瀬戸内町が推し進めている大型クルーズ船寄港地誘致に関する問題を報じています。
以下は南海日日新聞4月2日掲載記事より。
【船社に具体的説明要望相次ぐ 瀬戸内町】
瀬戸内町のクルーズ船寄港地に関する検討協議会(委員長・宮廻甫允鹿児島大学名誉教授)の第4回会合が30日、町役場会議室であった。
前回(2月)の会合で米国大手船社と地元団体がそれぞれ行った寄港地開発に関するプレゼンテーションを踏まえて、委員らが意見交換した。
経済効果への期待や環境負荷への懸念など、計画に対する賛否の声が上がったほか、「具体的な話がなく住民は不安を感じている」など、船社による再度の説明会の要望も相次いだ。
協議会は同町西古見への寄港地誘致を構想する町が設置。
委員は町内各種団体の代表や学識経験者など19人。
国が昨年8月に公開した「島嶼(とうしょ)部における大型クルーズ船の寄港地開発に関する調査の結果」を踏まえて、寄港地の在り方を町長に提言する。
前回の会合では、町の公募に応じた「ロイヤル・カリビアングループ」が寄港地開発について非公開で説明。「奄美の自然を考える会」(田原敏也代表)は持続可能な観光の推進などを提案した。
会合では出席した委員全員が考えを述べた。
大型クルーズ船の寄港に賛成の立場から、「人口減少に歯止めがかかる。
インフラ整備によって経済効果が出る」「何も対策をしなければ集落は消滅すると危機感を持っている」などの意見が出た。
計画に反対する立場からは「手つかずの自然が壊れる」「穏やかな暮らしが失われる」「治安が悪化する」との声が上がった。
寄港地開発によるメリット、デメリットに関する調査を求める意見もあった。
学識経験者から「専門家が具体的な数字をシミュレーションする機関をつくり、分析、調査を行うべき」と提言があった。
事務局の眞地浩明町企画課長は「委員全員の意見を聞いたのは初めて。それぞれの発言を尊重しながら整理して方向性を見いだしたい」と述べた。
本日、4月6日掲載記事は以下のとおり。
【瀬戸内町に「白紙撤回」要望 加計呂麻島住民】
瀬戸内町が同町西古見・池堂地区への誘致を検討している大型クルーズ船寄港地開発計画について、大島海峡を挟んで対岸の加計呂麻島の住民有志は5日、町役場で眞地浩明企画課長と面会し、計画の白紙撤回を求める要望書を手渡した。
同島西阿室集落の祷昭哲区長(71)は「大型船で訪れる観光客は、加計呂麻島にも足を伸ばすはず。
(島への影響などを)熟慮してほしい」と求め、同計画の検討協議会事務局を担う眞地課長は「まだ誘致の判断はしていない。住民の声を反映させ、時間を掛けて検討していきたい」と応じた。
要望書には加計呂麻島(30集落、1210人)の17集落から合計448人の署名が寄せられた。
計画は、国土交通省が2017年8月、大型クルーズ船寄港地の開発候補地として、池堂地区など奄美群島内9カ所を挙げたことから始動。
町は同年12月、県に支援を求める要望書を提出したが、地域住民らから反対の声が上がり、18年4月に取り下げた。
同年10月には、最適なクルーズ船寄港地のあり方を検討する町民主体の協議会が発足。今年3月までに4度の会合を開いている。
【南海日日新聞より転載終了】
(注・瀬戸内町大型クルーズ船寄港地誘致問題については奄美大島のみならず内地の方々も注目しています。南海日日新聞が奄美大島の地元紙であることから鹿児島市内で購入する場合、数日のタイムラグが出てしまいます。多くの鹿児島県民の皆さんにリアルタイムでお伝えしたいと考え今回は記事を転載致しました)
なるほどねぇ〜
事務局の眞地浩明町企画課長は「委員全員の意見を聞いたのは初めて。それぞれの発言を尊重しながら整理して方向性を見いだしたい」と述たようだが、ボクに言わせりゃ〜白々しいと言うか・・・それを言うなら「それぞれの意見を尊重するふりをしながら当初から出来上がっているシナリオどおり事を進めて参ります」の間違いじゃないの?
ボクは思ってることは言わなきゃおさまらないタチなんで・・・悪く思わないでくれよ。
それと・・・大型クルーズ船寄港地開発計画について加計呂麻島の住民有志が「大型船で訪れる観光客は、加計呂麻島にも足を伸ばすはず。(島への影響などを)熟慮してほしい」との理由から計画の白紙撤回を求める要望書を手渡しました。
確かにそうですよね。
西古見地区での囲い込みプランと言われてはいますが、そのプラン自体何ら保証はありません。
「加計呂麻島には行かせない」と明言していない以上、後付けで加計呂麻島ツアーもオプションとして追加して来る可能性はあります。
カリビアン社のプレゼンテーションが全てではないということです。
加計呂麻島の方々が心配するのも当たり前ですよね。
出来ることならば加計呂麻島の半数以上の書名簿が集まればベストだったのですが、それでもあれだけの方々が危機感を示したことは多くの意味があります。
何故なら、書名しなかったイコール寄港地誘致賛成とは限らないからです。
役所側は過半数割れを理由に加計呂麻島の民意は誘致賛成が多いと言いだしかねない。
役場サイドを甘く見てはなりません。
彼等の腹の中には「過半数」の理論しかありません。
その理論が通用しない場合(過半数以上が反対)は、町長の裁量権で「瀬戸内町の未来のために苦渋の決断を下した!」と美辞麗句を並べ立てゴリ押しするはずです。
これが劇団瀬戸内の町茶番劇のシナリオです。
あと気になったのは本日掲載記事中の「町は同年12月、県に支援を求める要望書を提出したが、地域住民らから反対の声が上がり、18年4月に取り下げた」・・・このくだりです。
正確に言うと・・・「一部業界団体の長が関係団体加盟社の賛同を得ぬまま、要望書に署名捺印したためその要望書の有効性が問われ要望書を撤回することになった」・・・こう書くべきでしょう。
最後になりますが、検討協議会に参加されている加計呂麻島有志の会ならびに自然を守る会の方々にお願いです。
両会の方々に対し意見出来る立場ではありませんが、ボクの意見に少しだけ耳を傾けて下さい。
検討協議会があと何回開かれるのか分かりませんが、検討協議会の場でどうしても言ってほしいことがあります。
それは・・・鹿児島県が国土交通省に提出した要望書についてです。
検討協議会の場に国土交通省のお役人さんが同席しているのならば、以前鹿児島県が国土交通省に提出した要望書はどうなったのか?取り下げられたのか?それとも公文書として受け取ったままになっているのか?
瀬戸内町が提出した要望書を請け鹿児島県も国に要望書を提出した訳だが、瀬戸内町がその要望書を取り下げた今、鹿児島県が提出した要望書は要望書としての意味があるとお考えかどうか国土交通省のご見解をお聞かせいただきたい・・・と、国土交通省のお役人さんに質問していただければと考えます。
このことはとても重要なことではないでしょうか?
議事録等の残る検討協議会の場で質問していただければと考えています。
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鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町が推し進める大型クルーズ船寄港地誘致問題!瀬戸内町 大型クルーズ船寄港地に関する第4回検討協議会・・・茶番劇の最終幕は近い?
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町が推し進める大型クルーズ船寄港地誘致問題!瀬戸内町 大型クルーズ船寄港地に関する第4回検討協議会・・・茶番劇の最終幕は近い?
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3月30日、瀬戸内町がゴリゴリに推し進める大型クルーズ船寄港地に関する検討協議会が行なわれました。
【日時】
平成31年3月30日(土)午後5時~午後7時
【場所】
瀬戸内町役場 4階 委員会室
【内容】
(1)第4回検討協議会におけるクルーズ船寄港地に関する企画提案等に対しての質疑応答。
(2)その他
さてさて・・・・・第4回茶番・・・茶番劇・・・ではなく・・・第4回検討協議会でどのようなことが議論されたのか?
気になりますよね〜
協議会の会議内容がユーチューブで流れていると聞いたのですが、なんせ最近忙しすぎて未だに確認出来ずにいます。
ってことでユーチューブを見た知人から聞いた話をもとに会議内容についてブツブツと呟きたいと思います。ハイ。
まず最初に指摘したい点は、1人に与えられた発言時間についてです。
まともな会議であれば持ち時間が10分15分当たり前だと思うのだが、さすが!既に答えありきの出来レースなんちゃって協議会!ww与えられた時間はほんの数分だったようです。
また、せかすように「あと1分です!」と、ご丁寧なお声がけww
「あと1分です!」と言ったのは瀬戸内町の役場職員だったのか分かんないけど、なんてのかなぁ〜・・・そういうところだけはシッカリしてるんだね・・・と笑いたくなった。
参加者の意見等を精査すると、明確に反対を打ち出しているのは「奄美の自然を守る会」田原氏と「海を守る会」副代表の畑氏、加計呂麻島観光有志代表の中村氏から委嘱され代理出席した寺本氏、さらには瀬戸内町議会の澤議員。
数名の方々は最後まで意見を述べることが出来ない・・・述べさせてもらえない悲惨な状態だったそうです。
ある意味当然と言えば当然なんですがね。
そりゃそうでしょう!・・・誘致ありきの茶番劇協議会なんだからさ。
あまり喋らせたくないんだよねぇ〜感が満載のクソみたいな協議会になるに決まっている。
そのような状況下で今回は加計呂麻島観光有志から参加した寺本が持ち時間ジャストで加計呂麻島の人びとの気持ちを話していました。
また澤議員は瀬戸内町役場の不透明なやり方に対し憤りを感じていた様子だったとのこと。
澤議員が指摘しているとおり、確かに瀬戸内町の一連の動きは正しい動きであるとは言えない・・・
言えないどころか、ある意味矛盾だらけだ。
その矛盾が意図的なものではないというのであれば、鎌田町長も担当課の職員も単なる「無能」だということになる。
まぁ〜それはそれである意味 的を捉えているのかなぁ〜と納得なんだけどね。
あと今回の協議会で微妙な感じだったのが漁協です。
あくまでも個人的な意見だと前置きしたうえで、基本的には反対ではあるだが、但し、補填?補償?次第ですよみたいな何とも微妙な言い回しに感じた。
って言うか・・・そこの君!あくまでも個人的な意見とか何とか言ってるけど、君は団体を代表して協議会に参加しているのでは?
個人的な話なんかしなくていいんだよ!
代表としての話をしなきゃダメだろ!
お〜い!
瀬戸内町の漁協組合員の皆さ〜ん!
大丈夫ですかぁ〜
シッカリしてくださいよ〜
それと・・・今回、観光協会会長が興味深いアンケート結果を示したようです。
そのアンケートとは・・・・・
勿論、大型クルーズ船寄港地誘致に関するもの。
観光協会会長によると、結果はどちらともいえないが11、賛成が5、反対が40だったとのこと。
まぁ〜ロイヤルカリビアン社のビジネスプランは西古見地区囲い込み観光事業ですから、観光協会加盟社にとっては目の前で金が通り過ぎるだけだと分かっているのでしょう。
だからこそ反対が多かった。
よくよく考えれば、以前漁協組合長が署名捺印した要望書ですが、あの時点で瀬戸内町側からは事業については何も知らされずにただ単に要望書を求められた訳ですから、今考えると恐ろしい話ですよね。
あの要望書はボツになってよかったよ!
組合員5人のための要望書になってたってこと。
議員といえば・・・池田さんて方も議員さんですかね?
この議員さんが「人が集まることが活性化だ」
「クルーズ船に乗ったことがある、小さな子供も中国語を話せるようになっていた」「何もないところに人は来ない」などとアホっぽいこと言ってたってマジですか?
協議会の場で本当にそうご発言したのであれば・・・大ウケww
「人が集まることが活性化だ」?????
プッ(笑)
そりゃある意味そうですが、何を今更ごくごく当たり前と言うか・・・協議会に参加している方々は幼稚園児もしくは小学低学年レベルの方々ですか?違いますよね!
胸を張って言うにはお粗末すぎる話ですから「人が集まることが活性化だ」なんて二度と言わないほうがいいと思いますよ。
それとさぁ〜言いたかないけどさぁ〜「クルーズ船に乗ったことがある、小さな子供も中国語を話せるようになっていた」・・・もしかしての話ですが・・・ウケ狙いですか?
絶対にそうだよね!
ウケ狙いだよね!
クルーズ船ってこんなに素晴らしいんだぞ〜的な意味合いじゃないよね?
いや・・・そもそもユーチューブを確認していないボクが悪いんだよ!
町議会議員が真顔でこんなこと言うはずないじゃん!
「小さな子供も中国語を話せるようになっていた」・・・こんなこと言ってたら協議会参加者から笑われるに決まってるじゃん。
ってことで、ユーチューブを確認してみないとハッキリしたことは分かりませんが、議員さんは「小さな子供も中国語を話せるようになっていた」だなんてアホっぽいご発言はされていないと思います。ハイ。
先生!申し訳ありませんでした!
m(._.)m
もう1つついでと言っちゃ〜何ですが・・・「何もないところに人は来ない」・・・この早口言葉みたいなほぼほぼ無意味な言葉・・・記憶にございませんよね。
議員さんに限ってこんな訳のわからないと言うか・・・まるでどこかの名言集に出て来るような臭すぎるセリフ言うはずないと信じています。
ね・・・ね・・・眠い・・・
識者のご発言についても呟くつもりでしたが、ね・・・眠くなってきたので今夜はこのくらいにして次回へ続くということでご勘弁下さい。
次回へ続く。
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3月30日、瀬戸内町がゴリゴリに推し進める大型クルーズ船寄港地に関する検討協議会が行なわれました。
【日時】
平成31年3月30日(土)午後5時~午後7時
【場所】
瀬戸内町役場 4階 委員会室
【内容】
(1)第4回検討協議会におけるクルーズ船寄港地に関する企画提案等に対しての質疑応答。
(2)その他
さてさて・・・・・第4回茶番・・・茶番劇・・・ではなく・・・第4回検討協議会でどのようなことが議論されたのか?
気になりますよね〜
協議会の会議内容がユーチューブで流れていると聞いたのですが、なんせ最近忙しすぎて未だに確認出来ずにいます。
ってことでユーチューブを見た知人から聞いた話をもとに会議内容についてブツブツと呟きたいと思います。ハイ。
まず最初に指摘したい点は、1人に与えられた発言時間についてです。
まともな会議であれば持ち時間が10分15分当たり前だと思うのだが、さすが!既に答えありきの出来レースなんちゃって協議会!ww与えられた時間はほんの数分だったようです。
また、せかすように「あと1分です!」と、ご丁寧なお声がけww
「あと1分です!」と言ったのは瀬戸内町の役場職員だったのか分かんないけど、なんてのかなぁ〜・・・そういうところだけはシッカリしてるんだね・・・と笑いたくなった。
参加者の意見等を精査すると、明確に反対を打ち出しているのは「奄美の自然を守る会」田原氏と「海を守る会」副代表の畑氏、加計呂麻島観光有志代表の中村氏から委嘱され代理出席した寺本氏、さらには瀬戸内町議会の澤議員。
数名の方々は最後まで意見を述べることが出来ない・・・述べさせてもらえない悲惨な状態だったそうです。
ある意味当然と言えば当然なんですがね。
そりゃそうでしょう!・・・誘致ありきの茶番劇協議会なんだからさ。
あまり喋らせたくないんだよねぇ〜感が満載のクソみたいな協議会になるに決まっている。
そのような状況下で今回は加計呂麻島観光有志から参加した寺本が持ち時間ジャストで加計呂麻島の人びとの気持ちを話していました。
また澤議員は瀬戸内町役場の不透明なやり方に対し憤りを感じていた様子だったとのこと。
澤議員が指摘しているとおり、確かに瀬戸内町の一連の動きは正しい動きであるとは言えない・・・
言えないどころか、ある意味矛盾だらけだ。
その矛盾が意図的なものではないというのであれば、鎌田町長も担当課の職員も単なる「無能」だということになる。
まぁ〜それはそれである意味 的を捉えているのかなぁ〜と納得なんだけどね。
あと今回の協議会で微妙な感じだったのが漁協です。
あくまでも個人的な意見だと前置きしたうえで、基本的には反対ではあるだが、但し、補填?補償?次第ですよみたいな何とも微妙な言い回しに感じた。
って言うか・・・そこの君!あくまでも個人的な意見とか何とか言ってるけど、君は団体を代表して協議会に参加しているのでは?
個人的な話なんかしなくていいんだよ!
代表としての話をしなきゃダメだろ!
お〜い!
瀬戸内町の漁協組合員の皆さ〜ん!
大丈夫ですかぁ〜
シッカリしてくださいよ〜
それと・・・今回、観光協会会長が興味深いアンケート結果を示したようです。
そのアンケートとは・・・・・
勿論、大型クルーズ船寄港地誘致に関するもの。
観光協会会長によると、結果はどちらともいえないが11、賛成が5、反対が40だったとのこと。
まぁ〜ロイヤルカリビアン社のビジネスプランは西古見地区囲い込み観光事業ですから、観光協会加盟社にとっては目の前で金が通り過ぎるだけだと分かっているのでしょう。
だからこそ反対が多かった。
よくよく考えれば、以前漁協組合長が署名捺印した要望書ですが、あの時点で瀬戸内町側からは事業については何も知らされずにただ単に要望書を求められた訳ですから、今考えると恐ろしい話ですよね。
あの要望書はボツになってよかったよ!
組合員5人のための要望書になってたってこと。
議員といえば・・・池田さんて方も議員さんですかね?
この議員さんが「人が集まることが活性化だ」
「クルーズ船に乗ったことがある、小さな子供も中国語を話せるようになっていた」「何もないところに人は来ない」などとアホっぽいこと言ってたってマジですか?
協議会の場で本当にそうご発言したのであれば・・・大ウケww
「人が集まることが活性化だ」?????
プッ(笑)
そりゃある意味そうですが、何を今更ごくごく当たり前と言うか・・・協議会に参加している方々は幼稚園児もしくは小学低学年レベルの方々ですか?違いますよね!
胸を張って言うにはお粗末すぎる話ですから「人が集まることが活性化だ」なんて二度と言わないほうがいいと思いますよ。
それとさぁ〜言いたかないけどさぁ〜「クルーズ船に乗ったことがある、小さな子供も中国語を話せるようになっていた」・・・もしかしての話ですが・・・ウケ狙いですか?
絶対にそうだよね!
ウケ狙いだよね!
クルーズ船ってこんなに素晴らしいんだぞ〜的な意味合いじゃないよね?
いや・・・そもそもユーチューブを確認していないボクが悪いんだよ!
町議会議員が真顔でこんなこと言うはずないじゃん!
「小さな子供も中国語を話せるようになっていた」・・・こんなこと言ってたら協議会参加者から笑われるに決まってるじゃん。
ってことで、ユーチューブを確認してみないとハッキリしたことは分かりませんが、議員さんは「小さな子供も中国語を話せるようになっていた」だなんてアホっぽいご発言はされていないと思います。ハイ。
先生!申し訳ありませんでした!
m(._.)m
もう1つついでと言っちゃ〜何ですが・・・「何もないところに人は来ない」・・・この早口言葉みたいなほぼほぼ無意味な言葉・・・記憶にございませんよね。
議員さんに限ってこんな訳のわからないと言うか・・・まるでどこかの名言集に出て来るような臭すぎるセリフ言うはずないと信じています。
ね・・・ね・・・眠い・・・
識者のご発言についても呟くつもりでしたが、ね・・・眠くなってきたので今夜はこのくらいにして次回へ続くということでご勘弁下さい。
次回へ続く。
2つとも↓ポチッとClick ↓ヨロシクお願いします。
国土交通省はロイヤルカリビアン社の手先?使いっ走り?って言われるんじゃね?・奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興開発特別措置法の一部を改正する法律案・衆議院議員 宮本岳志議員(198国会閣12)【鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地誘致関連】
国土交通省はロイヤルカリビアン社の手先?使いっ走り?って言われるんじゃね?・奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興開発特別措置法の一部を改正する法律案・衆議院議員 宮本岳志議員(198国会閣12)【鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地誘致関連】
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宮本岳志議員が衆議院国土交通委員会(平成31年3月13日・第198回 国会)にて「大型クルーズ船寄港地誘致問題」について質問しました。
以下、書き起こし。
聞き取り違い等により多少誤りがあるかとは思いますがご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
【奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興開発特別措置法の一部を改正する法律案(198国会閣12)】
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「奄美大島は豊かな自然のみならず、独自の文化、歴史を持つ地域でございます」
「戦時中は要塞化が進められ、戦後はアメリカの統治下におかれ、島ぐるみの復帰運動を経て、1953年日本に返還された歴史がございます」
「史実に直接触れることのできる戦争遺跡の保存と活用は奄美の歴史において非常に大切な視点だと思います」
「しっかりと支援をしていただきたいと重ねてお願いしたいと思います」
「次に大型クルーズ船の寄港問題についてお伺いしたいと思います」
「奄美の南部・瀬戸内町でクルーズ船誘致の話が持ち上がっていると聞きますけれども、港湾局長、詳細な内容を承知しておられますか?」
◎国土交通省 下司港湾局長・・・「お答え申し上げます」
「委員お尋ねの奄美大島の瀬戸内町におけるクルーズ船の寄港地開発について私どもの承知している範囲でお答え申し上げます」
「まず、国土交通省では奄美大島と徳之島をモデルケースといたしまして、クルーズ船の候補地、寄港地の候補地検討にあたって評価すべき課題を整理するとともに、候補地の課題と実現可能性について概略検討を行うため『島嶼部における大型クルーズ船の寄港地開発に関する調査』を平成28年度、29年度に渡って実施をいたしております」
「またその結果を29年8月にホームページ上で公表をいたしたところでございます」
「この調査の中で、現地の水深、波浪の状況、漁業への影響、サンゴ礁等の環境への影響、ビーチなどの観光資源の存在、こういった点を踏まえて、9ヶ所を寄港可能性のある候補地として選定をさせていただきました」
「この候補地のひとつとして、ただいま委員お尋ねの瀬戸内町の地域、西古見地区と呼ばれておる地域が候補地のひとつとして、選定・候補地としてあげさせていただいたところでございます」
「これを受けて瀬戸内町は昨年、10月に『クルーズ船寄港地に関する検討協議会』を地元において設置をされたと承知をしております」
「瀬戸内町における寄港の効果や課題等を調査分析し、クルーズ船寄港地のあり方について現在、議論を進めておられると承知をしております」
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「その後、瀬戸内町がこの場所に寄港することを希望する船社を募集したと聞いておりますが、どういう船社が応募してきたかお分りですか?」
◎国土交通省 下司港湾局長・・・「お答え申し上げます」
「第2回の同協議会におきまして、その議論の中で具体的に寄港に関心を示すクルーズ船社から考え方を聞いてみようという議決がされて、それを受けて第3回、2月に開催されておりますが、その場にロイヤルカリビアン社が寄港に関心があるのでその協議会に参加をし、プレゼンテーションをされたという風に承知をしております」
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「勿論、私はクルーズ観光船すべてに反対している訳ではありません」
「観光に限ったことではありませんけれども、奄美の振興において自然環境への配慮、住民合意が大前提だとは言うまでもないことです」
「とりわけ、奄美・沖縄では2020年の世界自然遺産登録を目指した取り組みが進められています」
「そこで環境省に聞きますけれども、奄美・沖縄世界自然遺産登録に向けた、経緯と今後のプロセスを教えていただきたい」
◎環境省 鳥居審議官・・・「お答え申し上げます」
「奄美大島、徳之島、沖縄北部、及び西表島の世界自然遺産に関しましては諮問機関であるIUCNからの延期勧告を踏まえまして、必要な作業を進めたうえで、先月1日に推薦書を再提出させていただきました」
「今後は来年の夏ごろに開かれる世界遺産委員会において、世界遺産への登録の可否が審議される予定でございます」
「環境省といたしましては関係機関や関係自治体等とも十分な協力を重ね、IUCNの指摘に真摯に対応してまいりまして、確実な登録に向けて、引き続き万全を期してまいります」
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「この世界遺産登録は、アマミノクロウサギ、イシカワガエル、ヤンバルクイナ、イリオモテヤマネコ等々の生物多様性に注目し、奄美大島、徳之島、沖縄島北部、西表島を資産として推薦するものであります」
「昨年5月にIUCN世界遺産委員会から延期勧告が出されて、申請をいったん取り下げましたけれども、今年2月に新たに申請を提出いたしました」
「この夏には、今お話しがあったとおり、改めて現地調査が入り、今が非常に大事な時期であることは間違いありません」
「観光で多くの人に訪れてもらいたいということに異論はないわけではありますが、一方でオーバーツーリズムによる自然環境の破壊や外来種が入り、生態系に重大な被害を及ぼす危険性も高くなります」
「環境省に重ねて聞きますけれども、日本政府の推薦書の持続可能な適正利用の推進というところでは、『世界遺産登録による知名度向上に伴う観光利用の増加とそれに対する利用の適正化は、遺産価値の保全と持続的利用における最重要課題である』と指摘するとともに、鹿児島県が2016年3月に策定した『奄美群島持続的観光マスタープラン』においては、『奄美群島の自然環境や文化の特徴を踏まえ、エコツーリズム等の少人数型で質の高い体験利用を奄美群島の観光の中心に据えていくことを目指している』事実が紹介されていますが事実でしょうか?」
◎環境省 鳥居審議官・・・「お答え申し上げます」
「推薦地に関しましてご指摘のように記載してございます」
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「そこで港湾局に聞くわけですが、先程のロイヤルカリビアンというところのクルーズ船ですね、そしてあなた方が想定したのは、世界最大22万トン、乗組員も含めれば7000人という超大型クルーズ船でありますけれども、こういうクルーズ船の寄港地を奄美大島に作るということが、何故?『少人数型の質の高い体験利用を奄美群島の観光の中心に据える』、この鹿児島県の方針に沿うことになるんですか?」
◎国土交通省 下司港湾局長・・・「お答え申し上げます。委員のご指摘、22万トン級という具体的なお話しでございますが、ロイヤルカリビアン社が現時点において奄美大島に具体的な開発計画を保有している状況とは、承知をしてございません」
「クルーズ船を寄港させる寄港地として関心を示されているという段階でございます」
「先程ご答弁申し上げましたが、地元の協議会でロイヤルカリビアン社がプレゼンテーションをした内容を拝見しましても、寄港にあたっての地元との共生のあり方、地元の地域産業へのインパクト、効果をこうやって与えたいという考え方が示されたと承知をしておりまして、具体的に船の大きさでありますとか、そういった規模が示されているとは承知はしてございません」
「したがって、その22万トン級というような前提として影響がどうなのか、世界遺産との関係について問われましても、なかなかお答えするのは難しゅうございますが、いずれに対しましても、推薦書にお示しをされています周辺管理地域に西古見地区は該当いたしますので、周辺管理地域の要件としまして、推薦地に影響を与える脅威の排除、低減、地域の生物多様性の保全と地域社会の持続的発展との両立の実現等を行うことされておりますので、この周辺管理地域の目標に沿った形での寄港地開発を進めることが重要であると認識をしてございます」
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「事実確認です」
「貴方が奄美大島、徳之島に寄港候補地と9つあげたものは最大どういう船が想定して止まることを選んだんですか?」
◎国土交通省 下司港湾局長・・・「寄港候補地の選定にあたりましては、船の方向の安全性の観点から、水深12メートル、これは委員のおっしゃるとおり、最大級の船に該当いたしますが、そういう船も安全に停泊ができるという条件で、7百数十メートルの回頭水域、あるいは水深が12メートル確保できるという条件のもとで候補地も選定したという経緯がございます」
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「そういう想定で選んでるんですよね。それで、これは環境省にあらためて聞きますけれども、延期が適当とされた昨年5月のIUCNの勧告において、推薦地の価値に影響を与える脅威としてどのような指摘がなされておりますか?」
◎環境省 鳥居審議官・・・「お答え申し上げます」
「推薦地の価値に影響を与える脅威として、ノネコ、ノイヌを含む侵略的外来種、固有種の交通事故、野生生物の違法採取、観光影響が指摘されています」
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「まさに侵略的外来種、固有種の交通事故、野生生物の違法採取、観光影響が指摘されております」
「私は幸運にも加計呂麻島でアマミノクロウサギに遭遇したんですけれども、私でも遭遇できるほど逃げ足の遅いウサギでありました」
「人が持ち込んだ野良猫や野良犬によって簡単に捉えられ、殺されてしまうので島をあげて対策をしておりました」
「港湾局、世界遺産申請にこれだけ気を使わなければならないときに、なぜこのような大型クルーズ船の寄港地候補を奄美大島や徳之島になぜ9か所も選定したのか」
「政府はこの選定に先立って、旅客やツアーを運営する企業からの要望関与があったのかとの質問趣意書に対して、昨年6月23日の答弁書で船社からはクルーズ船の日本寄港への増加、その一環としての特に奄美群島への寄港の増加について、要望を受けた事実を認めております」
「そこで具体的に聞きますが、奄美群島への寄港を具体的に要望した船社はなんという企業か、いつどのような要望を受けたのか、答弁していただけますか?」
◎国土交通省 下司港湾局長・・・「お答え申し上げます」
「要望があった船社はロイヤルカリビアン社でございます」
「要望があった内容は寄港地としての奄美について多大な期待を寄せている、クルーズ振興に関する主導を期待しているという趣旨の要望でした」
「尚、日付に関しましては28年度の要望であったことは承知しておりますが、後ほど確認させていただいてお答え申し上げたいと思います」
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「ロイヤルカリビアン社から寄港地としての奄美において多大な期待を寄せている、クルーズ振興に関する主導を期待していると言われて、国土交通省港湾局は瀬戸内町・西古見地区を含む九か所の寄港候補地を含む選定をし、一昨年8月14日に発表いたしました」
「港湾局の発表のなんと翌日、8月15日には、瀬戸内町は西古見集落で住民説明会を行っております」
「地元報道によるとこの日と、9月6日の2回の住民説明会で西古見地区の住民36人中、28人の賛同を得たとされております」
「一昨年、12月議会では集落住民と町内4経済団体からのクルーズ船誘致の陳情書を採択、県に対して誘致に伴う支援を要請いたしました」
「これに対し、住民から疑問の声があがり、昨年3月議会で町長は、計画を白紙に戻すと表明し、改めて検討協議会を設置したという経過がございます」
「調査結果公表の翌日に早速、そのひとつの地区で住民説明会を開催するなどということは、国と瀬戸内町があらかじめ示し合わせていなければやれるわけがないんです」
「これは事前に連絡を取り合って、瀬戸内町が行ったことですね。間違いないですね」
◎国土交通省 下司港湾局長・・・「お答え申し上げます」
「先ほど私がご説明申し上げました国交省がした調査でございますが、この調査の実施にあたりましては現地の調査も行ってございます」
「現地の関係者の協力を得て、調査を実施したところでございます」
「このため、調査結果の内容についても必要に応じて、現地の関係者、例えば瀬戸内町に対して情報共有を行っておりますので、瀬戸内町は調査の進捗状況についてもあらかじめ把握をしていると考えております」
「尚、調査結果に当たり、取りまとめにあたりましては、これは国土交通省の判断で九か所の選定を行いました」
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「港湾局はこの候補地を選定するにあたって『寄港候補地の条件』というものを掲げております」
「係留施設の設置推進が12メートル以上であることとか、静穏度のよい場所であることとか、サンゴ礁がないなど環境への負荷が小さいこと等々、あげております」
「改めて環境省に確認いたしますが、この港湾局が示している寄港候補地の条件というものは、環境省と協議したうえで、これなら世界遺産申請との関係で大丈夫、と環境省がお墨付きを与えたものですか?」
◎環境省 鳥居審議官・・・「お答え申し上げます」
「当該資料につきましては、国土交通省において検討がなされたものと承知しておりまして、その作成過程で当省は特段の協議等を受けているものではございません」
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「この条件というものは環境省も与り知らないものであります」
「私は先ほど述べたように、クルーズ観光船一般を否定するつもりはありません」
「しかし、瀬戸内町も含めて奄美大島の人がこぞって待ち望んでいる世界自然遺産登録が台無しになるようなことだけは、あってはならないと思うんです」
「港湾局が訪日クルーズ旅客2020年500万人を掲げてクルーズ船受け入れのさらなる拡充に、突っ走る背景には、この『明日の日本を支える観光ビジョン』で訪日外国人旅客者数2020年4000万人、2030年6000万人などと掲げたことがあると思うんですね」
「そこでまあ、大臣に基本的なことをお尋ねするんですが、観光先進国も結構でございますけれども、それは自然環境を破壊したり、ここで暮らしている人々をないがしろにしたりすることではないと思うんですけれども、最後に大臣のご所見をお伺いしたいと思います」
◎石井国土交通大臣・・・「クルーズの振興を通じました訪日クルーズ顧客の拡大は国土交通省の重要政策のひとつであり、しっかりと取り組んで行きたいと考えております」
「環境への配慮や地域住民の合意形成は、クルーズ船の寄港地開発に際して重要な要素であり、こうしたことに十分配慮して、進めるべきものと考えております」
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「もちろんこの問題は本特別措置法の改正とは直接関わりはございません。我が党は本改正案には賛成をいたします」
「しかし、私はいつから、港湾局は大手クルーズ船運営会社の下請け機関に成り下がったのかと情けなくなりました」
「ロイヤルカリビアンクルーズ社から、クルーズ振興に関する主導を期待していると言われれば、たちまちその意向に沿って、奄美・徳之島に寄港候補地を選定する、しかも同じ一昨年の7月26日にはこの同じロイヤルカリビアンクルーズ社は、熊本県八代港とのカップリングで国土交通省から国際旅客船拠点形成港湾としての指定を受けております」
「さらには昨年6月29日には、鹿児島港も国際旅客拠点形成港湾として指定され、今年3月9日には、鹿児島県がやはりこのロイヤルカリビアンクルーズ社と協定を締結した経緯、経過がございます」
「八代、鹿児島、そして奄美と、超大型クルーズ船が運行される可能性が大だと思わなければなりません」
「くれぐれも国民から、住民よりも企業の意向を優先してると不信の目で見られることがないように、しっかりと情報公開し、説明責任を果たしたうえで、あくまで住民合意で進めることを強く求めて、私の質問を終わります」
【書き起こし終了】
瀬戸内町の鎌田町長は事あるごとに「何にも分りませ〜ん」と話していたが、ある程度の状況については国土交通省と情報を共有していたというふうに読み取れませんでしたか?
悪意ある隠蔽とまでは言いませんが、常日頃 町民ファーストと話しているわりには、全くもって町民ファーストではないような気がします。
結局のところ、龍郷町でボツになっちゃったロイヤルカリビアン社のチャイナタウン構想を瀬戸内町に移行しただけの話。
鎌田町長はもとより金子代議士もそのことを十分承知した上で大型クルーズ船寄港地誘致に動いたということでしょう。
ってことは・・・「募集しま〜す!」などと茶番劇的な出来レースなんてやる必要ナシ!そもそもロイヤルカリビアン社がお目当なんですからww
鎌田さんも忠実な課長さんも心の中では「ナイスで〜す!想定内で〜す!」と思っていたんでしょうねぇ〜
鎌田さん!課長さん!
知ってるのに知らんぷりするの疲れたのでは?
おまんさぁ〜たちも、なかなかの役者でんなぁ〜(注・鹿児島弁と関西弁ミックス)
って言うか・・・心優しき瀬戸内町民は君らの言うことを信じていたかもしれないけど、疑り深いボクは君らの言うことなんか最初から今日現在まで1ミリたりとも信じたことなんてない。
「何にも分かんないんですよ〜」って言葉を信じろと言っても信じる訳がない。
演じていたつもりでも演じきれてなかったよ!
鎌田ちゃん!痛いよ〜痛すぎるよ〜
君たちにとってはまだ舞台の途中だよね。
最後まで演じきらなきゃダメだよ。
瀬戸内町民という観客が君たちの舞台を見ているということを忘れちゃいけないよ。
それとさぁ〜
国土交通省 下司港湾局長のこの言葉が気になったんだよね。
「推薦書にお示しをされています周辺管理地域に西古見地区は該当いたしますので、周辺管理地域の要件としまして、推薦地に影響を与える脅威の排除、低減、地域の生物多様性の保全と地域社会の持続的発展との両立の実現等を行うことされておりますので、この周辺管理地域の目標に沿った形での寄港地開発を進めることが重要であると認識をしてございます」・・・・・
十分に配慮してまっせ!的な耳障りの良い話に聞こえるが、「低減」って言葉が妙に引っかかっちゃうんだよね!
何故?「低減」って表現になってるの?
さすが霞ヶ関って感じだよね。
「低減」にはハッキリとした線引きなんてない。
どの問題についても「低減出来ました」で問題解決をはかるってパターンじゃないですよね?
次回へ続く。
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あ
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宮本岳志議員が衆議院国土交通委員会(平成31年3月13日・第198回 国会)にて「大型クルーズ船寄港地誘致問題」について質問しました。
以下、書き起こし。
聞き取り違い等により多少誤りがあるかとは思いますがご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
【奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興開発特別措置法の一部を改正する法律案(198国会閣12)】
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「奄美大島は豊かな自然のみならず、独自の文化、歴史を持つ地域でございます」
「戦時中は要塞化が進められ、戦後はアメリカの統治下におかれ、島ぐるみの復帰運動を経て、1953年日本に返還された歴史がございます」
「史実に直接触れることのできる戦争遺跡の保存と活用は奄美の歴史において非常に大切な視点だと思います」
「しっかりと支援をしていただきたいと重ねてお願いしたいと思います」
「次に大型クルーズ船の寄港問題についてお伺いしたいと思います」
「奄美の南部・瀬戸内町でクルーズ船誘致の話が持ち上がっていると聞きますけれども、港湾局長、詳細な内容を承知しておられますか?」
◎国土交通省 下司港湾局長・・・「お答え申し上げます」
「委員お尋ねの奄美大島の瀬戸内町におけるクルーズ船の寄港地開発について私どもの承知している範囲でお答え申し上げます」
「まず、国土交通省では奄美大島と徳之島をモデルケースといたしまして、クルーズ船の候補地、寄港地の候補地検討にあたって評価すべき課題を整理するとともに、候補地の課題と実現可能性について概略検討を行うため『島嶼部における大型クルーズ船の寄港地開発に関する調査』を平成28年度、29年度に渡って実施をいたしております」
「またその結果を29年8月にホームページ上で公表をいたしたところでございます」
「この調査の中で、現地の水深、波浪の状況、漁業への影響、サンゴ礁等の環境への影響、ビーチなどの観光資源の存在、こういった点を踏まえて、9ヶ所を寄港可能性のある候補地として選定をさせていただきました」
「この候補地のひとつとして、ただいま委員お尋ねの瀬戸内町の地域、西古見地区と呼ばれておる地域が候補地のひとつとして、選定・候補地としてあげさせていただいたところでございます」
「これを受けて瀬戸内町は昨年、10月に『クルーズ船寄港地に関する検討協議会』を地元において設置をされたと承知をしております」
「瀬戸内町における寄港の効果や課題等を調査分析し、クルーズ船寄港地のあり方について現在、議論を進めておられると承知をしております」
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「その後、瀬戸内町がこの場所に寄港することを希望する船社を募集したと聞いておりますが、どういう船社が応募してきたかお分りですか?」
◎国土交通省 下司港湾局長・・・「お答え申し上げます」
「第2回の同協議会におきまして、その議論の中で具体的に寄港に関心を示すクルーズ船社から考え方を聞いてみようという議決がされて、それを受けて第3回、2月に開催されておりますが、その場にロイヤルカリビアン社が寄港に関心があるのでその協議会に参加をし、プレゼンテーションをされたという風に承知をしております」
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「勿論、私はクルーズ観光船すべてに反対している訳ではありません」
「観光に限ったことではありませんけれども、奄美の振興において自然環境への配慮、住民合意が大前提だとは言うまでもないことです」
「とりわけ、奄美・沖縄では2020年の世界自然遺産登録を目指した取り組みが進められています」
「そこで環境省に聞きますけれども、奄美・沖縄世界自然遺産登録に向けた、経緯と今後のプロセスを教えていただきたい」
◎環境省 鳥居審議官・・・「お答え申し上げます」
「奄美大島、徳之島、沖縄北部、及び西表島の世界自然遺産に関しましては諮問機関であるIUCNからの延期勧告を踏まえまして、必要な作業を進めたうえで、先月1日に推薦書を再提出させていただきました」
「今後は来年の夏ごろに開かれる世界遺産委員会において、世界遺産への登録の可否が審議される予定でございます」
「環境省といたしましては関係機関や関係自治体等とも十分な協力を重ね、IUCNの指摘に真摯に対応してまいりまして、確実な登録に向けて、引き続き万全を期してまいります」
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「この世界遺産登録は、アマミノクロウサギ、イシカワガエル、ヤンバルクイナ、イリオモテヤマネコ等々の生物多様性に注目し、奄美大島、徳之島、沖縄島北部、西表島を資産として推薦するものであります」
「昨年5月にIUCN世界遺産委員会から延期勧告が出されて、申請をいったん取り下げましたけれども、今年2月に新たに申請を提出いたしました」
「この夏には、今お話しがあったとおり、改めて現地調査が入り、今が非常に大事な時期であることは間違いありません」
「観光で多くの人に訪れてもらいたいということに異論はないわけではありますが、一方でオーバーツーリズムによる自然環境の破壊や外来種が入り、生態系に重大な被害を及ぼす危険性も高くなります」
「環境省に重ねて聞きますけれども、日本政府の推薦書の持続可能な適正利用の推進というところでは、『世界遺産登録による知名度向上に伴う観光利用の増加とそれに対する利用の適正化は、遺産価値の保全と持続的利用における最重要課題である』と指摘するとともに、鹿児島県が2016年3月に策定した『奄美群島持続的観光マスタープラン』においては、『奄美群島の自然環境や文化の特徴を踏まえ、エコツーリズム等の少人数型で質の高い体験利用を奄美群島の観光の中心に据えていくことを目指している』事実が紹介されていますが事実でしょうか?」
◎環境省 鳥居審議官・・・「お答え申し上げます」
「推薦地に関しましてご指摘のように記載してございます」
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「そこで港湾局に聞くわけですが、先程のロイヤルカリビアンというところのクルーズ船ですね、そしてあなた方が想定したのは、世界最大22万トン、乗組員も含めれば7000人という超大型クルーズ船でありますけれども、こういうクルーズ船の寄港地を奄美大島に作るということが、何故?『少人数型の質の高い体験利用を奄美群島の観光の中心に据える』、この鹿児島県の方針に沿うことになるんですか?」
◎国土交通省 下司港湾局長・・・「お答え申し上げます。委員のご指摘、22万トン級という具体的なお話しでございますが、ロイヤルカリビアン社が現時点において奄美大島に具体的な開発計画を保有している状況とは、承知をしてございません」
「クルーズ船を寄港させる寄港地として関心を示されているという段階でございます」
「先程ご答弁申し上げましたが、地元の協議会でロイヤルカリビアン社がプレゼンテーションをした内容を拝見しましても、寄港にあたっての地元との共生のあり方、地元の地域産業へのインパクト、効果をこうやって与えたいという考え方が示されたと承知をしておりまして、具体的に船の大きさでありますとか、そういった規模が示されているとは承知はしてございません」
「したがって、その22万トン級というような前提として影響がどうなのか、世界遺産との関係について問われましても、なかなかお答えするのは難しゅうございますが、いずれに対しましても、推薦書にお示しをされています周辺管理地域に西古見地区は該当いたしますので、周辺管理地域の要件としまして、推薦地に影響を与える脅威の排除、低減、地域の生物多様性の保全と地域社会の持続的発展との両立の実現等を行うことされておりますので、この周辺管理地域の目標に沿った形での寄港地開発を進めることが重要であると認識をしてございます」
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「事実確認です」
「貴方が奄美大島、徳之島に寄港候補地と9つあげたものは最大どういう船が想定して止まることを選んだんですか?」
◎国土交通省 下司港湾局長・・・「寄港候補地の選定にあたりましては、船の方向の安全性の観点から、水深12メートル、これは委員のおっしゃるとおり、最大級の船に該当いたしますが、そういう船も安全に停泊ができるという条件で、7百数十メートルの回頭水域、あるいは水深が12メートル確保できるという条件のもとで候補地も選定したという経緯がございます」
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「そういう想定で選んでるんですよね。それで、これは環境省にあらためて聞きますけれども、延期が適当とされた昨年5月のIUCNの勧告において、推薦地の価値に影響を与える脅威としてどのような指摘がなされておりますか?」
◎環境省 鳥居審議官・・・「お答え申し上げます」
「推薦地の価値に影響を与える脅威として、ノネコ、ノイヌを含む侵略的外来種、固有種の交通事故、野生生物の違法採取、観光影響が指摘されています」
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「まさに侵略的外来種、固有種の交通事故、野生生物の違法採取、観光影響が指摘されております」
「私は幸運にも加計呂麻島でアマミノクロウサギに遭遇したんですけれども、私でも遭遇できるほど逃げ足の遅いウサギでありました」
「人が持ち込んだ野良猫や野良犬によって簡単に捉えられ、殺されてしまうので島をあげて対策をしておりました」
「港湾局、世界遺産申請にこれだけ気を使わなければならないときに、なぜこのような大型クルーズ船の寄港地候補を奄美大島や徳之島になぜ9か所も選定したのか」
「政府はこの選定に先立って、旅客やツアーを運営する企業からの要望関与があったのかとの質問趣意書に対して、昨年6月23日の答弁書で船社からはクルーズ船の日本寄港への増加、その一環としての特に奄美群島への寄港の増加について、要望を受けた事実を認めております」
「そこで具体的に聞きますが、奄美群島への寄港を具体的に要望した船社はなんという企業か、いつどのような要望を受けたのか、答弁していただけますか?」
◎国土交通省 下司港湾局長・・・「お答え申し上げます」
「要望があった船社はロイヤルカリビアン社でございます」
「要望があった内容は寄港地としての奄美について多大な期待を寄せている、クルーズ振興に関する主導を期待しているという趣旨の要望でした」
「尚、日付に関しましては28年度の要望であったことは承知しておりますが、後ほど確認させていただいてお答え申し上げたいと思います」
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「ロイヤルカリビアン社から寄港地としての奄美において多大な期待を寄せている、クルーズ振興に関する主導を期待していると言われて、国土交通省港湾局は瀬戸内町・西古見地区を含む九か所の寄港候補地を含む選定をし、一昨年8月14日に発表いたしました」
「港湾局の発表のなんと翌日、8月15日には、瀬戸内町は西古見集落で住民説明会を行っております」
「地元報道によるとこの日と、9月6日の2回の住民説明会で西古見地区の住民36人中、28人の賛同を得たとされております」
「一昨年、12月議会では集落住民と町内4経済団体からのクルーズ船誘致の陳情書を採択、県に対して誘致に伴う支援を要請いたしました」
「これに対し、住民から疑問の声があがり、昨年3月議会で町長は、計画を白紙に戻すと表明し、改めて検討協議会を設置したという経過がございます」
「調査結果公表の翌日に早速、そのひとつの地区で住民説明会を開催するなどということは、国と瀬戸内町があらかじめ示し合わせていなければやれるわけがないんです」
「これは事前に連絡を取り合って、瀬戸内町が行ったことですね。間違いないですね」
◎国土交通省 下司港湾局長・・・「お答え申し上げます」
「先ほど私がご説明申し上げました国交省がした調査でございますが、この調査の実施にあたりましては現地の調査も行ってございます」
「現地の関係者の協力を得て、調査を実施したところでございます」
「このため、調査結果の内容についても必要に応じて、現地の関係者、例えば瀬戸内町に対して情報共有を行っておりますので、瀬戸内町は調査の進捗状況についてもあらかじめ把握をしていると考えております」
「尚、調査結果に当たり、取りまとめにあたりましては、これは国土交通省の判断で九か所の選定を行いました」
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「港湾局はこの候補地を選定するにあたって『寄港候補地の条件』というものを掲げております」
「係留施設の設置推進が12メートル以上であることとか、静穏度のよい場所であることとか、サンゴ礁がないなど環境への負荷が小さいこと等々、あげております」
「改めて環境省に確認いたしますが、この港湾局が示している寄港候補地の条件というものは、環境省と協議したうえで、これなら世界遺産申請との関係で大丈夫、と環境省がお墨付きを与えたものですか?」
◎環境省 鳥居審議官・・・「お答え申し上げます」
「当該資料につきましては、国土交通省において検討がなされたものと承知しておりまして、その作成過程で当省は特段の協議等を受けているものではございません」
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「この条件というものは環境省も与り知らないものであります」
「私は先ほど述べたように、クルーズ観光船一般を否定するつもりはありません」
「しかし、瀬戸内町も含めて奄美大島の人がこぞって待ち望んでいる世界自然遺産登録が台無しになるようなことだけは、あってはならないと思うんです」
「港湾局が訪日クルーズ旅客2020年500万人を掲げてクルーズ船受け入れのさらなる拡充に、突っ走る背景には、この『明日の日本を支える観光ビジョン』で訪日外国人旅客者数2020年4000万人、2030年6000万人などと掲げたことがあると思うんですね」
「そこでまあ、大臣に基本的なことをお尋ねするんですが、観光先進国も結構でございますけれども、それは自然環境を破壊したり、ここで暮らしている人々をないがしろにしたりすることではないと思うんですけれども、最後に大臣のご所見をお伺いしたいと思います」
◎石井国土交通大臣・・・「クルーズの振興を通じました訪日クルーズ顧客の拡大は国土交通省の重要政策のひとつであり、しっかりと取り組んで行きたいと考えております」
「環境への配慮や地域住民の合意形成は、クルーズ船の寄港地開発に際して重要な要素であり、こうしたことに十分配慮して、進めるべきものと考えております」
◎衆議院議員 宮本岳志議員・・・「もちろんこの問題は本特別措置法の改正とは直接関わりはございません。我が党は本改正案には賛成をいたします」
「しかし、私はいつから、港湾局は大手クルーズ船運営会社の下請け機関に成り下がったのかと情けなくなりました」
「ロイヤルカリビアンクルーズ社から、クルーズ振興に関する主導を期待していると言われれば、たちまちその意向に沿って、奄美・徳之島に寄港候補地を選定する、しかも同じ一昨年の7月26日にはこの同じロイヤルカリビアンクルーズ社は、熊本県八代港とのカップリングで国土交通省から国際旅客船拠点形成港湾としての指定を受けております」
「さらには昨年6月29日には、鹿児島港も国際旅客拠点形成港湾として指定され、今年3月9日には、鹿児島県がやはりこのロイヤルカリビアンクルーズ社と協定を締結した経緯、経過がございます」
「八代、鹿児島、そして奄美と、超大型クルーズ船が運行される可能性が大だと思わなければなりません」
「くれぐれも国民から、住民よりも企業の意向を優先してると不信の目で見られることがないように、しっかりと情報公開し、説明責任を果たしたうえで、あくまで住民合意で進めることを強く求めて、私の質問を終わります」
【書き起こし終了】
瀬戸内町の鎌田町長は事あるごとに「何にも分りませ〜ん」と話していたが、ある程度の状況については国土交通省と情報を共有していたというふうに読み取れませんでしたか?
悪意ある隠蔽とまでは言いませんが、常日頃 町民ファーストと話しているわりには、全くもって町民ファーストではないような気がします。
結局のところ、龍郷町でボツになっちゃったロイヤルカリビアン社のチャイナタウン構想を瀬戸内町に移行しただけの話。
鎌田町長はもとより金子代議士もそのことを十分承知した上で大型クルーズ船寄港地誘致に動いたということでしょう。
ってことは・・・「募集しま〜す!」などと茶番劇的な出来レースなんてやる必要ナシ!そもそもロイヤルカリビアン社がお目当なんですからww
鎌田さんも忠実な課長さんも心の中では「ナイスで〜す!想定内で〜す!」と思っていたんでしょうねぇ〜
鎌田さん!課長さん!
知ってるのに知らんぷりするの疲れたのでは?
おまんさぁ〜たちも、なかなかの役者でんなぁ〜(注・鹿児島弁と関西弁ミックス)
って言うか・・・心優しき瀬戸内町民は君らの言うことを信じていたかもしれないけど、疑り深いボクは君らの言うことなんか最初から今日現在まで1ミリたりとも信じたことなんてない。
「何にも分かんないんですよ〜」って言葉を信じろと言っても信じる訳がない。
演じていたつもりでも演じきれてなかったよ!
鎌田ちゃん!痛いよ〜痛すぎるよ〜
君たちにとってはまだ舞台の途中だよね。
最後まで演じきらなきゃダメだよ。
瀬戸内町民という観客が君たちの舞台を見ているということを忘れちゃいけないよ。
それとさぁ〜
国土交通省 下司港湾局長のこの言葉が気になったんだよね。
「推薦書にお示しをされています周辺管理地域に西古見地区は該当いたしますので、周辺管理地域の要件としまして、推薦地に影響を与える脅威の排除、低減、地域の生物多様性の保全と地域社会の持続的発展との両立の実現等を行うことされておりますので、この周辺管理地域の目標に沿った形での寄港地開発を進めることが重要であると認識をしてございます」・・・・・
十分に配慮してまっせ!的な耳障りの良い話に聞こえるが、「低減」って言葉が妙に引っかかっちゃうんだよね!
何故?「低減」って表現になってるの?
さすが霞ヶ関って感じだよね。
「低減」にはハッキリとした線引きなんてない。
どの問題についても「低減出来ました」で問題解決をはかるってパターンじゃないですよね?
次回へ続く。
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日本自然保護協会が奄美大島瀬戸内町西古見集落での大型クルーズ船の寄港地開発に対し要望書提出!・・・MSCクルーズが奄美市に注目してるって本当?【鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地関連】
日本自然保護協会が奄美大島瀬戸内町西古見集落での大型クルーズ船の寄港地開発に対し要望書提出!・・・MSCクルーズが奄美市に注目してるって本当?【鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地関連】
Click→→鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地関連・過去記事一覧
Click→→2019/2/20・第3回瀬戸内町 クルーズ船寄港地に関する検討協議会・その2・・国交省クルーズ振興課職員立会いの下で茶番劇は続く!キラリと目を光らせる国交省職員の巻【鹿児島県 大型クルーズ船寄港地関連】
日本自然保護協会が奄美大島瀬戸内町西古見集落での大型クルーズ船の寄港地開発に対し、環境大臣、奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島世界自然遺産候補地科学委員会、鹿児島県知事、瀬戸内町長あてに要望書を提出しました。
Click→→日本自然保護協会・2019/3/27・【奄美大島】大型クルーズ船の寄港地開発に対し要望書を送付しました
日本自然保護協会によると・・・・
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「本計画が進められた場合、(1)奄美大島の環境収容力、(2)新たに島に侵入する外来種管理、(3)市民・コミュニティの参画の3点について世界自然遺産登録に大きな影響を与えることが懸念されることから、受け入れの再考を求めている」とのこと。
【要望書 全文掲載】
2019年3月27日
環境大臣 原田義昭 殿
奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島世界自然遺産候補地科学委員会 殿
鹿児島県知事 三反園 訓 殿
瀬戸内町長 鎌田 愛人 殿
公益財団法人 日本自然保護協会
理事長 亀山章
奄美大島瀬戸内町西古見集落での大型クルーズ船の寄港地開発に対する要望
今年2月1日に環境省より「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の世界自然遺産登録に係る推薦書がユネスコへ提出されました。
日本自然保護協会は1990年より南西諸島を世界自然遺産に登録するよう要望している立場であり、今回の推薦を通じ保全が進むことととらえ、期待しています。
前回の推薦からの変更点の一つとして、特に周辺管理区域として奄美大島の全域が推薦区域内の自然を支えるものとして申請されていることが大きな進展であると考えます。
しかしながら、近時、このことに関して大きな懸念が生じています。
2019年2月2日に 瀬戸内町役場において第3回「クルーズ船寄港地に関する検討協議会」が開催され、西古見集落周辺での客船の寄港地開発の計画がロイヤル・カリビアンクルーズ社より説明され ました。
これは国土交通省が、南西諸島のうち奄美大島・徳之島をモデルケースとして行った島嶼部における大型クルーズ船の寄港地開発に関する調査を行い、その結果を受けて、西古見など瀬戸内町全体に及ぶ大きな計画へと展開したものです。
西古見も周辺管理区域に含まれることから、この計画が実現した場合に、以下に記すよ うに(1)奄美大島の環境収容力、(2)新たに島に侵入する外来種管理、(3)地元住民や市民・コミュニティの参画の3点から世界自然遺産登録に大きな影響を与えることが懸念されます。
(1)奄美大島の環境収容力
奄美大島は小さな島であり、自然資源は限られており、無限に使える訳ではありません。奄美大島に残る数少ない自然度の高い海岸を壊すことは避けなければなりません。
世界自然遺産登録を目指すならば、将来にわたり持続可能な形で資源を利用し続けることができるようにすることが必須です。
このことに関しては、IUCN評価書では、推薦された4島全てに対する課題とされており、観光利用の増大への懸念など環境収容力の問題に触れられています。
(2)新たに島に侵入する外来種管理
外来種問題は人や物の移動が多くなるとリスクが高まります。
奄美大島を訪れる観光客の数は増えており、また、自衛隊駐屯地が造成されるなど、観光活動と軍事 活動の両方が増え、外来種の管理が難しい方向に向かっています。
これは2016年にIUCN第6回世界自然保護会議にて日本政府あてに出された勧告「島嶼生態系への外来種の侵入経路管理の強化」においても、活発化する軍事活動と観光活動に伴い生じる外来種問題への懸念が記されています。
ロイヤル・カリビアンクルーズ社が以前に竜郷町で公表した計画に基づくと、今回も数千人規模のクルーズ船が週に複数回寄稿する可能性があると報じられています。
これだけの人と物の移動が一度に行われた場合に、外来種管理ができるかどうか、世界自然遺産の周辺管理区域としての役割を果たすことができるのかどうか、懸念されます。
(3)地元住民や市民・コミュニティの参画について
世界遺産条約では遺産の管理における市民・コミュニティの役割を重視しています。
今回の西古見へのクルーズ船誘致に関しては、地元住民への十分な説明がないまま進められ、大きな問題となっています。
昨年の登録延期の際のIUCN評価書においても、世界自然遺産を管理していくうえで、絶滅危惧種の現状や人為または気候変動の影響などの総合的なモニタリングについて、実効性を高くするには、地元住 民をはじめとする市民・コミュニティの参画が必須であると記されています。
瀬戸内町の自然の改変を伴うことに関連する情報やプロセスは市民に広く公開すべきです。
日本自然保護協会は、すでに就航している名瀬や沖縄島の港や航空機を通じて島に入る全ての観光客や物資などについても外来種管理の観点から問題であると考えています。
しかしながら、とりわけこの計画について憂慮する理由は、西古見は奄美群島の中でもとりわけ自然度が高いからです。
西古見は環境省が指定した「生物多様性の観点から重要度の高い海域」に指定され、また付近に高い被度を持つサンゴ礁があることが同省のサンゴ礁モニタリング調査にて知られています。
また、WWFジャパンの南西諸島の生物多様性重要地域(BPAマップ)においても、最も保全価値が高いランクに評価されています。
このように手付かずの自然が残っている数少ない場所です。
世界自然遺産の推薦区には入りませんでしたが、周辺管理地域であり、このような自然は優先的に保護されるべきであります。
以上のことから、世界自然遺産の周辺管理地域としての機能を果たすことができるよう、本計画の受け入れについて慎重に再度のご検討を要望いたします。
【要望書 転載終了】
日本自然保護協会が1990年より南西諸島を世界自然遺産に登録するよう要望していたということを初めて知りました。
日本自然保護協会が提出した要望書はとても重みがあるということですね。
まぁ〜誘致有りきの連中の胸には響かないでしょうが、良識ある方々なら長年に渡り活動し続けてきた日本自然保護協会の要望内容に対し耳を傾けていただけるのではないでしょうか。
少なくとも大型クルーズ船寄港地誘致は良いことばかりではなく、町民の生活や自然環境に何らかの影響を及ぼす可能性があるということを忘れてはなりません。
チャイナタウン・・・・・西古見地区での囲い込みプラン・・・・・少なくとも当初考えていた観光事業とはかけ離れた印象ではないでしょうか?
まさに龍郷で潰れたプランを瀬戸内町の西古見地区に持ってきただけなのでは?
あっちがダメならこっちでやりましょう的な感じ。
同じカリビアン社ww
あっ!そうそう!
30日に検討協議会が開かれるようですね。
識者の方々の発言と言うか言い回しに注目したいと思います。
まとめますよ的な印象を受けた場合、それこそ幕引き寸前と見るべきなのでは?
検証も済まぬ状態で「次回が最後の開催です!」なんてことなれば大混乱必至。
どうなることやら・・・・・
それと・・・奄美市でもクルーズ船関連で何かしらの動きがあるのでは?なんて話を耳にしました。
Click→→MSCクルーズ ホームページ
うわさによるとMSCクルーズが奄美市に興味を示しているのではないか?との噂があるそうです。ハイ。
17万トン級のクルーズ船を持って来るのではないか?とのことですが、17万トン級は現在中国発着の主力船サイズ(コスタ、ロイヤルカリビアン他)になるため、仮に受入施設を建設することになれば、事実上中国の安いクルーズを受け入れるための施設建設ということになります。
17万トン級となると5千人規模?
この前来た2000人でも名瀬市内はパンク寸前!
猫も杓子もクルーズ船!クルーズ船!
市民生活に与える影響などお構いナシ。
とにかく現在の奄美大島は首長連中がやりたい放題です。
Click→→宮古島移住だより
どうにかしなきゃいけないなぁ〜
次期奄美市長選挙に限って言えば何が何でも朝山市長を落選させるべきです。
仮に朝山市長が勇退する場合、朝山さんの後釜を当選させちゃいけないってこと。
ってことでクルーズ船から話がそれちゃいますが、奄美市の朝山市長ならびに副市長に関する問題、瀬戸内町の鎌田町長に関する問題等ございましたらご一報宜しくお願い致します。
強烈な告発をお待ちしております。
次回へ続く。
PS・・・統一地方選挙関連で選挙違反等ございましたら情報提供宜しくお願い致します。
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Click→→鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地関連・過去記事一覧
Click→→2019/2/20・第3回瀬戸内町 クルーズ船寄港地に関する検討協議会・その2・・国交省クルーズ振興課職員立会いの下で茶番劇は続く!キラリと目を光らせる国交省職員の巻【鹿児島県 大型クルーズ船寄港地関連】
日本自然保護協会が奄美大島瀬戸内町西古見集落での大型クルーズ船の寄港地開発に対し、環境大臣、奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島世界自然遺産候補地科学委員会、鹿児島県知事、瀬戸内町長あてに要望書を提出しました。
Click→→日本自然保護協会・2019/3/27・【奄美大島】大型クルーズ船の寄港地開発に対し要望書を送付しました
日本自然保護協会によると・・・・
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「本計画が進められた場合、(1)奄美大島の環境収容力、(2)新たに島に侵入する外来種管理、(3)市民・コミュニティの参画の3点について世界自然遺産登録に大きな影響を与えることが懸念されることから、受け入れの再考を求めている」とのこと。
【要望書 全文掲載】
2019年3月27日
環境大臣 原田義昭 殿
奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島世界自然遺産候補地科学委員会 殿
鹿児島県知事 三反園 訓 殿
瀬戸内町長 鎌田 愛人 殿
公益財団法人 日本自然保護協会
理事長 亀山章
奄美大島瀬戸内町西古見集落での大型クルーズ船の寄港地開発に対する要望
今年2月1日に環境省より「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の世界自然遺産登録に係る推薦書がユネスコへ提出されました。
日本自然保護協会は1990年より南西諸島を世界自然遺産に登録するよう要望している立場であり、今回の推薦を通じ保全が進むことととらえ、期待しています。
前回の推薦からの変更点の一つとして、特に周辺管理区域として奄美大島の全域が推薦区域内の自然を支えるものとして申請されていることが大きな進展であると考えます。
しかしながら、近時、このことに関して大きな懸念が生じています。
2019年2月2日に 瀬戸内町役場において第3回「クルーズ船寄港地に関する検討協議会」が開催され、西古見集落周辺での客船の寄港地開発の計画がロイヤル・カリビアンクルーズ社より説明され ました。
これは国土交通省が、南西諸島のうち奄美大島・徳之島をモデルケースとして行った島嶼部における大型クルーズ船の寄港地開発に関する調査を行い、その結果を受けて、西古見など瀬戸内町全体に及ぶ大きな計画へと展開したものです。
西古見も周辺管理区域に含まれることから、この計画が実現した場合に、以下に記すよ うに(1)奄美大島の環境収容力、(2)新たに島に侵入する外来種管理、(3)地元住民や市民・コミュニティの参画の3点から世界自然遺産登録に大きな影響を与えることが懸念されます。
(1)奄美大島の環境収容力
奄美大島は小さな島であり、自然資源は限られており、無限に使える訳ではありません。奄美大島に残る数少ない自然度の高い海岸を壊すことは避けなければなりません。
世界自然遺産登録を目指すならば、将来にわたり持続可能な形で資源を利用し続けることができるようにすることが必須です。
このことに関しては、IUCN評価書では、推薦された4島全てに対する課題とされており、観光利用の増大への懸念など環境収容力の問題に触れられています。
(2)新たに島に侵入する外来種管理
外来種問題は人や物の移動が多くなるとリスクが高まります。
奄美大島を訪れる観光客の数は増えており、また、自衛隊駐屯地が造成されるなど、観光活動と軍事 活動の両方が増え、外来種の管理が難しい方向に向かっています。
これは2016年にIUCN第6回世界自然保護会議にて日本政府あてに出された勧告「島嶼生態系への外来種の侵入経路管理の強化」においても、活発化する軍事活動と観光活動に伴い生じる外来種問題への懸念が記されています。
ロイヤル・カリビアンクルーズ社が以前に竜郷町で公表した計画に基づくと、今回も数千人規模のクルーズ船が週に複数回寄稿する可能性があると報じられています。
これだけの人と物の移動が一度に行われた場合に、外来種管理ができるかどうか、世界自然遺産の周辺管理区域としての役割を果たすことができるのかどうか、懸念されます。
(3)地元住民や市民・コミュニティの参画について
世界遺産条約では遺産の管理における市民・コミュニティの役割を重視しています。
今回の西古見へのクルーズ船誘致に関しては、地元住民への十分な説明がないまま進められ、大きな問題となっています。
昨年の登録延期の際のIUCN評価書においても、世界自然遺産を管理していくうえで、絶滅危惧種の現状や人為または気候変動の影響などの総合的なモニタリングについて、実効性を高くするには、地元住 民をはじめとする市民・コミュニティの参画が必須であると記されています。
瀬戸内町の自然の改変を伴うことに関連する情報やプロセスは市民に広く公開すべきです。
日本自然保護協会は、すでに就航している名瀬や沖縄島の港や航空機を通じて島に入る全ての観光客や物資などについても外来種管理の観点から問題であると考えています。
しかしながら、とりわけこの計画について憂慮する理由は、西古見は奄美群島の中でもとりわけ自然度が高いからです。
西古見は環境省が指定した「生物多様性の観点から重要度の高い海域」に指定され、また付近に高い被度を持つサンゴ礁があることが同省のサンゴ礁モニタリング調査にて知られています。
また、WWFジャパンの南西諸島の生物多様性重要地域(BPAマップ)においても、最も保全価値が高いランクに評価されています。
このように手付かずの自然が残っている数少ない場所です。
世界自然遺産の推薦区には入りませんでしたが、周辺管理地域であり、このような自然は優先的に保護されるべきであります。
以上のことから、世界自然遺産の周辺管理地域としての機能を果たすことができるよう、本計画の受け入れについて慎重に再度のご検討を要望いたします。
【要望書 転載終了】
日本自然保護協会が1990年より南西諸島を世界自然遺産に登録するよう要望していたということを初めて知りました。
日本自然保護協会が提出した要望書はとても重みがあるということですね。
まぁ〜誘致有りきの連中の胸には響かないでしょうが、良識ある方々なら長年に渡り活動し続けてきた日本自然保護協会の要望内容に対し耳を傾けていただけるのではないでしょうか。
少なくとも大型クルーズ船寄港地誘致は良いことばかりではなく、町民の生活や自然環境に何らかの影響を及ぼす可能性があるということを忘れてはなりません。
チャイナタウン・・・・・西古見地区での囲い込みプラン・・・・・少なくとも当初考えていた観光事業とはかけ離れた印象ではないでしょうか?
まさに龍郷で潰れたプランを瀬戸内町の西古見地区に持ってきただけなのでは?
あっちがダメならこっちでやりましょう的な感じ。
同じカリビアン社ww
あっ!そうそう!
30日に検討協議会が開かれるようですね。
識者の方々の発言と言うか言い回しに注目したいと思います。
まとめますよ的な印象を受けた場合、それこそ幕引き寸前と見るべきなのでは?
検証も済まぬ状態で「次回が最後の開催です!」なんてことなれば大混乱必至。
どうなることやら・・・・・
それと・・・奄美市でもクルーズ船関連で何かしらの動きがあるのでは?なんて話を耳にしました。
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うわさによるとMSCクルーズが奄美市に興味を示しているのではないか?との噂があるそうです。ハイ。
17万トン級のクルーズ船を持って来るのではないか?とのことですが、17万トン級は現在中国発着の主力船サイズ(コスタ、ロイヤルカリビアン他)になるため、仮に受入施設を建設することになれば、事実上中国の安いクルーズを受け入れるための施設建設ということになります。
17万トン級となると5千人規模?
この前来た2000人でも名瀬市内はパンク寸前!
猫も杓子もクルーズ船!クルーズ船!
市民生活に与える影響などお構いナシ。
とにかく現在の奄美大島は首長連中がやりたい放題です。
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どうにかしなきゃいけないなぁ〜
次期奄美市長選挙に限って言えば何が何でも朝山市長を落選させるべきです。
仮に朝山市長が勇退する場合、朝山さんの後釜を当選させちゃいけないってこと。
ってことでクルーズ船から話がそれちゃいますが、奄美市の朝山市長ならびに副市長に関する問題、瀬戸内町の鎌田町長に関する問題等ございましたらご一報宜しくお願い致します。
強烈な告発をお待ちしております。
次回へ続く。
PS・・・統一地方選挙関連で選挙違反等ございましたら情報提供宜しくお願い致します。
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瀬戸内町9月議会で大型クルーズ船寄港地誘致決定を表明か?&第3回クルーズ船寄港地に関する検討協議会・YouTube・NO2書き起こし【鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地誘致関連】
瀬戸内町9月議会で大型クルーズ船寄港地誘致決定を表明か?&第3回クルーズ船寄港地に関する検討協議会・YouTube・NO2書き起こし【鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地誘致関連】
Click→→鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地関連・過去記事一覧
瀬戸内町長選の日程が決まりました。
瀬戸内町選挙管理委員会は6日、任期満了(6月24日)にともなう町長選挙を6月4日告示、同9日投開票の日程で執行すると発表した。
ついに来ちゃいましたXデーが・・・・・
検討協議会の結果を踏まえてとは言いつつも彼等の頭の中では寄港地誘致についてシュミレーション済みでしょうね。
8月初旬までには検討協議会の話し合いを完了させ、その協議内容をぶら下げて9月議会で誘致表明するパターンなのでは?
何度も言いますが、瀬戸内町は最初から今日に至るまで「誘致有りき」で突き進んで来ました。
検討協議会を設けたのも当初の混乱を沈静化させることが目的。
さらには町長選挙に悪影響を引きずらせないため。
2つの問題がクリアー出来るのが8月初旬頃と睨んでいます。
9月議会終了後からこれまで以上に一気に突き進んで行くことでしょう。
結局は民意なんて関係無し。
お役人さんの考えそうなことです。
さてさて・・・瀬戸内町ホームページに2019年度施政方針が掲載されました。
Click→→瀬戸内町ホームページ・2019年度施政方針
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
【2019年度施政方針】
はじめに
本年は、平成の最後を迎え、新しい年号がスタートする年です。
平成は、自然災害による甚大な被害等、人知を超えた困難な局面が数多く起きた時代でした。
本町においても、平成2年9月18日の大きな自然災害により尊い生命が奪われ、それ以降においても豪雨や台風災害において常に甚大な被害を受けてきました。
しかし、本町はこの困難を乗り越え、より強くしなやかな国土づくりに全力で取り組んでおります。
平成30年3月に策定した「せとうち強靭化計画」に基づき、町民の生命・財産を守るべくあらゆる施策を実行してまいります。
安倍内閣総理大臣は施政方針演説において「国の持続的な成長にとって最大の課題は少子高齢化であり、世界で最も速いスピードで少子高齢化が進む日本においては、これまでの政策の延長線上では対応できないため、次元の異なる政策が必要である」と述べております。
少子高齢化が加速している本町においても、持続可能な発展を続けていくため国と連動した施策により魅力あるまちづくりに取り組む必要があります。
その一つとして、西古見地区へのクルーズ船寄港地開発について、昨年10月に設置した町民主体の「クルーズ船寄港地に関する検討協議会」にて議論が交わされており、協議会から「本町に最適なクルーズ船寄港地のあり方」が提言されるよう、引き続き国・県と一体となって協議会の運営に努めてまいります。
全ての町民が幸せに安心して暮らせるまち、若者が希望を持って働きチャレンジできるまち、故郷を遠く離れ辛苦の中で日本の発展のために尽力されてきた先輩や仲間たちが安心していつでも帰れるまちをつくることが私の使命であります。
全ての町民と出身者、その家族のために全力で町政運営してまいります。
平成31年3月6日
瀬戸内町長 鎌田 愛人
・・・・・
「私の使命・・・」・・・・・まるで世界平和に寄与するウルトラマン気分だな。
ってことは金子代議士がウルトラマンの父で鎌田町長がウルトラマン・・・伊東組がウルトラマンタロウ?
いや・・・ウルトラマンタロウは勇建設?
それはさておき・・・上記赤線部分を見て何かしら感じるものがありませんでしたか?
協議会から「本町に最適なクルーズ船寄港地のあり方」が提言されるよう、引き続き国・県と一体となって協議会の運営に努めてまいります。
この数行を読めば協議会設置理由が分かります。
国や県とは具体的な話はしていないと言いつつ「引き続き国・県と一体となって協議会の運営に努めてまいります」とおっしゃっています。
要するに瀬戸内町民は瀬戸内町が主体となっての検討協議会と錯覚しているが、そもそも検討協議会自体が瀬戸内町だけではなく国と県とが一体となって運営しているということ。
と言うことは、様々な情報を共有しあっていると考えるべきですね。
ところが、瀬戸内町と鹿児島県は大型クルーズ船寄港地誘致に関する話し合い等を一言も交わしていないことになっています。
情報開示請求して取り寄せた文書に県と町と交わした文書(話し合い等)が1枚も存在しないのです。
メモすら存在しない。
ありえないですよね。
要するにオフレコでの話し合いをしているってことではないでしょうか?
ヒソヒソ・・・コソコソ・・・
それと・・・協議会から「本町に最適なクルーズ船寄港地のあり方」が提言されるよう・・・とあります。
「賛成、反対の議論の場ではありませんよ!協議会に参加する方々は最適なクルーズ船寄港地のあり方について話し合いをして下さい・・・」ってこと。
誘致有りきだよね。
瀬戸内町民の中には誘致について反対の立場の人もいるだろう。
残念ながら瀬戸内町には「反対」の二文字は存在しません。
とにかく寄港地誘致です。
検討協議会は寄港地誘致のための擦り合わせの場。
大学のお偉いさん方も寄港地誘致の擦り合わせゴッコにお付き合いしているだけの話。
そうそう!相変わらずここ一番ってとこでは渋く決めて来ますねぇ〜
「私の使命・・・」
丸めた新聞紙で頭を引っ叩いてやりたくなりました。
この自画自賛町長さんは検討協議会での町民の方々の声を聞き何とも思わなかったのかな?
第3回瀬戸内町 クルーズ船寄港地に関する検討協議会、瀬戸内町の公式チャンネル(YouTube)NO2にて加計呂麻島有志代表の話に耳を傾けたのでしょうか?
お時間がある方は下記リンクをクリックしご覧になって下さい。
Click→→2019/2/2・第3回クルーズ船寄港地に関する検討協議会・NO2
第3回クルーズ船寄港地に関する検討協議会・YouTube・NO2を書き起こしです。
書き起こし文書につき一部誤記等あるかとは思いますが、多少の誤記についてはご理解下さい。
開催日2019年2月2日
第3回クルーズ船寄港地に関する検討協議会
YouTubeその2書き起こし
冒頭30分ほどは、奄美の自然を守る会 田原によるプレゼン。
プレゼン終了後から始まった質疑応答分です。
加計呂麻島有志代表:中村氏・・・「国交省の人が来ているとのことで、私は加計呂麻島でこの25年潜り漁をしている。真っ白い美しい浜でした。でも、この十年ぐらい、白砂が激減している。砂がないものだから、きびなごやムロアジが全部いない。それで潜りだけで飯が食えそうにないから、民宿して客商売したらまたこんなそれを邪魔するような計画。こんなことより、昔の砂が帰ってくるようなことを国交省にはお願いでいませんでしょうか」【注・以降は有志代表 中村氏と表記】
鹿児島大学名誉教授:宮廻(検討協議会委員長)・・・「そういう風景だったということで、プレゼンテーションに対して何か」【注・以降は宮廻検討協議会委員長と表記】
有志代表 中村氏・・・「観光の問題ですから。同じことを思っています。ひとりひとりが頑張ってやることが観光と町民の幸せにとって一番いいことだと思っています」
澤議員・・・澤と申します。私はこのことに関しても町の進め方、それに疑問、最初はこの話は町からの説明では「これは龍郷町の話とは違う別の話だ」ということでした。
で、今日、結果的にはこれは龍郷町の話と全くおんなじ、ロイヤルカリビアンという船会社。
一年半経ってようやく、その姿を現したというか、今日のその、この場でのロイヤルカリビアンの説明なんですけど、私が龍郷で聞いた話、龍郷町ではまあ最初から、話が出た時からその、ロイヤルカリビアンとの龍郷町との交渉というのが明らかにして、そして、最終的に町民に対して龍郷のりゅうゆう館で何百人もの人が集まって、舞台の上に船会社ロイヤルカリビアンがいて龍郷町も舞台にあがって、それに参加したい人は誰でもはいれた。
で、結果的にはそのあと、町長は誘致を断念する、ということになったらしいですけど、龍郷町がその、やったことと、同じようなことをするのに、なぜこんなに瀬戸内町はややこしいやり方をしているのか。
もっと、単純な話だと思うんですけど、町のホームページで公募しました。
ロイヤルカリビアンが公募してきましたので、説明会開きます。
こんな時間をかけなくたって、最初からできることです。
なんでこんなことになるんですかという疑問を覚えます。
大体、一年半もたって、船会社に公募しますって、おかしいじゃないですか。
それも簡単な事業じゃないわけでしょ。
100億とかいうような投資をするという事業を一片の町のホームページで募集します。
宮廻検討協議会委員長・・・発言の途中ですけど、今のような発言については部屋に戻ってからご意見があれば聞こうかなと思っているんですが。
それと今、西委員が意見が。
西委員はプレゼンに対しての質問はありますか。
西委員・・・今は奄美の自然を守る会の企画提案による質疑応答なので、それにというお願いでした。今、田原委員のプレゼンに対して何かありますか、とのことでしたので。
澤議員・・・じゃあ、終わります。
宮廻検討協議会委員長・・・何かほかに質問はありますか。
ないようでしたらこれでプレゼンは終ります。
委員室に戻って続きの意見をお願いいたします
・・・・・
加計呂麻島有志代表の中村氏が語った言葉が全てではないでしょうか?
「国交省の人が来ているとのことで、私は加計呂麻島でこの25年潜り漁をしている。真っ白い美しい浜でした。でも、この十年ぐらい、白砂が激減している。砂がないものだから、きびなごやムロアジが全部いない。それで潜りだけで飯が食えそうにないから、民宿して客商売したらまたこんなそれを邪魔するような計画。こんなことより、昔の砂が帰ってくるようなことを国交省にはお願いでいませんでしょうか」
これまで苦労し努力し続けて来た方々に対しては策を講じず、龍郷町から降って湧いて来た事業に飛びついただけ。
ウルトラマンを気取るのであれば、これまで苦労し頑張って来た方々が納得するような、そして報われるようなプランへと導く努力をすべき。
西古見にチャイナタウン?
西古見地区から外には出しません?
ってことはその他の観光業者や商店主には一切の恩恵はないと言っているのと一緒。
多少は環境も変わるかもしれません。
ゴミの問題も出て来るかもしれません。
大勢の中国人が来ることから一般の観光客が多少なりとも足が遠ざかるかもしれません。
漁業にも多少の影響が出るかもしれません。
医療施設も観光客ファーストになるかもしれません。
島民の暮らしに不可欠な船舶もことと次第によっては観光客ファーストになるかもしれません。
観光客めがけて県外から大手企業が瀬戸内町に乗り込んで来れば地元の零細企業は太刀打ち出来ずに倒産するかもしれません。
とにかく「しれません」「しれません」だらけ。
はっ?使命?
大型クルーズ船寄港地誘致に伴い後に問題となるであろう町民の悩みについてまずは考えるべきではないか。
誘致有りきで突き進んでいる瀬戸内町には瀬戸内町民の暮らしなど見えていないし、見ようともしない。
加計呂麻島有志代表の中村氏の話を聞くと加計呂麻島で暮らす方々が如何に努力して来たかがよく分かる。
努力すれば報われるとの言葉があるが、果たしてそうだろうか?
今の瀬戸内町を見ていると努力が報われるどころか、足下すらすくわれかねないというのが現状だ。
瀬戸内町で報われる努力は選挙の応援だけ。
土建屋見てりゃ〜分かるわな。
カッコいいこと言う前に町有船くらいまともに運航させてみろよ!
次回へ続く。
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瀬戸内町長選の日程が決まりました。
瀬戸内町選挙管理委員会は6日、任期満了(6月24日)にともなう町長選挙を6月4日告示、同9日投開票の日程で執行すると発表した。
ついに来ちゃいましたXデーが・・・・・
検討協議会の結果を踏まえてとは言いつつも彼等の頭の中では寄港地誘致についてシュミレーション済みでしょうね。
8月初旬までには検討協議会の話し合いを完了させ、その協議内容をぶら下げて9月議会で誘致表明するパターンなのでは?
何度も言いますが、瀬戸内町は最初から今日に至るまで「誘致有りき」で突き進んで来ました。
検討協議会を設けたのも当初の混乱を沈静化させることが目的。
さらには町長選挙に悪影響を引きずらせないため。
2つの問題がクリアー出来るのが8月初旬頃と睨んでいます。
9月議会終了後からこれまで以上に一気に突き進んで行くことでしょう。
結局は民意なんて関係無し。
お役人さんの考えそうなことです。
さてさて・・・瀬戸内町ホームページに2019年度施政方針が掲載されました。
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はじめに
本年は、平成の最後を迎え、新しい年号がスタートする年です。
平成は、自然災害による甚大な被害等、人知を超えた困難な局面が数多く起きた時代でした。
本町においても、平成2年9月18日の大きな自然災害により尊い生命が奪われ、それ以降においても豪雨や台風災害において常に甚大な被害を受けてきました。
しかし、本町はこの困難を乗り越え、より強くしなやかな国土づくりに全力で取り組んでおります。
平成30年3月に策定した「せとうち強靭化計画」に基づき、町民の生命・財産を守るべくあらゆる施策を実行してまいります。
安倍内閣総理大臣は施政方針演説において「国の持続的な成長にとって最大の課題は少子高齢化であり、世界で最も速いスピードで少子高齢化が進む日本においては、これまでの政策の延長線上では対応できないため、次元の異なる政策が必要である」と述べております。
少子高齢化が加速している本町においても、持続可能な発展を続けていくため国と連動した施策により魅力あるまちづくりに取り組む必要があります。
その一つとして、西古見地区へのクルーズ船寄港地開発について、昨年10月に設置した町民主体の「クルーズ船寄港地に関する検討協議会」にて議論が交わされており、協議会から「本町に最適なクルーズ船寄港地のあり方」が提言されるよう、引き続き国・県と一体となって協議会の運営に努めてまいります。
全ての町民が幸せに安心して暮らせるまち、若者が希望を持って働きチャレンジできるまち、故郷を遠く離れ辛苦の中で日本の発展のために尽力されてきた先輩や仲間たちが安心していつでも帰れるまちをつくることが私の使命であります。
全ての町民と出身者、その家族のために全力で町政運営してまいります。
平成31年3月6日
瀬戸内町長 鎌田 愛人
・・・・・
「私の使命・・・」・・・・・まるで世界平和に寄与するウルトラマン気分だな。
ってことは金子代議士がウルトラマンの父で鎌田町長がウルトラマン・・・伊東組がウルトラマンタロウ?
いや・・・ウルトラマンタロウは勇建設?
それはさておき・・・上記赤線部分を見て何かしら感じるものがありませんでしたか?
協議会から「本町に最適なクルーズ船寄港地のあり方」が提言されるよう、引き続き国・県と一体となって協議会の運営に努めてまいります。
この数行を読めば協議会設置理由が分かります。
国や県とは具体的な話はしていないと言いつつ「引き続き国・県と一体となって協議会の運営に努めてまいります」とおっしゃっています。
要するに瀬戸内町民は瀬戸内町が主体となっての検討協議会と錯覚しているが、そもそも検討協議会自体が瀬戸内町だけではなく国と県とが一体となって運営しているということ。
と言うことは、様々な情報を共有しあっていると考えるべきですね。
ところが、瀬戸内町と鹿児島県は大型クルーズ船寄港地誘致に関する話し合い等を一言も交わしていないことになっています。
情報開示請求して取り寄せた文書に県と町と交わした文書(話し合い等)が1枚も存在しないのです。
メモすら存在しない。
ありえないですよね。
要するにオフレコでの話し合いをしているってことではないでしょうか?
ヒソヒソ・・・コソコソ・・・
それと・・・協議会から「本町に最適なクルーズ船寄港地のあり方」が提言されるよう・・・とあります。
「賛成、反対の議論の場ではありませんよ!協議会に参加する方々は最適なクルーズ船寄港地のあり方について話し合いをして下さい・・・」ってこと。
誘致有りきだよね。
瀬戸内町民の中には誘致について反対の立場の人もいるだろう。
残念ながら瀬戸内町には「反対」の二文字は存在しません。
とにかく寄港地誘致です。
検討協議会は寄港地誘致のための擦り合わせの場。
大学のお偉いさん方も寄港地誘致の擦り合わせゴッコにお付き合いしているだけの話。
そうそう!相変わらずここ一番ってとこでは渋く決めて来ますねぇ〜
「私の使命・・・」
丸めた新聞紙で頭を引っ叩いてやりたくなりました。
この自画自賛町長さんは検討協議会での町民の方々の声を聞き何とも思わなかったのかな?
第3回瀬戸内町 クルーズ船寄港地に関する検討協議会、瀬戸内町の公式チャンネル(YouTube)NO2にて加計呂麻島有志代表の話に耳を傾けたのでしょうか?
お時間がある方は下記リンクをクリックしご覧になって下さい。
Click→→2019/2/2・第3回クルーズ船寄港地に関する検討協議会・NO2
第3回クルーズ船寄港地に関する検討協議会・YouTube・NO2を書き起こしです。
書き起こし文書につき一部誤記等あるかとは思いますが、多少の誤記についてはご理解下さい。
開催日2019年2月2日
第3回クルーズ船寄港地に関する検討協議会
YouTubeその2書き起こし
冒頭30分ほどは、奄美の自然を守る会 田原によるプレゼン。
プレゼン終了後から始まった質疑応答分です。
加計呂麻島有志代表:中村氏・・・「国交省の人が来ているとのことで、私は加計呂麻島でこの25年潜り漁をしている。真っ白い美しい浜でした。でも、この十年ぐらい、白砂が激減している。砂がないものだから、きびなごやムロアジが全部いない。それで潜りだけで飯が食えそうにないから、民宿して客商売したらまたこんなそれを邪魔するような計画。こんなことより、昔の砂が帰ってくるようなことを国交省にはお願いでいませんでしょうか」【注・以降は有志代表 中村氏と表記】
鹿児島大学名誉教授:宮廻(検討協議会委員長)・・・「そういう風景だったということで、プレゼンテーションに対して何か」【注・以降は宮廻検討協議会委員長と表記】
有志代表 中村氏・・・「観光の問題ですから。同じことを思っています。ひとりひとりが頑張ってやることが観光と町民の幸せにとって一番いいことだと思っています」
澤議員・・・澤と申します。私はこのことに関しても町の進め方、それに疑問、最初はこの話は町からの説明では「これは龍郷町の話とは違う別の話だ」ということでした。
で、今日、結果的にはこれは龍郷町の話と全くおんなじ、ロイヤルカリビアンという船会社。
一年半経ってようやく、その姿を現したというか、今日のその、この場でのロイヤルカリビアンの説明なんですけど、私が龍郷で聞いた話、龍郷町ではまあ最初から、話が出た時からその、ロイヤルカリビアンとの龍郷町との交渉というのが明らかにして、そして、最終的に町民に対して龍郷のりゅうゆう館で何百人もの人が集まって、舞台の上に船会社ロイヤルカリビアンがいて龍郷町も舞台にあがって、それに参加したい人は誰でもはいれた。
で、結果的にはそのあと、町長は誘致を断念する、ということになったらしいですけど、龍郷町がその、やったことと、同じようなことをするのに、なぜこんなに瀬戸内町はややこしいやり方をしているのか。
もっと、単純な話だと思うんですけど、町のホームページで公募しました。
ロイヤルカリビアンが公募してきましたので、説明会開きます。
こんな時間をかけなくたって、最初からできることです。
なんでこんなことになるんですかという疑問を覚えます。
大体、一年半もたって、船会社に公募しますって、おかしいじゃないですか。
それも簡単な事業じゃないわけでしょ。
100億とかいうような投資をするという事業を一片の町のホームページで募集します。
宮廻検討協議会委員長・・・発言の途中ですけど、今のような発言については部屋に戻ってからご意見があれば聞こうかなと思っているんですが。
それと今、西委員が意見が。
西委員はプレゼンに対しての質問はありますか。
西委員・・・今は奄美の自然を守る会の企画提案による質疑応答なので、それにというお願いでした。今、田原委員のプレゼンに対して何かありますか、とのことでしたので。
澤議員・・・じゃあ、終わります。
宮廻検討協議会委員長・・・何かほかに質問はありますか。
ないようでしたらこれでプレゼンは終ります。
委員室に戻って続きの意見をお願いいたします
・・・・・
加計呂麻島有志代表の中村氏が語った言葉が全てではないでしょうか?
「国交省の人が来ているとのことで、私は加計呂麻島でこの25年潜り漁をしている。真っ白い美しい浜でした。でも、この十年ぐらい、白砂が激減している。砂がないものだから、きびなごやムロアジが全部いない。それで潜りだけで飯が食えそうにないから、民宿して客商売したらまたこんなそれを邪魔するような計画。こんなことより、昔の砂が帰ってくるようなことを国交省にはお願いでいませんでしょうか」
これまで苦労し努力し続けて来た方々に対しては策を講じず、龍郷町から降って湧いて来た事業に飛びついただけ。
ウルトラマンを気取るのであれば、これまで苦労し頑張って来た方々が納得するような、そして報われるようなプランへと導く努力をすべき。
西古見にチャイナタウン?
西古見地区から外には出しません?
ってことはその他の観光業者や商店主には一切の恩恵はないと言っているのと一緒。
多少は環境も変わるかもしれません。
ゴミの問題も出て来るかもしれません。
大勢の中国人が来ることから一般の観光客が多少なりとも足が遠ざかるかもしれません。
漁業にも多少の影響が出るかもしれません。
医療施設も観光客ファーストになるかもしれません。
島民の暮らしに不可欠な船舶もことと次第によっては観光客ファーストになるかもしれません。
観光客めがけて県外から大手企業が瀬戸内町に乗り込んで来れば地元の零細企業は太刀打ち出来ずに倒産するかもしれません。
とにかく「しれません」「しれません」だらけ。
はっ?使命?
大型クルーズ船寄港地誘致に伴い後に問題となるであろう町民の悩みについてまずは考えるべきではないか。
誘致有りきで突き進んでいる瀬戸内町には瀬戸内町民の暮らしなど見えていないし、見ようともしない。
加計呂麻島有志代表の中村氏の話を聞くと加計呂麻島で暮らす方々が如何に努力して来たかがよく分かる。
努力すれば報われるとの言葉があるが、果たしてそうだろうか?
今の瀬戸内町を見ていると努力が報われるどころか、足下すらすくわれかねないというのが現状だ。
瀬戸内町で報われる努力は選挙の応援だけ。
土建屋見てりゃ〜分かるわな。
カッコいいこと言う前に町有船くらいまともに運航させてみろよ!
次回へ続く。
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南海日日新聞「記者の目」を読んで思ったこと・・・誘致ありきで突き進む瀬戸内町!お気楽 鎌田愛人町長とイエスマン課長の巻【鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地誘致関連】
南海日日新聞「記者の目」を読んで思ったこと・・・誘致ありきで突き進む瀬戸内町!お気楽 鎌田愛人町長とイエスマン課長の巻【鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地誘致関連】
Click→→鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地関連
南海日日新聞(2月18日付)の「記者の目」欄に『観光将来像考える機会に・集落要望背景理解して』との見出しで記事が出ていました。
読み進めるなか、目に止まったのは・・・「・・・協議会設置の目的を見直し、仕切り直しを図るべきではないか・・・」・・・まずはここかな。
確かに協議会での議論を見てみると噛み合わない話し合いが続いているように思える。
側から見ていても協議会の趣旨はいったい何?との疑問が湧いてくる。
話の腰を折るとまでは言わないが、ことあるごとに識者と言われる方々が「ここは賛成、反対、などを議論すべき場ではない」的な意味合いのことを言っているように思えるのだがボクの気のせいだろうか?
寄港地誘致する場合どうあるべきか地元からの意見を集約するための協議会であるなら、まさに検討協議会は「誘致ありき」の議論の場だと言えるのではないか?
では、賛成、反対、について意見する場はどこになるのか?という素朴な疑問。
それが町政懇談会の場だとしたら、瀬戸内町は今後町政懇談会を開催する予定はないと話していたことから議論の場はないことになる。
検討協議会で議論し場合によっては賛成、反対となる場合もあると座長はおっしゃっていたがこれまた疑問。
やはりどう考えても寄港地誘致に向け突き進んでいると言ってもいいんじゃないか?
であればなおさら、協議会設置の目的を見直し、仕切り直しを図るべきだろう。
あと・・・「非公開を希望した企業の姿勢、それを認めた事務局の対応は、町民の不信感を募らせる結果となった」・・・とあったが、まさにそのとおり!
非公開を希望した企業に対し配慮した事務局の姿勢に多くの町民は違和感を感じたのではないでしょうか?
企業の機密性と町民の知る権利を天秤にかけ、企業側を選んだことになる。(注・知る権利と言えば傲慢に聞こえるかもしれないが、今回の場合は当然知る権利がある。何故なら瀬戸内町は毎回毎回「町民のために」と発言している。)
町民が不信感を持つのも当たり前だよね。
課長さんは「町民のために」と力説するが、町民のためを思うならカリビアン社を説得してでも情報をオープンにすべきだった。
綺麗事なんか聞きたくない。
有言実行出来ないことを胸張って言い切るんじゃないよ!と言いたい。
そもそもカリビアン社が手を挙げることくらい織り込み済みだったのではないかという疑惑・・・ではなく疑問。
織り込み済みどころか西古見チャイナタウン計画も承知していたのではないかという疑惑・・・ではなく疑問。
結局のところ龍郷町で頓挫したプランを島内の瀬戸内町に横すべりさせただけの話。
当時、龍郷町でも中国人観光客が押し寄せて来るのではないかと大騒ぎとなり、結果誘致自体が白紙という無残な結果となった。
瀬戸内町民も情報を精査し判断すべき。
最近チラホラ聞こえてくる話の1つとして、龍郷町から瀬戸内町にクルーズ船寄港地誘致を引っ張って来たのは金子代議士なのでは?だから瀬戸内町西古見が寄港候補地に選ばれたのでは?との話をよく耳にする。
真偽のほどは定かではないが誰が積極的に動いていたのかは気になるところだ。
何れにせよ瀬戸内町側は今回の寄港地誘致について、リスクについての議論は中途半端でハイリターンについての話ばかり。
そして決めゼリフは「国策だよ〜ん」。
瀬戸内町側から言わせるととにかく良いこと尽くめ。
だから鎌田町長の頭の中はお花畑状態だと言われる訳だ。
あと記事中にこう書かれていたのだが・・・
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
また、住民の1人は「大型クルーズ船の誘致が賛成ということではなく、どんな計画なのか分からないからまず聞いてみたい。やるかやらないかは話を聞いてから決めることになるでしょう。古仁屋からバスで片道1380円。往復2760円。具合が悪くても、1時間余りかけ病院に行かなければいけない。もっと西古見の住民の事も考えてほしい」と思いを語った。
・・・・・嫌われるのを覚悟で言わせてもらいますが・・・・・
「大型クルーズ船の誘致が賛成ということではなく、どんな計画なのか分からないからまず聞いてみたい」・・・・・?????
えっ?ウソだろ!
「まず聞いてみたい」って・・・いやいや!その呑気さが今の状況を招いたことにお気付きですか?
まずは寄港地誘致について候補地である西古見地区の大多数の住民がノリノリだから話がトントン拍子で進んでいるのご存知ですか?
「やるかやらないかは話を聞いてから決めることになるでしょう」だなんて悠長なことおっしゃってますが、世間の見方は西古見のほとんどの住民が誘致賛成派で、一部少数派住民が反対もしくは慎重派と見てます。
ま・・・ま・・・まさか・・・こんなユルユルな話が飛び出してくるだなんて・・・
ってことは西古見でも未だ誘致について賛否が分かれているってこと?
誘致に対し反対もしくは慎重の姿勢をとれば反逆者っぽい扱いでも受けているのではないかと心配してたよ。
それと・・・「古仁屋からバスで片道1380円。往復2760円。具合が悪くても、1時間余りかけ病院に行かなければいけない。もっと西古見の住民の事も考えてほしい」と話していましたが・・・こう言っちゃ何ですが・・・クルーズ船寄港地誘致と関係無くね?
住民サービスについてのご相談ならそれこそ瀬戸内町の鎌田町長に西古見地区住民連名で要望書を提出されたら如何でしょうか?
病院についても同様。
病院は無理でも診療所を作ってもらえないか?と、陳情されては?町だけではなく県に対しても町を窓口として僻地対策の一環としてご相談されてもいいかもしれません。
「もっと西古見の住民の事も考えてほしい」とのお言葉でしたが、その手のお悩みを持つ地域は鹿児島県内にはゴロゴロあります。
そのことを解消するための手段として大型クルーズ船寄港地誘致に賛成されるのであれば、一歩立ち止まってもう一度よくお考え下さい。
カリビアン社が病院を作るのですか?
西古見地区から出ないと公言しているカリビアン社が低価格運賃のバスを市内へと走らせる予定があるのですか?
確かに無料バスが走れば片道のバス運賃1380円、往復で2760円がかからない。
生活も楽になりますよね。
まぁ〜分かりました。
バス運賃がかかるから大変だと・・・病院が遠いから大変だと・・・
課長〜!
課長〜!
お〜い!
聞いてますかぁ〜!
大型クルーズ船寄港地誘致について議論する前に是非とも西古見地区の住民と暮らしについて膝を交えて話をして下さい!
町長も課長もいつも言ってるじゃん!
「町民のために」って。
目先のことほったらかしてゴージャスな話に振り回されてるんじゃねぇよ!ちったぁ〜目の前の町民の暮らしを考えた政治をしろよ!・・・と・・・西古見の住民の声を代弁させていただきました。
あっ!話はコロリと変わりますが・・・2月21日付の南海日日新聞に奄美せとうち観光協会が「瀬戸内町の観光のあり方検討委員会」を協会内に新設って記事が出ていました。
Click→→南海日日新聞・2019/2/21・クルーズ船計画で検討委新設 奄美せとうち観光協会総会
まずは2月21日付の南海日日新聞より
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
奄美せとうち観光協会(松村保宏会長、77事業所)の総会が20日、瀬戸内町商工会館会議室であった。
2019年度の事業計画のほか、町側が同町西古見で検討しているクルーズ船寄港地開発計画などについて協議する「瀬戸内町の観光のあり方検討委員会」を協会内に新設することを決めた。設置を提案した同協会会員で「奄美の自然を守る会」の田原敏也代表は「会員の意見を集約して町側へ要望する。
18年度中に初会合を開きたい」と述べた。
西古見のクルーズ船寄港地開発計画をめぐっては、町が設置した町内各種団体の代表や学識経験者ら19人で構成する検討協議会の第3回会合が今月2日に町役場であり、米国の大手船社ロイヤル・カリビアングループが計画内容を非公開で説明。
計画に反対する奄美の自然を守る会は小型クルーズ船による観光振興策を提案した。
総会で田原代表は、大型クルーズ船誘致による奄美の世界自然遺産登録への影響に懸念を示し、自然環境、観光業への影響を協議し、観光協会の意見をまとめて町の検討協議会へ要望するなど検討委の設置案を提示。
「瀬戸内町だけでなく奄美全体の問題。賛成、反対あると思うが一緒に考えたい」と呼び掛けた。
出席者から「(会員で)話し合って答えを出し、発信すべき」「瀬戸内の観光について意見を出し合う機会は必要」と検討委の設置に前向きな声があったほか、大型クルーズ船誘致に「今の時点で賛成、反対というのは怖い」と慎重な意見もあった。
19年度事業計画では、ホームページや加計呂麻島ガイドマップのリニューアル、DVD作成などに取り組む。
・・・・・・・・・・
奄美せとうち観光協会が協会内に「瀬戸内町の観光のあり方検討委員会」を新設することを決めたようです。
ですよね!
観光協会もこれまで以上真剣に考えたがいいと思いますよ。
それと・・・奄美の自然を守る会の田原代表が「瀬戸内町だけでなく奄美全体の問題。賛成、反対あると思うが一緒に考えたい」と呼び掛けたそうです。
そうですよ!
22万トン級の大型クルーズ船となると瀬戸内町だけの問題ではありません。
瀬戸内町が独断で決めるのではなく、島内全自治体が一丸となり議論しなくてはならないレベルの話。
「要望書出して下さ〜い」「国策なんです〜」・・・・こんな簡単な話ではない。
田原代表→→→「瀬戸内町だけでなく奄美全体の問題。賛成、反対あると思うが一緒に考えたい」
鎌田町長→→→「要望書出して下さ〜い」「国策なんです〜」
どっちが政治家か分かんないよね。ブルブル。
2つとも↓ポチッとClick ↓ヨロシクお願いします。
あ
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南海日日新聞(2月18日付)の「記者の目」欄に『観光将来像考える機会に・集落要望背景理解して』との見出しで記事が出ていました。
読み進めるなか、目に止まったのは・・・「・・・協議会設置の目的を見直し、仕切り直しを図るべきではないか・・・」・・・まずはここかな。
確かに協議会での議論を見てみると噛み合わない話し合いが続いているように思える。
側から見ていても協議会の趣旨はいったい何?との疑問が湧いてくる。
話の腰を折るとまでは言わないが、ことあるごとに識者と言われる方々が「ここは賛成、反対、などを議論すべき場ではない」的な意味合いのことを言っているように思えるのだがボクの気のせいだろうか?
寄港地誘致する場合どうあるべきか地元からの意見を集約するための協議会であるなら、まさに検討協議会は「誘致ありき」の議論の場だと言えるのではないか?
では、賛成、反対、について意見する場はどこになるのか?という素朴な疑問。
それが町政懇談会の場だとしたら、瀬戸内町は今後町政懇談会を開催する予定はないと話していたことから議論の場はないことになる。
検討協議会で議論し場合によっては賛成、反対となる場合もあると座長はおっしゃっていたがこれまた疑問。
やはりどう考えても寄港地誘致に向け突き進んでいると言ってもいいんじゃないか?
であればなおさら、協議会設置の目的を見直し、仕切り直しを図るべきだろう。
あと・・・「非公開を希望した企業の姿勢、それを認めた事務局の対応は、町民の不信感を募らせる結果となった」・・・とあったが、まさにそのとおり!
非公開を希望した企業に対し配慮した事務局の姿勢に多くの町民は違和感を感じたのではないでしょうか?
企業の機密性と町民の知る権利を天秤にかけ、企業側を選んだことになる。(注・知る権利と言えば傲慢に聞こえるかもしれないが、今回の場合は当然知る権利がある。何故なら瀬戸内町は毎回毎回「町民のために」と発言している。)
町民が不信感を持つのも当たり前だよね。
課長さんは「町民のために」と力説するが、町民のためを思うならカリビアン社を説得してでも情報をオープンにすべきだった。
綺麗事なんか聞きたくない。
有言実行出来ないことを胸張って言い切るんじゃないよ!と言いたい。
そもそもカリビアン社が手を挙げることくらい織り込み済みだったのではないかという疑惑・・・ではなく疑問。
織り込み済みどころか西古見チャイナタウン計画も承知していたのではないかという疑惑・・・ではなく疑問。
結局のところ龍郷町で頓挫したプランを島内の瀬戸内町に横すべりさせただけの話。
当時、龍郷町でも中国人観光客が押し寄せて来るのではないかと大騒ぎとなり、結果誘致自体が白紙という無残な結果となった。
瀬戸内町民も情報を精査し判断すべき。
最近チラホラ聞こえてくる話の1つとして、龍郷町から瀬戸内町にクルーズ船寄港地誘致を引っ張って来たのは金子代議士なのでは?だから瀬戸内町西古見が寄港候補地に選ばれたのでは?との話をよく耳にする。
真偽のほどは定かではないが誰が積極的に動いていたのかは気になるところだ。
何れにせよ瀬戸内町側は今回の寄港地誘致について、リスクについての議論は中途半端でハイリターンについての話ばかり。
そして決めゼリフは「国策だよ〜ん」。
瀬戸内町側から言わせるととにかく良いこと尽くめ。
だから鎌田町長の頭の中はお花畑状態だと言われる訳だ。
あと記事中にこう書かれていたのだが・・・
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
また、住民の1人は「大型クルーズ船の誘致が賛成ということではなく、どんな計画なのか分からないからまず聞いてみたい。やるかやらないかは話を聞いてから決めることになるでしょう。古仁屋からバスで片道1380円。往復2760円。具合が悪くても、1時間余りかけ病院に行かなければいけない。もっと西古見の住民の事も考えてほしい」と思いを語った。
・・・・・嫌われるのを覚悟で言わせてもらいますが・・・・・
「大型クルーズ船の誘致が賛成ということではなく、どんな計画なのか分からないからまず聞いてみたい」・・・・・?????
えっ?ウソだろ!
「まず聞いてみたい」って・・・いやいや!その呑気さが今の状況を招いたことにお気付きですか?
まずは寄港地誘致について候補地である西古見地区の大多数の住民がノリノリだから話がトントン拍子で進んでいるのご存知ですか?
「やるかやらないかは話を聞いてから決めることになるでしょう」だなんて悠長なことおっしゃってますが、世間の見方は西古見のほとんどの住民が誘致賛成派で、一部少数派住民が反対もしくは慎重派と見てます。
ま・・・ま・・・まさか・・・こんなユルユルな話が飛び出してくるだなんて・・・
ってことは西古見でも未だ誘致について賛否が分かれているってこと?
誘致に対し反対もしくは慎重の姿勢をとれば反逆者っぽい扱いでも受けているのではないかと心配してたよ。
それと・・・「古仁屋からバスで片道1380円。往復2760円。具合が悪くても、1時間余りかけ病院に行かなければいけない。もっと西古見の住民の事も考えてほしい」と話していましたが・・・こう言っちゃ何ですが・・・クルーズ船寄港地誘致と関係無くね?
住民サービスについてのご相談ならそれこそ瀬戸内町の鎌田町長に西古見地区住民連名で要望書を提出されたら如何でしょうか?
病院についても同様。
病院は無理でも診療所を作ってもらえないか?と、陳情されては?町だけではなく県に対しても町を窓口として僻地対策の一環としてご相談されてもいいかもしれません。
「もっと西古見の住民の事も考えてほしい」とのお言葉でしたが、その手のお悩みを持つ地域は鹿児島県内にはゴロゴロあります。
そのことを解消するための手段として大型クルーズ船寄港地誘致に賛成されるのであれば、一歩立ち止まってもう一度よくお考え下さい。
カリビアン社が病院を作るのですか?
西古見地区から出ないと公言しているカリビアン社が低価格運賃のバスを市内へと走らせる予定があるのですか?
確かに無料バスが走れば片道のバス運賃1380円、往復で2760円がかからない。
生活も楽になりますよね。
まぁ〜分かりました。
バス運賃がかかるから大変だと・・・病院が遠いから大変だと・・・
課長〜!
課長〜!
お〜い!
聞いてますかぁ〜!
大型クルーズ船寄港地誘致について議論する前に是非とも西古見地区の住民と暮らしについて膝を交えて話をして下さい!
町長も課長もいつも言ってるじゃん!
「町民のために」って。
目先のことほったらかしてゴージャスな話に振り回されてるんじゃねぇよ!ちったぁ〜目の前の町民の暮らしを考えた政治をしろよ!・・・と・・・西古見の住民の声を代弁させていただきました。
あっ!話はコロリと変わりますが・・・2月21日付の南海日日新聞に奄美せとうち観光協会が「瀬戸内町の観光のあり方検討委員会」を協会内に新設って記事が出ていました。
Click→→南海日日新聞・2019/2/21・クルーズ船計画で検討委新設 奄美せとうち観光協会総会
まずは2月21日付の南海日日新聞より
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
奄美せとうち観光協会(松村保宏会長、77事業所)の総会が20日、瀬戸内町商工会館会議室であった。
2019年度の事業計画のほか、町側が同町西古見で検討しているクルーズ船寄港地開発計画などについて協議する「瀬戸内町の観光のあり方検討委員会」を協会内に新設することを決めた。設置を提案した同協会会員で「奄美の自然を守る会」の田原敏也代表は「会員の意見を集約して町側へ要望する。
18年度中に初会合を開きたい」と述べた。
西古見のクルーズ船寄港地開発計画をめぐっては、町が設置した町内各種団体の代表や学識経験者ら19人で構成する検討協議会の第3回会合が今月2日に町役場であり、米国の大手船社ロイヤル・カリビアングループが計画内容を非公開で説明。
計画に反対する奄美の自然を守る会は小型クルーズ船による観光振興策を提案した。
総会で田原代表は、大型クルーズ船誘致による奄美の世界自然遺産登録への影響に懸念を示し、自然環境、観光業への影響を協議し、観光協会の意見をまとめて町の検討協議会へ要望するなど検討委の設置案を提示。
「瀬戸内町だけでなく奄美全体の問題。賛成、反対あると思うが一緒に考えたい」と呼び掛けた。
出席者から「(会員で)話し合って答えを出し、発信すべき」「瀬戸内の観光について意見を出し合う機会は必要」と検討委の設置に前向きな声があったほか、大型クルーズ船誘致に「今の時点で賛成、反対というのは怖い」と慎重な意見もあった。
19年度事業計画では、ホームページや加計呂麻島ガイドマップのリニューアル、DVD作成などに取り組む。
・・・・・・・・・・
奄美せとうち観光協会が協会内に「瀬戸内町の観光のあり方検討委員会」を新設することを決めたようです。
ですよね!
観光協会もこれまで以上真剣に考えたがいいと思いますよ。
それと・・・奄美の自然を守る会の田原代表が「瀬戸内町だけでなく奄美全体の問題。賛成、反対あると思うが一緒に考えたい」と呼び掛けたそうです。
そうですよ!
22万トン級の大型クルーズ船となると瀬戸内町だけの問題ではありません。
瀬戸内町が独断で決めるのではなく、島内全自治体が一丸となり議論しなくてはならないレベルの話。
「要望書出して下さ〜い」「国策なんです〜」・・・・こんな簡単な話ではない。
田原代表→→→「瀬戸内町だけでなく奄美全体の問題。賛成、反対あると思うが一緒に考えたい」
鎌田町長→→→「要望書出して下さ〜い」「国策なんです〜」
どっちが政治家か分かんないよね。ブルブル。
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あ
第3回瀬戸内町 クルーズ船寄港地に関する検討協議会・その2・・国交省クルーズ振興課職員立会いの下で茶番劇は続く!キラリと目を光らせる国交省職員の巻【鹿児島県 大型クルーズ船寄港地関連】
第3回瀬戸内町 クルーズ船寄港地に関する検討協議会・その2・・国交省クルーズ振興課職員立会いの下で茶番劇は続く!キラリと目を光らせる国交省職員の巻【鹿児島県 大型クルーズ船寄港地関連】
Click→→鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地関連・過去記事一覧
前回同様 第3回クルーズ船寄港地に関する検討協議会・YouTube・NO3を書き起こしてみました。
書き起こし文書につき聞き取り不明瞭な部分については割愛させていただきます。
Click→→2019/2/8・第3回瀬戸内町 クルーズ船寄港地に関する検討協議会・その1・・予想どおりの茶番劇!鹿児島県 大型クルーズ船寄港地関連
また、誤記等あるかとは思います、多少の誤記についてはご理解下さい。
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Click→→2019/2/2・第3回クルーズ船寄港地に関する検討協議会・NO3
開催日2019年2月2日
第3回クルーズ船寄港地に関する検討協議会
YouTubeその3書き起こし
企画課眞地課長・・・「私も私自身全力をあげて、町のため、町民のためと全力の思いで担当しているところでございます」
「その中で、この場での議論も通じまして、まあ、いろんな問題点、課題等がございます。この検討協議会の本来の主旨でございますあり方を問題課題等を出しながら、ひとつひとつ丁寧に解決していくことが大事なのではと」
「我々としてはまず、いろんな議論があるかと思いますが、まず真実をひとつひとつ確認しながらですね、丁寧に進めていきたいと考えております」
鹿児島大学名誉教授 宮廻(検討協議会委員長)・・・「それではですね、次回、第四回の議題をですね、何かご意見を」【注・以降は宮廻検討協議会委員長と表記】
海を守る会副代表 畑氏・・・「今日、先ほどのプレゼンテーションでわかったことは何かと言いますと、まるっきり龍郷町の時と話は一緒で、設計図から何から龍郷の時は全部見てました」
「要は西古見にチャイナタウンを作る、これがもう確実な話です」
「これは本当にもう困った話で、最初から言いますと、当然反対されるわけです」
「ロイヤルカリビアンではないのかな、と我々は考えていたわけです。で、ただ、それぞれの私の海を守る会という立場から話すと、この話がスタートしたのが(2017年)8月15日。西古見の集落の説明会からスタートしました。で、そのあと、ずっと町としましては、一年半、さっき澤議員がおっしゃられたように、「内容はわからない」と・・・」
「とにかく、マイナスは考えないで、これは国交省、要は国の国策だから、皆さんサインしてくれ、というようなところからスタートしています」
「内容が初めてわかったのは今日です」
「どういうことをやろうとしているのか、どうして隠しているのか。話したら皆に反対されるからですよ」
「ですから、それについて、国交省の方と町役場にお聞きしたいことがあるんですね」
「国策、国策って言って我々、何回もいろんな集落で説明会を聞きまして、最終的にはこれは国策です。国策というのはこれ、やらなきゃいけないってことですか?国交省の方に聞きたいです。まずひとつ」
国交省クルーズ振興課・・・「クルーズの振興ということで国土交通省としては進めたい、政府全体として観光立国と言うなかで2020年500万人の訪日観光客を目指すという意味で、クルーズ振興というのは国策だと考えております」
「ただ、それを個別のことについて我々が強制するとかそういうことではありません」
「あくまでも地元・瀬戸内町がこのプロジェクトをやるという判断をしていただければ、それは我々としても応援するということで、我々のほうからこれを瀬戸内町に絶対やりなさいと強制することはございません」
海を守る会副会長 畑氏・・・「ありがとうございます」
「では、町に対してお伺いしたいのですが、国策という言葉はこれをもって使わないでください」
「もうひとつ一番肝心な話は国策という言葉と、西古見集落の要望がいまだにあるんでその要望を聞くため、何度も何度もその話でやってきております。それを再確認させていただきたい」
「この説明、これでロイヤルカリビアンさんがちゃんとした説明をして、プレゼンをして、西古見にとっていいのか悪いのかということを判断して初めて、要望書をあげるのが筋じゃないかなと思います」
「ですから、今、その要望が生きているのかどうか。このへんが住民の方々が、すごい気にしているところです」
「それで一番当時の集落の説明会、議事録が全部残っています。町長が皆さんに喋られたこと。とにかく、これは国策であります。土俵に立たせてくれ。県と国と。だから、土俵に立つために要望書を制作させてくれ。内容はまだわかりません、とはっきり何度も申し上げております」
「それに対して、要望書を(町の経済)4団体、皆さんが協議をする内容もわからずに、とりあえず町が言っていることだ、国策だ、ということで要望書をいったんあげました」
「そこで、これはおかしいだろ、と。土俵っていうのは、住民があってしかり」
「今、国交省の方が言いました。あくまでも、我々の自治体の中でこういうことは決めなきゃいけない。それが無視されたわけです。要するに住民には何もわからずに要望書が県と国、そして町、それだけで話し合おうとしていたわけです」
「その内容が一年半、ずっと続いていたわけです」
「やっと、どこの企業かわかりました。この企画が結局、龍郷町の企画であったことがわかったんです」
「これからが土俵になると思います」
「それで各団体のトップの方々が、これが経済効果として本当にあるのかどうか。我々も一年間、ずっと調べてまいりました」
「これはあくまでも大変なことになります。集落に立ち入りもできなくなることもあります」
「先ほど、すごい違和感を感じました」
「集落に迷惑にならないように自然の壁を作ります。どういうことでしょうか?」
「あの船の中には映画館もあり、プールもある。レストランもある。奄美大島に来るわけじゃない。爆買いをするところは失礼だけどミドリ薬局しかない。ミドリ薬局に、5000人が一瞬で行ったらどうなる?」
「それをつつかれないように町には来ません、と言いました。じゃあ、どうやって町にお金が落ちるんですか。そのへんを踏まえてひとつ、元の話に戻すと、今日、(西古見の)区長さんがいらしてます。区長さんとしては要望書がこのままあげっぱなしでよろしいのでしょうか?」
「我々としては町は要望書がある以上、ちゃんと前に話を進めます、となっていますが、この辺を再確認させていただきたい」
「あと、町だけの問題じゃなくて、世界自然遺産の登録、昨日ありました」
「はっきり言ってこの件はこの会だけで決められる問題ではないと思います」
「あと、国防の問題でもあります。中国の船が来るんです。何千人も。それに対して自衛隊が今、基地を作っています。目と鼻の先に中国の船が来るんです。これは防衛省はどう思っているのでしょうか?」
「あと、環境省はどう思っているのでしょうか?」
「政府としてはこの三か所で、世界自然遺産、環境省と話し合いがあった中で、この話が進んでいるのかどうか、これが疑問だと思います。すいません、長くなりました」
宮廻検討協議会委員長・・・「あの、この会で決めることではない、この会でやる、やらないと決めようとは考えておりません」
「どういう問題があってどうなのか、ということをちゃんと客観的にですね、整理して、そして客観的に今クルーズ船を取り巻く状況というのはこういうことで、こういう問題があります、こういうプラス効果も考えられます、という風なことでとりまとめをするならしようかな、皆さんが反対だっていうんだったらその場合にはそのようにまとめるしかしょうがないですね」
「だけど今まで聞いてみると、賛成という風な方もおられるので、両方の意見を聞いて、それをどのような形で取りまとめるか、ということになるわけですよね」
「だから、ここでやるって決めて、それで進めていくなんてことはちょっと無理でしょう」
「だから、ここではやると決める、住民の代表とかそういう人たちが、やると決めるかどうかの基本となるようなものをまとめられればいいな、というところなんです」
久保委員・・・「この会は反対賛成というものではない」
「それから100回の審議会議よりもまずひとつの実行」
「これが企画立案をしてこれを町長に言い、町長がどうかということ」
「そして町長が決定し、こうしますがどうですか、と聞くのがいいのでは」
「あまり我々が出しゃばってはいかんのでは。100回審議するよりもというところです。以上」
九州大学名誉教授 信友氏・・・「協議会も一回目から確認しながら来ましたけど、僕はクルーズ基地がここにできるということはどういう問題があるかということと、どういう要望を出すかということを集約する場所だったはずですよ」
「決めるのはここじゃありません。決めるのは議会と議長、そして国交省ですよ。我々は賛成か反対かじゃないんですよ」
「今ありましたように、じゃあ西古見にどういう要望があるか、その要望書は本当に西古見の人達の思いが出ているかどうか、そういうことをチェックしながらまとめていくと言うことだと思うんですね」
「私が今日、感じたのは船会社からは事業会社というところはこういうことを検討するんだな、というところはわかりましたけれど、後半の田原さんが提案されたのはわかりますが、事業主体はどこなのか、ここがやるんだよというのが見えなかったからこの両案をどのようにまとめるとして集約すればいいかな・・・ということで田原さんの中で事業主体を誰にするのかを言ってもらうとまとまってくるのではないかと思うんですよね」
「賛成反対をここで決めるところじゃないんですよ」
「賛成反対の人達が何を気にしているか、それはどのぐらい重たいものなのか、それをみんなで共感しよう、表明しよう、というためにやっていると思うんですよね」
奄美の自然を守る会 田原氏・・・「再度申し上げますけれど、私としては一任されたら船会社さんも呼んでくる用意はあるんですけれど、その前にやっておきたいことは、この7原則をもう一度皆さんにちゃんと読んでいただいて、質問があれば質問をしてほしいぐらいなんですよ」
「これがどういうことかいまいちわからない、とかですね。私としてはこれを先にやってもらいたい。じゃないと前に進めません」
宮廻検討協議会委員長・・・「この7原則についてここで議論・・・」
奄美の自然を守る会 田原氏・・・「ええ、ちゃんと皆さんに読んでいただければと思います」
宮廻検討協議会委員長・・・「それが田原さんの要望ですね」
西検討協議会副委員長・・・「一応、今日はクルーズ船寄港地についての企画提案についてのご説明だったと思うのですが、私が気にかかったのは前半の部分は、ある程度コンセプトを説明されて、具体的なプランは地元と協議される話でありますが、先が見えそうなプランであったと思うのですが、二番目の田原委員のは基本的な守るべき概念のご説明があり、そこから先、西古見が具体的にどういうふうになるかということと、逆にもうひとつその先でどなたが担当するのかということが難しくて、企画提案という意味では、私自身が理解度が低かったんで、どこが最終的な企画になっているのかよくわからないというところがありまして、この委員会ではメリット、デメリットを含めて色々まとめる必要があるかと思いますが、そこで少し田原委員のことについては、企画提案という意味で、もう少しよくわかるような事業説明があると、聞く方としては理解できるような気がしましたけれど、メリット、デメリットをまとめると言われたとき、難しいような感じがしました」
宮廻検討協議会委員長・・・「それと今日、船社のプレゼンがあったという経緯からすれば、いろいろ議論をしていても具体的なことが何もわからないという風なことで、けれど、具体的なことと言ったって、国交省の人がやるわけじゃないし、町の人がやるわけじゃないから、じゃあ一般的に船会社が、こういうことをやる場合、クルーズ船の寄港地と言った場合、どんな風にやるのかといったようなことを聞いてみよう、ということで、開催したわけですよね」
「で、それがそのまあ、公募でどこが手をあげるか、といったら、今日来たところが、1社で、その前に田原さんが自分もこういう案がある、と、いうようなことだったから、じゃあ、説明を、プレゼンをしてください、と、いうことでふたつのプレゼンということになったんですよね」
「だから、その経緯は経緯です」
「そういう流れの中で、進めているということはご理解いただきたいと思います。それでですね、時間も、もう」
商工会 政岡氏・・・「今日お話しを聞いたところ、最初のロイヤルの方が土地を借りると言う話をされたと思うんですが、確かにイチ地域からあんまり人が出てこない場合、町にどれだけメリットがあるか、となった時に、どういう風な瀬戸内町に経済効果があるのかを、たぶんアバウトだと思うんですけれども、そういうことは出すことはできないかということがちょっと疑問だと思ったことと」
「もうひとつ、今回のロイヤルさんの提案と田原さんの提案って両方、並列してできそうな気がしたんですけれど、あのなぜ、両方を一緒にやろうという風にならないのかがちょっと疑問に思ったということを、どれが、何が悪いのかをちょっとこう出して頂いて、みんながこう話し合いを進めていくというのはどうかな、と思ったんですが」
宮廻検討協議会委員長・・・「経済効果の数字ということについては、ちょっと実際にどういう風な形にして契約するのか、ある程度の経済循環、それを推測するような場所がない」
「やっぱりああいうところではそれはなかなか出せないと思います」
「それと一緒にやるという件には大友先生が何かあるんじゃないですか」
九州大学名誉教授 信友氏・・・「これを思いついた。私だったらロイヤルカリビアンを事業主体にする。しかし、この提案を丸のみにしてビジネス提案をしなさい、と言います」
久保委員・・・「もともとね、こう言った問題は企画課、町長がもんで、それから我々の所に来るという話ならわかりますよ。(途中聞き取れず)そういった点を企画課長、しっかりしてくださいよ。」
「皆さんが中心となって町長とやってください。それが本当なんです」
「こういった段階じゃないんです。僕らはこうして龍郷の情報を持っているんですよ。そうやって情報をとりつつ、やっていかなきゃいけない」
宮廻検討協議会委員長・・・「もう七時半になりましたのでこれで打ち切らせていただきます」
「今日のプレゼンとこれまでの議論というものを事務局のほうでまとめてもらいます。そして、今後どうするかということは検討させてください」
「その上でまたどのような形で出すか第4回のこの検討会を持てるか、ということをまた皆さまに議長のほうを通じてしたいと思いますので、これでよろしいですか?」
久保委員・・・「企画課長、言わせてください。私はこれ龍郷のを持っているんですよ。皆さんが情報をとって、どうか町長、とやらなくてどうするんですか」
「龍郷の情報は持ってるんです」
宮廻検討協議会委員長・・・「それでは、そういうことでよろしくお願いいたします」
【書き起こし終了】
なるほど・・・・・
まず感じたことは瀬戸内町企画課 眞地課長の冒頭のこの言葉・・・・・
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「私も私自身全力をあげて、町のため、町民のためと全力の思いで担当しているところでございます」
「その中で、この場での議論も通じまして、まあ、いろんな問題点、課題等がございます。この検討協議会の本来の主旨でございますあり方を問題課題等を出しながら、ひとつひとつ丁寧に解決していくことが大事なのではと」
「我々としてはまず、いろんな議論があるかと思いますが、まず真実をひとつひとつ確認しながらですね、丁寧に進めていきたいと考えております」
・・・・・・・・・・
眞地課長さんがおっしゃるには「その中で、この場での議論も通じまして、まあ、いろんな問題点、課題等がございます。この検討協議会の本来の主旨でございますあり方を問題課題等を出しながら、ひとつひとつ丁寧に解決していくことが大事なのではと」
「我々としてはまず、いろんな議論があるかと思いますが、まず真実をひとつひとつ確認しながらですね、丁寧に進めていきたいと考えております」と述べている。
課長さんは「まず真実をひとつひとつ確認しながら・・・」とおっしゃっているが、まずは彼と鎌田町長にとっての「真実」の定義が定かでない以上、いくら議論を重ねようとも最終的にはどうとでも解釈?逃げられる?危険性がある。
そもそもこの場面で「真実」というワードを使うこと自体不可解だ。
例えば・・・瀬戸内町の西古見地区にチャイナタウンを作るプランがあるとのことだが、このプランについて意見を述べることは無意味な議論になるのでは?と心配になる。
当然そのような話(チャイナタウン)が浮上すれば議論しなくてはならないが、課長が言うところの「真実」とは何かを考えた時、未だ確定していないチャイナタウン構想は「真実」とは言い難いので、とりあえずは話は聞きますが、こちらからの発言は控えさせていただきます・・・要するに真実についての質問でない限り回答いたしません!ってな論法で「議論はしません」すべてスルー致しますとなりゃ〜しないか?
疑って申し訳ないが疑わずにはいられない。
そりゃそうだよね!
当初からの流れを考えると町側である鎌田町長の言葉を信じる訳にはいかない。
脇目も振らずネコまっしぐら的なのりで大型クルーズ船寄港地誘致を推し進めようとしていたことは周知の事実。
事あるごとに「国策だから要望書出して下さい!土俵に立たせて下さい」みたいな話をしていたことも事実。
正直言ってマヌケな話。
首長や役所の担当者が公の場で「要望書を出して下さい!」などとお願いするなんてマジうける。
要望書ってのは市民が自主的に行政に提出するものであって、行政が受け取る文書を市民に提出してね!って頼むこと自体ちゃんちゃら可笑しい。
「要望書提出の依頼」イコール「誘致ありき」「茶番劇」とも解釈出来るのでは?
ボク的には検討協議会開催の趣旨は「町民の意見をきちんと聞きましたよ!議論しましたよ!有識者も交えての検討協議会でしたよ!」的な既成事実を作るための儀式だと思っている。
1回目の儀式が町政懇談会。
2回目の儀式が検討協議会。
少なくとも瀬戸内町と国交省の間では誘致に向けてのスケジュール的なやり取りはなされているはずだ。
見通し(スケジュール)も決まっていないのに東京くんだりから国のお役人さんが検討協議会に参加するはずがない。
流れを確認しに来ているに決まっている。
とにかく全てが胡散臭い。
話を胡散臭くしてしまったのは鎌田町長。
彼等の勇み足ともとれる当初の行動が町民に不信感を持たせてしまった。
あと・・・海を守る会副代表 畑氏の発言で重要と思われる点は以下のとおり。
◎「ロイヤルカリビアンさんがちゃんとした説明をして、プレゼンをして、西古見にとっていいのか悪いのかということを判断して初めて、要望書をあげるのが筋じゃないかなと思います」
◎「町長が皆さんに喋られたこと。とにかく、これは国策であります。土俵に立たせてくれ。県と国と。だから、土俵に立つために要望書を制作させてくれ。内容はまだわかりません、とはっきり何度も申し上げております」(注・「それに対して、要望書を(町の経済)4団体、皆さんが協議をする内容もわからずに、とりあえず町が言っていることだ、国策だ、ということで要望書をいったんあげました)
◎「これはあくまでも大変なことになります。集落に立ち入りもできなくなることもあります」「先ほど、すごい違和感を感じました」「集落に迷惑にならないように自然の壁を作ります。どういうことでしょうか?」
◎「あの船の中には映画館もあり、プールもある。レストランもある。奄美大島に来るわけじゃない。爆買いをするところは失礼だけどミドリ薬局しかない。ミドリ薬局に、5000人が一瞬で行ったらどうなる?」「それをつつかれないように町には来ません、と言いました。じゃあ、どうやって町にお金が落ちるんですか」
◎「あと、町だけの問題じゃなくて、世界自然遺産の登録、昨日ありました」「はっきり言ってこの件はこの会だけで決められる問題ではないと思います」
「あと、国防の問題でもあります。中国の船が来るんです。何千人も。それに対して自衛隊が今、基地を作っています。目と鼻の先に中国の船が来るんです。これは防衛省はどう思っているのでしょうか?」
「あと、環境省はどう思っているのでしょうか?」
「政府としてはこの三か所で、世界自然遺産、環境省と話し合いがあった中で、この話が進んでいるのかどうか、これが疑問だと思います」
・・・・・・・・・・
課長さんは「ひとつひとつ丁寧に解決していくことが大事」と明言していたが、鎌田町長と課長さんは畑氏の疑問について答えることが出来るのでしょうか?
答えることなど出来ません。
何故なら、カリビアン社の西古見プランを否定することになるからです。
最後の最後は「国策」「瀬戸内町が抱える問題を打破するためにも誘致を決断しました」と、胸を張って言い出すに違いない。
まぁ〜そもそも既に結論ありきの話し合いだと思っていたから今さら何を言われようが驚きはしないが、仮に誘致が決まるようなことになればそれこそ瀬戸内町は自衛隊とチャイナタウンが融合した不思議な町になるだろう。
次回へ続く。
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Click→→鹿児島県 奄美大島 大型クルーズ船寄港地関連・過去記事一覧
前回同様 第3回クルーズ船寄港地に関する検討協議会・YouTube・NO3を書き起こしてみました。
書き起こし文書につき聞き取り不明瞭な部分については割愛させていただきます。
Click→→2019/2/8・第3回瀬戸内町 クルーズ船寄港地に関する検討協議会・その1・・予想どおりの茶番劇!鹿児島県 大型クルーズ船寄港地関連
また、誤記等あるかとは思います、多少の誤記についてはご理解下さい。
お時間がある方は下記リンクをクリックしご覧になって下さい。
Click→→2019/2/2・第3回クルーズ船寄港地に関する検討協議会・NO3
開催日2019年2月2日
第3回クルーズ船寄港地に関する検討協議会
YouTubeその3書き起こし
企画課眞地課長・・・「私も私自身全力をあげて、町のため、町民のためと全力の思いで担当しているところでございます」
「その中で、この場での議論も通じまして、まあ、いろんな問題点、課題等がございます。この検討協議会の本来の主旨でございますあり方を問題課題等を出しながら、ひとつひとつ丁寧に解決していくことが大事なのではと」
「我々としてはまず、いろんな議論があるかと思いますが、まず真実をひとつひとつ確認しながらですね、丁寧に進めていきたいと考えております」
鹿児島大学名誉教授 宮廻(検討協議会委員長)・・・「それではですね、次回、第四回の議題をですね、何かご意見を」【注・以降は宮廻検討協議会委員長と表記】
海を守る会副代表 畑氏・・・「今日、先ほどのプレゼンテーションでわかったことは何かと言いますと、まるっきり龍郷町の時と話は一緒で、設計図から何から龍郷の時は全部見てました」
「要は西古見にチャイナタウンを作る、これがもう確実な話です」
「これは本当にもう困った話で、最初から言いますと、当然反対されるわけです」
「ロイヤルカリビアンではないのかな、と我々は考えていたわけです。で、ただ、それぞれの私の海を守る会という立場から話すと、この話がスタートしたのが(2017年)8月15日。西古見の集落の説明会からスタートしました。で、そのあと、ずっと町としましては、一年半、さっき澤議員がおっしゃられたように、「内容はわからない」と・・・」
「とにかく、マイナスは考えないで、これは国交省、要は国の国策だから、皆さんサインしてくれ、というようなところからスタートしています」
「内容が初めてわかったのは今日です」
「どういうことをやろうとしているのか、どうして隠しているのか。話したら皆に反対されるからですよ」
「ですから、それについて、国交省の方と町役場にお聞きしたいことがあるんですね」
「国策、国策って言って我々、何回もいろんな集落で説明会を聞きまして、最終的にはこれは国策です。国策というのはこれ、やらなきゃいけないってことですか?国交省の方に聞きたいです。まずひとつ」
国交省クルーズ振興課・・・「クルーズの振興ということで国土交通省としては進めたい、政府全体として観光立国と言うなかで2020年500万人の訪日観光客を目指すという意味で、クルーズ振興というのは国策だと考えております」
「ただ、それを個別のことについて我々が強制するとかそういうことではありません」
「あくまでも地元・瀬戸内町がこのプロジェクトをやるという判断をしていただければ、それは我々としても応援するということで、我々のほうからこれを瀬戸内町に絶対やりなさいと強制することはございません」
海を守る会副会長 畑氏・・・「ありがとうございます」
「では、町に対してお伺いしたいのですが、国策という言葉はこれをもって使わないでください」
「もうひとつ一番肝心な話は国策という言葉と、西古見集落の要望がいまだにあるんでその要望を聞くため、何度も何度もその話でやってきております。それを再確認させていただきたい」
「この説明、これでロイヤルカリビアンさんがちゃんとした説明をして、プレゼンをして、西古見にとっていいのか悪いのかということを判断して初めて、要望書をあげるのが筋じゃないかなと思います」
「ですから、今、その要望が生きているのかどうか。このへんが住民の方々が、すごい気にしているところです」
「それで一番当時の集落の説明会、議事録が全部残っています。町長が皆さんに喋られたこと。とにかく、これは国策であります。土俵に立たせてくれ。県と国と。だから、土俵に立つために要望書を制作させてくれ。内容はまだわかりません、とはっきり何度も申し上げております」
「それに対して、要望書を(町の経済)4団体、皆さんが協議をする内容もわからずに、とりあえず町が言っていることだ、国策だ、ということで要望書をいったんあげました」
「そこで、これはおかしいだろ、と。土俵っていうのは、住民があってしかり」
「今、国交省の方が言いました。あくまでも、我々の自治体の中でこういうことは決めなきゃいけない。それが無視されたわけです。要するに住民には何もわからずに要望書が県と国、そして町、それだけで話し合おうとしていたわけです」
「その内容が一年半、ずっと続いていたわけです」
「やっと、どこの企業かわかりました。この企画が結局、龍郷町の企画であったことがわかったんです」
「これからが土俵になると思います」
「それで各団体のトップの方々が、これが経済効果として本当にあるのかどうか。我々も一年間、ずっと調べてまいりました」
「これはあくまでも大変なことになります。集落に立ち入りもできなくなることもあります」
「先ほど、すごい違和感を感じました」
「集落に迷惑にならないように自然の壁を作ります。どういうことでしょうか?」
「あの船の中には映画館もあり、プールもある。レストランもある。奄美大島に来るわけじゃない。爆買いをするところは失礼だけどミドリ薬局しかない。ミドリ薬局に、5000人が一瞬で行ったらどうなる?」
「それをつつかれないように町には来ません、と言いました。じゃあ、どうやって町にお金が落ちるんですか。そのへんを踏まえてひとつ、元の話に戻すと、今日、(西古見の)区長さんがいらしてます。区長さんとしては要望書がこのままあげっぱなしでよろしいのでしょうか?」
「我々としては町は要望書がある以上、ちゃんと前に話を進めます、となっていますが、この辺を再確認させていただきたい」
「あと、町だけの問題じゃなくて、世界自然遺産の登録、昨日ありました」
「はっきり言ってこの件はこの会だけで決められる問題ではないと思います」
「あと、国防の問題でもあります。中国の船が来るんです。何千人も。それに対して自衛隊が今、基地を作っています。目と鼻の先に中国の船が来るんです。これは防衛省はどう思っているのでしょうか?」
「あと、環境省はどう思っているのでしょうか?」
「政府としてはこの三か所で、世界自然遺産、環境省と話し合いがあった中で、この話が進んでいるのかどうか、これが疑問だと思います。すいません、長くなりました」
宮廻検討協議会委員長・・・「あの、この会で決めることではない、この会でやる、やらないと決めようとは考えておりません」
「どういう問題があってどうなのか、ということをちゃんと客観的にですね、整理して、そして客観的に今クルーズ船を取り巻く状況というのはこういうことで、こういう問題があります、こういうプラス効果も考えられます、という風なことでとりまとめをするならしようかな、皆さんが反対だっていうんだったらその場合にはそのようにまとめるしかしょうがないですね」
「だけど今まで聞いてみると、賛成という風な方もおられるので、両方の意見を聞いて、それをどのような形で取りまとめるか、ということになるわけですよね」
「だから、ここでやるって決めて、それで進めていくなんてことはちょっと無理でしょう」
「だから、ここではやると決める、住民の代表とかそういう人たちが、やると決めるかどうかの基本となるようなものをまとめられればいいな、というところなんです」
久保委員・・・「この会は反対賛成というものではない」
「それから100回の審議会議よりもまずひとつの実行」
「これが企画立案をしてこれを町長に言い、町長がどうかということ」
「そして町長が決定し、こうしますがどうですか、と聞くのがいいのでは」
「あまり我々が出しゃばってはいかんのでは。100回審議するよりもというところです。以上」
九州大学名誉教授 信友氏・・・「協議会も一回目から確認しながら来ましたけど、僕はクルーズ基地がここにできるということはどういう問題があるかということと、どういう要望を出すかということを集約する場所だったはずですよ」
「決めるのはここじゃありません。決めるのは議会と議長、そして国交省ですよ。我々は賛成か反対かじゃないんですよ」
「今ありましたように、じゃあ西古見にどういう要望があるか、その要望書は本当に西古見の人達の思いが出ているかどうか、そういうことをチェックしながらまとめていくと言うことだと思うんですね」
「私が今日、感じたのは船会社からは事業会社というところはこういうことを検討するんだな、というところはわかりましたけれど、後半の田原さんが提案されたのはわかりますが、事業主体はどこなのか、ここがやるんだよというのが見えなかったからこの両案をどのようにまとめるとして集約すればいいかな・・・ということで田原さんの中で事業主体を誰にするのかを言ってもらうとまとまってくるのではないかと思うんですよね」
「賛成反対をここで決めるところじゃないんですよ」
「賛成反対の人達が何を気にしているか、それはどのぐらい重たいものなのか、それをみんなで共感しよう、表明しよう、というためにやっていると思うんですよね」
奄美の自然を守る会 田原氏・・・「再度申し上げますけれど、私としては一任されたら船会社さんも呼んでくる用意はあるんですけれど、その前にやっておきたいことは、この7原則をもう一度皆さんにちゃんと読んでいただいて、質問があれば質問をしてほしいぐらいなんですよ」
「これがどういうことかいまいちわからない、とかですね。私としてはこれを先にやってもらいたい。じゃないと前に進めません」
宮廻検討協議会委員長・・・「この7原則についてここで議論・・・」
奄美の自然を守る会 田原氏・・・「ええ、ちゃんと皆さんに読んでいただければと思います」
宮廻検討協議会委員長・・・「それが田原さんの要望ですね」
西検討協議会副委員長・・・「一応、今日はクルーズ船寄港地についての企画提案についてのご説明だったと思うのですが、私が気にかかったのは前半の部分は、ある程度コンセプトを説明されて、具体的なプランは地元と協議される話でありますが、先が見えそうなプランであったと思うのですが、二番目の田原委員のは基本的な守るべき概念のご説明があり、そこから先、西古見が具体的にどういうふうになるかということと、逆にもうひとつその先でどなたが担当するのかということが難しくて、企画提案という意味では、私自身が理解度が低かったんで、どこが最終的な企画になっているのかよくわからないというところがありまして、この委員会ではメリット、デメリットを含めて色々まとめる必要があるかと思いますが、そこで少し田原委員のことについては、企画提案という意味で、もう少しよくわかるような事業説明があると、聞く方としては理解できるような気がしましたけれど、メリット、デメリットをまとめると言われたとき、難しいような感じがしました」
宮廻検討協議会委員長・・・「それと今日、船社のプレゼンがあったという経緯からすれば、いろいろ議論をしていても具体的なことが何もわからないという風なことで、けれど、具体的なことと言ったって、国交省の人がやるわけじゃないし、町の人がやるわけじゃないから、じゃあ一般的に船会社が、こういうことをやる場合、クルーズ船の寄港地と言った場合、どんな風にやるのかといったようなことを聞いてみよう、ということで、開催したわけですよね」
「で、それがそのまあ、公募でどこが手をあげるか、といったら、今日来たところが、1社で、その前に田原さんが自分もこういう案がある、と、いうようなことだったから、じゃあ、説明を、プレゼンをしてください、と、いうことでふたつのプレゼンということになったんですよね」
「だから、その経緯は経緯です」
「そういう流れの中で、進めているということはご理解いただきたいと思います。それでですね、時間も、もう」
商工会 政岡氏・・・「今日お話しを聞いたところ、最初のロイヤルの方が土地を借りると言う話をされたと思うんですが、確かにイチ地域からあんまり人が出てこない場合、町にどれだけメリットがあるか、となった時に、どういう風な瀬戸内町に経済効果があるのかを、たぶんアバウトだと思うんですけれども、そういうことは出すことはできないかということがちょっと疑問だと思ったことと」
「もうひとつ、今回のロイヤルさんの提案と田原さんの提案って両方、並列してできそうな気がしたんですけれど、あのなぜ、両方を一緒にやろうという風にならないのかがちょっと疑問に思ったということを、どれが、何が悪いのかをちょっとこう出して頂いて、みんながこう話し合いを進めていくというのはどうかな、と思ったんですが」
宮廻検討協議会委員長・・・「経済効果の数字ということについては、ちょっと実際にどういう風な形にして契約するのか、ある程度の経済循環、それを推測するような場所がない」
「やっぱりああいうところではそれはなかなか出せないと思います」
「それと一緒にやるという件には大友先生が何かあるんじゃないですか」
九州大学名誉教授 信友氏・・・「これを思いついた。私だったらロイヤルカリビアンを事業主体にする。しかし、この提案を丸のみにしてビジネス提案をしなさい、と言います」
久保委員・・・「もともとね、こう言った問題は企画課、町長がもんで、それから我々の所に来るという話ならわかりますよ。(途中聞き取れず)そういった点を企画課長、しっかりしてくださいよ。」
「皆さんが中心となって町長とやってください。それが本当なんです」
「こういった段階じゃないんです。僕らはこうして龍郷の情報を持っているんですよ。そうやって情報をとりつつ、やっていかなきゃいけない」
宮廻検討協議会委員長・・・「もう七時半になりましたのでこれで打ち切らせていただきます」
「今日のプレゼンとこれまでの議論というものを事務局のほうでまとめてもらいます。そして、今後どうするかということは検討させてください」
「その上でまたどのような形で出すか第4回のこの検討会を持てるか、ということをまた皆さまに議長のほうを通じてしたいと思いますので、これでよろしいですか?」
久保委員・・・「企画課長、言わせてください。私はこれ龍郷のを持っているんですよ。皆さんが情報をとって、どうか町長、とやらなくてどうするんですか」
「龍郷の情報は持ってるんです」
宮廻検討協議会委員長・・・「それでは、そういうことでよろしくお願いいたします」
【書き起こし終了】
なるほど・・・・・
まず感じたことは瀬戸内町企画課 眞地課長の冒頭のこの言葉・・・・・
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「私も私自身全力をあげて、町のため、町民のためと全力の思いで担当しているところでございます」
「その中で、この場での議論も通じまして、まあ、いろんな問題点、課題等がございます。この検討協議会の本来の主旨でございますあり方を問題課題等を出しながら、ひとつひとつ丁寧に解決していくことが大事なのではと」
「我々としてはまず、いろんな議論があるかと思いますが、まず真実をひとつひとつ確認しながらですね、丁寧に進めていきたいと考えております」
・・・・・・・・・・
眞地課長さんがおっしゃるには「その中で、この場での議論も通じまして、まあ、いろんな問題点、課題等がございます。この検討協議会の本来の主旨でございますあり方を問題課題等を出しながら、ひとつひとつ丁寧に解決していくことが大事なのではと」
「我々としてはまず、いろんな議論があるかと思いますが、まず真実をひとつひとつ確認しながらですね、丁寧に進めていきたいと考えております」と述べている。
課長さんは「まず真実をひとつひとつ確認しながら・・・」とおっしゃっているが、まずは彼と鎌田町長にとっての「真実」の定義が定かでない以上、いくら議論を重ねようとも最終的にはどうとでも解釈?逃げられる?危険性がある。
そもそもこの場面で「真実」というワードを使うこと自体不可解だ。
例えば・・・瀬戸内町の西古見地区にチャイナタウンを作るプランがあるとのことだが、このプランについて意見を述べることは無意味な議論になるのでは?と心配になる。
当然そのような話(チャイナタウン)が浮上すれば議論しなくてはならないが、課長が言うところの「真実」とは何かを考えた時、未だ確定していないチャイナタウン構想は「真実」とは言い難いので、とりあえずは話は聞きますが、こちらからの発言は控えさせていただきます・・・要するに真実についての質問でない限り回答いたしません!ってな論法で「議論はしません」すべてスルー致しますとなりゃ〜しないか?
疑って申し訳ないが疑わずにはいられない。
そりゃそうだよね!
当初からの流れを考えると町側である鎌田町長の言葉を信じる訳にはいかない。
脇目も振らずネコまっしぐら的なのりで大型クルーズ船寄港地誘致を推し進めようとしていたことは周知の事実。
事あるごとに「国策だから要望書出して下さい!土俵に立たせて下さい」みたいな話をしていたことも事実。
正直言ってマヌケな話。
首長や役所の担当者が公の場で「要望書を出して下さい!」などとお願いするなんてマジうける。
要望書ってのは市民が自主的に行政に提出するものであって、行政が受け取る文書を市民に提出してね!って頼むこと自体ちゃんちゃら可笑しい。
「要望書提出の依頼」イコール「誘致ありき」「茶番劇」とも解釈出来るのでは?
ボク的には検討協議会開催の趣旨は「町民の意見をきちんと聞きましたよ!議論しましたよ!有識者も交えての検討協議会でしたよ!」的な既成事実を作るための儀式だと思っている。
1回目の儀式が町政懇談会。
2回目の儀式が検討協議会。
少なくとも瀬戸内町と国交省の間では誘致に向けてのスケジュール的なやり取りはなされているはずだ。
見通し(スケジュール)も決まっていないのに東京くんだりから国のお役人さんが検討協議会に参加するはずがない。
流れを確認しに来ているに決まっている。
とにかく全てが胡散臭い。
話を胡散臭くしてしまったのは鎌田町長。
彼等の勇み足ともとれる当初の行動が町民に不信感を持たせてしまった。
あと・・・海を守る会副代表 畑氏の発言で重要と思われる点は以下のとおり。
◎「ロイヤルカリビアンさんがちゃんとした説明をして、プレゼンをして、西古見にとっていいのか悪いのかということを判断して初めて、要望書をあげるのが筋じゃないかなと思います」
◎「町長が皆さんに喋られたこと。とにかく、これは国策であります。土俵に立たせてくれ。県と国と。だから、土俵に立つために要望書を制作させてくれ。内容はまだわかりません、とはっきり何度も申し上げております」(注・「それに対して、要望書を(町の経済)4団体、皆さんが協議をする内容もわからずに、とりあえず町が言っていることだ、国策だ、ということで要望書をいったんあげました)
◎「これはあくまでも大変なことになります。集落に立ち入りもできなくなることもあります」「先ほど、すごい違和感を感じました」「集落に迷惑にならないように自然の壁を作ります。どういうことでしょうか?」
◎「あの船の中には映画館もあり、プールもある。レストランもある。奄美大島に来るわけじゃない。爆買いをするところは失礼だけどミドリ薬局しかない。ミドリ薬局に、5000人が一瞬で行ったらどうなる?」「それをつつかれないように町には来ません、と言いました。じゃあ、どうやって町にお金が落ちるんですか」
◎「あと、町だけの問題じゃなくて、世界自然遺産の登録、昨日ありました」「はっきり言ってこの件はこの会だけで決められる問題ではないと思います」
「あと、国防の問題でもあります。中国の船が来るんです。何千人も。それに対して自衛隊が今、基地を作っています。目と鼻の先に中国の船が来るんです。これは防衛省はどう思っているのでしょうか?」
「あと、環境省はどう思っているのでしょうか?」
「政府としてはこの三か所で、世界自然遺産、環境省と話し合いがあった中で、この話が進んでいるのかどうか、これが疑問だと思います」
・・・・・・・・・・
課長さんは「ひとつひとつ丁寧に解決していくことが大事」と明言していたが、鎌田町長と課長さんは畑氏の疑問について答えることが出来るのでしょうか?
答えることなど出来ません。
何故なら、カリビアン社の西古見プランを否定することになるからです。
最後の最後は「国策」「瀬戸内町が抱える問題を打破するためにも誘致を決断しました」と、胸を張って言い出すに違いない。
まぁ〜そもそも既に結論ありきの話し合いだと思っていたから今さら何を言われようが驚きはしないが、仮に誘致が決まるようなことになればそれこそ瀬戸内町は自衛隊とチャイナタウンが融合した不思議な町になるだろう。
次回へ続く。
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過去の加計呂麻伐採問題を振り返る!この変貌ぶりには笑うしかない・・・その場その場で考え方が七変化する議員さんたちの巻【鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町 大型クルーズ船寄港地誘致問題】
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何の気なしに調べていたらとあるブログに目が留まった。
ブログタイトルは「~加計呂麻の自然を守ろう~森林伐採に反対する加計呂麻住民の会」。
皆さんは奄美大島 瀬戸内町の加計呂麻の森林の半分以上を伐採し事業を展開しようとした加計呂麻伐採問題を覚えていらっしゃいますか?
ボク自身は記憶になかったため、とりあえずブログ記事に目を通してみました。
ブログを読んで見たところ・・・過去に加計呂麻島のチップ工場建設及び森林伐採に関する問題があったんだなぁ〜ということが判明。
・・・・・
ブログ冒頭にこう記されています。
「島内のすべての集落に影響のある問題にもかかわらず、水面下で進められていたこの計画が表面化して約一ヶ月が経過し・・・・・」
どこかで聞き覚えのあるフレーズですよね。
島内のすべての集落に影響のある問題・・・
水面下で進められていたこの計画?・・・
まるで現在問題となっている大型クルーズ船寄港地誘致問題とダブって見えるのはボクだけでしょうか?
本来であれば議会録を開示請求し確認したいところですが、開示請求決定まで時間がかかることからとりあえず今回はブログに書かれている内容をもとに当時の議員さんたちの発言を振り返ってみることにしました。
【注・記事が更新されていないことからリンク転載の許可を得ることが出来ませんでしたが、今回は現在瀬戸内町が抱えている問題とリンクする部分があるため転載することにしました】
Click→→~加計呂麻の自然を守ろう~森林伐採に反対する加計呂麻住民の会・2010/3/22・瀬戸内町議会一般質問の要約・その1(3月10日分)
【~加計呂麻の自然を守ろう~森林伐採に反対する加計呂麻住民の会・2010/3/22・瀬戸内町議会一般質問の要約・その1(3月10日分)より転載】
3月10日に行われた瀬戸内町議会一般質問の要約がまとまりましたので掲載します。
この日、チップ工場及び森林伐採に関して質問した議員は2名。
質問と発言の要約は以下の通りです。
【瀬戸内町議会一般質問の要約・その1(3月10日分)】
【林健二議員】
◎チップ工場について、現在の状況と今後の対応策は。島を二分するような対立構造を激化させないための、町としての取り組みは。
◎手つかずの自然を丸ごと残したいという考え方と、保護する区域と開発区域に分けて雇用を生み出してほしいという考え方がある。瀬戸内の将来についておおいに議論し思いをぶつけあう、良い機会だと受け止めている。
◎正しい情報を共有するという事が大変重要。
◎町民の不安を取り除くために、事業計画の精査、各審議会への諮問など、ある程度具体的なスケジュールを町民に示す事は難しいのか。
◎雇用の発生による地域経済の浮揚、限界集落などの維持、学校存続や島の活性化などの効果には期待が大きい。一方では自然破壊につながって「にほんの里100選」に選ばれた島としてはそぐわないという意見もある。企業誘致をした結果、観光関連事業者の雇用に打撃を与えかねないという認識も必要である。
◎豊かな自然に魅せられてアイターンをした観光関連事業の方々などの意見に、しっかりと耳を傾けて行かなければならないと思うが、町長の見解は。
【安和弘議員】
◎チップ工場設置、Iターン者を中心に反対署名運動が展開されている事が新聞紙上を賑わしいる事、以上2点についての考えは。
◎Iターン者を中心にした署名活動という事が報じられていたが、従来の加計呂麻の人たちも同じ気持ちなのか疑問である。
◎陳情の主旨である伐採による水源の枯渇、海洋の汚染、漁業への影響について各課に聞きたい。
◎「民間同士の話であるから町に止める権利は無い」いう町の答弁があったが、極論すると正にこの通り。
◎本当に公害の無い企業であるならば、誘致したい。
◎反対されている方も、具体的に何が実際反対なのか。ただ闇雲にもう何か持って来たらとにかく反対では、無我利道場と一緒の事ではないか。
◎加計呂麻の悲哀を知っているのは今のお年寄りの方々と内地の方へ出稼ぎに行った人たち。インターネットは大事な文明の利器だからいいほうに使って頂きたい。使う人の質の問題。
Click→→~加計呂麻の自然を守ろう~森林伐採に反対する加計呂麻住民の会・2010/3/28・瀬戸内町議会一般質問の要約・その2(3月11日分)
【瀬戸内町議会一般質問の要約・その2(3月11日分)】
池田啓一議員
◎反対の方々の署名運動が活発に行われているが、この民意をどのように考えているか。この事業計画の今後の対策は。
◎チップ工場を持ってこようとしたのはいつか。計画書持ってきたのが(1月)29日だから29日しか知らないというのは詭弁。(三島)島民会議が9月に嘆願書まで出している。
◎「民と民の関係なので関係ない」という答弁は納得出来ない。
◎三島島民会議は「加計呂麻の島民が賛同した」と言っている。皆、これに振り回された。三島島民会議なんか加計呂麻に無い。
◎(自分は)産業振興を謳っているので、無闇には反対出来ない。色々勉強した上で反対の立場に立った。
鎌田愛人議員
◎事業計画書の提出日(1月29日)ではなく、この計画自体を町長自身が知ったのはいつか。
◎事業計画書の中に、三島島民会議という組織から町長宛に9月付けの嘆願書が入っている。嘆願書を町長が承知したのはいつか。
◎多くの加計呂麻島、請島、与路島、島民が疑問に思っている点だが、そもそも「加計呂麻島、請島、与路島、三島島民会議」は、どの様な組織なのか。
◎三島島民会議は存在しているのかという事を請島、与路島、加計呂麻島の数名の区長に確認した所、そういう実体が無いという事である。
◎瀬武港に資材を置いたり、山の一部を切り開いたりしたのは、町が知らない中で企業側が勝手にやったという事で間違いないか。
◎これまでの房町長の加計呂麻を想う気持ちと、この計画は、整合性がないのでは。
◎企業側から町有林の売却が申し入れがあった場合、どの様な手順を踏むのか伺いたい。
◎財産処分の条例の、議会の議決があるものないものについての説明を。
◎町や島民に知らせず勝手に物事を進め加計呂麻島を開発しようとする企業進出には、はっきりと反対であるという事を申し上げる。
【向野忍議員】
◎町としての考え方、姿勢、立場を明確に打ち出すべき。
◎三島島民会議からの嘆願書の日付が21年9月で町長宛だが、事業計画書が提出された1月29日に初めて見たという答弁はその通りなのか。
◎各種審議会に諮問してからというのは、審議会の方々に下駄を預けるような形にしか見えない。町長としての基本的な考え方を、町長の言葉で述べて頂きたい。
◎「民と民の契約について法的に止める権利が無い」という答弁は、そうかもしれないが、町はどうするんだという事を、町民は知りたい。行政として傍観するつもりなのか。
◎推進派・反対派と分かれているこの現況の原因は何なのか、町長はどう思うか。
◎企業は、普通ならば地域住民や行政にもきちっと説明して、オープンな形でやるべきだが、企業経験者(向野議員自身)としてこの不手際は納得いかない。今後、自分なりに調査していきたい。
【転載終了・当ブログ管理人が一部加筆訂正】
質疑に対する町側の答弁については割愛させていただきます。
ボクが注目したのは町側の答弁ではなく議員さんたちの質疑内容。
各議員なかなか熱く語ってますよね。
経済の活性化、町の景気浮揚、環境保全、そして民意・・・いつの時代も故郷を思う気待ちに変わりはありません。
先ずは民意、そして故郷を思う気持ち。
現町長の鎌田愛人さんも当時議員として質問しています。
「・・・この計画自体を町長自身が知ったのはいつか・・・」
「これまでの房町長の加計呂麻を想う気持ちと、この計画は、整合性がないのでは」
「町や島民に知らせず勝手に物事を進め加計呂麻島を開発しようとする企業進出には、はっきりと反対であるという事を申し上げる」
当時の問題と大型クルーズ船寄港地誘致問題を同等に考える訳にはいきませんが、ただ思うんですよねぇ〜当初、瀬戸内町が推し進めている大型クルーズ船寄港地誘致もある意味一部町民にしか知らせずコソコソやっていたのではないか?って。
十分に審議を尽くしスタートするならまだしも、国策だとか言って一部地域住民に対し要望書提出をお願いするなど当初の動きは誰の目から見ても不自然極まりない動きだった。
要望書を仕上げる前にすべきことこそ町政懇談会だったのでは?
当時は房町長に対し「整合性がないのでは」とかカッコよく質問していますが、いざ逆の立場になれば・・・鎌田さんこそ整合性がないのでは?とブーメランしちゃいたくなる。
それと・・・「・・・この計画自体を町長自身が知ったのはいつか・・・」って言ってたけど、ボクが町民の声を代弁しましょう!「鎌田町長!カリビアン社が手を挙げることを貴方自身知ったのはいつですか?」
とどめの一発はこれ!
「推進派・反対派と分かれているこの現況の原因は何なのか、町長はどう思うか」
これは名ゼリフww
笑うしかないよね。
「町や島民に知らせず勝手に物事を進め加計呂麻島を開発しようとする企業進出には、はっきりと反対であるという事を申し上げる」と、おっしゃっていたようだが、結局のところ立場が変われば言うこともやることも七変化。
まるでカメレオンだな。
鎌田さんも何故かしら町長になった途端歯切れが悪くなりハッキリ説明出来ない。
何も聞いていない・・・何も話していない・・・何も分からない・・・
何も話さず何も分からない状態でよくまぁ〜県に対し要望書を提出することが出来たよなぁ〜とある意味感心すらする。
まぁ〜メッキが剥げたってことでしょうかね。
それと向野忍議員もよく分かっていらっしゃいます。
「企業は、普通ならば地域住民や行政にもきちっと説明して、オープンな形でやるべきだが、企業経験者(向野議員自身)としてこの不手際は納得いかない。今後、自分なりに調査していきたい」・・・
今回、非公開でのプレゼンテーションが行われました。
企業秘密が云々などとゴージャスな理由を並べ立てているようですが、何らかの研究だとか特許が絡むような開発ならまだしも、ある意味観光事業で秘密にしなきゃならないようなプランが本当にあるのか首を捻りたくなる。
瀬戸内町で観光事業に取り組むならプランをオープンすべきであり、オープンにすることで住民にも知らしめることが出来ると考えられる。
まさに一石二鳥。
現状を見ると、少なくとも自治体側がイニシアチブを握っているとは思えない。
国と船社側に好き勝手やられているような気がする。
鹿児島県に国交省港湾局の職員が出向して来ている。
勿論、クルーズ船担当だ。
しかし、瀬戸内町側はこの担当者とすら大型クルーズ船寄港地誘致に関する話し合いを一度もしたことがないと言っている。
県と瀬戸内町が大型クルーズ船寄港地誘致について話し合いを行なったことがあるか情報開示請求したようだが、話し合いについての文書は1枚も存在しなかった。
1枚どころか1行も出てこなかったそうだ。
そんなバカな話があるだろうか?
とにかく今回の大型クルーズ船寄港地誘致には天の声に近い何かが隠されていると思って間違いないだろう。
天の声の主が誰なのか菅官房長官に聞いてみたいものだ。
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皆さんは奄美大島 瀬戸内町の加計呂麻の森林の半分以上を伐採し事業を展開しようとした加計呂麻伐採問題を覚えていらっしゃいますか?
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・・・・・
ブログ冒頭にこう記されています。
「島内のすべての集落に影響のある問題にもかかわらず、水面下で進められていたこの計画が表面化して約一ヶ月が経過し・・・・・」
どこかで聞き覚えのあるフレーズですよね。
島内のすべての集落に影響のある問題・・・
水面下で進められていたこの計画?・・・
まるで現在問題となっている大型クルーズ船寄港地誘致問題とダブって見えるのはボクだけでしょうか?
本来であれば議会録を開示請求し確認したいところですが、開示請求決定まで時間がかかることからとりあえず今回はブログに書かれている内容をもとに当時の議員さんたちの発言を振り返ってみることにしました。
【注・記事が更新されていないことからリンク転載の許可を得ることが出来ませんでしたが、今回は現在瀬戸内町が抱えている問題とリンクする部分があるため転載することにしました】
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3月10日に行われた瀬戸内町議会一般質問の要約がまとまりましたので掲載します。
この日、チップ工場及び森林伐採に関して質問した議員は2名。
質問と発言の要約は以下の通りです。
【瀬戸内町議会一般質問の要約・その1(3月10日分)】
【林健二議員】
◎チップ工場について、現在の状況と今後の対応策は。島を二分するような対立構造を激化させないための、町としての取り組みは。
◎手つかずの自然を丸ごと残したいという考え方と、保護する区域と開発区域に分けて雇用を生み出してほしいという考え方がある。瀬戸内の将来についておおいに議論し思いをぶつけあう、良い機会だと受け止めている。
◎正しい情報を共有するという事が大変重要。
◎町民の不安を取り除くために、事業計画の精査、各審議会への諮問など、ある程度具体的なスケジュールを町民に示す事は難しいのか。
◎雇用の発生による地域経済の浮揚、限界集落などの維持、学校存続や島の活性化などの効果には期待が大きい。一方では自然破壊につながって「にほんの里100選」に選ばれた島としてはそぐわないという意見もある。企業誘致をした結果、観光関連事業者の雇用に打撃を与えかねないという認識も必要である。
◎豊かな自然に魅せられてアイターンをした観光関連事業の方々などの意見に、しっかりと耳を傾けて行かなければならないと思うが、町長の見解は。
【安和弘議員】
◎チップ工場設置、Iターン者を中心に反対署名運動が展開されている事が新聞紙上を賑わしいる事、以上2点についての考えは。
◎Iターン者を中心にした署名活動という事が報じられていたが、従来の加計呂麻の人たちも同じ気持ちなのか疑問である。
◎陳情の主旨である伐採による水源の枯渇、海洋の汚染、漁業への影響について各課に聞きたい。
◎「民間同士の話であるから町に止める権利は無い」いう町の答弁があったが、極論すると正にこの通り。
◎本当に公害の無い企業であるならば、誘致したい。
◎反対されている方も、具体的に何が実際反対なのか。ただ闇雲にもう何か持って来たらとにかく反対では、無我利道場と一緒の事ではないか。
◎加計呂麻の悲哀を知っているのは今のお年寄りの方々と内地の方へ出稼ぎに行った人たち。インターネットは大事な文明の利器だからいいほうに使って頂きたい。使う人の質の問題。
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【瀬戸内町議会一般質問の要約・その2(3月11日分)】
池田啓一議員
◎反対の方々の署名運動が活発に行われているが、この民意をどのように考えているか。この事業計画の今後の対策は。
◎チップ工場を持ってこようとしたのはいつか。計画書持ってきたのが(1月)29日だから29日しか知らないというのは詭弁。(三島)島民会議が9月に嘆願書まで出している。
◎「民と民の関係なので関係ない」という答弁は納得出来ない。
◎三島島民会議は「加計呂麻の島民が賛同した」と言っている。皆、これに振り回された。三島島民会議なんか加計呂麻に無い。
◎(自分は)産業振興を謳っているので、無闇には反対出来ない。色々勉強した上で反対の立場に立った。
鎌田愛人議員
◎事業計画書の提出日(1月29日)ではなく、この計画自体を町長自身が知ったのはいつか。
◎事業計画書の中に、三島島民会議という組織から町長宛に9月付けの嘆願書が入っている。嘆願書を町長が承知したのはいつか。
◎多くの加計呂麻島、請島、与路島、島民が疑問に思っている点だが、そもそも「加計呂麻島、請島、与路島、三島島民会議」は、どの様な組織なのか。
◎三島島民会議は存在しているのかという事を請島、与路島、加計呂麻島の数名の区長に確認した所、そういう実体が無いという事である。
◎瀬武港に資材を置いたり、山の一部を切り開いたりしたのは、町が知らない中で企業側が勝手にやったという事で間違いないか。
◎これまでの房町長の加計呂麻を想う気持ちと、この計画は、整合性がないのでは。
◎企業側から町有林の売却が申し入れがあった場合、どの様な手順を踏むのか伺いたい。
◎財産処分の条例の、議会の議決があるものないものについての説明を。
◎町や島民に知らせず勝手に物事を進め加計呂麻島を開発しようとする企業進出には、はっきりと反対であるという事を申し上げる。
【向野忍議員】
◎町としての考え方、姿勢、立場を明確に打ち出すべき。
◎三島島民会議からの嘆願書の日付が21年9月で町長宛だが、事業計画書が提出された1月29日に初めて見たという答弁はその通りなのか。
◎各種審議会に諮問してからというのは、審議会の方々に下駄を預けるような形にしか見えない。町長としての基本的な考え方を、町長の言葉で述べて頂きたい。
◎「民と民の契約について法的に止める権利が無い」という答弁は、そうかもしれないが、町はどうするんだという事を、町民は知りたい。行政として傍観するつもりなのか。
◎推進派・反対派と分かれているこの現況の原因は何なのか、町長はどう思うか。
◎企業は、普通ならば地域住民や行政にもきちっと説明して、オープンな形でやるべきだが、企業経験者(向野議員自身)としてこの不手際は納得いかない。今後、自分なりに調査していきたい。
【転載終了・当ブログ管理人が一部加筆訂正】
質疑に対する町側の答弁については割愛させていただきます。
ボクが注目したのは町側の答弁ではなく議員さんたちの質疑内容。
各議員なかなか熱く語ってますよね。
経済の活性化、町の景気浮揚、環境保全、そして民意・・・いつの時代も故郷を思う気待ちに変わりはありません。
先ずは民意、そして故郷を思う気持ち。
現町長の鎌田愛人さんも当時議員として質問しています。
「・・・この計画自体を町長自身が知ったのはいつか・・・」
「これまでの房町長の加計呂麻を想う気持ちと、この計画は、整合性がないのでは」
「町や島民に知らせず勝手に物事を進め加計呂麻島を開発しようとする企業進出には、はっきりと反対であるという事を申し上げる」
当時の問題と大型クルーズ船寄港地誘致問題を同等に考える訳にはいきませんが、ただ思うんですよねぇ〜当初、瀬戸内町が推し進めている大型クルーズ船寄港地誘致もある意味一部町民にしか知らせずコソコソやっていたのではないか?って。
十分に審議を尽くしスタートするならまだしも、国策だとか言って一部地域住民に対し要望書提出をお願いするなど当初の動きは誰の目から見ても不自然極まりない動きだった。
要望書を仕上げる前にすべきことこそ町政懇談会だったのでは?
当時は房町長に対し「整合性がないのでは」とかカッコよく質問していますが、いざ逆の立場になれば・・・鎌田さんこそ整合性がないのでは?とブーメランしちゃいたくなる。
それと・・・「・・・この計画自体を町長自身が知ったのはいつか・・・」って言ってたけど、ボクが町民の声を代弁しましょう!「鎌田町長!カリビアン社が手を挙げることを貴方自身知ったのはいつですか?」
とどめの一発はこれ!
「推進派・反対派と分かれているこの現況の原因は何なのか、町長はどう思うか」
これは名ゼリフww
笑うしかないよね。
「町や島民に知らせず勝手に物事を進め加計呂麻島を開発しようとする企業進出には、はっきりと反対であるという事を申し上げる」と、おっしゃっていたようだが、結局のところ立場が変われば言うこともやることも七変化。
まるでカメレオンだな。
鎌田さんも何故かしら町長になった途端歯切れが悪くなりハッキリ説明出来ない。
何も聞いていない・・・何も話していない・・・何も分からない・・・
何も話さず何も分からない状態でよくまぁ〜県に対し要望書を提出することが出来たよなぁ〜とある意味感心すらする。
まぁ〜メッキが剥げたってことでしょうかね。
それと向野忍議員もよく分かっていらっしゃいます。
「企業は、普通ならば地域住民や行政にもきちっと説明して、オープンな形でやるべきだが、企業経験者(向野議員自身)としてこの不手際は納得いかない。今後、自分なりに調査していきたい」・・・
今回、非公開でのプレゼンテーションが行われました。
企業秘密が云々などとゴージャスな理由を並べ立てているようですが、何らかの研究だとか特許が絡むような開発ならまだしも、ある意味観光事業で秘密にしなきゃならないようなプランが本当にあるのか首を捻りたくなる。
瀬戸内町で観光事業に取り組むならプランをオープンすべきであり、オープンにすることで住民にも知らしめることが出来ると考えられる。
まさに一石二鳥。
現状を見ると、少なくとも自治体側がイニシアチブを握っているとは思えない。
国と船社側に好き勝手やられているような気がする。
鹿児島県に国交省港湾局の職員が出向して来ている。
勿論、クルーズ船担当だ。
しかし、瀬戸内町側はこの担当者とすら大型クルーズ船寄港地誘致に関する話し合いを一度もしたことがないと言っている。
県と瀬戸内町が大型クルーズ船寄港地誘致について話し合いを行なったことがあるか情報開示請求したようだが、話し合いについての文書は1枚も存在しなかった。
1枚どころか1行も出てこなかったそうだ。
そんなバカな話があるだろうか?
とにかく今回の大型クルーズ船寄港地誘致には天の声に近い何かが隠されていると思って間違いないだろう。
天の声の主が誰なのか菅官房長官に聞いてみたいものだ。
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