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第1弾・・鹿児島県知事選挙 備忘録 三反園さん!大丈夫ですか?の巻

【※カテゴリーはタブーに挑戦です】

当初、三反園さん劣勢が伝えられていた鹿児島県知事選挙・・・日を追うごとに状況が一変、蓋を開けてみたら三反園さんの圧勝。

考えてみりゃ~あれだけ強引に物事を推し進めれば誰でも伊藤さんにはウンザリしますよね。

当選当初はおしとやかな伊藤さんでしたが、徐々に物言いまで変わっちゃった。

ここまで態度が変わるものかと・・・まるで人が変わったかのように「傲慢」な人へと変貌を遂げた。

敗戦後ですら自身の業績を振り返り自画自賛する始末。

まぁ~鹿児島県民のふりをした東京人ですから今さらどうでもいいのですが・・・せめて落選後に鹿児島に骨を埋めるくらいのカッコ良さがあったらよかったのになぁ~と思います。

選挙後はさっさと東京に行っちゃう・・・行っちゃうではなく・・・帰っちゃうが正しい表現ですね。

さてさて、今回鹿児島県知事選挙に勝利した三反園さんについてですが・・・気になる点をチョロチョロっと書いて見たいと思います。

ここからの話しは「風の便り」「聞くところによると」「ボクが思うに」的な話だから右の耳から聞いて左の耳へと聞き流して下さい。

まずは、立候補一本化に伴い共産党が推していた「T」(※知事選挙に出馬しなかったためイニシャル)さんが出馬を取り止めましたが、三反園さんはTさん陣営にお金を渡したのでしょうか?

お金って言ってもいろんな種類のお金があります。その中でも注目しているのが、立候補取り止めに伴い既に支出した選挙資金の穴埋め金です。

普通なら選挙取り止めは自己判断かつ自己責任だとは思うのですが、さすが共産党が後押ししただけはあるというか・・・選挙には出なかったが選挙の準備でお金使っちゃいました的な話が市中を飛び交っている。

聞くところによると1千万とか1千2百万だとか・・・

おいおい!準備だけでそんなにお金使ったのかよ!ホンマかいな?

選挙出るときお金預けるってやつ。供託金って言うのかな?選挙出なかったからあのお金も預けなかったのでは?

ポスターも刷ってないだろうし・・・そりゃ~選挙はお金がかかるだろうけど、そこまでお金使ったのかなぁ~って気がしてなりません。

未だに「損失」穴埋めのためカンパ!カンパ!って声かけまくっているようですが・・・

ここで質問!誰とは言いませんがTさん陣営の方々が未だに穴埋めカンパでお金を集めているようですが、三反園さん穴埋めカンパに協力しましたか?

三反園さん!知事!お金渡しましたか?

気になるんだよねぇ~

まぁ~三反園さんの選挙参謀は素晴らしい実績をお持ちの方々ですから、間違っても穴埋めカンパに協力などしていないとは思うのですが・・・

如何でしょうか?

あっ!それと選挙参謀で思い出しましたが、久しぶりにBさんの名前耳にしましたよ!

たしか・・・Bさんは東京に事務所構えてご活躍だったのでは?

Bさんとはお知り合いだったのでしょうか?

Bさんって元代議士秘書でしたよね。

まぁ~顔も広いしいろんな人脈もあるし・・ある意味・・今後・・何が起こるか楽しみだわ(笑)

あっ!それと気になってたことがあります!

三反園さんが当選してからボディーガードっていうのかな?いま流行りの言い方をすればSP?

それっぽい人が三反園さんと歩いてましたが、どこかで見たことあるなぁ~って思ってましたが・・・思い出しましたよ!間違ってたらゴメンよ!

あの人・・・元鹿児島県警にいた人だよね。
こう言っちゃなんですが・・・途中で警察辞めちゃったんじゃなかったっけ?

そんでもって民間の危機管理会社みたいなやつやってたと思うのですが・・・

そりゃ~心配事あるかもしれませんが、いきなりSPつけるの??まるで大臣並ですね。

どうせつけるなら選挙戦の時も横に立たせとけば良かったんじゃないの?誰かに襲われるなら選挙活動中のほうがリスクがあったのではないかと思いますよ。

SPかぁ~

段取りの良さを考えるとBさんのご紹介かな(笑)

ボクみたいに勘ぐる人間は、三反園さんは鹿児島県警をも警戒している・・・だからこそ・・・彼をSPで採用した・・・って気がしちゃいます。

えっ!?SPつけるのが悪いのか?って?

いえいえ!そうじゃありませんよ!

どこの誰を使おうが三反園さんの自由です。ハイ!

ただ・・ただ・・へぇ~・・なるほどねぇ~と思っただけですよ。

誰だったかなぁ~どこぞかの自民党議員が「私は元総理のSPをしていた○○さんと付き合いがあるんだよ!」って凄まれたことがあったなぁ~

ボクが「ちゃんと顧問料払ってるんですか?」「ポケットマネーから支払ってるの?」「まさか政務活動費から払ってるんじゃないですよね?」「それと・・・どこどこ組の誰それを知ってるか!ってチンピラが凄むのと同じ話しに聞こえて気分が悪いんですが何が言いたいのか?」って言ったら黙ってたよ。

議員さんの不正疑惑についての質問をした際のやり取りだったから、誰それを知ってるとか言えば引き下がる(※ビビる・イモをひく)とでも思ったのでしょう。

あ~~アホなボクには自民党の議員さんのカマシは通用しなかった。

SPの話しから昔話へと話がそれちゃいましたが、いずれにせよいきなりSPつけなきゃいけなかったのかなぁ~と違和感を感じる今日この頃でした。

謎?でもう1つ!

三反園さん当選直後に個人事務所出したようですが、何故あのタイミングにバタバタ事務所出したのか?

何故?鴨池なのか?何故?人が立ち寄りやすい低層階の部屋ではなく上層階なのか?(※間違ってたらゴメン!8階か9階だと思うのですが?)

人目を避けるために上層階にしたとか?それとも高いとこが好きなのか?

それともBさんからのご要望?

それとも個人事務所開設の話しは間違った情報?

あ~~~しつこく書いちゃったらストーカー扱いされちゃって告訴されちゃうとヤバいから、エグい話しはこの次に書くとしますか。

気になっちゃう問題があればついつい書いちゃうんだよねぇ~

1円の得にもならないのに・・・これでまたいろんな人に睨まれちゃうよ。

(>_<)


おまけ・・・穴埋めカンパ求めるなら実際に支出した領収書見せるくらいしたがいいかもね。
皆さん!そう思いませんか?

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前略 龍郷町長 徳田康光様

あ~あ~
最初から町民の声を聴けばよかったんだよ~

龍郷町芦徳地区の大型客船寄港地建設計画に民意を無視し簡単に賛成表明しちゃってさぁ~

時には首長が判断しなきゃいけないこともあるかもしれませんが、今回の件は町民に伺いをたてるべきだったと思います。

賛成を撤回したことで多少は非難を回避出来たかもしれませんが、出来ることなら手順を踏み賛成表明すべきでした。

ところで・・・今回、町議にすら意見を求めなかったのかな?仮に数名の町議の意見を参考にし、「これなら行けるぞ!」ってなパターンで賛成表明に踏み切ったなら・・・そりゃ~後押しした議員さんも悪い・・・って言うか・・・嵌められたんじゃないか?そんな気がしてなりません。

えっ?何故?町長の足を引っ張る必要があるのかって?

来月の町議選挙・・・もしくは来年の町長選挙・・・皆さんいろんな思惑があるんじゃないですか?

地方の選挙は土建屋さんが裏で操るって話をよく耳にしますが、龍郷町はどうでしょう?

言いたい放題の土建屋さんに振り回されていませんか?

特定企業に利益を誘導するような町政は必ず身を滅ぼします。

たとえ足を引っ張る奴が出てきても毅然とした態度で挑むべきです。

町民の為の政治を行えば「信頼」を獲得出来るはず。

それと・・・特定企業に利益を誘導するべきではないと申し上げましたが、ちょっと気になることが・・・

地元企業を優先したい気持ちは分かりますが、龍郷町の建設業者に対する格付け調べたら思わず「えっ!?」って思っちゃいました。(※平成28年度 龍郷町建設工事入札参加資格者格付表を参照)

龍郷町外に主たる事業所を有する業者は奄美市の格付けを準用採用しているんですね。

そのやり方ってどうなんだろう。

龍郷町においては地元の3社(浜島産業・南洲建設・中善組)が、土木・建築・管・舗装・水道、いずれもAになっています・・・この3社の県の土木と建築の格付けは以下の通り。

↓↓↓↓↓

◎浜島産業・・土木(C)・・建築(D)

◎南洲建設・・土木(C)・・建築(D)

◎中善組・・・土木(C)・・建築(丸D)

県の格付けはこんな感じですが龍郷町ではオールA~~~~技術者大丈夫かい?

なのに・・・龍郷町外の業者は奄美市の格付けを準用。

なんか違うような気がするんだよね。

不公平っていうか不公正っていうか・・・指名外しなどでお騒がせした過去の苦い経験が生かされてないっていうか・・・

町外業者に対しても龍郷町独自の格付けをつけるべきだと思いますよ。

そうすることで公平かつ公正な格付けが確保されるのではないでしょうか。

あっ!そうそう!町のホームページ見てたら都市再生整備事業のプロポーザルの実施についての記事が出てたけど・・・

この手の事業が一番気をつけなきゃいけないんだよねぇ~

提案が一番優れている事業者を選定するってやつだからさぁ~

ある意味官製談合やり易いだろうからねぇ~

コンサルが決まった時は既に工事の施工業者も決まってるパターンがありますからね(笑)

龍郷町も大和村も怪しさ満点(笑)ドングリの背比べって感じだね。


PS・・・奄美世直し隊さん!コメントありがとうございました。

え~~~~来年の町長選挙の対抗馬が決まっているって本当ですか!

また画策してるのはアノ建設会社ですか(笑)

メジロでチンコロしたり何でもありですね。

また面白い情報宜しくお願い致します!

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【再掲載・平成27年8月22日分】龍郷町長選挙の勝ち組に異変が起きている!?【news告知】+【アクセス数がトップなので永久保存版決定】

【※次回予告!龍郷町に新たな問題!?外国からの客船誘致に動いている?近日公開予定!】

この記事は昨年の8月22日に掲載致しましたが現在もアクセス数がアップしているため永久保存版とします。

今回、地元業者の方だと思われる方から「地元でとても反響があった記事なので、検索しやすいようトップページに再掲載できないでしょうか?」との問い合わせがありました。

当ブログは地域密着型ブログです。これまで同様、今後も地元の小さな声も大事にして行きたいと思います。

【※再々掲載↓↓↓↓↓】

かねてから胡散臭さが満載の龍郷町の入札問題。

ここに来て新たな局面を迎えているとの情報が入った。

その情報とは・・・町長選挙の勝ち組の代表格であるH建設とN建設がトラブっているのではないかというものだ。

「えっ?そりゃ本当かい?」と、誰もが首を捻りたくなる話ではあるが、どうやら単なる噂ではないようだ。

地元の事情通によると「HとN建設は自他共に認める町長選挙の勝ち組です」「今後はこの2社がガッチリ手を組んで龍郷を仕切って行くと囁かれていましたが、どうやら最近になって良好な関係は崩壊したようです」「噂によるとH建設のおこなう裏工作が原因でトラブったのではないかと・・・」

何故?HとN建設がおかしな関係になってしまったのか?

原因は何か?

裏工作とはいったいどういうことなのか?・・・


事情をよく知る地元の関係者いわく、「HとNでは龍郷ではHが力を持っていると言うことさ!」「龍郷で仕事取りたきゃうちをチャーターで使え!使わなきゃ仕事は取れないぞ!と言うのがHの口癖だよ」とのこと。

この疑惑については以前も一度書いたことがあるが、今回またしても同様の話を耳にすることとなった。


さて、今回のトラブルについてここ数日調べてみたところ、HとN建設のトラブルは予想通り仕事の取り合いが原因だということが判明した。

仕事の取り合いが原因ってことは、要するに話し合いが不調に終わったと言うことだろう・・・

談合疑惑の絶えない龍郷なら十分にあり得る話である。

ただの談合なら叩きあいをすれば済むことだが、ことここに及んで仮に官製談合が存在するならば誰も太刀打ち出来ない。

最低制限価格を知る者のみが必ずチャンピオンになるからだ。

龍郷には未だ官製談合の噂が絶えない。

H建設とN建設のトラブルの原因が単なる仕事の取り合いではなく、官製談合が絡むトラブルならそれこそ大事件勃発となる。

この問題については今後も動向を注視すると共に、龍郷町の良識ある方々からのさらなる告発を待ちたいと思う。



龍郷の問題を書いたついでに、もうひとつ気になる龍郷の建設業界のことを書きたいと思う。

建設業界においては、元請けと下請けは長年培った信頼関係で結ばれている。

あそこの会社がこの地域の物件を落札すれば、馴染みの会社を下請で使ったり、チャーターを使ったり・・・まぁ~言ってみりゃ~こんな感じだ。

元請け会社もそんな簡単には下請け会社をコロコロ変えたりはしない。

付き合いの浅い業者を安易に使い労災事故でも起こされたらかなわないからだ。

顔見知りの業者を使ったほうが安心感があることは言うまでもない。

先日、龍郷の入札結果と出入り業者の流れを調べてみたところ、気になる案件が浮上してきた。

奄美市の大手建設がこれまであまり付き合いがないと思われてきたH建設にチャーターの仕事をさせているのだ。

どこに仕事を任せるかは自由であるが、何故?奄美市に本社を構える某大手建設会社はH建設を使ったのか?

H建設と某代議士との関係を考えると・・・

まさかとは思うが・・・某代議士が関係しているのでは・・・?


次回へ続く!


【※龍郷のHやN、某代議士に某大手建設会社、「アルファベット」や「某」が多すぎて混乱すると思いますが、パズルだと思って皆さんなりに解釈して下さい】


それにしても・・・こんな調子じゃHも本当に一人ぼっちになっちゃうんじゃないの?

大手T建設の仕事だけ黙って受けてりゃ~いいものを、よりによってアノ建設会社の仕事を受けちゃうなんて・・・

えっ?意味が分からないって?

そのうち分かる日が必ず来ますよ。

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第8弾!「支離滅裂な言い分」ビルメンテナンス業に関する記事を転載しました

鹿児島県行政庁舎清掃業務入札結果

⚫️平成22年3月26日執行分

石原産業(株)・・・・・・・・・・29,000,000円
(株)エムティビルサービス・・・・31,200,000円
かごしま環境サービス(株)・・・・21,840,000円
鹿児島県ビルメンテナンス協同組合・23,500,000円
(株)九州建物管理サービス(株)・35,000,000円
太平洋システムズ(株)・・・・・・29,700,000円
(株)芙蓉商事・・・・・・・・・・28,500,000円

落札者・・・かごしま環境サービス
落札額・・・22,932,000円

⚫️平成23年3月28日執行分

(株)ビルメン鹿児島・・・・・・・19,600,000円
(有)アラキビル商會・・・・・・・30,000,000円
(株)サニット・・・・・・・・・・失格
鹿児島県ビルメンテナンス協同組合・26,550,000円
(株)ジェイテック・・・・・・・・27,500,000円
(株)総合管理サービス・・・・・・26,900,000円
(株)芙蓉商事・・・・・・・・・・30,000,000円
(株)エムティビルサービス・・・・29,500,000円
太平洋システムズ(株)・・・・・・失格
(株)南和産業・・・・・・・・・・27,800,000円
大成ビルサービス(株)・・・・・・29,000,000円
石原産業(株)・・・・・・・・・・35,000,000円

落札者・・・(株)ビルメン鹿児島
落札額・・・20,580,000円

⚫️平成24年3月22日執行分
(株)ジェイテック・・・・・・・・失格
(株)ビルメン鹿児島・・・・・・・25,000,000円
(株)総合管理サービス・・・・・・17,500,000円
(株)芙蓉商事・・・・・・・・・・35,000,000円
(株)美創産業・・・・・・・・・・17,700,000円
かごしま環境サービス(株)・・・・失格
(株)エム・コーポレーション・・・18,000,000円
太平洋システムズ(株)・・・・・・23,920,000円
(株)エムティビルサービス・・・・28,300,000円
(株)南和産業・・・・・・・・・・26,000,000円
(株)サニット・・・・・・・・・・辞退
石原産業(株)・・・・・・・・・・21,000,000円
鹿児島県ビルメンテナンス協同組合・18,600,000円

落札者・・・(株)総合管理サービス
落札額・・・18,375,000円

⚫️平成25年3月27日執行分

鹿児島県ビルメンテナンス協同組合・20,500,000円
(株)ビルメン鹿児島・・・・・・・22,500,000円
(株)中央ビルサービス・・・・・・22,500,000円
太平洋システムズ(株)・・・・・・22,800,000円
大成ビルサービス(株)・・・・・・23,000,000円
(株)美創産業・・・・・・・・・・23,000,000円
(株)南和産業・・・・・・・・・・23,150,000円
(株)エム・コーポレーション・・・23,200,000円
石原産業(株)・・・・・・・・・・23,700,000円
(株)芙蓉商事・・・・・・・・・・25,000,000円
(株)エムティビルサービス・・・・28,000,000円
(株)サニット・・・・・・・・・・19,000,000円(無効)

落札者・・・鹿児島県ビルメンテナンス協同組合
落札額・・・21,525,000円

⚫️平成26年3月26日執行分

鹿児島県ビルメンテナンス協同組合・21,000,000円
かごしま環境サービス(株)・・・・21,500,000円
(株)総合管理サービス・・・・・・22,500,000円
(株)エムティビルサービス・・・・23,000,000円
大成ビルサービス(株)・・・・・・23,000,000円
(株)南和産業・・・・・・・・・・23,150,000円
太平洋システムズ(株)・・・・・・24,000,000円
(株)ジェイテック・・・・・・・・25,000,000円
(株)エム・コーポレーション・・・27,000,000円
(株)芙蓉商事・・・・・・・・・・33,000,000円
(株)ビルメン鹿児島・・・・・・・19,250,000円(失格)
(株)サニット・・・・・・・・・・26,816,000円

落札者・・・鹿児島県ビルメンテナンス協同組合
落札額・・・22,680,000円

平成22年〜平成26年・・鹿児島県行政庁舎清掃業務入札結果は以上の通り。

落札者と落札額を年度ごとに比較してみる。

平成22年3月26日
落札者・・・かごしま環境サービス(株)
落札額・・・22,932,000円

平成23年3月28日
落札者・・・(株)ビルメン鹿児島
落札額・・・20,580,000円

平成24年3月22日
落札者・・・(株)総合管理サービス
落札額・・・18,375,000円

平成25年3月27日
落札者・・・鹿児島県ビルメンテナンス協同組合
落札額・・・21,525,000円

平成26年3月26日
落札者・・・鹿児島県ビルメンテナンス協同組合
落札額・・・22,680,000円

ここで思い出していただきたいことは、県ビルメンテナンス協会会長から鹿児島県知事に宛てた要望書である。

要望書の内容は以下のとおり。

平成27年10月28日
鹿児島県知事 伊藤祐一郎 様
一般社団法人 鹿児島県ビルメンテナンス協会会長 ◯◯◯◯

要望書

平素は私ども一般社団法人鹿児島県ビルメンテナンス協会に対し、ご理解とご高配賜り厚く御礼申し上げます。

景気は回復基調にあると言われておりますが、我々ローカルの中小企業にはなかなか実感できず不況に強い業種と言われてきたビルメンテナンス業界も全国的には倒産や事業の縮小、吸収合併がすすんでおり、鹿児島県においても同様に厳しい状況におかれています。

今年6月改正公共工事品質確保法のビルメンテナンス発注事務運用に関するガイドラインも示され、価格のみの「安かろう悪かろう」の入札から脱却し、積算に基づく適正価格で品質を確保し、公共建築物の長寿命化、公正な競争を目指すものが公に定められたと考えております。

ガイドラインでは、公共建築物の維持管理を継続的に適切に行うためには日常の建築物の維持管理業務を担うビルメンテナンス業について、ダンピング受注の排除、担い手の中長期的な育成・確保の促進を通じて健全な育成し図っていくことが不可欠であると掲げられています。

ビルメンテナンス業は従来の高齢者や女性の雇用に加え今後、障害者や若年者雇用にも貢献する可能性をもった産業であります。

鹿児島県における雇用を確保し、建築物維持管理の品質を確保するためには、建築物維持管理予算の確保と適正な入札・契約システムの構築が何より重要と考え品確法ガイドラインに則った以下の事項の実現を要望させていただきます。

低価格入札による品質低下を防ぐため、価格だけではなく、契約実績、従事者の資格や経験等に基づく技術力、適正な維持管理についての具体的な提案、緊急時・災害時等の体制、ISO取得状況、各種経営事項(営業年数、資本金、流動比率、雇用者数など)、環境への配慮、防災行政への協力等社会貢献など総合的に評価する総合評価入札制度の導入をお願いします。

改正品確法ビルメンテナンス業務に係る発注関係事務の運用に関するガイドラインでも業務の履行評価を求めており、(公社)全国ビルメンテナンス協会が認定するインスペクター等の資格者などを活用いただき履行評価も実施検討をおねがいいたします。

以上

文中に、「ガイドラインでは、公共建築物の維持管理を継続的に適切に行うためには日常の建築物の維持管理業務を担うビルメンテナンス業について、ダンピング受注の排除、担い手の中長期的な育成・確保の促進を通じて健全な育成し図っていくことが不可欠であると掲げられています。」と書かれている。

ダンピング受注の排除とあるが、実際にダンピング受注とはどのレベルでの落札を指しているのか?
ほぼ県内業者で競い合う入札が行われているような気がするが、であるならば協会加盟社もしくは協同組合加盟社の中にダンピング業者が存在するということなのだろうか?

協会が県に提出した要望書はただ単に入札のハードルを上げ、大手ビルメンテナンス会社が有利に入札に参加出来るシステム作りに思える。

さらに上記記載の鹿児島県行政庁舎清掃業務入札結果を見ると、平成23年3月28日入札分は(株)ビルメン鹿児島が20,580,000円で落札、平成24年3月22日入札分は(株)総合管理サービスが18,375,000円で落札、平成26年3月26日入札分は(株)ビルメン鹿児島は19,250,000円で失格している。

ダンピング受注とは低価格で落札した場合のみを指すのか?落札は出来なかったが低価格で札を入れた場合もダンピング入札になるのか?

受注出来た、受注出来なかった、どちらの場合においても入札金額が他社と比べ極端に低い場合をダンピングと呼ぶような気がするのは私だけであろうか?

他者のやることに異論を唱え、自らの振る舞いについては問題視出来ないことほど情けないことはない。

協会、協同組合は発注機関に対し業界の多数が納得し賛同するような事案を最優先し要望すべきである。

【他のブログより許可を得たうえで、第1弾〜第8弾として記事を転載致しました。今後は当ブログにおきましても「鹿児島県のビルメンテナンス業に関連する問題を精力的に取り上げて行きたいと考えております。関係者皆様におかれましては、鹿児島県のビルメンテナンス業界に関する問題など御座いましたら、当ブログまで情報をお寄せ下さいますよう宜しくお願い致します・鹿児島暴露クラブ 管理人】

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第7弾!「総合評価方式採用の経緯と過去の入札結果」ビルメンテナンス業に関する記事を転載しました

本日、市民団体より鹿児島県行政庁舎清掃業務入札、総合評価方式採用の経緯と過去の入札結果についての資料を入手した。

資料によると、本年度から実施された鹿児島県行政庁舎清掃業務の総合評価方式について発注者である鹿児島県庁舎管理課は、厚生労働省通知のビルメンテナンス業務に関するガイドラインに記載されているとおり「ダンピング受注の排除、担い手の中長期的な育成・確保の促進を通じて健全な育成を図っていくことが不可欠である」としている。

また、「国のガイドラインにおいて、業務の性格等に応じ、品質確保のための体制その他の業務実施体制の確保状況を確認するために、総合評価落札方式の実施を考慮するとされている」
「既に7県の県庁舎清掃業務委託で導入されている」
「平成27年9月県議会で総合評価落札の導入についての質問がなされている」
「行政庁舎は県政の中心・シンボル的な建築物で、県民のほか国内外の著名な方々も来訪される施設であり、建設後19年が経過し衛生的で快適な庁舎環境の確保等を図り、今後も持続的な利用に供していくため、清掃の品質確保が一層重要となっているため」等の理由から総合評価落札方式を導入したことが分かった。

平成27年9月県議会で総合評価落札の導入について、ふくしやま県議の「特に入札方法については、業務によっては総合評価方式が適している場合もあるとされていますが、現状と今後の取り組みについてどのように考えているのかお聞かせいただきたいと思います」との質問に対し、会計管理者久木田氏(出納局長)は、入札方式の現状と今後の取り組みについて「ガイドラインにおいては、総合評価落札方式は、技術等によって業務の成果に相当制度の差異が生じることが期待できる業務がふさわしいとしつつも、技術的な工夫の余地が小さい清掃などの業務においても、業務の性格等から見て、より適切な入札手続きを実施できると認められる場合には、総合評価落札方式において技術提案を求めることも考えられるとしております」「今後、改正品確保やガイドライン等も踏まえ、庁舎や病院など各施設の特性や規模、業務内容や量、地域の状況、県内業者の育成等を勘案しながら、総合落札方式も含め検討してまいりたいと考えております」と、回答した。

今回入手した資料の中で特に注目すべき文書は、平成27年10月28日に一般社団法人 鹿児島県ビルメンテナンス協会会長から鹿児島県知事に宛てた要望書である。

要望書の内容は以下のとおり。

平成27年10月28日
鹿児島県知事 伊藤祐一郎 様
一般社団法人 鹿児島県ビルメンテナンス協会会長 ◯◯◯◯

要望書

平素は私ども一般社団法人鹿児島県ビルメンテナンス協会に対し、ご理解とご高配賜り厚く御礼申し上げます。

景気は回復基調にあると言われておりますが、我々ローカルの中小企業にはなかなか実感できず不況に強い業種と言われてきたビルメンテナンス業界も全国的には倒産や事業の縮小、吸収合併がすすんでおり、鹿児島県においても同様に厳しい状況におかれています。

今年6月改正公共工事品質確保法のビルメンテナンス発注事務運用に関するガイドラインも示され、価格のみの「安かろう悪かろう」の入札から脱却し、積算に基づく適正価格で品質を確保し、公共建築物の長寿命化、公正な競争を目指すものが公に定められたと考えております。

ガイドラインでは、公共建築物の維持管理を継続的に適切に行うためには日常の建築物の維持管理業務を担うビルメンテナンス業について、ダンピング受注の排除、担い手の中長期的な育成・確保の促進を通じて健全な育成し図っていくことが不可欠であると掲げられています。

ビルメンテナンス業は従来の高齢者や女性の雇用に加え今後、障害者や若年者雇用にも貢献する可能性をもった産業であります。

鹿児島県における雇用を確保し、建築物維持管理の品質を確保するためには、建築物維持管理予算の確保と適正な入札・契約システムの構築が何より重要と考え品確法ガイドラインに則った以下の事項の実現を要望させていただきます。

低価格入札による品質低下を防ぐため、価格だけではなく、契約実績、従事者の資格や経験等に基づく技術力、適正な維持管理についての具体的な提案、緊急時・災害時等の体制、ISO取得状況、各種経営事項(営業年数、資本金、流動比率、雇用者数など)、環境への配慮、防災行政への協力等社会貢献など総合的に評価する総合評価入札制度の導入をお願いします。

改正品確法ビルメンテナンス業務に係る発注関係事務の運用に関するガイドラインでも業務の履行評価を求めており、(公社)全国ビルメンテナンス協会が認定するインスペクター等の資格者などを活用いただき履行評価も実施検討をおねがいいたします。

以上

(転載終了)

ビルメンテナンス協会に加盟している協会員の皆さんは、本当に心が広い方々だと改めて痛感した。

鹿児島県サイドは、平成27年10月28日に提出された要望書は鹿児島県ビルメンテナンス協会会員の「総意」で出されたものだと解釈したとのこと。
一般社団法人 鹿児島県ビルメンテナンス協会 会長名で出された要望書であるから当然そのように解釈する。

今回の要望書を県民目線で読むと「低価格入札による品質低下を防ぐため、価格だけではなく、契約実績、従事者の資格や経験等に基づく技術力、適正な維持管理についての具体的な提案、緊急時・災害時等の体制、ISO取得状況、各種経営事項(営業年数、資本金、流動比率、雇用者数など)、環境への配慮、防災行政への協力等社会貢献など総合的に評価する総合評価入札制度の導入をお願いします」の部分が、一見素晴らしい文言に聞こえるが果たして協会会員の方々のことを考え要望したのだろうか?と、思えて仕方ない。

一部の大手ビルメンテナンス会社の為の要望に見えるのだが・・・

端的に言えばハードルを上げてくれと要望しているのでは?であるならば既存のランク付けの意味がなくなる恐れがある。

今回要望書を提出する際、当然、鹿児島県ビルメンテナンス協会会員と要望書提出について要望内容の意見交換が行われた筈だが、協会加盟社は今回のような内容に何故同意したのか不可解だ。

総合的に評価する総合評価入札制度が導入されると入札に参加しても絶対に落札出来ない中小企業がゴロゴロ出てくると思うのだが、競争性どころかスタートラインにすら立てないことになるのではないか?

すべては業界関係者の方々が判断することではあるが、判断することすら放棄し言うがままになし崩しに物事が進んでいるのではないのか?

次回は鹿児島県ビルメンテナンス協会長、発注機関が問題視している「ダンピング受注」について考えるとともに、平成22年〜平成26年度の鹿児島県行政庁舎清掃業務入札結果を検証する。

当たり前の話ではあるが、過去の鹿児島県行政庁舎入札において鹿児島県ビルメンテナンス協会役員のダンピング入札など絶対にないとは思うのが・・・

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第6弾!「鹿児島県行政庁舎清掃業務・建築設備保全業務委託入札問題」ビルメンテナンス業に関する記事を転載しました

前回、鹿児島県行政庁舎清掃業務の入札方式変更に関し、発注機関である鹿児島県は鹿児島県ビルメンテナンス協会並びに鹿児島県ビルメンテナンス協同組合に対し入札方式変更の通知を文書・加電ともにしていないと掲載したが、後日発注機関である鹿児島県の担当者から市民団体関係者に対し「その件を再確認したところ、別の担当者が鹿児島県ビルメンテナンス協会と鹿児島県ビルメンテナンス協同組合に入札方式の変更を通達していました」と、連絡が入ったようだ。

市民団体関係者は「いくら行政の裁量権行使だとはいえ公告したから通知義務がないという論法は役所の傲慢だと言えるのではないか?」「発注機関の担当者は業界に向けて文書通知や加電等行なっていないと言うが、仮に一部業界関係社のみに通知していた場合は、公正さに欠ける行為である可能性が高く地方公務員法違反に抵触する恐れもありうるのではないかと考えています。」「現在、様々な角度から情報を集め精査している最中です。」と語っていたが、結局のところ業界に向け通達していたことが判明したことから、県から協会並びに協同組合加盟の全社に間違いなく通達が行き届いたかが今後は問題となってくる。

その様なことはないと思うが、発注機関である鹿児島県が鹿児島県ビルメンテナンス協会と鹿児島県ビルメンテナンス協同組合に通達したにもかかわらず、それぞれの長が両組織会員に通達していなかった場合は問題である。

特に鹿児島県ビルメンテナンス協同組合は昨年鹿児島県行政庁舎清掃業務入札に参加していることから、組合員にはその旨を伝え入札に参加するか否か決議を諮らなくてはならなかったはずだ。
それを一部役員のみで判断し入札に参加しなかった(本年度は入札に参加していない)ということになれば、組合員の利益を独断的判断で放棄したと解釈されても仕方ないだろう。

この件については後日事実関係が判明し次第報告したいと思う。

参考までに平成27年度の鹿児島県行政庁舎清掃業務一式の入札結果は以下の通り。(鹿児島県ビルメンテナンス協同組合を含む11社が入札に参加している)

⚫️(株)ビルメン鹿児島
23,000,000円
⚫️鹿児島県ビルメンテナンス協同組合
23,000,000円
⚫️かごしま環境サービス(株)
23,500,000円
⚫️太平洋システムズ(株)
24,000,000円
⚫️大成ビルサービス(株)
24,100,000円
⚫️(株)エム・コーポレーション
24,100,000円
⚫️(株)南和産業
24,180,000円
⚫️(株)ジェイテック
26,000,000円
⚫️(株)エムティビルサービス
26,500,000円
⚫️石原産業(株)
27,000,000円
⚫️(株)芙蓉商事
30,000,000円

(株)ビルメン鹿児島と鹿児島県ビルメンテナンス協同組合が同額のため抽選による落札決定。

落札社 (株)ビルメン鹿児島
落札額 24,840,000円(税込)

平成27年度
(株)ビルメン鹿児島 24,840,000円(税込)
平成28年度
(株)ビルメン鹿児島 24,840,000円(税込)

昨年度は11社による入札であったが、本年度は総合評価方式を採用したことから6社での入札となった。
本年度は約半数近くの業者が入札参加を辞退したが、結果的には同じ業者が昨年度と同額で本年度も落札した。まさしく競争原理が大きく損なわれただけのような気がしてならない。

私たちが次に問題視しているのは鹿児島県庁舎建築設備保全業務委託の入札についてである。
まずは昨年の入札結果は以下の通り。

平成27年3月20日

⚫️(株)芙蓉商事・・・・・・79,080,000円
⚫️(株)南日本総合サービス・80,000,000円
⚫️(株)ビルメン鹿児島・・・80,550,000円
⚫️石原産業(株)・・・・・・80,790,000円
⚫️大成ビルサービス(株)・・81,000,000円

落札社 (株)芙蓉商事
落札額 85,406,400円(税込)

本年度の入札結果は以下の通り。

平成28年3月23日

⚫️(株)芙蓉商事・・・・・・79,800,000円
⚫️(株)南日本総合サービス・80,330,000円
⚫️(株)ビルメン鹿児島・・・81,000,000円
⚫️石原産業(株)・・・・・・81,360,000円
⚫️大成ビルサービス(株)・・80,790,000円

落札社 (株)芙蓉商事
落札額 86,184,000円(税込)

いずれも同じメンバー5社による競争入札が行われていることが分かる。予定価格が公表されていないことから落札率までは調べることが出来なかった。
以前から鹿児島県庁舎建築設備保全業務入札については談合が行われているのではないかとまことしやかに囁かれてきた。

競争入札において複数年に渡り同じ業者が落札し続けることに強い違和感を感じるのは私だけだろうか?
土木やコンサルタント業界に「継続物件」「関連物件」という言葉が存在すると聞く。要するにこの現場は以前当社が施工した実績があるから今回も当社が落札するから遠慮してくれ!継続だ!関連だ!いわゆる談合なのだが、清掃業務入札についても同様に業者間で「継続」「関連」「俺の物件だ!」などと話し合いが行われているのではないかと疑っている。

今後も鹿児島県発注の物件、鹿児島市発注の物件について、複数年分の落札業者・落札額・入札参加メンバーを調べてみる必要性がありそうだ。

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第5弾!「鹿児島県行政庁舎清掃業務入札結果」ビルメンテナンス業に関する記事を転載しました

当ブログが予想していた通り鹿児島県行政庁舎清掃業務一式の入札は鹿児島県ビルメンテナンス協会長会社である株式会社ビルメン鹿児島が落札した。

結果については入札額2,300万円、落札額2,484万円(税込)。

鹿児島市役所本庁舎清掃業務入札に続き鹿児島県行政庁舎清掃業務入札も、前評判通り鹿児島県ビルメンテナンス協会長会社が落札する結果となった。
落札額を見てみると昨年の鹿児島県行政庁舎清掃業務入札とほぼ同額。

鹿児島県はビルメンテナンス業務の入札制度を国のガイドラインなどを踏まえ、今回から新たに一部入札に総合評価方式を導入した。
その情報を受け、当ブログは建設業と比べ絶対数の少ないビルメンテナンス業の入札に総合評価方式採用が適切なのか?と、疑問を呈してきた。

ガイドラインでは、ダンピング受注を排除し、担い手の中長期的な育成確保の促進を通じて健全な育成を図っていくことが不可欠と結論付け、清掃業務等にも総合評価で技術提案を求める考え方を示したとあるが、結果的には一番重要視されるべき競争性が大幅に失われたのではないかと思えてならない。

改めて総合評価方式の要素を調べてみると以下の通りである。
⚫️会社の信用力(経営状態)の向上。
⚫️適正な入札価格。
⚫️過去の実績(技術適正性・経験)
⚫️人材育成
⚫️工事成績評定(表彰)
⚫️技術評価・技術提案力。
⚫️ダンピング防止。

総合評価方式といえば聞こえが良いが、ビルメンテナンス業務入札に関していえば、大手企業の一人勝ちの手助け的な入札方式に思えてならない。
その1つの理由として、昨年鹿児島県行政庁舎清掃業務入札に参加し落札業者と入札額が拮抗したとされる鹿児島県ビルメンテナンス協同組合が、今回の総合評価方式導入に伴い入札を断念していることからその様子が伺える。

今回鹿児島県行政庁舎清掃業務入札に参加したビルメンテナンス会社は以下の通りである。

⚫️株式会社ビルメン鹿児島
⚫️(株)ジェイテック
⚫️大成ビルサービス株式会社
⚫️太平洋システムズ株式会社
⚫️株式会社南和産業
⚫️株式会社芙蓉商事

ここで気になるのが入札メンバーだ。
総合評価方式で考えた時に断然有利と思われる県内最大手の(株)南日本総合サービスが入札に参加していない。
入札に参加する参加しないはそれぞれの企業の判断ではあるが、何故?(株)南日本総合サービスが入札にすら参加しなかったのか。
まさかとは思うが鹿児島県ビルメンテナンス協会を中心とし、あ・うんの呼吸で譲り合い入札が展開されているのではないかと想像してしまう。

もう一点、現段階では断定的発言は控えたいが、今回の鹿児島県行政庁舎清掃業務入札に参加したメンバーの中に、かねてから2社は同族企業なのではないかと疑惑視されている企業があるようだ。(実態は当事者と金融機関のみぞ知る)
要するに法人格としてはまったく別物だが、実質的経営者が別に存在するのではないかと?しかも、その実質的経営者が他のビルメンテナンス会社の役員を務めているという疑惑だ。
この疑惑については以前から噂があったようで、その疑惑の企業の元役員が過去に告発寸前まで動いた経緯があると言われている。
この問題については元役員から直接話を聞いた者が複数いることから、いまだ疑惑が払拭されていないようだ。

ビルメンテナンス業界最大のタブーとされている。

鹿児島市や鹿児島県は昨今ランク付けや入札方式を変更してきた。
ビルメンテナンス業界向けにヒアリングを行なった訳でもなく、ビルメンテナンス業界から陳情が行なわれた訳でもない。すなわち、行政の裁量権に基づき入札の参加資格や入札方式を突然変更したのである。

鹿児島市発注だと平成26年度鹿児島市役所本庁舎清掃業務は12社が入札に参加したが、平成27年度の同業務入札は8社のみで入札が執行された。
鹿児島市は否定しているが実質的に既存のAランクの会社がスーパーAとAに振り分けられた形となった。

単年度の結果がすべてだとは言わないが、結果的に平成26年度より平成27年度の落札率が上回ってしまった。
確かに裁量権は認められてはいるが、裁量権の逸脱や乱用は業界そのものを混乱させてしまう恐れもあるし、不利益を被ったとする企業や税金の無駄使いにつながると考える市民が損害賠償を提起する可能性もないではない。
訴訟などの不測の事態に陥ることになれば森市政始まって以来の前代未聞の大珍事となる。
その様なことはないと思いたいが、露骨な指名外しではないものの合法的な指名並びに入札参加資格剥奪に近いものを感じているビルメンテナンス会社があったとしても不思議ではない。

すべての物件ではないが鹿児島市役所本庁舎清掃業務入札や鹿児島県行政庁舎清掃業務入札など、鹿児島市や鹿児島県の顔ともいえる物件の入札方式が変更されたことで恩恵を受けることになったのは一部の大手ビルメンテナンス会社だと言わざるを得ない。

鹿児島県行政庁舎清掃業務の入札に関してはその執行にあたり事前に公告したことから鹿児島県ビルメンテナンス協会並びに鹿児島県ビルメンテナンス協同組合に対して入札方式変更の通知を文書・加電ともにしていないと発注機関である鹿児島県の担当者が市民団体関係者に語ったとされている。

市民団体関係者によると「いくら行政の裁量権行使だとはいえ公告したから通知義務がないという論法は役所の傲慢だと言えるのではないか?」「発注機関の担当者は業界に向けて文書通知や加電等行なっていないと言うが、仮に一部業界関係社のみに通知していた場合は、公正さに欠ける行為である可能性が高く地方公務員法違反に抵触する恐れもありうるのではないかと考えています。」「現在、様々な角度から情報を集め精査している最中です。」と語った。

現在、当ブログに鹿児島県行政庁舎清掃業務入札結果に関する情報は落札社と落札額しか入ってきていないが、近日中に総合評価にかかる「資格審査事項評価」「技術提案評価」、落札社の総合評価点について順次掲載していきたいと思う。

ビルメンテナンス業界関係者、オンブズマン関係者、鹿児島市・県・職員、メディア関係者方々からのご意見をお待ちしております。

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第4弾!「予想的中!」「鹿児島市役所本庁舎清掃業務入札結果」ビルメンテナンス業に関する記事を転載しました

3月13日に掲載した(ブログタイトル)「鹿児島市役所本庁舎と鹿児島県庁行政棟の清掃業務入札」で予想した通り、本日執行された鹿児島市役所本庁舎清掃業務入札において、前年度同様鹿児島県ビルメンテナンス協会長会社であるビルメン鹿児島が6,240万円で落札した。

ご覧になっていらっしゃらない方もいるかと思われるため、まずは3月13日掲載分から一部引用転載する。

[以下一部引用転載]・・・「まずは今月中に予定されている鹿児島市役所本庁舎の清掃業務入札についてだが、これまでの経緯を考えると、現在本庁舎の清掃業務を行なっている鹿児島県ビルメンテナンス協会長の会社であるビルメン鹿児島が99,99%の確率で落札すると当ブログは予想している。(※落札額の落札率予想は96,18%〜98,55%)」

「今月執行される鹿児島県庁行政棟入札についての当ブログの予想は、第一に「入札参加資格の変更」第二に「落札業者ビルメン鹿児島」この2点である。」

「鹿児島市役所本庁舎清掃業務入札も含めると3つの予想となるが、果たしてどの様な結果となるか・・・

次号へ続く

[参考] 鹿児島市役所本庁舎清掃業務H26年・H27年度分入札結果。

平成26年3月25日・落札業者・ビルメン鹿児島(落札率96,94%)

平成27年3月25日・落札業者・ビルメン鹿児島
(落札率98,84%)」

以上。

当ブログ3月13日掲載通り鹿児島県ビルメンテナンス協会長会社であるビルメン鹿児島が鹿児島市役所本庁舎清掃業務を本日落札した。

落札金額は6,240万円。

決裁の関係で予定価格は現時点では公表されていないが、数週間後には「入札参加業者」「入札書記載金額」「落札率」等、明らかになる。
入札結果と経緯については明らかになり次第後日公表したいと思う。

また、本日は鹿児島市役所港大通り別館の清掃業務入札も執行された。
結果については確認が取れていないが、結果を聞かずともおおよそ見当はつく。

石原産業だと思います。

他県でビルメンテナンス業に携わる方が言うには「大型の箱物で2〜3年同じ業者が高額落札率で継続落札続けている物件はほぼ談合が行われていると思って間違いありません。」
「今の時代95%を超える落札率で受注出来るほど公共工事は甘くありません。」
「入札金額の数字を見てください!通常の指名競争入札と一般競争入札とでは落札率が違います。」「細かい数字まで叩き出し札を入れる場合と10万台もしくは1万台までしか数字を出していない場合があります。変だと思いませんか?」
「建設業の場合は同じソフトを使用している場合があるため、千円台や百円台の数字まで同額となり結果複数社で抽選を行い落札業者を決定する場合が多々あります。」
「建設新聞で入札結果に目を通すと、見る人間が見ればこの入札は談合だ!この入札はまともに競争している!すぐ分かります。ただし、談合している連中は口を揃えて談合していないというでしょうがね。」笑いながらそう答えた。

話を鹿児島市役所港大通り別館の清掃業務入札に戻すとするが、近日中に確認するが落札業者は石原産業で間違いないだろう。

手元に平成26年度分の鹿児島市役所本庁舎港大通り別館清掃業務の入札執行調書があるが、この入札も鹿児島市役所本庁舎清掃業務入札と同様見事な入札が行われていることが分かる。

鹿児島市本庁舎みなと大通り別館清掃業務
入札日、平成26年3月25日
※1回目入札
(株)芙蓉商事・・・・・・・・12,300,000円
(株)南日本総合サービス・・・12,500,000円
(株)南和産業・・・・・・・・12,000,000円
(株)九州建物管理サービス・・13,120,000円
大成ビルサービス(株)・・・・12,200,000円
(株)ビルメン鹿児島・・・・・11,800,000円
鹿児島ビル不動産(株)・・・・14,000,000円
太平洋システムズ(株)・・・・13,800,000円
(株)ジェイテック・・・・・・13,000,000円
(株)新栄ビルサービス・・・・13,000,000円
(株)美創産業・・・・・・・・13,400,000円
(株)中央ビルサービス・・・・12,860,000円
石原産業(株)・・・・・・・・11,580,000円

以上13社による入札が行われたが13社全社が予定価格をオーバーのため再入札。

※2回目入札
(株)芙蓉商事・・・・・・・・11,568,000円
(株)南日本総合サービス・・・11,560,000円
(株)南和産業・・・・・・・・11,530,000円
(株)九州建物管理サービス・・必殺技・・・辞退
大成ビルサービス(株)・・・・11,550,000円
(株)ビルメン鹿児島・・・・・11,550,000円
鹿児島ビル不動産(株)・・・・必殺技・・・辞退
太平洋システムズ(株)・・・・必殺技・・・辞退
(株)ジェイテック・・・・・・必殺技・・・辞退
(株)新栄ビルサービス・・・・必殺技・・・辞退
(株)美創産業・・・・・・・・必殺技・・・辞退
(株)中央ビルサービス・・・・必殺技・・・辞退
石原産業(株)・・・・・・・・11,580,000円

なんと!2回目の入札は13社中7社が辞退!残る6社全社が予定価格超えにて不調!再入札。

※3回目入札
(株)芙蓉商事・・・・・・・・必殺技・・・辞退
(株)南日本総合サービス・・・必殺技・・・辞退
(株)南和産業・・・・・・・・11,480,000円
(株)九州建物管理サービス・・2回目入札時に辞退
大成ビルサービス(株)・・・・11,490,000円
(株)ビルメン鹿児島・・・・・必殺技・・・辞退
鹿児島ビル不動産(株)・・・・2回目入札時に辞退
太平洋システムズ(株)・・・・2回目入札時に辞退
(株)ジェイテック・・・・・・2回目入札時に辞退
(株)新栄ビルサービス・・・・2回目入札時に辞退
(株)美創産業・・・・・・・・2回目入札時に辞退
(株)中央ビルサービス・・・・2回目入札時に辞退
石原産業(株)・・・・・・・・11,420,000円

3回目入札は6社中3社が辞退!
残る3社の入札結果も非常に興味深いものとなった。

(株)南和産業・・・・・1,148万円・100,1%
大成ビルサービス(株)・1,149万円・100,2%
石原産業(株)・・・・・1,142万円・99,61%

最終的に石原産業(株)が99,61%で落札。

当初の指名メンバー13中、予定価格を下回ったのは石原産業だけでした。
後のメンバーは12社とも100%超え!

お見事!まさに見事な連携プレーだといえるのではないだろうか・・・・

鹿児島市発注の土木工事の入札においても、なかなかここまで絵に描いたような見事な入札にお目にかかることはない。

鹿児島県の港湾工事談合事件で談合を行なう業者は少なくなったと聞いていたが、まだまだ談合にまみれた業界があるのではないかと痛切に感じる。

今後も談合が強く疑われる入札に関しては、引き続き監視の目を光らせて行くとともに、公正取引委員会に注視するよう勧告し続けたい。

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第3弾!「入札前に落札社を予想する」ビルメンテナンス業に関する記事を転載しました

新年度の入札シーズンが近付いてきた。
今年はどの様なミラクルが起こるか私なりに予測してみた。

まずは今月中に予定されている鹿児島市役所本庁舎の清掃業務入札についてだが、これまでの経緯を考えると、現在本庁舎の清掃業務を行なっている鹿児島県ビルメンテナンス協会長の会社であるビルメン鹿児島が99,99%の確率で落札すると当ブログは予想している。(※落札額の落札率予想は96,18%〜98,55%)

発注者である鹿児島市の担当課や鹿児島県ビルメンテナンス協会加盟社の大多数の方々も、おそらくビルメン鹿児島が落札するだろうと思っているに違いない。

「指名メンバーで正々堂々と競争入札を行なった!」
「談合だと思うなら証拠を示せ!」
このレベルの反論で疑惑の目をかわそうとするに違いない。

談合が行われるか談合が行われないかまでは現時点で言及する訳にはいかないが、ただ言える事は私の見立て通りに事が進むはずだ。

ビルメン鹿児島が落札するであろうと、ビルメンテナンス業界の方々も私同様そう思っているに違いない。

鹿児島市民、発注者、公正取引委員会、捜査機関の皆さんには是非とも「鹿児島市本庁舎清掃業務入札」に注目していただきたいと思う。

また、鹿児島市役所本庁舎清掃業務入札とは別の物件になるが、鹿児島県庁行政棟の清掃業務入札の行方も気になるところだ。

昨年、鹿児島県ビルメンテナンス協同組合の顧問に鹿児島県ビルメンテナンス協会の会長である野元氏が就任、理事長に井料英明氏が就任した。

井料氏は「定款をもとに、中央会や協会の指導を仰ぎながら、事業活動の中で人手不足を含め、労働者支援の在り方を職業訓練校に近いかたちで、受け皿をつくっていきたい」と、就任の抱負を語った。

ここで気になることは先ずは協同組合の顧問に協会会長が就任したということだ。
井料氏は先の就任抱負の中で「協会の指導を仰ぎながら」と述べている。何故?協同組合の理事長が協会から指導されなければならないのか?
協同組合の存在意義が危ぶまれる発言に聞こえて仕方ない。

言葉は悪いが既に協同組合は協会に飲み込まれてしまっているのではないかとさえ思える。

聞くところによると・・・鹿児島県庁の行政棟の受注に関して数社が幾つかの持論を主張しているようだ。

1つ目は、「元々うちの会社が抱えていた物件だ!」・・・要するに、協同組合は入札に参加すべきではない!大手のみが指名されるべきだ!そのように主張しているように聞こえる。

2つ目は、「鹿児島県庁は県発注の物件の中でも大型物件だ」「業界と企業育成の観点から出来ることなら協同組合で受注し1社でも多くのビルメンテナンス会社に仕事のチャンスを与えるべきだ」・・・大手が大型物件を1社で独占するよりも、多くの会社が公共工事に参加出来る機会を業界全体でお膳立てすべきであると考えているのだろう。

対極的意見である。

どちらの主張が正しいのか・・・既に答えは出ている。
正しいとか正しくないとか議論の余地はない。数の論理でどちらの陣営が過半数の支持を得られるかに尽きる。
今の政治と同じ構図だ。

おそらく鹿児島県庁の行政棟入札については何らかの変更が予測される。
まさか建設業と同様の総合評価方式が採用されることはないと思うが、大手が既得権を得るためには何が起きても不思議ではない。

既得権との表現は失礼極まりないとお叱りを受けそうだが、鹿児島県ビルメンテナンス業界大手数社で執行された入札結果を見るとそう言わざるを得ない。

公共工事を受注する土木、建築、水道、電気、造園、全ての業者に尋ねたとする・・・「あなた方が入札に参加した場合、談合なしで97%、98%、99%で容易に落札出来ますか?」
おそらく多くの企業が「ノーコメント」と答えるはずだ。
匿名を条件に同じ質問をすると次の答えが帰って来る・・・「今の時代で競争せずに97%〜99%で落札出来る筈がない」・・・

発注者も分かってはいるが面倒くさいことには首を突っ込まない。そもそもその手の話は警察もしくは公正取引委員会の仕事だと思っている。
指導は出来ても捜査権がないことからそれもいた仕方ないが、意図的ではないだろうが結果的に一部の大手の思惑に協力するようなことにならぬよう最大限気をつけていただきたい。

過去、鹿児島県の建設業界も談合にまみれていた時代があった。公正取引委員会の立ち入り検査が行われ「膿」は出された。
それまでの97%〜99%の落札率が、立ち入り検査後に87%〜95%まで下がることとなった。

この結果が何を意味するか中学生でも理解出来るはずだ。

鹿児島市役所本庁舎清掃業務入札と同様、鹿児島県庁行政棟の入札が今月執行される。

本年度の入札資格が昨年度と比べ変更されているか見ものである。

変更後に「行政が自身の裁量権に基づき変更したに過ぎず、鹿児島県ビルメンテナンス協会ならびに鹿児島県ビルメンテナンス協同組合がそのことに言及出来ぬし、言及すべきではない」などとほざいた暁には、鹿児島県ビルメンテナンス協会と鹿児島県ビルメンテナンス協同組合の存在意義がないどころか存在価値無しと言える。

今月執行される鹿児島県庁行政棟入札についての当ブログの予想は、第一に「入札参加資格の変更」第二に「落札業者ビルメン鹿児島」この2点である。

鹿児島市役所本庁舎清掃業務入札も含めると3つの予想となるが、果たしてどの様な結果となるか・・・

次号へ続く

[参考] 鹿児島市役所本庁舎清掃業務H26年・H27年度分入札結果。

平成26年3月25日・落札業者・ビルメン鹿児島(落札率96,94%)

平成27年3月25日・落札業者・ビルメン鹿児島
(落札率98,84%)

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第2弾!「消えた入札執行調書2」ビルメンテナンス業に関する記事を転載しました

鹿児島市役所の港大通り別館1階にある情報開示室から忽然と消えた入札執行調書、消えたのは鹿児島市本庁舎清掃業務入札の執行調書だった。

情報開示室には常時職員が常駐しているが、白昼堂々とその様な状況下で入札執行調書を盗むとは余程見られたくなかったのではないかと想像してしまう。
前回記載した通り平成27年の鹿児島市本庁舎清掃業務入札は8社で行われ1回目の入札からいきなり1社が辞退している。
7社で行われた1回目の入札は7社全社が予定価格を上回る結果となり2回目の入札を行うこととなった。
今どきの入札は競争が激化しているのだろうと思っていたが、予想を覆し7社全社が予定価格を上回る100%超えとはただただ驚きであった。
2回目の入札でまたしても不可解な出来事が起こった。

7社のうち4社が2回目の入札を辞退したのだ。
辞退した理由は定かではないが、とにかく辞退したのである。
発注者である鹿児島市から8社のビルメンテナンス会社が指名を受け入札に挑んだ訳だが、5社が辞退し結果3社のビルメンテナンス会社で2回目の入札を迎える事になった。
最終的には鹿児島県ビルメンテナンス協会の会長会社である(株)ビルメン鹿児島が98,84%で落札している。
そこで平成26年の鹿児島市本庁舎清掃業務の入札結果が気になり調べてみると、発注者である鹿児島市から12社が指名を受け入札が行われていた。
この時も(株)ビルメン鹿児島が96,94%で落札している。
2年連続で同じ会社が落札すること自体何ら問題は無いが、26年の入札は12社が指名されての入札だったが、27年の入札は8社しか指名されていなかった。指名業者を4社減らさなければならなかった理由は何なのか?
指名業者の数については発注者の裁量権ということだろうが、26年と27年の鹿児島市本庁舎清掃業務の入札結果を見比べると何ともお粗末な裁量権行使だったのではないかと言いたくなる。

前回掲載した記事を読んだ方から興味深いコメントが寄せられた。
要約すると平成27年鹿児島市本庁舎清掃業務入札の入札結果を見て疑問に感じたことを鹿児島市の契約課に電話し下記意見を述べたとのことだった。
「指名業者の数を減らした結果鹿児島市本庁舎清掃業務の落札率が前年度よりアップしたのではないか?」
「指名業者の数を減らしたことで競争力が落ちたのではないか?」
「発注者として指名する業者を減らすことのメリットは何か?」

入札結果を見ると誰しもが疑問に思うことをストレートにぶつけてみたのだろう。
私に言わせると至って普通の感覚だと思うのだが、発注者側の鹿児島市サイドから見れば面倒くさいクレーマーだと考えたに違いない。
だからこそこれらの問いに対し鹿児島市契約課サイドは次のような発言をしたのだろう。

問いに対し鹿児島市契約課研修係イムタ氏は「貴方が言っていることはすべて結果論」「入札については何ら問題ない」との説明だったそうだ。

この鹿児島市契約課研修係イムタ氏の発言をどのように受け止めるべきか・・・・
「イムタ氏が言う通りだ」「別に落札率がアップしようが鹿児島市民がとやかく言う問題ではない」「役所がやることに間違いは無い」この様にサラリと受け入れるか、それとも鹿児島市民からの意見とし耳を傾けるべきだったと考えるか・・・・

真摯に受け止めるべきだと言えば多少オーバーな表現になるが、少なくともイムタ氏は「結果論に過ぎない」と、一言で済ますべきではなかった。
私も霞ヶ関のお役人さんと話す機会があるが「仰っている事は結果論に過ぎません」などと言われたことは一度足りともない。
「結果論に過ぎない」などと言われてしまえば、誰一人として起きてしまったことに対し疑問を呈することなど出来なくなる。当たり前の話だ。

先日、鹿児島市皷川町の危険区域で崩落事故が発生した。現場写真を見たが何故?このような場所に建築許可が出されたのかただただ驚くばかりだった。
問題無しとして出された建築許可ではあったが問題が発生した。
この事故について鹿児島市は「結果論ですね」などと口が裂けても言えない。物事には必ず疑問が起こり得るものだと肝に命じるべきだ。
ましては民間企業ではなく役所ならば尚のこと柔軟性のある対応が求められる。

皷川町の事故と鹿児島市本庁舎清掃業務入札問題を同等に考えるべきだとは思わないが、市役所職員であるならば自らの発言がしいては森市長の発言と受け止められることもあるのだと言うことを忘れてはならない。
ちなみにイムタ氏との会話の中で「鹿児島市民の声だと」述べたところ、「鹿児島市民とは誰方のことですか?」と言われたそうだ。
「私自身も鹿児島市民です。私の周りの方々も私同様に今回の入札問題に疑問を持っています」と答えたとのこと。
何ともお粗末な対応だと言わざるを得ない今回の問題。森市長はもとより鹿児島市契約課の最高責任者は、市民との対応について誤解が生じないよう職員教育を再検証すべきだろう。

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第1弾!「消えた入札執行調書」ビルメンテナンス業に関する記事を転載しました。

ビルメンテナンス関連の記事を他のブログより転載しました。転載記事はシリーズとして9月15日〜22日に追記します。【他のブログにて一度公開された記事ではありますが、当ブログにおいて再掲載させていただきます。】

タイムラグがありますがご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

鹿児島暴露クラブ管理人

鹿児島市役所港大通り別館1階にある情報開示室に常設されていた閲覧用の入札執行調書が抜き取られるという事件が発生した。

抜き取られているのではないか?との噂を耳にした市民団体関係者が情報開示室に閲覧に行ったところ、やはり抜き取られていたことが確認できたそうだ。
担当部署に確認してもらったところ、間違いなく閲覧出来るようファイルに綴じたことが確認されたことから、何者かが意図的に持ち出した可能性が高くなった。
持ち出したと言えば聞こえが良いが、厳密に言うならば「盗んだ」が正しい言い方だろう。

ここで問題となっている「消えた入札執行調書」についてであるが、入手した資料によると盗まれたのは「入札日(執行日)平成27年3月25日」「業務名..鹿児島市本庁舎(本館・別館・東別館・西別館)清掃業務」について記載されている入札執行調書であることが分かった。
盗まれた入札執行調書を後日再発行し内容を確認してみると、ビルメンテナンス会社8社による入札が行われたことが記載されていた。

入札に参加したメンバーは以下の通りである。

(株)芙蓉商事・(株)南日本総合サービス・(株)南和産業・(株)九州建物管理サービス・大成ビルサービス(株)・(株)ビルメン鹿児島・鹿児島ビル不動産(株)・(株)美創産業

以上8社であるが鹿児島ビル不動産(株)については1回目の入札を辞退していることから事実上7社で入札は行われたようだ。
1回目の入札は7社全社が予定価格を上回ったことから2回目の入札が行われた。
ここで興味深いのが1回目の入札終了後に7社のうち4社が2回目の入札を辞退していることである。
鹿児島市役所の本庁舎の入札と言えば約6,000万円近くの契約になるというのに、何故?4社が辞退したのか?
入札に参加するビルメンテナンス会社にとって、鹿児島市役所本庁舎清掃業務入札は鹿児島市発注の物件では顔と言っても過言ではないくらい高額の注目物件であるはずだ。
1回目の入札で叩き合いになり激しい競争入札が行われていたならば、損をするかもしれぬと辞退するという選択肢を選ぶ場合も有り得る話だろう。
しかし、1回目の入札は7社全社が予定価格をオーバーしての入札だった。
であるならば、金額を少し減額し2回目の入札に参加しても問題はなかったのではないか?
どの様な事情から2回目の入札を辞退したのか当事者しか理由は分からぬが、結果、3社で2回目の入札を実施している。
ここで疑問に思うのは、この様な経緯で2回目の入札を迎える事になった本件入札は、果たして本来求められている競争原理が働いていると言えるのか?ということだ。
私の感覚で言わせてもらえるならば、2回目の入札を辞退した4社は「入札ごっこ」に出演参加しただけに過ぎない様な気がしてならない。
また、長年に渡り様々な入札結果を見て来たオンブズマン関係者も私と同様の意見だったが、彼いわく官製談合の疑いもあるのではないか?と、今回の入札結果に疑念を持ったようであった。

ここで2回目の入札結果を見てみると以下の通りであった。

(株)南日本総合サービス 59,980,000円 99,2%
大成ビルサービス(株) 60,230,000円 99,6%
(株)ビルメン鹿児島 59,740,000円 98,8%

☆落札者は(株)ビルメン鹿児島

辞退・・・(株)芙蓉商事・(株)南和産業・(株)九州建物管理サービス・(株)美創産業

98.84%と99.65%と99.23%の予定価格に近い究極の戦いが行われた事が分かった。

参考までに昨年度の鹿児島市本庁舎清掃業務入札を調べてみると、12社による入札が行われ本年度と同じ(株)ビルメン鹿児島が落札者となっていた。

次号へ続く。

「転載終了」

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コメントへの返信・・・暴露クラブフアンさん!やっせんぼさん!不条理を許しま戦さん!

夏場はどうしても怠けてしまう。

ってな訳で久し振りの更新となりますが、コメント下さった皆さん!返信遅くなり申し訳ありません。

早速ですが複数いただきましたコメントの中から幾つかブログ上で返信させていただきます。

先ずは、奄美大島の暴露クラブファンさん!コメントありがとうございました。

自社さえ儲ければ構わないと考えている経営者が年々増えるなか、奄美大島の方から心が和むコメントをいただきましたので紹介させていただきます。

【コメント転載】

名瀬の港の埋め立て工事を村上建設と平良建設がしていますが、村上建設と平良建設は地元の特定企業だけを下請け(ダンプカー)に使うだろうと噂されていました。

しかしいざ仕事がスタートしてみると複数企業のダンプカーを使用しています。

これまでにない怪現象だと首をひねっていましたが、いろんな会社に仕事がまわるようにとの配慮なのかな?
大手建設会社なりに離島の建設業界全体のことを考えたのかな?
これまではいろいろ不満がつのることばかりでしたが、たかがダンプカーの仕事かもしれませんが、業界のなかで弱小企業に働く私たちには大きな出来事でした。

管理人さんはすべての土建屋が悪いと思っているかもしれませんが、少しずつ変わってると思います。少しだけ見守って下さい。私のまわりもみんな暴露クラブ見ています。このようなコメントは無視されると思いますが思いきって投稿しました。

【※コメント転載終了】

暴露クラブファンさん!コメントありがとうございました。

正直言って、「そりゃないだろ」・・・これがボクの最初の感想。

早速事実確認をしました。

確認してみると暴露クラブファンがおっしゃるとおりでした。

今回のような大手建設会社の小さな気配りと言うか配慮と言うか・・・これこそがワークシェアリングって気がします。

奄美大島を見渡すとなかには疑惑を抱えた企業を優先的に下請けに使っている大手建設会社もあります。

ふと思うんですね。
何故?あんな怪しげな会社に奄美市の大手建設会社が仕事をまわすのかな・・・ひょっとしたら弱味を握られているのか?・・・それとも仕事をまわすことで領収無しの裏金を受け取っているのかな?・・・まさかとは思うが官製談合の橋渡しをさせているのかな?・・・大手なら大手らしくドーンと構えて地元で仕事にありつけずに苦労している会社を一社でも多く使ってやればいいのに・・・ボクはそう思うのですが。

まぁ~怪しげな会社を優先的に使うということは何かがあるんだと思います。

暴露クラブフアンさん!今回はコメントありがとうございました。迷惑メール以外は無視することはありませんので今後もコメント投稿下さい。

公共事業の本質には携わる企業の育成・景気浮揚も含まれています。

発注者である役所は職種やランク別に仕事を発注することで役割を果たしています。

では、業界はどう考えるべきか・・・

大手建設会社だけが飯が食えればいいという話はありません。

小さな建設会社にもチャンスはあるべきです。なかなかチャンスがまわってこない場合は業界トップが試行錯誤すべきですね。(※談合を推進している訳ではありません。今回のように多くの会社のダンプカーを使うなどの合法的な配慮)(でなければ協会や組合、建友会に在籍する意味がない)


続きまして・・・やっせんぼさん!コメントありがとうございました。

あまり無理をされないように気をつけて下さい。やっせんぼさんがおっしゃるとおりクレーム等など役所に対して問題提起した場合、こちらの個人情報はつつぬけというか・・・身辺調査されると考えたほうがよいかと思います。

ボクも現在三反園知事の周辺者(側近)B氏とO氏を調べていますが、身近でおかしな出来事が起こっています。

また、奄美大島の大和村で囁かれている疑惑の大型プロジェクト(総工費数百億円規模)を調査してからは大量の嫌がらせメールが届くようになりました。

やっせんぼさん!何かしら動く場合は同行させていただきますのでお声掛け下さい。


奄美関連の記事に投稿下さいました不条理を許しま戦さん!コメントありがとうございました。

【コメントを転載】

つぶやかせてください。

この世の中うまくやってのける人だけが良い思いをしてる。裏でコソコソ上手にやっている人だけが人生の勝ち組み。

トップと上手にやる人だけがいい思いをする。

暴露したい事はたくさんあってもすぐ目をつけられる。業者との癒着、女性問題、マスコミの方が騒ぐのをただ待っているだけの日常です。

【※コメント転載終了】

不条理を許しま戦さん!

おっしゃるとおり世の中おかしなことだらけです。黙って待つより問題提起してみるのも1つの手です。
些細な問題でも構いません!納得出来ないこと、おかしな話、情報提供お待ちしております。


最後になりますが・・・奄美大島の大和村関連の記事に迷惑メール送ってくる暇人くん達へ!

発信元は「岩手県」「愛知県」「福岡県」

IPアドレスも確認済み。使用端末も確認済み。

姑息で低レベルな手法に笑っちゃいました(笑)

頭隠して尻隠さず(笑)

ネタ温めてるから心配するな。時期が来たら裏ネタ炸裂!どうぞお楽しみに。

逮捕者が出ちゃったりして。

┐(´д`)┌


あっ!そうそう!

現在、龍郷町のハマチャン関連の情報を募集しております。(サンズイ事件の匂いがプンプンする)

特にあんきゃばの採石場に注目していますので、
些細な情報でも構いません宜しくお願い致します!

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7ドラゴン

Author:7ドラゴン
世の中には表に出て来ない話が山ほどあります。
新聞にも週刊誌にも載ることはありません。
そのような見過ごされそうな問題をボクなりの視点で皆さんにお伝えして行こうと思います。
主に鹿児島県内の問題。
情報があれば九州管内の問題についても呟きますのでおヒマな時にはご訪問下さい。
情報提供、告発等につきましては公益性のあるものに限らせていただきます。
コメントは管理人承認後に掲載致しますが、コメントの内容が個人情報、誹謗中傷と判断した場合は承認致しません。
複数回に及んだ場合は通報と同時にIPアドレスをブロック致します。
宜しくお願い致します。

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