北乃きいちゃんもこの対応ができれば良かったのにね。
飛ぶ鳥を落とす勢いのアイドルグループAKB48の現ナンバーワン大島優子に、人気タレント・ウェンツ瑛士との熱愛が報じられました。
AKB大島優子&ウエンツ瑛士が“熱愛”
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WaTのウエンツ瑛士(24)とアイドルグループ「AKB48」の大島優子(21)が“親密”交際していることが20日、分かった。
関係者によると、2人が出会ったのは、今年1月から放送されたテレビ朝日系ドラマ「エンゼルバンク〜転職代理人」。女優の長谷川京子主演のドラマで共演し、親しくなったという。
-------------------------------しかし事態が盛り上がる前に、早々に本人たちから否定コメントが発表され、一体なんだったの?という間に終了となりました。
昨今の芸能ニュースの中でも最も美しい火消しだったといえるでしょう。
び、び、び、び、びっくり! | 大島優子オフィシャルブログ「ゆうらり ゆうこ」
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残念ながら、熱愛ではありませんが(たぶん、ウエンツさんが私を女として見てくれていないので笑)、ファンのみなさんやAKBのメンバーに心配をかけてしまって、ごめんなさい。私は今、仕事に燃えているので、恋愛どころではないです
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AKB48といえば、秋元康が築いた「恋愛=即解雇」という鉄の掟が有名です。過去に何人ものメンバーがプリクラ流出や恋愛報道で脱退処分となっています。アイドルはクリーンであれという秋元康の変態哲学の結晶ともいえる不文律です。
そんな鬼のコモンローを敷くAKB48で巻き起こった今回のスキャンダル。いくらナンバーワンである大島優子といえども、恋愛報道が事実となれば脱退は免れません。前田敦子を二位にしてまでスター複数体制を作ろうとした秋元康にとっては(※推測)、肝を冷やす事態だったでしょう。
さて、この一件、当人たち及び事務所の皆さんは見事な対応を見せました。そのポイントは我々一般人も見習いたくなるような火消しの極意に溢れています。
<お見事ポイントその1・スピード>
今回の熱愛報道がすぐさま沈静化したのには、その対応の早さに秘訣があります。今回の報道が出たのが最速で朝のワイドショー、それからわずか数時間で本人のブログから否定コメントが出るという凄まじいスピード感です。
これを、もし数日放っておいてしまうと次のようなシナリオが考えられます。
・熱愛報道
・対応なし
・メディアが事務所へ電凸
・報道が他メディアにも流れ出し拡散
・ブログや2chで話題に
・薄っぺらい情報を鵜呑みにしたファンが発狂
・火消し不可能!!
このように、最悪の場合それが事実でなくとも一部のファンによって真実のように受け止められ、収拾がつかなくなる可能性があるのです。(参考:北乃きい)
今回は異常なほどのスピード対応で、不要な情報の拡散を防いだのです。お見事!!
<お見事ポイントその2・ブログ記事の明るさ>
事実を否定したブログ記事の明るい論調も対応としては特筆に値します。自分のアイドル人生が終わるかもしれない出来事への対応としては異様なほどの明るい論調。最も、根も葉もない噂だからこその明るい対応なのかもしれませんが、どのように伝えればファンに間違いなく「嘘を嘘だと伝えられるか」という観点では100点満点の書き方ではないでしょうか。
特に
「でも、相手がウエンツさんでよかったです」
この表現がお見事です!!
<お見事ポイントその3・自ら解雇を口にする>
前述したように、「恋愛=即解雇」という鉄の掟が存在するAKB48。その不文律について語るのはタブーであり、ましてや自分がその瀬戸際にいるときに公に口に出すことは憚られるほど、「解雇」という言葉には強い意味があります。
それを、大島優子はブログ内で「解雇!解雇!」とメールが来たと言い放ったのです。
この余裕。そして、自らタブーである「解雇」を口にすることで、逆に「解雇はないのだ」とアピールする強かさ。このオンナ、相当出来ます。
天然のフリをして、相当計算高いブログ記事に仕上がっています。
ということで、おそらく何の根拠もない単なるガセネタだからこそのこの余裕、そしてこの火消し振りなのでしょうが、改めて大島優子のアイドル適正の高さを伺わせるエピソードでした。
ホントにプロ意識の高い子だですね。
北乃きいちゃんも大島優子をの火消しぶりを参考に次は見事な対応を見せて欲しいものです。