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サッカー

【サッカー日韓戦】劇的な勝利から見えた脱中村俊輔効果

ボールキャッチ川島


劇的勝利だ日本!!
ボールキャッチ川島!!


アジアカップ準決勝日本対韓国は両国の歴史に残る激闘の末、日本がPK戦で勝利を収めました!
いやあ、燃えましたね松木さん。

いやーすがすがしい!
昨晩は気持ちよく寝れた方が多いのではないでしょうか?



それにしても、川島の神セーブには驚きましたね。今大会イマイチ精彩を欠いていた川島。西川の方がいいんじゃないかという声もありましたが、最終的にそれらすべてを一瞬で跳ね返してしまいました。ついでにトレーナーの顔面も跳ね返してしまいました

顔面パンチ川島


さて、試合の詳細や試合レビューは専門のスポーツサイトやテレビ、ニュースがこれでもかと流しまくるでしょうから、下記にちょっとだけ記事を張っておく程度にしておきます。

アジアカップ準決勝 日本、韓国をPK戦で退け決勝へ!
勝因は「信じる力」
揺るがぬ自信と根強い不信で日本代表がアジアカップ決勝進出を決めるの巻。


さて、私はそれらとはちょっと違う見方で、エースとはなんぞや?チームとはなんぞや?という見方をしてみたいと思います。

なぜならこの試合、というか今大会は明確に「中村俊輔以前以降」のサッカーの違いが出たように見えたからです。


■エース中村俊輔の存在感とその代償

中村俊輔と鳥1

前回の日韓戦の対戦時、日本のエースはもちろん中村俊輔選手でした。

中村俊輔の代表的な特徴は、代名詞であるセットプレーの正確さ、得意の左足から繰り出されるロングフィード、そして視野の広さです。
特に前線でFWが潰れて獲得したセットプレーを中村俊輔が蹴り、長身CBが決めるというのは、日本代表にとって重要な得点パターンとなっていました。また、視野の広さを活かしたサイドチェンジやセンタリングもまさに中村俊輔選手ならではというプレーで多くのチャンスを生み出しました。

今大会の日本代表を見る限り、ダイナミックなサイドチェンジや大きな展開は中村俊輔がいたころに比べると少なく、より近距離でショートパスを繋ぐプレーが多いと感じます。さらにセットプレーに至っては今大会の対戦相手にとって、大した脅威ではないでしょう。

そして、中村俊輔の一番の特徴は、いわゆる王様タイプのプレーヤーだという点です。

語弊はあるかもしれませんが、いわばチームの浮沈は中村次第。自分の出来が良いときは抜群にチームは機能しますが、悪ければ全く機能しない。

また、テクニックは抜群に優れていましたが、仲間のために献身的に潰れて無理矢理スペースを作るといった泥臭いプレイよりは、スペース作りは他の選手に任せて、自分が前を向けなければ安全に後ろへ戻すプレーが多かったように感じます。これも彼のスタイルの一つです。
中村俊輔期の日本代表はどちらかといえばバックラインでのパス回しが多く、中央に縦パスをガンガン入れて勝負するというよりは、低リスク低リターンながらサイド中心のボールポゼッションで勝負するサッカーをしていたと思います。(異論もあるかもしれませんが敢えて流して下さい)

さらに溯れば、中田英寿も典型的な王様タイプの選手だったわけで、そういう意味でも日本代表は長きにわたり絶対的なエースを中心とした王様風のサッカーで闘ってきたわけです。


■絶対的エース不在から生まれた新スタイル

本田△と川島

さて今大会、香川、本田△、長谷部、遠藤、前田、長友、内田、岡崎と多くの優秀なタレントが揃っていますが、絶対的エースと呼べる選手はいるでしょうか?

この中でエース級選手としては本田△が上げられるでしょう。一見、彼の性格や発言から王様タイプと思われがちですが、プレイスタイルはむしろ献身的なポストプレーやボールキープによるスペース作り、体を張った前線からのプレス、そしてチームメイトとの連携力といった、どちらかといえば馬車馬的なプレイをする選手。香川選手もチームを操るというよりは積極的に裏を狙う動きやパスの受け方がうまい選手で、使い使われる中で生きるタイプです。


要するに、今大会は日本代表が初めて経験する王様不在。
しかも、精神的支柱の中澤、トゥーリオもいない危機的状況だったわけです。

本田△と愉快な日本代表たち

この状況下で、偶発的に生まれたのが「全員献身のサッカー」です。

前線では前田が体を張り、その裏を岡崎狙い続ける。中盤では本田がその屈強なフィジカルでボールをキープ。香川は抜群のトラップで前を向く。中盤の底では遠藤と長谷部が攻守バランスを取り、時にはディフェンスラインまで引いてパスを受け、タメを作る。両サイドでは内田と長友が懸命に上がり下がりを繰り返し、中央では吉田の高さと今野のカバーリングで守り切る。そんな、チームのための各選手の役割が高度に明確化された状況が、偶然か必然か生まれ、機能した結果が今大会の決勝進出なのだと思います。


■カオスがあるからニューヒーローは生まれる

川島かっけー

そんな状況を見て、一つのエピソードをお思いだしました。
日本最強の人材輩出企業「リクルート」の斬新な人材育成論の話です。

リクルートでは新規事業の開発などで中心人物となり、大きな結果を出して柱に成長した人材を、その事業がようやく軌道に乗ったかのらないかという絶妙のタイミングで、敢えて「ハズす」そうです。すると今までその人のおかげで回っていた現場は大混乱に陥ります。現場の人間としては「何で今?」というレベルの大混乱です。

しかし、この混乱が組織に核反応を起こします
カオスに陥った現場でなんとかその状況を立て直そうと各メンバーが努力すると、メンバー間の連携が急速に高まり、その中から新たな才能、そして新たなリーダーが誕生するのです。メンバーの結束と新たな才能のもとで急速に整備が進んだ新事業は、それまで以上の強固な地盤を築くことができるというわけです。

そしていつかはその新リーダーも外され、再び強制的なカオスが引き起こされます。このカオスこそが組織の新陳代謝を生み、永続的な人材の輩出を可能とするのです。


それと同じことが今の日本代表に起きています。黄金世代と呼ばれた選手たちが代表から去り、現場には谷間の世代(松井、今野ら)と谷底の世代(本田、長友、内田、長友、香川、岡崎)が残りました。谷間、谷底と呼ばれた選手たちによる日本代表。それだけを聞けば日本代表は過去に無い憂うべき状況に陥ったと思ってしまうかもしれません。

しかし、その逆境、カオスから生まれた類稀なチーム力は、まさに歴代最強といっても良いレベルに到達しようとしています。

韓国を倒し、まずはアジア最強になりました。次はオセアニアの巨人オーストラリアと対戦します。オーストラリアは準決勝を6-0と夢のスコアを上回る大爆勝で勝ち上がる圧倒的な強さを見せました。

しかし、何か今回の代表はデカイことをやってくれそうな気がするのです。

スポーツ紙が使いそうなザッケローニダジャレ10連発

zakke

サッカー日本代表監督がイタリア人監督のザッケローニ氏に決定しました。

直前まで日刊スポーツとかいうゴシップ誌が、「ペケルマンに決定」というガセネタを掴まされていましたが、蓋を開けてみればイタリア人のザッケローニ氏。サビオラやアイマールなど育成面に定評のあるペケルマン就任に心を躍らせていた我々としては、「誰?」という感じでしたが、実はなかなかの名将のようです。


<サカつく上でのステータス>

▼ザックラーニ(イタリア) → アルベルト・ ザッケローニ
起用方針:若手重視
試合方針:戦術変更を多用
育成方針:マンマークディフェンス重視
休養方針:たまに休む
世代別指導:23~29

ポリシー
□□□□|□□□□
□□□□|□□□□
□□◇□|□□□□
□◇◆◇|□□□□
◇◆◆◆◇────
◇◆◆◆◇◇□□□
◇◆◆◆◇◇◇□□
◇◇◆◇◇◇□□□
◇◇◇◇◇□□□□

世界でもトップクラスの一流監督。
連携指導の名手である。
年俸2億6200万円
留学先にミラン追加。

留学先にミラン追加!やったぜ!


今回の就任で各スポーツ紙は色めき立っています。
そして、デスクでは気の早い担当記者があらゆる場面で使いまわしの利く、「ザッケローニダジャレ」を用意し、今か今かと披露の機会を伺っていることでしょう。

そんなスポーツ紙記者の出鼻をくじくべく、考えられる「ザッケローニダジャレ」を先に列挙してしまい、ひどくガッカリさせてやろうかと。


<スポーツ紙が使いそうなザッケローニダジャレ>

1.ふザッケんな!
⇒ザッケローニが記者にマジギレ

2.ふザッケローニ
⇒日本代表が格下に大敗

3.ふザッケルーナ
⇒闘莉王の招集拒否にザッケローニマジギレ

4.ザッケンじゃねー
⇒アジアカップ苦戦にファン激怒

5.おふザッケが過ぎる
⇒セルジオ越後が代表に苦言

6.ザックジャパン⇒ザッコジャパン
⇒ホームで格下相手に辛くも引き分け

7.ザックとは違うのだよ
⇒ザッケローニ解任、岡田再登板で勝利

8.オーザック・・・
⇒FW陣がことごとく好機を外しうなだれるザッケローニ

9.突破アルベ!ザッケローニ
⇒W杯本戦直前のテストマッチでイングランドに大勝

10.日本はサッカーからザッカ―へ
⇒ザッケローニサッカーが日本に激ハマリ


こんなもんでしょうか。かなりひねり出しましたが笑。
他にもあればどしどし寄せていただき、スポーツ紙をガッカリさせてやりましょう!

北朝鮮代表、強制労働なし!その時、チョンテセは…

チョンテセ炭鉱送りの図

良かったね!北朝鮮代表、生きて国に帰れるよ!!

ワールドカップグループリーグ三試合で1得点、12失点と死のグループにあって、すっかりボーナスステージと化してしまった北朝鮮代表。その残念な様子は北朝鮮国内でもあろうことか生放送され、おそらく娯楽の少ないかの国では視聴率が100%であったことでしょう。

となると、「北朝鮮敗北=炭鉱で強制労働」というイメージを抱きがちな私たち日本人。あの頑張った北朝鮮代表は国にちゃんと帰れるの?帰ったところで家はあるの?炭鉱直行なの?などと心配になってしまいます。

しかし、どうやらその心配は杞憂で終わりそうな情勢です。
良かったねチョンテセ!

杞憂だった強制労働所送り!帰国の北朝鮮代表に豪華住宅や高級車のご褒美
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2010年6月27日、サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で3戦全敗を喫した北朝鮮代表チーム。気になる帰国後の安否だが、強制労働所送りどころか、どうやら英雄扱いされているようだ。現代快報が伝えた。
記事によると、16日にFIFAランキング105位の北朝鮮チームが王国ブラジルに1点を返した試合は、3日後に新聞に大々的に掲載され、国中に歓喜の渦が巻き起こった。 
北朝鮮代表選手はW杯本戦への出場を果たした時点ですでに英雄視され、スポーツ選手としては最高となる「人民体育人」や「功勲体育人」などの称号が贈られている。 
帰国後も英雄扱いは変わらず、金正日(キム・ジョンイル)総書記から豪華住宅や高級車などの「ご褒美」が贈られることになるという。また、代表の23人はほとんどが貧しい農村の出身だが、今回の功績で平壌戸籍も与えられる。 
北朝鮮では戸籍によって国から受けられる福利厚生が異なり、首都・平壌の市民になることは全国民の憧れだ。 
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ああ、なんといういい国北朝鮮!!

↓タイマーズ あこがれの北朝鮮
 

 ただ、気になるところが2点あります。

<そもそも、これは本当か??>
国家の代表者から外交担当、アメリカの駐在員までまさに「息を吐くように嘘をつく」姿が繰り返しテレビで報道されています。とすると、これも何かのワナでは?テレビが取材に来そうな最初の一ヶ月だけいい生活をさせて、メディアに露出させて、その後炭鉱送りにするのでは??
など、いろんな想像をしてしまいます。

<チョンテセは?>
ワールドカップでもゴールへの意識の高さとフィジカルを見せつけ、ブラジル戦では得点の基点となる見事なポストプレーを披露しました。

しかし、このチョンテセは日本在住。いわゆる在日です。在日北朝鮮人が平壌市民になれるから帰って来いといわれた場合、どうなるのでしょうか?本人たち次第なのでしょうが、全く想像がつきません。
チョンテセ北朝鮮に帰っちゃうの??


というわけで、本国での英雄待遇が確約され、安心して国へ帰れる北朝鮮代表。心配事は尽きないですが、とりあえずお先にお疲れ様です。

とりあえず、金正日激怒ってことが無くて良かった良かったwww。 

ワールドカップで変わった日本代表岡田監督への評価

岡田監督

【W杯前の岡田監督】


           /´ ̄ ̄ ̄`ヽ
          /   _,ァ---‐一ヘ
          i  /      |
          | 〉    /  \|
          |  |       |
         ヤヽリ -[ (・)][(・)]
          ヽ_」      つ|
            |      __)
            |      □□
            |      /


【現在の岡田監督】

  |ツ ヾ\{   (⌒\;;;;;;;;,,      ,,,,;;;;;;;;;;:'    //ミっ}
    i 仆、\\_,ゝ、  \__      ____  //!シ /
     { 、{`r‐-、/´,.\  \ー====f'" ,..r―r-、`゙ソノ レ'i 
       、 Y ゝ、  \   \  \ ̄ {_ `==≠' /⌒)|  ノ
        \| (  \  \  \   \ ゙=====≠   / |/
            、 \  \  丶、 \   \     /    { /
            人  \   \  ` ̄`゙    `ー-┘    |/
        ( {::ハ  /\   \                }
       ハ!:::\! .:: \                  }ヽ,
    }::::\:::::\  \                /::;ノ
          〈:::::::::ノ/ ̄\                     |::ィ

工場長カッコイイwww。 

日本代表の決勝トーナメント進出は奇跡じゃない!数字から見た「南アフリカの奇跡」

102199s

日本人に生まれて良かった!!

サッカー日本代表、デンマークを3-1で下して国外開催のW杯では初のベスト16進出

サッカー日本代表が国民の大半を寝不足に陥れながら、それに報いるような素晴らしいサッカーでデンマークを3対1で下して大勝利!!文句なしで決勝トーナメント進出を決めました。
まさに魂を震わせる勝利でした!

この試合、日本のゴールは本田△とガチャピン(遠藤)と岡崎。
中でも本田と遠藤のFKは、日韓大会のリバウドのゴールやドイツ大会のフィリップ・ラームのミドルシュートのような、「これぞワールドカップ!」という胸のすくようなゴールが少ない今大会において、間違いなく現時点でのベストゴールです。どちらもゴールキーパーの視野、心理を逆手にとった神ゴールでした。

本田△は曲げるかと思わせてのまさかのストレート。


遠藤は壁裏の死角から、壁の上でもなく下でもなく、横という意外性+本田が蹴らないというフェイント。



うーん、美しい!!

今日のこの日は、まさに日本サッカー史において最高の瞬間。今日が日本サッカーが始まった日と言っても差し支えないでしょう。


さて今回、見事なサッカーでグループリーグ突破となったわけですが、この奮闘ぶりは相対的に見て、実際どの程度「奇跡」だったのか?
それを独自の数値分析で解明していきたいと思います。

その数値分析の尺度は「サプライズ指数」です。

<サプライズ指数の定義>
■グループのFIFAランク最下位チームが決勝トーナメントに進出することを「サプライズ」とする。
■サプライズ指数とは、予選突破の難易度を数値化したものであり、この数値が高いほど予選突破の難易度が高く、低いほど容易であると推測するものである。
■サプライズ指数の算出方法は以下の通り
-------------------------------
FIFAランク最下位チームのFIFAランク-グループのFIFAランク上位3チームのランク平均
-------------------------------
■客観性を維持するため、選手のコンディションやチーム状況、ホームorアウェイは考慮しない。

ということで、上記の算出方法を用いて、今大会のサプライズ指数を算出した結果が以下となります。。

<各チームのFIFAランクとサプライズ指数>
下剋上指数1

↑青くなっている箇所がグループのFIFAランク最下位チームです。
日本の順位は45位で最下位。サプライズ指数は25.3です。


<グループ別サプライズ指数ランキング>
1.北朝鮮      :94.7
2.南アフリカ     :69.0
3.ニュージーランド :54.7
4.韓国(突破)    :33.3
5.日本(突破)  :25.3
6.ホンジュラス   :23.3
7.ガーナ(突破)  :18.3
8.アルジェリア   :14.3

⇒北朝鮮すげえwww。これは炭鉱送りは可哀そうです。

<サプライズ指数グラフ>
下剋上グラフ

⇒日本は奇跡という割には、韓国よりサプライズ指数は下です。

日本が所属するグループEはこのサプライズ指数の計算によると、25.3の全体5位。韓国よりもサプライズ指数が低かったという結果に。
北朝鮮・南アフリカ・ニュージーランドが予選突破していたら、日本が予選を突破することの2~4倍のサプライズだったというわけで、この数値上だけで見れば、日本の奇跡感は日本国民やメディアが「ルステンブルクの奇跡」などと大騒ぎをするほどのサプライズではないというようにも見受けられます。

そして、次のパラグアイ戦について考えると、パラグアイのFIFAランクは31位ですので、サプライズ指数は14。19位のカメルーン戦の26に比べて約半分のサプライズ指数です。

これはもう奇跡でもなんでもありません!
勝てます!勝っても奇跡ではありません!必然です!!

本田△FK

あるぞあるぞ!ベスト8!!

<関連ニュース>
日本の夜明け!威風堂々の戦いで日本代表決勝T進出決定の巻。
【W杯】 日本3-1デンマーク 日本、デンマークに快勝。決勝トーナメント進出!

日本代表はデンマーク代表に絶対勝てない。

ベントナー

さあ、運命の一戦です。


日本対デンマークの試合が刻一刻と迫ってきました。日本は引き分け以上で決勝トーナメント進出ということで、可能性的にはやや有利な情勢ですが、最後まで予断は許しません。何といっても、相手は格上デンマーク。目立った選手はいませんが、抜群のチームワークとフィジカルで、強豪ぞろいの予選を勝ち上がってきた強者です。

日本では放送時間が平日木曜日の早朝3:30~ということで、体力的にもかなりキツイ!しかし、これは見るしかないでしょう!
日本人なら!

しかし、そんな日本人としての決意を揺るがすような、愛国心すら置き忘れてしまうような感動エピソードをデンマーク代表は持っているのです。


それは、2002年日韓ワールドカップでの話。

京都新聞 2002.6.17
キャンプ地に感動残す デンマーク代表が帰国
------------------------------------------
 W杯1次リーグA組でフランスを破り1位通過したデンマーク代表。決勝トーナメントではイングランドに敗れたが、キャンプ地・和歌山に感動を残し、17日、日本を去った。

 チームが事前キャンプで和歌山市に滞在していた5月。練習場から帰る選手のバスを追う2人の小学生の姿があった。1人は母親がこぐ自転車に乗り、1人は走って追い掛けた。練習場でサインをもらい損ねた親子だった。

 子供らが3キロ近く離れたホテルに到着したとき、バスにはすでに選手の姿がなかったが、2人に気付いたオルセン監督が笛を吹いて選手を呼び集め、全員でサインをプレゼントした。子供は大喜びし、母親は感動して涙をこぼした。

 「子供に頼まれたら応えるのが当然」という監督。「和歌山で素晴らしい環境を提供してもらったお返し」とすべての練習をファンに公開し、選手も気軽にサインに応じた。ファンは日増しに増え、最後の練習となった13日には、2500人もの市民が練習を見守った。

 チームは17日朝、和歌山市のホテルを出発、帰国の途についた。早朝にもかかわらず大勢のファンが「感動をありがとう」と見送り、選手らは手を振って最後の声援に応えた。
------------------------------------------

な、なんといういい話(号泣)。
オルセン監督△!!!
オルセン監督

サッカー選手はサッカーができるだけじゃダメなんだと。
サッカー選手はサッカーを通して夢を与えることも仕事なんだと。
サッカー選手はサッカーを通して平和を実現しているんだと。

なんて素晴らしい奴らなんだデンマーク!!!
こんなチームに勝てないよ!
色んな意味で!

他にも、デンマークが残した感動的な秘話としては、こんなものが有名です。

サッカーのデンマーク代表が日本で残した伝説
-----<要約>-----
2002 FIFAワールドカップ時の和歌山合宿での、トマソンと聴覚に障害を持つ地元の少年との心温まるエピソード

トマソン△!!!!!
トマソン

このエピソードは捏造の噂もありますが、これが本当だと思えるほど、デンマーク選手たちの人柄が日本人の心を打ったという証拠でもあります。ちなみに、このエピソードのあまりの反響と感動ぶりに、『少年とストライカーと約束』というタイトルで書籍化もされています。

少年とストライカーと約束少年とストライカーと約束
著者:上井 建治
販売元:双葉社


日本対デンマーク戦は日本国民としては負けたくない!
でも、この崇高な精神を持ち合わせるデンマークに勝ってしまっていいのだろうか・・・。

よし、ここは世界平和のために1-1の引き分けで行きましょう!

日本代表よりデンマーク代表を応援したくなる感動エピソード

ベントナー

さあ、運命の一戦です。


日本対デンマークの試合が刻一刻と迫ってきました。日本は引き分け以上で決勝トーナメント進出ということで、可能性的にはやや有利な情勢ですが、最後まで予断は許しません。何といっても、相手は格上デンマーク。目立った選手はいませんが、抜群のチームワークとフィジカルで、強豪ぞろいの予選を勝ち上がってきた強者です。

日本では放送時間が平日木曜日の早朝3:30~ということで、体力的にもかなりキツイ!しかし、これは見るしかないでしょう!
日本人なら!

しかし、そんな日本人としての決意を揺るがすような、愛国心すら置き忘れてしまうような感動エピソードをデンマーク代表は持っているのです。


それは、2002年日韓ワールドカップでの話。

京都新聞 2002.6.17
キャンプ地に感動残す デンマーク代表が帰国
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 W杯1次リーグA組でフランスを破り1位通過したデンマーク代表。決勝トーナメントではイングランドに敗れたが、キャンプ地・和歌山に感動を残し、17日、日本を去った。

 チームが事前キャンプで和歌山市に滞在していた5月。練習場から帰る選手のバスを追う2人の小学生の姿があった。1人は母親がこぐ自転車に乗り、1人は走って追い掛けた。練習場でサインをもらい損ねた親子だった。

 子供らが3キロ近く離れたホテルに到着したとき、バスにはすでに選手の姿がなかったが、2人に気付いたオルセン監督が笛を吹いて選手を呼び集め、全員でサインをプレゼントした。子供は大喜びし、母親は感動して涙をこぼした。

 「子供に頼まれたら応えるのが当然」という監督。「和歌山で素晴らしい環境を提供してもらったお返し」とすべての練習をファンに公開し、選手も気軽にサインに応じた。ファンは日増しに増え、最後の練習となった13日には、2500人もの市民が練習を見守った。

 チームは17日朝、和歌山市のホテルを出発、帰国の途についた。早朝にもかかわらず大勢のファンが「感動をありがとう」と見送り、選手らは手を振って最後の声援に応えた。
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な、なんといういい話(号泣)。
オルセン監督△!!!
オルセン監督

サッカー選手はサッカーができるだけじゃダメなんだと。
サッカー選手はサッカーを通して夢を与えることも仕事なんだと。
サッカー選手はサッカーを通して平和を実現しているんだと。

なんて素晴らしい奴らなんだデンマーク!!!
こんなチームに勝てないよ!
色んな意味で!

他にも、デンマークが残した感動的な秘話としては、こんなものが有名です。

サッカーのデンマーク代表が日本で残した伝説
-----<要約>-----
2002 FIFAワールドカップ時の和歌山合宿での、聴覚に障害を持つ地元の少年との心温まるエピソード

トマソン△!!!!!
トマソン

このエピソードは捏造の噂もありますが、これが本当だと思えるほど、デンマーク選手たちの人柄が日本人の心を打ったという証拠でもあります。ちなみに、このエピソードのあまりの反響と感動ぶりに、『少年とストライカーと約束』というタイトルで書籍化もされています。

少年とストライカーと約束少年とストライカーと約束
著者:上井 建治
販売元:双葉社


日本対デンマーク戦は日本国民としては負けたくない!
でも、この崇高な精神を持ち合わせるデンマークに勝ってしまっていいのだろうか・・・。

よし、ここは世界平和のために1-1の引き分けで行きましょう!

オランダ戦、中村俊輔に最低点。日本代表採点結果

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まずは、謝ります!

岡田監督を見誤っていました!

戦前の予測で中村俊輔は全試合出ないのではないかと思っておりました。ドライに戦えば戦うほど、中村俊輔の出番は無いのではないかと思っておりました。
しかしまさか、岡田監督がそこまで中村俊輔を買っていたとは。完全に見誤りました。


後半、スナイデルのゴールで一点ビハインドの場面、岡田監督が切った最初のカードはまさかの中村俊輔。
岡田監督のピッチ上の選手に対するメッセージ。それは、「俊輔のボールキープで攻撃時間を長くして攻めに転じよう」というメッセージだったのでしょう。

そのメッセージ通り、中村俊輔は前線でボールが来るのを「じっと」「待って」いました。

監督のメッセージ通り、「俺は攻撃のためにピッチに立っているぜ」と前線に「じっと」張り続けました。もちろん、前線からのチェイシングや積極的な守備なんてしません。中村俊輔は中盤の王。守備なんて泥んこ岡崎やスケコマシ玉田など下々のする仕事なのです。



そんなオランダ戦の各選手の採点結果が発表されました。(by 読売新聞)

GK 川島 6・0
DF 駒野 6・5
DF 中沢 6・0
DF 闘莉王 6・5
DF 長友 6・5
MF 阿部 6・0
MF 長谷部 6・0
MF 遠藤 6・0
MF 松井 6・5
MF 中村俊 5・0
MF 大久保 6・0
FW 本田 6・5
FW 岡崎 5・0
FW 玉田 5・5

岡田監督 5・5


中村俊輔(王)と泥んこ岡崎が最低点の5.0点。
採点は低かったものの中村俊輔(王)は単独最低点を免れた形となりました。

しかし、酔いどれ解説者こと松木安太郎氏には中村俊輔が王だとか何とかは関係ありません。酔いどれですから!

試合中に再三言っていました。

「交代で入った選手はもっと走らなきゃ!!」

これが暗に中村俊輔を指していることは間違いありません。
いつも「いけ~!」とか「うお~!」とか「ぶべら!」とかしか言わない、厳粛な代表戦ですら近所の居酒屋に来たような気分を味あわせてくれるのが解説者・松木安太郎。まさに、童話「裸の王様」の子供のようにあくまで無邪気に中村俊輔(王)を批判してくれました。さすが酔いどれ!

たしかに、正直運動量・ポジショニング・攻撃の組み立てなど全てにおいてイマイチと言わざるをえませんでした。特に期待されていた攻撃参加については、ガッカリの一言。それは、下の画像にも現れています

闘莉王決死のダイブに無反応のおもしろ画像
nannan5
俊輔先生切れられとるwww。

守らない、攻めれない、走れないで、ネットの界隈では中村投入以降10対11になった、、なんていう厳しい声も聞かれました。
中村俊輔(王)ェ・・・。


とはいえ、批判ばかりしていても面白くありません。もちろん収穫もありました。オランダ戦の最大の収穫としては、日本がリスクを冒す姿勢を出せたこと。カメルーン戦では専守防衛でしたが、オランダ戦では攻撃にも積極性を発揮できたように見えました。特に両サイドの攻め上がりが幾度か見られたところは評価できます。負けはしましたが、何か手ごたえは掴んだのではないでしょうか。

デンマーク戦は引き分け以上で決勝進出。守れば勝ちとはいえ、ここはこの二試合で得た手ごたえを実感に変えて、見事な勝利で決勝進出してほしいものですね。

中村俊輔、ワールドカップ全試合不出場の可能性

中村俊輔と鳥1

カメルーン戦で歴史的な勝利を挙げた日本代表。
平日深夜の放送でありながら、平均視聴率も45%を突破するなど、まさに日本国民全員の魂を揺さぶる試合となっていました。

しかし、違和感を感じた方も多いでしょう。日本代表を支えてきたあの男の姿がありません。

そう、中村俊輔です。
中村俊輔と鳥2

戦前から足首痛が伝えられてきたので、スタメンは仕方ないとしても、途中交代ですら呼ばれませんでした。 ピッチサイドでダッシュを繰り返し、再三アピールを繰り返していたにもかかわらずです。

中村俊輔なしで、格上相手に素晴らしいサッカーを実現した日本代表。ここまでいい試合をされると、中村俊輔の立場はありません。むしろ、現在良いチーム状況なのにも関わらず、いまさら中村俊輔を試す暇も価値も無いのです。

となると、俄然現実味を増すのが中村俊輔の全試合不出場の可能性。しかも、監督はあの「カズを切った男」岡田武史です。
断言しましょう。

次のオランダ戦で中村俊輔が先発じゃなければ、今大会は全試合不出場!! 

中村俊輔と鳥3

▼スタメンとして使えない理由~対世界向けの戦術~

今大会、全チームが格上といってもいいグループE。まさに「三強一弱」という、日本人にとっては大変悲しい下馬評です。実際の実力差も下馬評通りではないかというのが、岡田監督の分析のはず。
岡田監督は日本人監督の中でも特にリアリストとして知られており、マリノス時代には史上初の3ステージ連続優勝を達成しながら「つまらない」と揶揄されてきました。それでも「つまらないかろうが負けないサッカー」を信条に戦ってきた愚直な男なのです。

そんなリアリスト岡田監督率いる日本代表が、今大会の大変厳しい状況下で戦っていくためには、戦術はリトリート(全員自陣に戻って守備)以外にありえません。とすると、起用する選手は自ずと守備に定評があり、運動量もフィジカルも十分な選手に限られてきます。
すると、中村俊輔選手はスタメンのチョイスから外れるのです。


▼リザーブとして使えない理由~存在意義とメッセージ~

続いて、途中交替の可能性。
途中交代の可能性について考えるとき、カメルーン戦で見せた、岡田監督の采配を見逃すわけには行きません。

後半24分の岡崎投入。そして、後半37分の矢野投入。
この二人のFW投入にはピッチに立つメンバーへの明確なメッセージが込められています。
それはもちろん、一点差での逃げ切りに向けた、「守備強化」のメッセージです。岡田監督はこの二人の投入によって、イレブンに「守備に一辺倒でも良いんだ。とにかく、あらゆるタイミングでつぶしをかけろ!」というメッセージを届けることに成功し、かつて見たことが無いほどの連携力を発揮させたのです。
仮にこの場面、中村俊輔選手を投入していたとしたらどうなったでしょうか?おそらく、ピッチ上の選手たちにとっては、監督の意図が分からず、混乱を招くだけの結果となったでしょう。以下のような感じで。。

「一点取って来い」というメッセージだったとしたら、何故森本ではないのか?守備重視なら何故岡崎じゃないのか?相手の足が止まってきたところへ仕掛けるなら何故玉田じゃないのか?

コンディションが万全ではなく、プレースキック以外で活躍ができそうも無い中村俊輔。世界レベルと相対する際、その存在にはイレブンへのメッセージ性が皆無であり、リザーバーとしての価値が無いに等しいのです。


と考えると、今大会は中村俊輔がメンバー入りして活躍できるタイミングがありそうに無い。。。


かつて、日本代表の精神的な支柱であり、日本の近代サッカーの礎を築いた男、生きる伝説・三浦知良をフランスワールドカップのメンバーから外した岡田武史。

この究極のリアリストが、日本サッカー界の至宝・中村俊輔を切る可能性は十二分にあるのです。

日本代表、カメルーンに1-0大勝利!日本選手の採点結果!

喜ぶ日本代表イレブン

日本代表やりました!!カメルーンに1-0で勝利です。
熱い!ヤバイ!間違いない!!

事前に行っていた結果予測がことごとく的中し、自分で自分が怖いです。

さて、事前予測の答え合わせは明日として、今日は出場選手たちを独断と偏見で採点してみたいと思います。


日本vsカメルーン戦 日本代表採点

<スターティングメンバー>
GK
川島 永嗣:6.0
後方からのコーチングと的確なキャッチングが光った。ボールがキャッチしづらい今大会において、川島のホールド感はDF陣の安心感につながったはず。また、適度な時間稼ぎも逃げ切る展開においては良かった。

DF
駒野 友一:5.5
前半はカメルーンの左サイド・アスエコトを良く抑えた。後半はやや競り負ける場面もあったが、素早い危機察知で左サイドからの攻撃を最小限にとどめる働きだった。

田中マルクス闘莉王:5.5
空中戦で無類の強さを発揮。後半75分まで空中では一度も負けなかったことが守備に安定をもたらした。足元のボールで何度かクリアミスがあったが、日本が安心して戦えたのは闘莉王の存在なくしては語れない。

長友 佑都:6.0
エトーとのマッチアップでほとんど仕事をさせず、役割を完遂。攻撃参加は少なかったが、今日の展開で言えば攻撃参加によってサイドにカウンターを受けるリスクを減らしていたとも言えるか。

中澤 佑二:6.5
頭脳的なDFと高さで中央において存在感を発揮。闘莉王との関係性では、中澤がカバーリングに回ることで互いの穴を埋めあった。

MF
阿部 勇樹:6.0
アンカーというより、五人目のDFとして機能。闘莉王が突出した際や、前線のチェイシングが行き過ぎた際にスペースを埋める働きでチームに貢献。

遠藤 保仁:6.0
やや消える時間帯もあったものの、守備・攻撃両面で力を発揮。セカンドボールの奪取回数もチームで1,2を争う。また、本田の得点時には右サイドに走りこんだ松井に鋭いパスを送り起点となった。

松井 大輔:6.5
右サイドから本田の得点をアシスト。左右両サイドでの卓越したボールキープと仕掛けで、攻撃の中心として機能。トップ二人だけではなく長谷部、遠藤との連携もバッチリでコンディションの良さが伺えた。

長谷部 誠:6.5
中盤のバランサーとして十分に機能。左右両サイドどこにでも顔を出す運動量はチームダントツ。また、後半のミドルシュートは苦しいチームに一時リズムを取り戻させた。

大久保 嘉人:6.0
献身的な守備と両サイドにおける神出鬼没なアタッキングで攻撃の起点になった。松井、本田との連携が絶妙。

FW
本田 圭佑:7.0
ワントップとして得点を挙げ勝利に貢献。また、前線で体を張ったポストプレーをこなし、前線のターゲットとしてチームに時間をもたらしたことも評価できる。被ファウルもダントツ。

<交代選手>
稲本 潤一(後半43分):-
出場時間が短いため評価なし

岡崎 慎司(後半24分):5.5
後半終盤に貴重なDFWとして機能。カウンターのピンチなどにはトップからいち早く戻り、時間を稼いでいた。また、オフサイドではあったものの卓越したゴール嗅覚も発揮し、長谷部のこぼれ球にいち早く詰めポスト直撃のシュートを放った。

矢野 貴章(後半37分):5.0
前線でDFWとして起用。積極的なプレッシングで貢献はしたものの、攻撃面ではタイミング無く試合終了を迎えた。 


いやはや、とても気持ちよく眠れそうな一夜です。 

参考:痛いニュース
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