auが先日発売したAndroidケータイIS01。
発表当初は「メガネケース」等と揶揄されていましたが、いざ発売されると大型の量販店でも売り切れ続出だそうで、もともと初期ロットでの生産数が少なかったとはいえ、予想以上の売れ行きに、KDDI担当者ですら驚きを隠せない状態だそうです。
この売れ行きの秘密。それは、月々8円という破格の費用にあります。今回はIS01を8円で運用する方法をお教えしたいと思います。
<月々8円でAndroidを入手する方法>
1、端末を購入
まずは、端末を購入しないことにはなにもはじまりません。様々なお店を巡り安い店をさがしましょう。
とはいえ、このIS01は初期ロットが携帯端末としてはかなり少なく、安さが売りの量販店にいっても、そうそう安くはありません。私が先週、秋葉原と新宿を巡り値段をチェックしたところ、一括購入はどこも一律で36700円で、分割なら初期費用0円で月々1575円。
ここは、パソコンを買うのだと思って、ある程度の出費は覚悟した方がいいかもしれません。とはいえ、他社のスマートフォンやガラケーよりやすいので、仕方ないと諦めましょう。
ちなみに自分は、RICOHのGXRを買ったときのポイントと、溜まっていたauポイントを利用して26000円でj購入しました。
2、初期設定
端末を購入したら、初期設定が必要になります。
この初期設定はたかが知れているとはいえ、若干のパケット料金がかかります。ここです子しかかってしまう分は覚悟が必要です。
3、電源をオフ
初期設定が終わったら、光の早さより早く電源をオフにします。
一瞬の3G通信すら許さない方針です。
4、SIMカードを引っこ抜く
ここでデータ通信オフモードへ設定を変更するのでもよいのですが、ちょっと、面倒な上本当にデータ通信オフになっているのか不安になってきますので、一番手っ取り早くて間違いがないのは、SIMを引っこ抜くことです。電池パック裏にあるSIMトレーを引っ張って、SIMを抜いてしまいましょう。基本的にSIMがなくても端末としては動作するので概ね問題ありません。
5、通信型のウィジェットを全て消す
アンドロイドには通信で常に最新情報を取得するタイプのウィジェットがプリセットされていますが、通信を切っているのであまり意味がない上に、通信を行おうとするたびに電池を消費しますので、これらは全て切ってしまいます。唯一ありなのはtwit SHくらいでしょうか。これはユーザーからのプシュ方ウィジェットなので切らなくても影響はありません。
<料金について>
本当に8円なの?ガセネタじゃないの?という人のためにちょっと計算をしてみたいと思います。
ポイントとなrのはauのISデビュー割をいかに使うかです。
・プランEシンプル:780円
・ISNET:315円
・ユニバーサル使用料:8円
・ISデビュー割:-1095円
・通信料はWifi利用なので無し
⇒合計金額:8円
という計算になります。
注意していただきたいのが、このISデビュー割が9月末までで終了だということです。基本使用料を全額引いてしまうという、太っ腹(というか無茶苦茶な)キャンペーンなだけに買う気のある方はこの機会を逃さず入手するのが得策でしょう。
ちなみに、二年たって全ての契約を切ってしまっても、wifiで運用できますのでPCとしてはそのまま使えます。
というわけで、auの予想の斜め上をいきっぷりがユーザーに不安すら与えていますが、冷静に色々考えるとわりと使い勝手のいい商品やサービス設計になっているようなので、「こいつらはダメだ!」と見切ってしまう前に一度8円ケータイでまずはAnroidデビューしてみるのはいかがですか?