D9の響き

Guitarを肴につらつらと・・

Katy Lied('75)/Steely Dan

2014-02-22 20:03:45 | steely dan-connection
邦題”うそつきケイティ” この作品は、ブルーズ・ロックから完全に脱却し、その後のSDサウンドが既に出来上がっている事が良く解る内容となってますね。 しかも、それぞれの曲において、あの"Aja"に被る部分、てのが結構垣間見られます。 3rd作”さわやか革命”ではソウル色が強かったのですが、一転して2ndの続編的と言えそうな程、前作とは異質な雰囲気が濃厚です。 そんな本作は、Danの4枚目に当たる作 . . . 本文を読む

Countdown to Ecstasy('73)/Steely Dan

2014-02-21 23:57:15 | steely dan-connection
Steely Dan関連で、多分この作品が一番地味かもしれませんね。 彼らの2nd作”Countdown to Ecstasy”ってヤツです。 作品の傾向としては、やはりデヴュー作”Can't Buy A Thrill”の延長となっており、この辺から、ボチボチ本領発揮への兆しみたいなものが、すこしずつ見えて来てるような感じがします。 前作で中心を占めていたブルーズから、インプロまでもを歌の一部へと . . . 本文を読む

Can't Buy A Thrill('72)/Steely Dan

2014-02-16 13:19:05 | steely dan-connection
最近は、もっぱらコンテンツ強化中。 ここもとSteely Danを聴きまくっているので、1stをチョイスしてみました。 題して”Can't By A Thrill”・・'72年11月リリースの作品です。 personnel: Jeff"Skunk"Baxter(g,pedalsteel-g on#7,8,g-solo on#4,5,7,9) Walter Becker(b,g,vo on#10) . . . 本文を読む

スギテツアカデミカ('13)/スギテツ

2014-02-11 19:52:50 | classical
-10th Anniversary Premium Best Album-with 東京フィルハーモニー交響楽団- 今日は、クラシックモノ。 最近、TV番組で偶然拝見し心を鷲掴みにされたお二人の作品です。 クラシック界のコミック・デュオ(・・と、呼んでしまってよいのかな?)スギテツさんの結成10周年記念のベスト盤”スギテツアカデミカ”ってやつ。 コンサートとかのDVDを探してたんですが、なかなか . . . 本文を読む

Private Eyes('81)/ Daryl Hall & John Oates

2014-02-09 15:39:20 | band
今から想えば、若い頃聴いてた音楽ってのはポップな歌ものが多かったし、特にギターがどうとかあんま気にせず聴いてたような気がします。 この”ポップな”というキーワードが非常に重要な訳で、踊れるかどうかってのにも繋がってたんじゃないかな。 ファンクな乗りが大好きってのも、この辺から来てんでしょうねェ、多分。 でね、こんなネタがここに並ぶ言い訳みたいな始め方で恐縮ですが、昔よく耳にしてた作品を一枚。 H . . . 本文を読む

Day and Night('80)/織田哲郎 & 9th IMAGE

2014-02-03 21:21:00 | band
Whyからの流れで、ついでにこれも云っとけ云っとけ! そのWhyがEpic Sonyと喧嘩別れした後、Pony Canyonとの契約を得てリリースされたこれも、既に伝説の部類になってますね。 織田哲郎 & 9th IMAGEの”Day and Night”ってやつ。 これも長門大幸氏の尽力が得られた結果だと推察されるクレジットがなされております。 聴けば解るんですが、曲としてのグレードが一部(笑 . . . 本文を読む

Why('79)/Why

2014-02-02 09:38:00 | band
長年の懸案であった作品が思わず手に入り、じっくり聴き込んでおります。 それは、今や伝説の部類となったバンドである”Why”が唯一残したアルバム”Why”。 織田哲郎さんや、我が敬愛するギタリスト北島健二さんのメジャーデヴュー作であります。 このお二人は高校時代から旧知の仲で、リーダーの長門秀介さんはタレントとしてバンド活動をしていた折に北島さんと知り合ったそうです。 北島さんは既にセッションマン . . . 本文を読む

Windless Blue('76)/風

2014-02-01 10:29:55 | steely dan-connection
Steely Dan繋がりで、この際これも挙げておこうかな。 めっちゃ懐かしい”風”の3rd作”Windless Blue”です。 中坊の頃、ギターを始めた折に周りの影響で”風”の曲は必須事項でした。 当時はニューミュージックなんて呼ばれてたジャンルが主流で、いわゆる”フォークソング”ってヤツですわ。 そんな中、くだんの風が出してきた本作は、今考えてもいろんな意味でかなり異色でしたね。 何しろ、ジ . . . 本文を読む