26日(金)は朝、カヌー4艇で松田ぬ浜を出発した。平和丸に乗って辺野古崎まで行く間、晴れて澄んだ海底でえさを取っているウミガメを7匹も目にすることができた。
ウミガメが多いから埋め立て工事の影響がない、のではない。埋め立て工事が強行されている護岸の内側には、アオウミガメのえさとなる豊富な海草や、産卵場となる砂浜があった。護岸で囲われてそれを奪われたため、護岸の外側 . . . 本文を読む
24日(水)はカヌー17艇で安和の琉球セメント桟橋に行き、ゴムボート1隻とともに辺野古の埋め立てに使用する土砂の積み出しに抗議した。
午前8時50分頃、安和に着くと桟橋ではガット船・神峰が土砂を積み込んでいるところだった。土砂を運んでくるダンプカーの数をチェックしている本部町島ぐるみ会議のメンバーによると、どこか不具合があるのか予定よりも積み込みのペースが遅いとのことだった。
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23日(火)はいつもより時間を早めてカヌー13艇で松田ぬ浜を出発した。抗議船2隻と合流して大浦湾に出ると、航路を開けてガット船(土砂運搬船)を入れようとするのに対し抗議行動を展開した。
台風で一時避難していたランプウェイ台船が4隻、昨日大浦湾に入った。しかし、埋め立て用の土砂を積んだガット船が入らないと工事は進められない。朝一番でガット船がやってくるのが予想できたので、航路の . . . 本文を読む
22日(月)は朝、まず台風対策で片づけてあったテントの再設置などの作業を行った。
そのあとカヌー7艇で松田ぬ浜を出発した。海上作業もまずは台風対策で片づけてあったオイルフェンスの再設置から始まるだろうと予想し、平和丸に乗って長島の近くまで行き、カヌーに乗り換えて大浦湾に出た。
予想通り作業和船が出て、タグボートが引っ張ってきたオイルフェンスを、大きく開いた航路に再設置する作業 . . . 本文を読む
1年前の7月19日にK4護岸とN3護岸がつながり②-1工区が閉ざされた。その日は風が強く、午後は抗議船から工事の状況を見たのだが、午後2時半頃、両護岸の最後の隙間に捨て石が投下され、バックホーによってうち固められた。
それから1年余、②-1工区はすでに半分以上が埋め立てられてしまった。隣の②工区でも埋め立てが進められ、護岸に仕切られた内側は死の海と化している。辺野古の海を守れなかった . . . 本文を読む
19日(金)は海上行動は休みだったが、朝、辺野古に行って豊原の高台や瀬嵩の海岸から海の様子を見た。台風5号の影響でまだ波風が強く、埋め立てに関連する工事は行なわれていなかった。
今回の台風5号は強風域は広かったが、勢力自体は強くなかった。午前8時50分頃から9時半頃までの段階で、辺野古のリーフ内や大浦湾は白波は立っていても波の高さはそれほどでもなく、遠目に見える範囲で異常は見 . . . 本文を読む
台風5号の影響で辺野古の海、大浦湾は前日から荒れている。マナヌー岩周辺も白波が高くなっていた。自然の力には逆らえないので、埋め立て工事や海上での作業も止まっている。
海上行動も中止となり、18日は朝から抗議船の固定やテントの片付けなどの台風対策を行った。
台風対策が終わったあと、午前9時15分頃に豊原の高台に行き、辺野古側の埋め立て工区の様子を見た。N5護岸の上にクレーン . . . 本文を読む
17日(水)はカヌー10艇、ゴムボート1隻で名護市安和の琉球セメント桟橋に行き、土砂を積み込むガット船に抗議した。
台風5号の影響で辺野古や大浦湾など沖縄島東海岸は朝から波が高かったが、西海岸はまだ午前中は大丈夫との判断で、2隻目のガット船・神峰が桟橋を離れようとするのに合わせて抗議行動を展開した。
午前10時35分頃、海上保安官が海に飛び込み、抗議するカヌーの強制排除を . . . 本文を読む
16日(火)はカヌー10艇とゴムボート1隻で名護市安和の琉球セメント桟橋に行き、ガット船への土砂積み込みに抗議した。
ヤマトゥは梅雨が続いているようだが、沖縄は夏真っ盛りだ。強烈な日差しの下、熱中症に気を付けることを全体で確認し、ガット船や桟橋の周辺でカヌーを漕いだ。
この日は土砂を満載せず、中途半端に積んで桟橋を離れる船が続いた。途中、ベルトコンベアーの調子が悪 . . . 本文を読む
今年の5月10日に韓国で『虹の鳥』の韓国語訳が出版された。韓国ではこれまで『水滴』『魂込め』『魚群記』などの短編集と『目の奥の森』が刊行されているので、小説としては5冊目となる。翻訳していただいた郭炯徳とアジア出版に深く感謝したい。
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12日(金)は午後3時から福岡高裁那覇支部で、私が2016年4月1日に米軍基地内で長期拘束された件に関する国賠訴訟の控訴審があった。今日で結審して判決は10月7日午後3時に言い渡される。
今日の裁判では10分ほど意見陳述の機会を与えられた。以下に裁判で読み上げた陳述書を引用したい。
2016年4月1日に名護市の辺野古崎付近で、米軍の憲兵隊に所属する沖縄人警備員に拘束されました . . . 本文を読む
10日(水)はカヌー11艇、ゴムボート2隻で名護市安和の琉球セメント桟橋に向かった。桟橋では丸政号が土砂を積み込んでいて、もうすぐ満杯になりそうだった。カヌーチームは海に出て桟橋付近まで行ったが、この日は南西の風が強く、波も高かったので抗議行動は中止した。
marumasa3号が桟橋を離れて沖に向かい、入れ替わりに第百三十六伊勢丸が接岸した。その様子を浜から見ることしかできな . . . 本文を読む
9日(火)は安和の琉球セメント桟橋に行き、辺野古の埋め立てに使用される土砂の搬出に対して、カヌー11艇とゴムボート1隻で抗議した。
本部半島の山は垂れこめた雲でかすみ、今にも雨が降り出しそうな蒸し暑い1日だった。熱中症に注意しながら、午前中は第八藤進、午後は清明に対し桟橋付近で抗議行動を行った。
安和の行動は参加者それぞれが工夫を凝らし、1分でも粘ってガット船が出 . . . 本文を読む
8日(月)は朝、カヌー6艇で松田ぬ浜を出発した。自走で辺野古崎まで行き、抗議船1隻(平和丸)と合流した。K8護岸にはすでにランプウェイ台船が接岸していて、ダンプカーが護岸上に並んでいた。
午前8時45分頃、護岸上のバックホーがランプウェイ台船に入り、土砂の陸揚げが始まった。土砂を載せたダンプカーは②工区に向かい、今日も埋め立てが強行されている。
上の写真の右下 . . . 本文を読む
土・日は実家の雨漏り対策や庭木の選定、草刈りなどに時間を費やした。二日間とも雨が続いたのだが、雨の切れ間を縫って屋根を修理し、雨に濡れながらブーゲンビリアやマッコウ、ヒレサンショウなどの剪定にいそしんだ。
亜熱帯の沖縄の植物は生育が旺盛だ。いくら草刈りをして剪定しても切りがない。ほとほと疲れ果てる作業だが、ほったらかしにしていると庭が荒れ、周辺の草が茂るとパブが出てくるのでやらざるを得な . . . 本文を読む