2025-09-01

anond:20250901001532

今の世の中で、多くの人間が信じていることが天動説のようなものであり、

新たな地動説のようなコペルニクス発想の転換によって覆されようとしているようにも思える

そう考えると、宗教科学の差というのも微妙もののように思える

いや、科学歴史というのは非常識な新理論が旧来の常識を覆すことの繰り返しなんだよ

非ユークリッド幾何学とか、カントールの濃度の概念とか、ボルマンの気体分子運動論とか、それこそ相対性理論とか量子力学とか

そういう大きな転換は宗教復権にはつながらず、逆に科学はそういう新しい常識を組み込むことで発展していった


あと、「天動説宗教地動説科学」という見方歴史的には正しくない

天動説も元々は観測データ説明するための科学理論として、キリスト教とは関係なく理論的に発展していった

惑星運行数学的にそれなりに予測できるところまで仕上がってて、宗教が後からその権威を利用して教義に取り込んだ

そのせいで新しい理論が受け入れられるのに時間が掛かったわけだが

これも非常識な新理論が旧来の常識を覆す科学歴史ひとつだと見たほうがいい

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