クロスバイクをレストアして新品の如く? - クランクを取り外す
オークションで購入したクロスバイクをレストアするために、取り敢えずパーツの取り外しからスタートしたのが昨年の11月末。年を越してしまいましたが、昨年の暮れに、自転車屋に取り寄せをお願いしていたクランクボルトが手に入り、やっとクランクの取り外しが可能になりました。

この六角ボルトを外せば簡単にクランクが外れて、なんてことは全くなく、ボルトを外しただけではクランクはびくともしません。
ネットで色々と検索していくと、どうやらこのクランクボルトに被せるように装着するクランクキャップ(?)が必須のようです。
ボルトの周りに一回り大きいフランジ部分があります。その外周に沿って、クランクの内側にメスネジが彫られています。ここに、クランクボルトのフランジに被せるように、クランクキャップとなるボルト(ナット?)を取り付けていきます。
この状態でクランクボルトを通常通り外す方向に回していくと、ボルトのフランジによってキャップが外側に押し出され、それと一緒にクランクが抜けて来るという仕組みになっているのです。
クランクボルトとクランクキャップがセットになっていて、定価 1,680円とたかがボルトにしては高い! 更に、送料まで含めると2000円以上になってしまう。
送料とか考えると、近くの自転車専門店に行った方が安いし早いかと思い、久しぶりにリアル店舗に出かけてみました。ところが在庫は無く(まあ、そうだよな)取り寄せとのことで、お願いして帰って来ました。
問屋からお店に届くまで2週間くらいみて下さいと言われ、「えっ、そんなにかかるの!」ってビックリして言ったら、余裕をみてですとのことだったので、まあ一週間もすれば届くかと思っていたのですが・・・・・。
結局、4週間近くかかりました。お店に在庫がない場合は、ネットで在庫を見つけて買った方が断然早く手に入るということを学びました。今回は、FSA だったので特別なのかもしれませんが(台湾 or イタリアから取り寄せた?)。
で、これが問題のクランクボルトセット(FSA QR-8A)です。
真ん中のパーツがクランクキャップです(これだけでよかったんですけどね)。
このキャップ、クランクを抜くために結構大きな力がかかるので、肉厚の頑丈なボルトを想定していましたが、実際には、1~2mmくらいで結構華奢にできてます。材質もアルミ(?)かな、少なくとも鉄ではありません。
早速、クランクキャップをクランクに取り付けます。
サビたボルトの周りにある黒いパーツが、今回購入したクランクキャップです。
取り付けは、キャップの周囲に開いている6カ所の穴に専用工具を嵌めて行うのですが、そんなものはないので、取り敢えず手で回してみました。
半分くらい入ったところで抵抗が増してきて、それ以上は無理(写真でも最後まで入り切っていないのが分かると思います)。
流石にこの状態でクランクを抜くボルトの力をかけるのはまずいので、なんか代用になるような工具を探してみるかとも思ったのですが・・・・・ちょっと、試しにクランクボルトを回してみました。
いずれにせよ、本当にあっさりと左クランクが抜けました。
右クランク(スプロケット側)を抜くので苦労するかと思いきや、こちらも左クランクが抜けた後のクランク軸を、ゴムハンマーで叩いてあげると簡単に反対側へと抜けていきます。
FSA の SL-K MegaExo は、中空のクランク軸と右クランクとが一体になっている(シマノのホローテックⅡに当たる)ので、上記のようなやり方で右クランクが抜けるわけです。
BB は、型番が見当たりませんが多分 [BB-8000] だと思います。シマノのホローテックⅡ用 BB を外すのに Ice Toolz のボトムブラケットツール(M091)を買ったのは、この BB の取り外しにも使うことを想定していたからなのですが、実際にコンパチブルで良かったです(ちょっと不安でした)。
左手側の BB (正ネジ)、右手側の BB (逆ネジ)の順に、ボトムブラケットツールとモンキーレンチで BB を(回す方向に注意しながら)外していきます。
クランクボルトを買いに行ってから一ヶ月以上(その間に年を越して)かかりましたが、作業自体は(色々と困難な状況を想像していたのに)何の苦労もなく完了しました。
これでやっとクランク周りの磨きに入れそうです。
クランクを引き抜くには、クランクキャップが必須
FSA の SL-K MegaExo というカーボンクランクなのですが、写真の通り(サビサビの)六角ボルトで固定されています。
この六角ボルトを外せば簡単にクランクが外れて、なんてことは全くなく、ボルトを外しただけではクランクはびくともしません。
ネットで色々と検索していくと、どうやらこのクランクボルトに被せるように装着するクランクキャップ(?)が必須のようです。
ボルトの周りに一回り大きいフランジ部分があります。その外周に沿って、クランクの内側にメスネジが彫られています。ここに、クランクボルトのフランジに被せるように、クランクキャップとなるボルト(ナット?)を取り付けていきます。
この状態でクランクボルトを通常通り外す方向に回していくと、ボルトのフランジによってキャップが外側に押し出され、それと一緒にクランクが抜けて来るという仕組みになっているのです。
やっぱりオンライン店舗の方が便利だわ
ということで、クランクボルトの表面に記載されている [Road-26mm] を手掛かりに探していくと、どやら [FSA QR-8A ロード クランクボルト] というのが該当しそうです。クランクボルトとクランクキャップがセットになっていて、定価 1,680円とたかがボルトにしては高い! 更に、送料まで含めると2000円以上になってしまう。
送料とか考えると、近くの自転車専門店に行った方が安いし早いかと思い、久しぶりにリアル店舗に出かけてみました。ところが在庫は無く(まあ、そうだよな)取り寄せとのことで、お願いして帰って来ました。
問屋からお店に届くまで2週間くらいみて下さいと言われ、「えっ、そんなにかかるの!」ってビックリして言ったら、余裕をみてですとのことだったので、まあ一週間もすれば届くかと思っていたのですが・・・・・。
結局、4週間近くかかりました。お店に在庫がない場合は、ネットで在庫を見つけて買った方が断然早く手に入るということを学びました。今回は、FSA だったので特別なのかもしれませんが(台湾 or イタリアから取り寄せた?)。
で、これが問題のクランクボルトセット(FSA QR-8A)です。
真ん中のパーツがクランクキャップです(これだけでよかったんですけどね)。
このキャップ、クランクを抜くために結構大きな力がかかるので、肉厚の頑丈なボルトを想定していましたが、実際には、1~2mmくらいで結構華奢にできてます。材質もアルミ(?)かな、少なくとも鉄ではありません。
クランクの取り外し作業開始

サビたボルトの周りにある黒いパーツが、今回購入したクランクキャップです。
取り付けは、キャップの周囲に開いている6カ所の穴に専用工具を嵌めて行うのですが、そんなものはないので、取り敢えず手で回してみました。
半分くらい入ったところで抵抗が増してきて、それ以上は無理(写真でも最後まで入り切っていないのが分かると思います)。
流石にこの状態でクランクを抜くボルトの力をかけるのはまずいので、なんか代用になるような工具を探してみるかとも思ったのですが・・・・・ちょっと、試しにクランクボルトを回してみました。
左右共にクランクがあっさりと抜けた!
と、意外にあっさりとクランクが抜けてきます。ネット上では、FSA MegaExo のクランクを抜くのは本当に大変って何カ所かで見ていたので、覚悟していたのですが。
右クランク(スプロケット側)を抜くので苦労するかと思いきや、こちらも左クランクが抜けた後のクランク軸を、ゴムハンマーで叩いてあげると簡単に反対側へと抜けていきます。
FSA の SL-K MegaExo は、中空のクランク軸と右クランクとが一体になっている(シマノのホローテックⅡに当たる)ので、上記のようなやり方で右クランクが抜けるわけです。
BB は、型番が見当たりませんが多分 [BB-8000] だと思います。シマノのホローテックⅡ用 BB を外すのに Ice Toolz のボトムブラケットツール(M091)を買ったのは、この BB の取り外しにも使うことを想定していたからなのですが、実際にコンパチブルで良かったです(ちょっと不安でした)。
BB の取り外しは、正ネジと逆ネジに注意

クランクボルトを買いに行ってから一ヶ月以上(その間に年を越して)かかりましたが、作業自体は(色々と困難な状況を想像していたのに)何の苦労もなく完了しました。
これでやっとクランク周りの磨きに入れそうです。
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