中東情勢悪化に伴う原油の供給不安定化を受け、米袋メーカーの主力2社が販売数量の制限や値上げに踏み切る可能性があると発表した。主にポリエチレン製の米袋で影響が出るとみられる。他のメーカーも取引先に値上げの方針を伝えており、「価格を3、4割引き上げる」と告げられた米穀店もある。多くの産地や流通業者が米の販売加速に注力する中、資材供給の不安定化が逆風となる懸念が出ている。 米袋メーカー大手のアサヒパックとマルタカは共に3月下旬、「お知らせ」をホームページで発表。原料調達や物流、価格に影響が出ており、米袋の値上げの可能性などに言及した。アサヒパックは、受注を制限したり、納期に遅れたりする恐れがあるとする。 両社は3月31日、原料調達の不安定化などを理由に、割引キャンペーンを前倒しして終了すると発表した。 メーカー関係者によると、原材料や製品の在庫は一定数あるものの、原料調達先から具体的な連絡がなく