今年が最後の豊作になるかも。。
収穫前の柿の木 24年10月28
21世紀になってこの家に帰ってきてから私が柿をもぐようになったのですが、豊作の目安は1000個でした。そう、以前(10年くらい前まで)は1000個以上収穫できた時もあったのです。それが最近は不作で、500個以下の収穫が続きました。酷い時は数十個しか収穫出来なかったような記憶です。まあ、普通の柿の木でしたら500個も収穫出来たら「豊作」と言えるかも知れませんが、我が家の柿の木は樹齢70年以上(?)で大きいので1000個以上収穫出来た年も多いのです。
不作の原因は花が咲く時期に雪や霜が降りたりした気象的要因も大きかったと思いますが、過伐採も原因だったと思います。何度か高枝鋏も届かないところの大きな枝というか太い幹を切り倒してきたからです。脚立に登って高枝鋏でも届かない柿を枝ごと切り倒してもぐ事が目的でしたが、今流行りの低木にして、収穫しやすい木に改造しようとも考えていました。
下の枝の柿は脚立無しでもげる 24年10月28月曜
脚立に乗って高枝鋏でも届かぬ高い枝になる柿 24年10月30水曜
高い幹枝を切り倒すことにより、柿の実はやや収穫し易くなりましたが、なる実の数が、極端に減った年もありました。
ここ数年は太い幹の伐採は控えたので、また木が大きく高くなり、なる実の数も増えてきました。
そして昨年は、収穫した柿の実は400個ほどでしたが、高い枝に同じくらい柿の実を残し、鳥の餌としました。
そして今年も、観た感じでは昨年ほど実りました。1000個までは行かなくても結構沢山なったと期待しておりました。
柿の木収穫開始前 24年10月28月曜
そして10月末に3日がかりで収穫したのですが、枝が高くなり過ぎて、脚立に登って更に高枝鋏でも届かない所に沢山実がなっていましたし、お隣さんにも迷惑だったので、今年は太い枝(幹)を何本か伐採する事にしました。
人力がモットーなので、木に登ってノコギリで数カ所の太い幹枝を切り倒しました。太い幹枝を切るには時間がかかり、腕が痛くなりました。幹が私の方に落ちてきて危険な場面もありました。枝ごと切り倒すと柿の実も割れたり潰れたりするものも結構あるのです。
それでも傷んでなくて(干し柿、さわし柿として)使える収穫した柿の実の数を数えると、900個近くありました。久しぶりの豊作です。
収穫された仕分け前の柿 約850個 24年10月31木曜
干し柿用と渋抜きさわし用の2種類に仕分けします。
しかし柿の木は、これまでで最も過剰伐採してしまい、広い切り跡で傷だらけになってしまいました。 この慣れ親しんだ渋柿の木が枯れてしまうかも知れません。でも高いままにはして置けなかったので仕方ない事です。来年の収穫はあまり見込めなくとも、傷だらけでも生き続け、その後少しずつ収穫が増えていくかもです。
幹枝が数本切り落とされて無惨になった柿の木 24年10月31木曜
柿の木の手前や横に切り落とした幹枝が横たわっている
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