ともかく戦争は止めるべき!
アメリカ大統領選挙で勝ったトランプは、「私が大統領ならば1日でウクライナ戦争を終らせる。」と豪語してきました。
それに対し、日本のマスコミ、特にTVでウクライナ戦争について解説したりコメントしたりしている〇〇財団とかに所属していたりする「ウクライナ戦争の事情通」は、「今止めるとウクライナの領土の多くがロシアに取られてしまう。」とか「今ウクライナは攻勢に出て、ロシア兵をどんどん倒しているから、領土を取り返すまでは戦争を止めてはいけない。」などと戦争を継続させた方が良いような事を言っています。NATO諸国の首脳や主要メディアの多くも同様です。
ウクライナ大統領のゼレンスキーもこの時点での停戦には反対し戦争継続を主張して「停戦を提案するのは無責任で、危険だ」と言ってます。無責任なのは戦争を続けようとして国民を危険に晒すゼレンスキーの方だと思うのですがどうでしょう?とんでもない大統領だと思います。
中立を続けていれば平和を保っていられたものを、ゼレンスキーはバイデンにそそのかされて、アメリカ、NATOの傀儡になってしまいました。NATO加盟を希望して、まだNATOに加入させられていないのにも拘らず、アメリカやNATO諸国と共同軍事演習などをしてロシアを煽って軍事侵攻された責任はゼレンスキーも大きいのです。
そう言えば昨年も中国やトルコが停戦案を出してもアメリカを中心とするNATO諸国は停戦を認めず(NATO諸国が認めなくても停戦案を飲めばよかったのです。)、西ヨーロッパや日本のマスコミも「反転攻勢が始まったから、停戦はその後だ」などと言ってきました。結局、反転攻勢など殆どなく、ウクライナはどんどん押され、領土を取られて今に至っています。これからだってウクライナは劣勢に立たされたままで戦争を続ければ負け続けて領土を取られる一方ではないでしょうか?西側のマスコミ、ジャーナリストの報道するように、「今はウクライナが有利な状況で反転攻勢する」とはとても思えません。
アメリカを中心とするNATO諸国は無責任です。NATOに加入していないウクライナは(支援はしても一緒に戦争する必要がないのですから)彼らにとっては好都合で、ロシアとNATOの代理戦争をさせていると言っていいでしょう。
(そんな可能性はほとんどないでしょうけれど)たとえこれから反転攻勢して領土を取り返す可能性が高いとしても、そこまで戦争を長引かせずに直ぐに停戦すべきでしょう。戦争で毎日国民が沢山死んでいるのですから。(これまた西側の報道に反して、ロシアよりもウクライナの方が犠牲者は多いでしょう。)
NATO諸国はこれから5年以上もウクライナを軍事支援する準備があるなんて言ってます。これから5年以上も代理戦争させる気なのでしょうか?とんでもない事です。ウクライナ国民の多くは(そしてロシア国民の多くも)停戦条件が不利だとしても、早い戦争終結を望んでいるのでは無いでしょうか?
「ウクライナ戦争を止めさせる」と言うトランプの発言には賛成です。大統領に就任して、1日とは言わずとも1ヶ月で終戦にできれば大きな成果だと思います。
一方、中東情勢に関しては、トランプは極端なイスラエル支持者であると思われる部分が非常に心配です。シリアからイスラエルが奪って一方的に併合したゴラン高原のイスラエルの領土権を認めるなど国際法違反のとんでもないことを支持しています。しかしそんなトランプがもし中東での戦争も早急に終らせる事ができれば素晴らしい事です。彼が欲しいと言っているノーベル賞を与えてもいいと思います(ノーベル賞は価値がなくなってきていますが・・)。逆に中東でのイスラエルの虐殺、ジェノサイドをもっと助長して酷くしたら絶対に許せませんが。
中東に関してはトランプよりもバイデン-ハリスの方がイスラエルの蛮行を止められる可能性が高いと言われてきましたがどうでしょう?武器支援をストップすれば直ちに止められたのに、バイデン政権は結局武器支援は止めませんでした。大統領選挙中に「トランプになったら中東情勢は酷くなるだろう。ハリスになったら更にもっと酷くなるだろう」と書いた西側のジャーナリストがいましたが、当たっているのかも知れません。
その他、トランプは意外にも「中国が台湾に侵攻したら中国に対する関税は100%にするがアメリカは戦争には介入しない。」と発言しました。これがフェイクでなければ、台湾をめぐって中国とは戦争しないと言っていると言うことで、日本も代理戦争させられる可能性が減っていい事だと思います(日本や韓国にだけ代理戦争させる気かも知れませんが・・)。
トランプは更に、NATOも脱退すると言っています。NATOの中心国が脱退するなんてNATOの危機でしょうが、世界の平和の為にはいい事でしょう。 これらを孤立主義だと批判する西側ジャーナリストが沢山いますが、私はこれらは戦争を回避する為には悪い事だと思いません。一方的で身勝手な「アメリカの正義」を振りかざして他国に軍事介入してきたアメリカこそ世界の害悪でした。それからアメリカが手を引くことは世界の安定に繋がります。
トランプが大統領になってしまった以上、トランプはMAGA[Make America Great Again]と言い続けて他国にはなるべく干渉しないで欲しいものです(難しいでしょうけれど・・)。
トランプ支持ではありませんし、好きでもありません。彼には非常に警戒すべきでしょうが、もしも彼の戦争を止めると言う政策:ウクライナと中東での戦争を止め、台湾有事にも不介入で、NATOも脱退する・・と言うのであれば、本気で実行するのであれば支持します。それができれば素晴らしい偉業だと思います。
まあ、失望させられる可能性の方が高いでしょうけれど、一応期待したいと思います。
今回の大統領選挙では、共和党のトランプも民主党のハリスもとんでもない輩でどっちがなっても悲惨だと思っていました。
中東でのイスラエルの横暴、ジェノサイドをしっかりと止められたのは、泡沫候補扱いされて無視された二人:緑の党のジル・スタイン、若しくは独立系のコーネル・ウエストだったと思います。彼らのどちらかがアメリカ大統領になっていればアメリカももっとまともな国になれる可能性があったと思います。妨害されたでしょうけれど。
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それに対し、日本のマスコミ、特にTVでウクライナ戦争について解説したりコメントしたりしている〇〇財団とかに所属していたりする「ウクライナ戦争の事情通」は、「今止めるとウクライナの領土の多くがロシアに取られてしまう。」とか「今ウクライナは攻勢に出て、ロシア兵をどんどん倒しているから、領土を取り返すまでは戦争を止めてはいけない。」などと戦争を継続させた方が良いような事を言っています。NATO諸国の首脳や主要メディアの多くも同様です。
ウクライナ大統領のゼレンスキーもこの時点での停戦には反対し戦争継続を主張して「停戦を提案するのは無責任で、危険だ」と言ってます。無責任なのは戦争を続けようとして国民を危険に晒すゼレンスキーの方だと思うのですがどうでしょう?とんでもない大統領だと思います。
中立を続けていれば平和を保っていられたものを、ゼレンスキーはバイデンにそそのかされて、アメリカ、NATOの傀儡になってしまいました。NATO加盟を希望して、まだNATOに加入させられていないのにも拘らず、アメリカやNATO諸国と共同軍事演習などをしてロシアを煽って軍事侵攻された責任はゼレンスキーも大きいのです。
そう言えば昨年も中国やトルコが停戦案を出してもアメリカを中心とするNATO諸国は停戦を認めず(NATO諸国が認めなくても停戦案を飲めばよかったのです。)、西ヨーロッパや日本のマスコミも「反転攻勢が始まったから、停戦はその後だ」などと言ってきました。結局、反転攻勢など殆どなく、ウクライナはどんどん押され、領土を取られて今に至っています。これからだってウクライナは劣勢に立たされたままで戦争を続ければ負け続けて領土を取られる一方ではないでしょうか?西側のマスコミ、ジャーナリストの報道するように、「今はウクライナが有利な状況で反転攻勢する」とはとても思えません。
アメリカを中心とするNATO諸国は無責任です。NATOに加入していないウクライナは(支援はしても一緒に戦争する必要がないのですから)彼らにとっては好都合で、ロシアとNATOの代理戦争をさせていると言っていいでしょう。
(そんな可能性はほとんどないでしょうけれど)たとえこれから反転攻勢して領土を取り返す可能性が高いとしても、そこまで戦争を長引かせずに直ぐに停戦すべきでしょう。戦争で毎日国民が沢山死んでいるのですから。(これまた西側の報道に反して、ロシアよりもウクライナの方が犠牲者は多いでしょう。)
NATO諸国はこれから5年以上もウクライナを軍事支援する準備があるなんて言ってます。これから5年以上も代理戦争させる気なのでしょうか?とんでもない事です。ウクライナ国民の多くは(そしてロシア国民の多くも)停戦条件が不利だとしても、早い戦争終結を望んでいるのでは無いでしょうか?
「ウクライナ戦争を止めさせる」と言うトランプの発言には賛成です。大統領に就任して、1日とは言わずとも1ヶ月で終戦にできれば大きな成果だと思います。
一方、中東情勢に関しては、トランプは極端なイスラエル支持者であると思われる部分が非常に心配です。シリアからイスラエルが奪って一方的に併合したゴラン高原のイスラエルの領土権を認めるなど国際法違反のとんでもないことを支持しています。しかしそんなトランプがもし中東での戦争も早急に終らせる事ができれば素晴らしい事です。彼が欲しいと言っているノーベル賞を与えてもいいと思います(ノーベル賞は価値がなくなってきていますが・・)。逆に中東でのイスラエルの虐殺、ジェノサイドをもっと助長して酷くしたら絶対に許せませんが。
中東に関してはトランプよりもバイデン-ハリスの方がイスラエルの蛮行を止められる可能性が高いと言われてきましたがどうでしょう?武器支援をストップすれば直ちに止められたのに、バイデン政権は結局武器支援は止めませんでした。大統領選挙中に「トランプになったら中東情勢は酷くなるだろう。ハリスになったら更にもっと酷くなるだろう」と書いた西側のジャーナリストがいましたが、当たっているのかも知れません。
その他、トランプは意外にも「中国が台湾に侵攻したら中国に対する関税は100%にするがアメリカは戦争には介入しない。」と発言しました。これがフェイクでなければ、台湾をめぐって中国とは戦争しないと言っていると言うことで、日本も代理戦争させられる可能性が減っていい事だと思います(日本や韓国にだけ代理戦争させる気かも知れませんが・・)。
トランプは更に、NATOも脱退すると言っています。NATOの中心国が脱退するなんてNATOの危機でしょうが、世界の平和の為にはいい事でしょう。 これらを孤立主義だと批判する西側ジャーナリストが沢山いますが、私はこれらは戦争を回避する為には悪い事だと思いません。一方的で身勝手な「アメリカの正義」を振りかざして他国に軍事介入してきたアメリカこそ世界の害悪でした。それからアメリカが手を引くことは世界の安定に繋がります。
トランプが大統領になってしまった以上、トランプはMAGA[Make America Great Again]と言い続けて他国にはなるべく干渉しないで欲しいものです(難しいでしょうけれど・・)。
トランプ支持ではありませんし、好きでもありません。彼には非常に警戒すべきでしょうが、もしも彼の戦争を止めると言う政策:ウクライナと中東での戦争を止め、台湾有事にも不介入で、NATOも脱退する・・と言うのであれば、本気で実行するのであれば支持します。それができれば素晴らしい偉業だと思います。
まあ、失望させられる可能性の方が高いでしょうけれど、一応期待したいと思います。
今回の大統領選挙では、共和党のトランプも民主党のハリスもとんでもない輩でどっちがなっても悲惨だと思っていました。
中東でのイスラエルの横暴、ジェノサイドをしっかりと止められたのは、泡沫候補扱いされて無視された二人:緑の党のジル・スタイン、若しくは独立系のコーネル・ウエストだったと思います。彼らのどちらかがアメリカ大統領になっていればアメリカももっとまともな国になれる可能性があったと思います。妨害されたでしょうけれど。
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