yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ジャーナルへの論文掲載

今年3月に英国のチェスター大学で発表したNANAについての原稿、 “Masquerade in NANA: a Discursive Space in Japanese Shojo Manga” をジャーナルに掲載しないかという話が英国の出版社からあった。それも哲学系のジャーナルのようなので願ってもない。丁…

瓢箪から駒

今週月曜日の教授会で何人かの退職教員が発表され、その中に私も入っていた。先月10月の会議では定年退職の教員が発表されたのだが、その人たちはある意味「想定内」の面々だった。今回は定年以外の教員全員で、中には「えっ?」と驚く人もいた。その「驚か…

「新春浅草歌舞伎」と「新春花形歌舞伎」のチケット

どちらも「発売解禁日」の午前10時にパソコン前に座り、瞬発を入れずに取った。そう焦ることもなかったようだけど。2014年1月の東京は熱い。こんな豪華版が一堂に会しての競演なんて、そうないだろう。浅草公会堂での「浅草歌舞伎」公演のあらましは以下。 …

『お祭り提灯』「劇団創立65周年記念松竹新喜劇特別公演」@松竹座11月21日昼の部

『堀江川』というとてもしんみりさせる芝居が最初に来ていたのだが、それについては後日に記事にするつもり。あまりの忙しさに、最近かなりバテ気味で冬休みを指折り数える始末。記事もなかなか書けない。論文も放置したまま。辞める前に感傷に浸る暇がない…

『生き返った幽霊』たつみ演劇BOX@ 明生座2013年11月18日夜の部、20日昼の部

そういえば去年11月も明生座公演だった。18日のお芝居、『生き返った幽霊』はこのブログの記事にもしている。大店の若旦那(たつみ座長)が自分の屋敷自慢をするところ、あまりのバカバカしさに今度も笑い転げてしまった。「太田胃散、いい薬です」のギャグ…

今後のプロジェクト、大衆演劇と川上貞奴

辞めてからやりたいことはいくつもあるのだが、一つは旅芝居(大衆演劇)の過去、現在、未来へとつながってゆくその意味、重要性を調べたいと考えている。それは歌舞伎をはじめとする古典芸能を含む芸能全般の由来のみならず、日本の芸能史そのものを渉猟す…

「“魂”を見つめたコレクション 
クレラー=ミュラー美術館・画家たちの色彩革命」@NHK eテレ11月17日

日曜美術館での特集である。展覧会のホームページをリンクしておく。展覧会概要が読める。こちらの展覧会のタイトルは「印象派を超えて―点描の画家たち@国立新美術館 クレラー=ミュラー美術館所蔵作品を中心に」である。 日曜美術館がサイトに載せている情…

アメリカの「Southwest Popular / American Culture Association」での発表

昨日の日本時間午後11時(アメリカ東部時間午前9時)にこの学会発表のプロポーザルを提出した。締め切りが15日だったので、ぎりぎりである。さきほど、私のgmailアカウントに発表許可の返事がきた。うれしいのだけれど、これからペーパーを書かなくてはなら…

川上貞奴と音次郎の伝記

川上貞奴を次のテーマのひとつにしようと考えて、近所の図書館で関連書を探したら、わずか五冊のみだった。そのすべてが1984、、1985年出版である。どうもNHKの大河ドラマになること(「春の波濤」1985年)をみこんでの出版だったのかもしれない。江崎惇著 …

井上ひさし脚本蜷川幸雄演出『ムサシ』ロンドン・NYバージョンDVD

去る10月28日に梅田芸術劇場の公演があったが、見逃したのでDVDを購入した。彩の国さいたま芸術劇場での初演が2009年3月。このDVDが収録しているロンドン公演が2010年5月。私の嫌いなバービカン劇場での公演だったようである。そもそも『ムサシ』を知ったの…

近所の桜並木

9月末から1時間あまり近所を速歩で歩き始めた。アメリカで「暴食」の結果体重が増えたので始めたのだけど、1ヶ月経ってもそう体重に変化がなくて、がっかり。ただ太ももに筋肉が若干ついてきたような。運動大嫌い人間がここまで続くとは思っていなかったので…

『伊賀越道中双六』第二部@国立文楽劇場11月4日

友人が抽選で半額券を入手してくれたのだが、第一部は抽選に当たらなかったという。通し狂言だったので、前半を観ていないとどうしても話がよく分からない。歌舞伎でも前半部の「沼津」の段はよく上演されるので、その部分だけは知っていた。あの段だけ単独…

シネマ歌舞伎 『野田版鼠小僧』@神戸国際松竹10月30日

松竹のサイトからの案内は以下。 【みどころ】 作・演出:野田秀樹 平成15年8月歌舞伎座において大ヒットとなった舞台です。 現代演劇界を代表する才能の一人、野田秀樹氏の作・演出で、勘九郎(現・勘三郎)を始めとする豪華で個性的な俳優たちの競演です。…