yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『番町皿屋敷』松竹大歌舞伎「三代目 中村又五郎襲名披露、四代目 中村歌昇襲名披露公演」@岸和田浪切ホール7月26日

松竹の「歌舞伎美人」からの、配役、みどころについての引用が以下。 <配役> 番町皿屋敷(ばんちょうさらやしき) 青山播磨 中村吉右衛門 腰元お菊 中村芝雀 並木長吉 中村種之助 橋場仁助 中村隼人 放駒四郎兵衛 中村錦之助 渋川後室真弓 中村歌六<みど…

『連獅子』中村歌昇改め 三代目 中村又五郎襲名披露
中村種太郎改め 四代目 中村歌昇襲名披露」@岸和田浪切ホール7月26日

『連獅子』は襲名した二人の役者、中村又五郎、中村歌昇親子の舞だった。又五郎は代々播磨屋の番頭にあたる重要な名跡で、初代吉右衛門の薫陶を受けた二代目の又五郎は、播磨屋一門の指南役として、長きに渡って後輩若手役者の指導にあたってきた。テレビの…

『喧嘩纏』都若丸劇団@明生座7月25日昼の部

じりじりと照りつける太陽に、身体が溶け出してしまいそうだった。役者さんの乗っている舞台は、さぞ暑いんでしょうね。客席は冷房が効いているけれど、舞台上は照明の熱で、猛烈な温度になっているのに違いない。「熱い」といえば、若丸さんの劇団はいつも…

「MOOC革命で日本の大学は半数が消滅する!」『東洋経済online』2013年07月17日付記事 by 山田順

「高等教育のオンライン化がもたらす「衝撃の未来」(上)が副題である。つれあいが以前の同僚の方からのメールを転送してきたのがこの記事である。筆者の山田さんは娘さんをアメリカ、中国で学ばせた経験から、日本の教育に疑問を投げかけるシリーズをこの…

「最高学府の病める実態」 特定大学へ1000億ばらまきに異論噴出…大学迷走の背景に潜む、旧態依然な経営の実態

『Business Journal』の7月11日付の記事である。自民党・安倍晋三政権が4つの国立大学法人に対して計1000億円をばらまいたことに、一部で批判が出ている。アベノミクスでは「第3の矢」である成長戦略の実行が課題で、大学にある技術を使ってイノベーションを…

菊五郎劇団の通し狂言『東海道四谷怪談』@歌舞伎座7月5日

今月の公演は昼夜ともに、若手役者の明確な確固たる「意志」の上成立したのだと感じる。昼は黙阿弥の『骨寄せの岩藤』、そして夜は『四谷怪談』と、いずれも通し狂言である。それも難しい演目二つである。まずその意欲、チャレンジ精神に敬意を表したい。そ…

英国ロイヤルバレエ『不思議の国のアリス』キャスト変更にはがっかり!

あんまりだと怒っている。7月6日(土)の午後1時からのものを観たのだが、東京文化会館へ到着した途端、この張り紙をみてがっかりした。私が買ったのは4階席だったから「口惜しい」感は2万2千円のチケットを買った人よりは幾分少なかったかもしれない。でも…

通し狂言『加賀見山再岩藤』(通称「骨寄せの岩藤」)@歌舞伎座 7月5日

加賀藩(作品では多賀藩)のお家騒動を背景に、忠義な腰元お初による仇討ちを描いた『加賀見山旧錦絵』(通称「鏡山」)の後日譚である。「鏡山」では、お初の主人、中臈尾上は、お家乗っ取りを謀る局岩藤により草履打ちという辱めを受け自害して果てた。お…

「葛の葉」(『芦屋道満大内鑑』より)@国立劇場7月4日

時蔵が良かった。以下、公式サイトより。 芝居の第一場を逃してしまったのだが、それが残念だった。羽田空港から国立劇場までの所要時間を甘くみていたのが失敗のもと。時蔵は先月の「貴撰」もよかったが、それを凌ぐ切れのよい溌剌ぶりだった。ここ何年か、…

ハンガリー国立歌劇場オペラ公演での迷惑客

去年8月のキエフバレエの公演以来の神戸文化ホール。昨日(6月30日)のこのホールでの公演は本当に不愉快な思いをした。二階席だったのだが、公演中、臨席のかなりオーバーウィエトの夫婦の夫の方が終始しゃべっていて、舞台への集中がかなりそがれた。再三注…