木簡とは? わかりやすく解説

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もく‐かん【木簡】

読み方:もくかん

もっかん(木簡)


もっ‐かん〔モク‐〕【木簡】

読み方:もっかん

文字などを書き記した木の古代中国では戦国時代から魏(ぎ)・晋(しん)まで用いられ日本でも飛鳥時代以降紙と並んで使用された。平城京などの宮跡をはじめ全国各地発見されており、内容役所間の連絡文書記録、税物につけた荷札など種々のものがある。古代史文化史上の貴重な史料。→竹簡(ちっかん)


木簡 (もっかん)


木簡

読み方:モッカン(mokkan)

細長い板片に墨書した記録類


木簡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/14 12:55 UTC 版)

木簡(もっかん)とは、中国で発祥し[1][2][3][4][5][6]、主に古代の漢字圏で使われていた短冊状の細長い「」のことを指す。




「木簡」の続きの解説一覧

木簡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/01 14:33 UTC 版)

古志田東遺跡」の記事における「木簡」の解説

木簡は61点が確認されている。 1号木簡 - 題箋軸と称する形態のもので、「有宗」「案文」とある。「有宗」は人名。「案文」は文書控えの意である。 2号木簡 - 「田人廿九人 九人二十人」「又卅九人 女卅一人八人」とある。「田人」は農民の意で、多数農民徴発して農業営んでいたことがわかる。墨書の上半では29人のうち20人、下半では39人のうち31人が女性であったことがわかる。 3号木簡 - 「二百五十八人 丁二百(以下欠) 小廿人」とある。「丁」「小」は年齢区分意味し「小」は4歳から16歳を指す。 12号木簡 - 「狄帯建一斛」とある。「斛」は「石(こく)」に同じ。「狄」は蝦夷の意だが、「狄帯建」は蝦夷からの貢納物のではなく、稲の品種名推定されている。 13号木簡 - 「(上部欠)船津十人」とある。この木簡は東船着場跡から出土したもので、「船津」は船着場、「運」は船荷揚げ降ろし担った労働者を指す。 以上の木簡から、屋敷の主多数労働者使い大規模農業や船による交易営んでいたことがわかる。

※この「木簡」の解説は、「古志田東遺跡」の解説の一部です。
「木簡」を含む「古志田東遺跡」の記事については、「古志田東遺跡」の概要を参照ください。

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木簡

出典:『Wiktionary』 (2018/07/06 00:29 UTC 版)

名詞

もっかん

  1. 細長いで、その上に書いて用いるもの。古代中国朝鮮日本用いた材料が竹なら竹簡という。

「木簡」の例文・使い方・用例・文例

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