どうでん‐りつ〔ダウデン‐〕【導電率】
読み方:どうでんりつ
導電率
導電率
electrical conductivity | ||
単位長さ、単位断面積をもつ材料の電気伝導度と標準軟銅(5600参照)のそれとの比。
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電気伝導率
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2012年6月) |
電気伝導率 electrical conductivity | |
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量記号 | σ, γ, κ |
次元 | M−1 L−3 T3 I2 |
種類 | スカラー [疑問点 ] |
SI単位 | S/m |
電気伝導率(でんきでんどうりつ、英: electrical conductivity)とは、物質中における電気伝導のしやすさを表す物性量である。導電率(どうでんりつ)や電気伝導度(でんきでんどうど)とも呼ばれる。理学系では「電気伝導率」、工学系では「導電率」と呼ばれる傾向がある。また、『学術用語集』では「電気伝導率」が多く、次いで「電気伝導度」である。 農学分野において肥料濃度の目安として用いられるが、この場合は英語の頭文字をとり、「EC濃度」もしくは単に「EC」と呼ぶことが多い。通常、ギリシア文字のσ(シグマ)で表されるが、電気工学などではκ(カッパ)、あるいはγ(ガンマ)が使用されることもある。
なお、英語のelectrical conductance は電気伝導度と訳されることがあるが、標準的な用語はコンダクタンスである。
電気伝導率は物質ごとに値が異なる物性量である。金属の電気伝導率は非常に大きいが水晶などの絶縁体では電気伝導率は非常に小さい。例えば、金属である銀の電気伝導率は 6.30×107 S/m であるが、ガラスでは 10−15 S/m から 10−11 S/m である。
単位
- IACS(international annealed copper standard)
- 電気抵抗(又は電気伝導度)の基準として、国際的に採択された焼鈍標準軟銅(体積抵抗率: 1.7241×10−2 μΩ.mの導電率を、100%IACSとして規定。
定義
図1のような長さ l、断面積 A の一様な導体の底面間における抵抗 R は、
電気伝導率を用いることでオームの法則を場(位置ベクトル r の関数)の関係式として表現することができる。図2のように r の周りに、側面が E(r) に平行な無限小円柱を考える。このときの抵抗内の点 r の電気伝導 σ(r)、電場の強さを E(r)、電流密度を j(r) とすると場の関係式としてのオームの法則は、