体積抵抗率
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/28 14:09 UTC 版)
単にある導体の電気抵抗というと、抵抗の大きさは断面積に反比例し、長さに比例するので、形状や寸法によらない物性値として電気抵抗率という値を用いる。樹脂などの分野では体積抵抗率(volume resistivity)・体積固有抵抗ともいう。これは絶縁性能を議論する時、材料の内部の導通する電流に加えて表面を導通する電流の寄与が大きくなるので、表面抵抗率(シート抵抗)と区分するために体積抵抗率という用語が用いられるのだと思われる。
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