オームとは? わかりやすく解説

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王蟲

読み方:おうむ
別表記:オーム

マンガおよびアニメ作品風の谷のナウシカ」に登場する架空生き物節足動物似た形をしており、甲殻複数大きな目などが特徴同作登場する「蟲」代表的な存在として描かれている。

オーム【Georg Simon Ohm】

読み方:おーむ

1789〜1854]ドイツ物理学者電磁気実験研究行い1826年に「オームの法則」を発見


オーム【ohm】

読み方:おーむ

国際単位系SI)の電気抵抗単位。二点間の電位差が1ボルト導線に1アンペア電流流れるときの二点間の抵抗を1オームとする。名称はG=S=オームにちなむ。記号Ω


オーム 【om】

梵語実際に発音される時はオンとなるので、北方仏教では漢字のの字当て教義上の重要な言葉になっている古代インドベーダ聖典起源とする秘密語(マントラ)で、神に祈るさいの感嘆詞であり、呪文などの冒頭唱える。オームはまた、A・U・M三字分解させて、発生維持崩壊の意味とし、世界の展開を表すなどの解釈もある。→ ベーダ

オーム (Ohm, Georg Simon)

オームという人は

ゲオルク・シモン・オーム ゲオルク・シモン・オーム

エルランゲン生まれエルランゲン大学で学ぶ。 1817年ケルンのジェスイスト派の大学数学教授になり、1833年ニュルンベルク工業大学教授1849年ミュンヘン大学実験物理教授となった

オームの主な経歴

1826年オームの法則発見するエルステッド以来アンペールビオサバールなどの研究により電磁気定量化進んでいた。 しかし、いまだ多く不確定要素存在しているといった背景にあって有名なオームの法則発見されるフーリエ提唱した熱の流れ電気当てはめ、熱でいう2点間の温度差熱流の関係を電気置き換えてみた。 ボルタ電池自作検流計使用し電線太さ長さ変えて実験をしていくが、現在のオームの法則のような比例関係の式にはならなかった。 熱のようにならない理由電源使用していたボルタ電池にあると見抜いたオームは(短絡回路電池電源電流流している。電池内部抵抗による降下あったようだ)、 数少ない支援者であったポッケンドルフ教授助言もあり、電源ボルタ電池からゼーベック熱起電力置き換えて実験試みる。これによりX = a / (b + x)の式を導く。

y

  X:磁気作用強さ

  x:針金長さ回路長)

  aとb:起電力回路抵抗定数。bはほぼ一定

この式が現在知られる I = E / R に発展していくが、これには長い道のりがある。 実験結果から、針金長さ断面積の関係、電池電源解釈抵抗温度係数なども求めている。

1826年に”金属の導電法則決定”という論文発表し翌年には不朽の名著電気回路数学的研究”をベルリン出版する理論的に法則導こうとした結果難解なものとなり、実験内容まで判りくいものになってしまう。 反対する学者多く現れ、この素晴らし発見正当な評価を受けることができなかった。 ドイツ国内ではなかなか業績認められず、国外反響待ってからドイツ内での評価高まっていく。

ゲオルク・シモン・オーム

1841年コプリ・メダル受賞1842年ロンドン王立協会会員となる。 1849年52年という話もある)、ミュンヘン大学教授ポストに就くが、このとき他界する5年前であった

発表こそなかったが、オームの法則は約一世紀前にキャベンディッシュ発見していたという説もある。

抵抗の単位・オーム

現在オームの名は、抵抗単位オーム[Ω]として、SI組立単位残っている。


オーム

名前 OhmOmOomOrm; Orme

オーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/12 18:31 UTC 版)

オーム
Ohm

抵抗器
記号 Ω
度量衡 メートル法
国際単位系 (SI)
種類 組立単位
電気抵抗
組立 V/A
定義 (h/e2)/25812.80745...
由来 絶対単位で 107 m/s の電気抵抗[1]
語源 ゲオルク・オーム
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オーム: ohm、記号: Ω)は、国際単位系SI)において一貫性のある電気抵抗(レジスタンス)、およびインピーダンスリアクタンス単位である。固有の名称をもつSI組立単位のひとつであり、この名称は電気抵抗に関するオームの法則を発見したドイツ物理学者ゲオルク・ジーモン・オームに由来する。

単位の記号にはギリシャ文字大文字Ω(オメガ)が用いられる。これはオームの頭文字であるラテン文字O(オー)では、数字0(ゼロ)と混同されやすいからである。なお、ゲオルグ・オームの名前をギリシャ文字で表記すると Γκέοργκ Ωμ である。

電気抵抗を表すための単位は、初期の電信業務に関連して経験的にいくつか作られてきた。1861年に英国科学振興協会英語版が、メートル法の力学単位から組み立てられる絶対単位を、実用上便利な大きさとなるように10の冪乗の倍量単位としてオームを提唱した。オームの定義はその後何度か修正された。

定義

現行の国際単位系(SI)では、7つの物理定数の数値を固定することでSIを定義し、すべてのSI単位が定義定数から直接に構成される。一貫性のある電気抵抗のSI単位であるオーム(記号: Ω)は、電気素量 eプランク定数 h により

組立単位併用単位関連項目 Category:SI基本単位

オーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 17:32 UTC 版)

ファイト一発! 充電ちゃん!!」の記事における「オーム」の解説

サマリウム・コバルト社充電ちゃんそばかす特徴未成年ファラドのために進学をやめてファラドネオジム社を受験ファラド同期日本好きハッキング趣味

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オーム

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 06:23 UTC 版)

名詞1

オーム

  1. (物理学, 単位) 電気抵抗単位国際単位系;SI)。記号Ω。

語源

英語 ohm からの借用語。 < オームの法則発見したゲオルク・オームにちなむ。

翻訳

名詞2

オーム

  1. バラモン教ヒンズー教及び仏教において神聖とされる呪文漢訳仏典では唵。

語源

omaum

翻訳

名詞3

オーム

  1. 一種である「鸚鵡」(オウム)の異表記

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