ウエルシアHD/PB物販売上構成比は9.2%、トップバリュで価格訴求
2025年01月08日 17:44 / 商品
ウエルシアホールディングスは1月8日、2024年11月末で、プライベートブランド(以下:PB)の物販売り上げ構成比は2025年2月期計画の9.2%を達成したと発表した。
売上高は、2025年2月期第3四半期で前年同期比15.7%増と大きく伸びている。
同日行われた決算説明会で桐澤英明社長は「付加価値型PBのからだWelcia、くらしWelciaの売り上げが1番好調だ。次いで、価格を意識しているお客様中心にトップバリュが伸びている」と話した。
からだWelcia、くらしWelciaの売上高は25%増。2024年11月末時点で370アイテムを展開、今期末には400アイテムを目指す。
また、トップバリュの売上高は18%増。取り扱いアイテムは、450SKUまで拡大している。
さらに、ドラッグストア業界で食品の構成比を伸ばす企業が増えていることに対し、桐澤社長は「当社は、エリアによって食品を充実させる必要があるか判断する。都心型店舗で食品を増やすことは考えていないが、ワンストップショッピングのニーズがある郊外型店舗では食品を強化する。ウエルシア イオンタウン幕張西店、イオンウエルシア九州と食品強化型店舗の実験店の結論を出す時期に来ている。来期、新しいフォーマットを出せるのではないか」との考えを示した。
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