薬王堂HD 決算/3~8月売上高7.3%増、食品の販売が好調
2024年10月04日 16:08 / 決算
薬王堂ホールディングスが10月4日に発表した2025年2月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高767億9100万円(前年同期比7.3%増)、営業利益31億8000万円(2.7%減)、経常利益33億2900万円(3.7%減)、親会社に帰属する当期利益23億6100万円(3.1%増)となった。
販売価格や品ぞろえの強化を図り、来店客数・買い上げ点数の増加に取り組むとともに、小商圏ドミナント出店を推進した。
ヘルス部門の売上高は131億5300万円(1.2%増)。医薬品はドリンク剤、衛生用品では介護用紙おむつや生理用品などの販売が伸びた。
ビューティー部門の売上高は103億3100万円(6.8%増)。化粧品は基礎化粧品や男性化粧品、ポイントメーク、トイレタリーではヘアケアやオーラルケアが好調だったという。
ホーム部門の売上高は164億8500万円(9.4%増)。日用品は衣料洗剤や柔軟剤、衣料品では肌着、バラエティー部門はペット関連商品や殺虫剤の販売が増加している。
フード部門の売上高は367億800万円(9.0%増)。食品は日配品や冷凍食品、酒類ではビール類や酎ハイの販売が好調に推移した。
ドラッグストアを青森県1店舗、宮城県2店舗、福島県1店舗の合計4店舗を新規出店し、8月末の店舗数は391店舗(うち調剤併設型3店舗、調剤専門薬局2店舗)となった。青森県と岩手県、宮城県を中心に29店舗の改装を実施している。
通期は、売上高1522億円(7.0%増)、営業利益57億円(9.4%増)、経常利益60億円(6.7%増)、親会社に帰属する当期利益40億円(4.6%増)を見込んでいる。
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