fc2ブログ

記事一覧

軽鴨と海狸鼠

カルガモ(軽鴨)が一斉にこちらに向かって来ます。おかしなことがあるもんだと思っていたら、後方に怪しい影が・・・。ヌートリア(海狸鼠)を避けて移動したようです。ヌートリアは特に危害を加える様子もなく、下流方向に泳いで行きます。カルガモたちも逃げ出すようなことはなく、ちょっと離れたところから様子を見ています。何を慌てているのかわかりませんが、かなりのスピードで泳いで行きました。↓1日1回、ポチッとお願いし...

続きを読む

海狸鼠

知り合いのALT(外国語指導助手)から「近くの川にマスクラットがいる!」と連絡がありました。マスクラットは、北米原産のネズミの仲間。日本に入り込んではいるものの、この辺りでは聞いたことがありません。その正体は↑これ。ヌートリア(海狸鼠)です。こちらは南米原産です。毛皮をとるために移入したものが野生化して、主に近畿、中国地方に広がっています。マスクラットもヌートリアも齧歯類。大きなネズミの仲間です。...

続きを読む

雪上の足跡・猪

イノシシ(猪)の足跡です。イノシシ、ウシ、シカなどは偶蹄類といわれます。もともとはヒトと同じ5本指でしたが、親指(第1指)がまず退化して4本指になりました。さらに、中指(第3指)と薬指(第4指)が発達して、これでからだを支え、速く走れるように進化しました。人差し指(第2指)と小指(第5指)は退化していますが、副蹄(ふくてい)として残っています。イノシシの副蹄は地面に近いところにあるので、↑こうして...

続きを読む

雪上の足跡・日本野兎

来年の干支は「卯」。つまり、ウサギです。日本の固有種の野生のウサギを、ニホンノウサギ(日本野兎)といいます。「うさぎとかめ」「因幡の白うさぎ」「かちかち山」などに登場するのは、ニホンノウサギでしょう。それだけニホンノウサギはとっても身近で親しみのある動物です。でも、実際にニホンノウサギを見た人は案外少ないのではないかと思います。カイウサギ(飼兎)はアナウサギを原種とする家畜で、ニホンノウサギとは別...

続きを読む

白昼の日本鹿

コロナ禍で高座の数が減っていましたが、最近やっと増えてきました。きょうは午前・午後、2会場で出番をいただきました。2つ目の会場に向かう道中で、助手席の落語仲間がシカを発見。ハナシカが「シカだ!」だって・・・^^3頭のニホンジカ(日本鹿)が警戒するようにこちらを見ています。シカたちの後方に防獣柵があり、シカたちは柵の外側にいます。3頭とも雌で、母親(左)とその娘たちだと思われます。手前に川があるので安心...

続きを読む

海狸鼠

中国では海狸鼠(かいりねずみ)というのだそうです。海狸(かいり)と言えばビーバーです。ビーバーのようなネズミということでしょうか。ヌートリアです。小佐川沿いをウォーキングしていて、水面を悠々と泳ぐヌートリアを見つけました。ビーバーもヌートリアも齧歯目、つまりネズミの仲間です。でも、巨大なネズミ。長い尻尾がありますが、尻尾を入れないで体長50cmくらいあります。基本的には夜行性です。でも、夕方も、ときに...

続きを読む

雪上の足跡・その1

雪上に残された動物たちの足跡を見つけて、いろんな想像をするのも冬の楽しみの1つです。我が家の近所で最もよく見かけるのが、↑この足跡。ニホンジカ(日本鹿)です。体重があるので、足跡がはっきりくっきり残ります。蹄が2つあり、大きいほうが外側で、前肢では蹄が開き気味です。したがって、↑この足跡は左の後脚です。↑2頭のシカの足跡です。1頭は右側の河原に下りていますが、すぐにまた上がって来たみたい。親子かなぁ。シ...

続きを読む

穴熊かと

道路沿いの林の縁で、何やらカサカサとゆっくり落ち葉を踏む音が聞こえてきます。何だろうと目を向けると、そこにいたのは…タヌキ(狸)かな。でも、毛色がちょっと違うみたい。ゆっくりと林のほうに進んでいきます。あわてて逃げるというわけでもなく、悠々と歩いています。でも、耳をこちらに向けて立てていて、緊張感だけは伝わってきます。アナグマ(穴熊)だと思いましたが、写真を見ていただいた方から、疥癬(かいせん)症...

続きを読む

縞模様の消えた瓜坊

香美町村岡区の道路脇で、↓こんなものを見つけました。何でしょう?道路脇の落ち葉がたまった溝の中に何かがじっとしています。・・・もう少し接近してみます。5mくらいの距離から撮っています。このまま隠れて、私をやり過ごそうという作戦のようです。でも、もう少し近づいてみます。2mくらいの距離まで近づきました。もうおわかりですね。イノシシです。まだ、子どもです。中型犬くらいの大きさです。ここまで接近すると、さす...

続きを読む

鼬ごっこ

川沿いの道を歩いていてイタチ(鼬)に出会いました。イタチはたいてい単独行動なので、2頭のイタチに出会うのは珍しいです。土管の中に入ったり出たり、反対側の出口から出たり入ったり。2頭が出たり入ったりを繰り返しています。これがホントにイタチごっこ。土管の中には水が溜まっているようで全身ずぶ濡れですがお構いなしにぴょこぴょこと飛び跳ねます。イタチぴょこぴょこ三ぴょこぴょこ 合わせてぴょこぴょこ六ぴょこぴ...

続きを読む

プロフィール

丹馬

Author:丹馬
落語と授業の合い間に生き物を中心とした写真を撮っています。
兵庫県の北部・中部がおもなフィールドです。

いらっしゃい!

ご訪問、ありがとうございます。