春の妖精2025・その7
- 2025/03/05
- 21:00

先週は春の陽気でしたが、また冬に逆戻りです。きょうは一日中、冷たい雨。そんな雨の中のセリバオウレン(芹葉黄蓮)です。白い花火のような花をせっかく咲かせているのに、無情の雨。気温も低いし、花を訪れる昆虫はいません。上の2枚は、雄しべだけの雄花。↑3枚目は、中央に緑色の雌しべがある両性花です。↓1日1回、ポチッとお願いします。大変励みになっています。植物・花ランキング このブログの写真の無断使用をお断...
春の妖精2025・その6
- 2025/03/04
- 21:00

丹波市青垣町遠阪(とおざか)のセツブンソウ(節分草)です。可愛い花がいま、咲き誇っています。セツブンソウの花びらに見えるのはガクです。ふつうは5枚です。でも、こちらは6枚。今年は見当たりませんでしたが、7枚のものもあります。本来の花びらは黄色い蜜腺に変化し、先が2裂しています。したがって、この花の場合、ガクも花びらも6枚です。↑こちらの花はガクが4枚。花びらは7枚です。たまに、こんな花があるので、...
春の味覚・蕗の薹
- 2025/03/03
- 21:00

春の味覚といえば、私にとってはフキノトウ(蕗の薹)です。これを見つけると、何だか嬉しくなります。フキノトウっていう植物があるわけではありません。植物名はフキ(蕗)です。日本原産。トウ(薹)とは、花茎のこと。これが伸びてくると、「薹が立つ」といいます。だから、薹が立つ前のフキが「フキノトウ」…^^ふかふかの落ち葉をかき分けて地面から顔を出します。雌雄異株で、雄株と雌株がありますが、顔を出したときには雌...
春の妖精2025・その5
- 2025/03/02
- 21:00

きのうのバイカオウレン(梅花黄蓮)に続いて、きょうはセリバオウレン(芹葉黄蓮)です。セリバオウレンも、厳密には「スプリング・エフェメラル」ではありません。でも、春先に真っ白な花を咲かせる「春の妖精」と呼びたい植物です。花茎の先に3つずつ花を咲かせます。雄花と雌花と両性花があるそうです。真っ白な雄花です。花びらがたくさんありますが、そのうち外側の大きな5枚はガクです。雄しべがたくさん。葯から花粉を出...
春の妖精2025・その4
- 2025/03/01
- 21:00

早春、雑木林の林床などで花を咲かせ、夏には枯れて地下で過ごす植物たちがいます。上を覆う木々が葉を茂らせる前に、さっさと光合成をして子孫をつくり、後はゆっくり休みます。そんな植物をスプリング・エフェメラル(=春の妖精)と呼びます。ユキワリイチゲ(雪割一華)、イチリンソウ(一輪草)、セツブンソウ(節分草)、カタクリ(片栗)など。↑こちらはバイカオウレン(梅花黄蓮)。夏になっても枯れませんので、厳密には...
梅、開花
- 2025/02/28
- 21:00

昨年2月15日に訪れたときに、早咲きの紅梅・白梅が咲いていました。だから、そろそろかなと思い、丹波市市島町の三ツ塚史跡公園に行ってみました。ムクドリ(椋鳥)が賑やかに出迎えてくれましたが、ウメ(梅)の花はまだ固いつぼみ。昨年より2週間以上遅れている感じです。それでも何とか開花している木を探して撮影してみました。このときの気温は14℃。かなり温かくなりました。蜜を求めて飛ぶハナアブの姿も見ました。開花し...
銀世界の小白鳥
- 2025/02/27
- 21:00

きょうは朝からいい天気。久しぶりにコハクチョウ(小白鳥)に会いに、六方田んぼ周辺をウロチョロ。見つからないので、一日市の田んぼへ。いました! 一面の銀世界で、なかなかわかりませんよね。この写真の中に20羽以上の小白鳥が写っているのですが、よぉく探さないと見つかりません。雪のため車では近づけないので、歩いて少し近寄ってみます。コハクチョウとスズメ(雀)が仲良く採餌中。もう少し接近してみます。田んぼの泥...
春の妖精2025・その3
- 2025/02/26
- 21:00

きょうの日中はずいぶん温かくなりました。丹波篠山市日置のユキワリイチゲ(雪割一華)の自生地に行ってみました。昨年のいまごろはずいぶん咲いていたのですが、今年はまだまだ。ほとんどがつぼみで、開き始めたのが数輪。同じキンポウゲ科のイチリンソウ、アズマイチゲ、キクザキイチゲなどとともに春の妖精の仲間です。でも、このユキワリイチゲだけは、葉っぱが地味。くすんだ濃い緑色で白っぽい斑紋が入ります。ここのユキワ...
鸛の赤い足
- 2025/02/25
- 21:00

朝方、きょうも雪が降ったようで、起きてみると裏山は真っ白でした。朝の当地の気温は、-0.5℃。その後、青空が広がり、気温はぐんぐん上がって午後3時の気温は10.5℃に。冬季湛水の田んぼの雪も氷も解けて、久しぶりに水面が現れました。河谷巣塔の近くの田んぼで給餌中のコウノトリ(鸛)はJ0178。今年8歳になる、河谷ペアの雄です。足が真っ赤です。これは血の色が透けて見えているからです。冷たい水に足を入れているので、...
三木のナイアガラ
- 2025/02/24
- 21:00

きのうは三木で落語会。そのついでに立ち寄った「黒滝」です。加古川水系の支流・美嚢(みのう)川にかかる高さ4m、幅30mという幅広の滝です。その形状から「三木のナイアガラ」と呼ばれています。以前に訪れたときと比べてずいぶん水量が少なく、迫力はありませんでした。滝の一部が凍って、氷柱ができていました。氷点下の日が続くと、滝が全体が凍ったところも見られるようです。このときの気温は3℃。氷瀑が見られるほどで...
きょうも雪
- 2025/02/23
- 21:00

きょうも雪。そろそろ止んでくれないと、雪かきに疲れます。小佐川の雪景色。鳥たちの姿が見当たりません。ヤマボウシの枝を下から見上げて。朝から遠出をしましたので、きょうはこれだけ…^^↓1日1回、ポチッとお願いします。大変励みになっています。植物・花ランキング このブログの写真の無断使用をお断りします。...
雪中の背黒鶺鴒
- 2025/02/22
- 21:00

きょうも一日中、雪。どれだけ降るんでしょう。カメラを持って出かけにくい日が続きます。近くで見かけたセグロセキレイ(背黒鶺鴒)。川やその近くでよく見かけるのですが、田んぼでもときどき見かけます。川に棲む水生昆虫を中心に食べていると思うのですが、イネの二番穂を食べるのかなぁ。↓1日1回、ポチッとお願いします。大変励みになっています。植物・花ランキング このブログの写真の無断使用をお断りします。...
居座る寒波
- 2025/02/21
- 21:00

きょうも一日中、雪が降り続いています。朝、通勤の車窓から。円山川下流のカモたち。吹雪で、カモの種類もわかりません。きょうの撮影は諦めました。このときの気温は-1℃。日中気温は0~2℃。雪が降っていますが、道路に雪はなく、屋根の雪も減っているようです。↓1日1回、ポチッとお願いします。大変励みになっています。植物・花ランキング このブログの写真の無断使用をお断りします。...
吹雪の中の鳥たち
- 2025/02/20
- 21:00

今朝も雪。特に、朝は吹雪でした。通勤の車窓から撮った、吹雪の中の鳥たちです。田んぼの中でじっとしているケリ(鳧)。こんな吹きさらしのところにいなくてもいいのに…と思います。でも、周りがよく見えていいのかなぁ。カラス(烏)とスズメ(雀)。こちらは、二番穂を掘り出して食べています。雪降りが続くと、カラスもクロウします…^^巣塔の上でじっと動かないコウノトリ(鸛)。山本ペアの雌、J0399。今年20歳になるベテラ...
白い並木
- 2025/02/19
- 21:00

植村直己冒険館のユリノキ(百合の木)並木。雪が降ったら、よくお邪魔をしています。秋の黄葉の頃もいいのですが、真っ白な並木も風情があります。真っ白な世界の中の赤色はとっても目立ちます。ときどき陽が射すのですが、ずっと降り続いています。きょうの当地の最低気温は-2℃。あすはさらに低くなる予報です。↓1日1回、ポチッとお願いします。大変励みになっています。植物・花ランキング このブログの写真の無断使用...
雪の竹田城
- 2025/02/18
- 21:00

但馬は雪。雪景色の天空の城・竹田城です。午前中に姫路まで行きました。市川までは家の屋根や田畑が白かったのですが、姫路は積雪もなく、良い天気。瀬戸内と日本海側の違いが明瞭でした。竹田城は現在、冬季閉山中。登城できませんが、下から眺めるだけでもいい景色です。春の開山は3月1日(土)午前8時の予定です。↓1日1回、ポチッとお願いします。大変励みになっています。植物・花ランキング このブログの写真の無...
雪解けの田んぼで
- 2025/02/17
- 21:00

冬のスズメ(雀)はふっくら。羽毛を立てて空気の層を厚くして、自らのダウンコートをまとっています。そして、大きな群れをつくり、いっせいに動きます。安全を確かめて飛び出していった先は、すぐ下の田んぼ。その中の雪が解けたところに集まります。食べているのは二番穂。実が入っている穂がたくさんあるようです。人や車が通りかかると、いっせいにサァーッと木の枝に戻ります。通り過ぎると、またいっせいに田んぼに下りて餌...