写真が多くて編集に手間取りました……
さて、購入した3Dプリンター “Voxelab Aquila V2” を組み立てました。
組み立ての内容は、主にネジどめとコネクターの差し込みとなります。必要な工具は付属しています。
手順は付属の説明書にありますが、全て英語です。
この記事は、説明書の順番どおりに組み立てたお話です。レベリングと呼ばれる調整や、細かな設定などは次回に説明します。
さっそく、開封!
箱の中は、2段に分かれて部品が入っています。
ネジなどの細かい部品は、袋分けされています。
さっそく組み立てです。まずは、本体と “Z軸”(高さ方向) となる部品 (フレーム) です。
本体の無側からネジでとめて、2本のフレームを立ち上がった状態にします。
ついでに、もともとついているネジの増し締めをやっておくとよいでしょう。輸送時に緩んでいる可能性があります。
このフレームは、ローラー (プーリー) が転がるレールになりますので、良い感じで調整してください。
次は、Z軸方向に取り付けるモーターと長ネジ (ボールネジというようです) です。
モーターの軸に長ネジを固定し、フレームに取り付けます。
次は、X軸 (横方向) となるフレームと、その端に取り付ける “エクストルーダー (材料押し出し機)” の組み立てです。
まずは、材料が通るチューブを挿す継手 (Pneumatic fitting) をねじ込みます。あまり強くやると破損しますので、ほどほどの力で。
フレームにエクストルーダーを固定しました。
そして、材料が出るノズルのついた “ホットエンド” と呼ばれる部品などを用意します。
少し複雑ですが、先ほどのX軸のフレームの溝にベルト載せ、ホットエンドを滑り込ませます。
エクストルーダーの反対側には、3つのローラーがついたやつ (“ミュウツー” と私は呼んでいます) を固定します。
次は、ベルトのテンション (張力) を調整するノブとセンサー (リミットスイッチ) 付きのカバーです。
エクストルーダーの横についているモーターにベルトを載せます。
そして、センサー付きのカバーで覆います。
逆側、ミュウツーの横にテンションのノブを取り付けて、ベルトの張りを調整します。
説明書には、“張りが弱すぎると作品の仕上がりに影響し、強すぎると破損します” とあります。いい感じに調整してください。
で、X軸のフレームと本体を合体させます。エクストルーダーの穴に長ネジを入れてくるくるすると、フレームが下がっていきます。
液晶パネルと、いちばん上のフレーム (取っ手付き) です。
液晶パネルに金具を取り付けて、本体に固定しました。
上のフレームも固定。
最後は、スプール (材料のボビン) ホルダーです。
フレームの溝にフレーム用ナット (変な形のナット) を載せておき、金具の穴とネジで固定します。
あとは、材料の通るチューブやコネクターを差し込んだら完成です。乙。
電源を入れる前に、裏面のツマミが “115V側” になっていることを確認してください。日本なら115V側、中国や韓国なら230V側です。
間違うと、電力不足で動かないか、ヒューズがとびます。
次回は、材料の供給とレベリング、そして実際に作品の出力をしたお話です。
閲覧ありがとうございました。
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