オシロスコープを使う準備です
- 2024/10/06
- 22:31
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だいぶ前になりますが、“DSO138” というオシロスコープを買っていたのでした。
オシロスコープがあれば、電源や回路の電圧の変化をグラフ (波形) として表示できます。
また、以前の記事で、オシロスコープに使う “変圧器 (トランス)” を用意しました。(耐圧の関係で降圧が必要)
ACアダプターの中身です。電圧を下げるための変圧器と、交流を直流にするための整流・平滑回路がセットになっています。
今回は交流が欲しいので、整流・平滑回路を取り外し、代わりにヒューズを取り付けました。
裏側です。
蓋を閉めれば元のACアダプターにトランスフォーム!
そして、ACアダプターから出てきたコードの先は、“DC5521” と呼ばれるコネクターのオスが付いています。
ですから、“DC5521” のメスが付いたコードを作ります。
ちなみに、“DC5521” は、一般的なコネクターで、ACアダプターの直流側はほとんどこれです。オスもメスも、コネクターだけで売っています。
コネクターの外径が5.5mm、内径が2.1mmなので、“5521” なんだそうです。
“DC5521” のメスをコードにはんだ付けしました。
このコードの逆側は、ピン形状にしました。
ピンをブレッドボードの穴に挿して使います。
動作の確認のため、LED (発光ダイオード) をつなぎました。電源が交流なので、ビミョーに点滅しています。
ブレッドボードからオシロスコープまでは、付属のプローブ (写真の左側) と、ヨーロッパ式端子台 を使います。
ワニ口クリップで端子台をがぶりという、無理やりな仕様です。
というわけで、オシロスコープを使うための準備ができました。
次回からは、3回に分けて、いろいろな電源・回路を見ていきます。
- コンセントの正弦波 (50Hz)
- ポータブル電源の正弦波 (50hz・60Hz)
- 半波整流
- 全波整流
- 矩形波
- 位相制御
趣味がオフグリッド・ソーラー発電の人以外にとっては、非常に退屈なお話になると思いますが、お付き合いくださいね。
閲覧ありがとうございました。
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