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オシロスコープを使う準備です


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だいぶ前になりますが、“DSO138” というオシロスコープを買っていたのでした。

DSO138

オシロスコープがあれば、電源や回路の電圧の変化をグラフ (波形) として表示できます。

また、以前の記事で、オシロスコープに使う “変圧器 (トランス)” を用意しました。(耐圧の関係で降圧が必要)

『オシロスコープ用の変圧器』(2024年2月6日)

ACアダプター

ACアダプターの中身です。電圧を下げるための変圧器と、交流を直流にするための整流・平滑回路がセットになっています。

ACアダプター改

今回は交流が欲しいので、整流・平滑回路を取り外し、代わりにヒューズを取り付けました。

ACアダプター改

裏側です。

ACアダプター改

蓋を閉めれば元のACアダプターにトランスフォーム!

そして、ACアダプターから出てきたコードの先は、“DC5521” と呼ばれるコネクターのオスが付いています。

ですから、“DC5521” のメスが付いたコードを作ります。

ちなみに、“DC5521” は、一般的なコネクターで、ACアダプターの直流側はほとんどこれです。オスもメスも、コネクターだけで売っています。

コネクターの外径が5.5mm、内径が2.1mmなので、“5521” なんだそうです。

オシロスコープ用のコードのコネクター

“DC5521” のメスをコードにはんだ付けしました。

オシロスコープ用のコードのピン

このコードの逆側は、ピン形状にしました。

オシロスコープ用のコード

ピンをブレッドボードの穴に挿して使います。

ブレッドボードとLED

動作の確認のため、LED (発光ダイオード) をつなぎました。電源が交流なので、ビミョーに点滅しています。

オシロスコープのプローブと端子台

ブレッドボードからオシロスコープまでは、付属のプローブ (写真の左側) と、ヨーロッパ式端子台 を使います。

オシロスコープ用のブレッドボード

ワニ口クリップで端子台をがぶりという、無理やりな仕様です。

というわけで、オシロスコープを使うための準備ができました。

次回からは、3回に分けて、いろいろな電源・回路を見ていきます。

  • コンセントの正弦波 (せいげんは) (50Hz (ヘルツ) )
  • ポータブル電源の正弦波 (50hz・60Hz)
  • 半波 (はんぱ) 整流
  • 全波 (ぜんぱ) 整流
  • 矩形波 (くけいは)
  • 位相 (いそう) 制御

趣味がオフグリッド・ソーラー発電の人以外にとっては、非常に退屈なお話になると思いますが、お付き合いくださいね。

閲覧ありがとうございました。

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プロフィール

しゅう

Author:しゅう
1991年北海道三笠市生まれ。プロフィール

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