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2010.05.26
自分で追いかけたいテーマが思い描けない人にお勧めする学術誌の目次の写経
既にやってる人も少なくないと思うが、
専門分野は決まったが、まだ自分で追いかけたいテーマが見つからない人、はっきりとは思い描けない人は、その分野の学術誌の目次を、とりあえず10年分ほど写してみるといい。
ほとんどの学術誌に、1年分の目次をまとめて掲載する号があるし、中には数年分をまとめてくれているものもある。
さらにデータベースを使うと、コピーどころか、コピペもする必要なく、「目次ファイル」ができてしまうが、その場合でも、すべてに目を通して、心惹かれたものには印をつけること。そして当の論文を入手して、読んでみること。
初回は、たいてい雑誌の選択を間違えたことに気付くものだから、萎えずに、別の雑誌を選んで何度かトライすること。
ここで見つけた雑誌に近い将来、投稿することになるかもしれない。
このワークは、あなたの問題意識を磨くのみならず、その分野でやっていくつもりなら、あなたがコミットすべきコンテキストに、すなわちディシプリンと分離不可能な言葉遣いやら儀礼的因習やら何をすべきで何がタブーなのかといった価値観やらをひっくるめたものに、くるぶしの辺りまであなたを浸してくれるだろう。
さらにざぶざぶ「水深」のある方へ進んでいくにしろ、思い直して引き返すにしろ、一度くらいは試してみてもいい方法だ。
言い方を変えれば、研究者を目指すほんの一握りの人以外にも、やってみることをお勧めする。
専門分野は決まったが、まだ自分で追いかけたいテーマが見つからない人、はっきりとは思い描けない人は、その分野の学術誌の目次を、とりあえず10年分ほど写してみるといい。
ほとんどの学術誌に、1年分の目次をまとめて掲載する号があるし、中には数年分をまとめてくれているものもある。
さらにデータベースを使うと、コピーどころか、コピペもする必要なく、「目次ファイル」ができてしまうが、その場合でも、すべてに目を通して、心惹かれたものには印をつけること。そして当の論文を入手して、読んでみること。
初回は、たいてい雑誌の選択を間違えたことに気付くものだから、萎えずに、別の雑誌を選んで何度かトライすること。
ここで見つけた雑誌に近い将来、投稿することになるかもしれない。
このワークは、あなたの問題意識を磨くのみならず、その分野でやっていくつもりなら、あなたがコミットすべきコンテキストに、すなわちディシプリンと分離不可能な言葉遣いやら儀礼的因習やら何をすべきで何がタブーなのかといった価値観やらをひっくるめたものに、くるぶしの辺りまであなたを浸してくれるだろう。
さらにざぶざぶ「水深」のある方へ進んでいくにしろ、思い直して引き返すにしろ、一度くらいは試してみてもいい方法だ。
言い方を変えれば、研究者を目指すほんの一握りの人以外にも、やってみることをお勧めする。
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