棚田で

なお郷愁の坂折棚田。

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坂折の”坂”で、
 坂は照る星降るこころざしこそ水無月(みなづき)の空に煌(きら)めけ   (塚本邦雄:靑雲帖)


山崎努「柔らかな犀の角」から何度目かの引用を。(『ドキュメンタリーと「どんぶらこ」』)
 TVドラマ「キルトの家」撮影に際して、「津波」に襲われた若者の体験談を聞く場面で、演技にもかかわらず、冷静に聞きとめる役割だった山崎が思わず涙と鼻水にまみれ、思わぬ展開になったがそのまま収録したと書いたあと、

『プランは所詮プランに過ぎない。生理まで管理したらロボットになってしまう。』
『確固たる発見があって表現するのでなく、手探りの表現のなかに発見があるということ。』


何でも写真の話にするpithecantroupusは、写真を撮るのも先にプランを決めることよりも現場でシャッターを押すことの方が大事なんだと理解するのでした。(汗)

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