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初めて成功したダイエット法

kage

2005/09/11 (Sun)

きっかけは一冊の本でした。

それは、当時(約10年前)は結構有名だった「あなたは永久に肥満から解放される」という本です。赤いカバーで、表紙に同一人物と思われるビキニスタイルの外国人女性の実施前、実施後の写真が掲載されていました。この本は一般の書店では販売されておらず、私も通信販売で購入しました。値段は一冊の本にしては大変高価で、確か1万円強だったと記憶しています。今でもネットオークションでは時々見かけますので興味のある方は探してみてください。

この本で紹介されていたダイエット法は「バリアトリックス減量法」という、低炭水化物ダイエットの一種でした。もっともバリアトリックス減量法では炭水化物の摂取を一切認めていないので、無炭水化物ダイエットと呼ぶ方が適当かも知れません。食事については炭水化物以外にも糖分や葉物野菜の摂取も禁止されており、逆にタンパク質や根菜類の摂取は(小分けにして摂る限りは)無制限にOKでした。この他に、水を一日2リットル飲むこととカリウムが豊富なプルーンかレーズンを一定量摂る(カリウムは塩分を体内に貯めるナトリウムを排出しやすくする=水をたくさん飲んでも水太りになりにくい)こと、そして食材制限で不足するビタミンを補うために総合ビタミン剤を飲むことが義務付けられていました。

この減量法の難しいところは、いきなり水を一日2リットル飲めといわれても飲み慣れていない人には辛いことや、サラリーマンやOLには昼食時に食材の選択が困難なことなどです。幸いなことに私は元々水分を摂ることに抵抗がなかったため、定期的に会社の給湯室に足を運び、紙コップになみなみと注いだ水を一気飲みしていました。昼食については、ちょうど当時の所属部署がお昼の電話当番の交代制でしたので、私は率先して電話当番を引き受け、1時過ぎから一人でデパートの地下で食材を探していました。

結果は大成功でした。私の場合、体重の分母が大きいこともあるのですが、3カ月で13kgの減量に成功しました。この減量法が私にピッタリはまったのは、食材さえ選べばいくら食べてもよいという点でした。実際に大好きな肉や魚、豆腐などをたくさん食べられましたので、ダイエット中に空腹感は一切ありませんでした。結果的にこのダイエットの実行は、苦労はしましたたが、全く辛くはありませんでした。

本の中に、「このダイエット法はあなたの体質を太りにくくする」とも書かれていました。現実にダイエットをやめた後もしばらくは全然太りませんでした。でも当然のことながら世の中にそんなにうまい話はそうそうあるものではありません。しばらくするとだんだん太り始めてしまいました。また今にして思えば、極端な偏食となるこのダイエット法は決して体によいものではありません。ですから私は顕著な効果を得たこのダイエット法を皆さんにはおすすめしませんし、自分でも再挑戦するつもりはありません。やはり適度な運動と、適度な食事制限がダイエットの基本だと思うのですがいかがでしょう?

追記:お米にも多少の食物繊維が含まれています。ただ一粒ずつの含有量は少なくてもお米は日本人の主食だけにトータルの摂取量はかなりの量となります。このため炭水化物の摂取を減らそうとしてお米の量を減らすと深刻な食物繊維不足に陥ってしまう可能性があります。ダイエット効果を維持しつつ健康増進も考えるなら発芽玄米が良いでしょう。ちなみに私は発芽玄米に大麦を混ぜて食べています。

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この記事へのコメント

kage

あたしは水が飲めなくて挫折しました。。。。遠い昔の話ですが。。。

Posted at 22:23:09 2006/12/26 by ぶひこ

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kage


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