最近我が家の冷蔵庫の一角を占めているのが、「柿の種ラー油」である。
あの「柿の種」が食べるラー油に浸かっている「柿の種ラー油」がおもしろい。
そしてうまい。
「柿の種ラー油」というもの
新潟県の観光地、魚のアメ横通りに行ったときのこと。
浜焼きなどが並ぶ中、私が土産物屋さんで買ったのが柿の種ラー油である(食べるラー油が好きなのだ)。
柿の種が「食べるラー油」に浸かっている商品(ここでは「柿の種ラー油」と呼ぶ)は何社から出ているようだ。
私が購入したものは阿部幸製菓という会社が出している「柿の種のオイル漬け にんにくラー油」という商品。
これがおもしろくてうまい。
おもしろいといってもジャンキーな感じではなく、食べるラー油がワンランクアップした感じ。
柿の種も決して湿気ているわけではなく、サクサクとした食感が残っていて楽しい。
食べ物としては成立しているどころか相乗効果を生み出しているほど良いのだが、ごはんに柿の種という違和感はぬぐえなくて「おもしろうまい」ということになる。
下の画像を見てほしい。
休日のお昼に作った袋ラーメン(みそ)である。
少しトッピングしたが、見た目がやや汚い。
それがどうだろう。
柿の種ラー油をのせることで見栄えだけでも何杯もよくなった(気がする)。
たまに担々麵にナッツが入っていると食感的にうれしいじゃないですか。
柿の種のサクサクも同様にボーナス感があるのだ。
「柿の種のオイル漬け」を作っている阿部幸製菓さんには直営店もあり、そこでも取り扱っているという。
この記事に厚みを出そうと店員さんに話を聞きに行ったのだ。
「柿の種ラー油を買って行かれる人は結構いますか?」
「これってサクサクした食感が残っているのがすごいですよね」
柿の種ラー油の「おもしろうまさ」を共有しようとしたのだが、まんまと忘れてしまった。
日本テレビ「ZIP!」の「朝ごはんジャーニー」のコーナーでも取り上げられ、店内にはステッカーが飾られている。
私も毎朝「朝ごはんジャーニー」を観ているので、ステッカーに舞い上がってしまい店員さんへの聞き取りを忘れたのだ。
そして手元には柿の種ラー油がまたひとつ。
柿の種ラー油を培養しよう
こちらにおわす御方をどなたと心得る。
亀田製菓の柿の種と、桃屋の食べるラー油にあらせられるぞ。
何をするかといえば、食べるラー油に柿の種を入れて「柿の種ラー油」を作ろうというアイディアである。
↑食べるラー油に柿の種を入れ
↑ラー油を追いがけし、柿の種をしっかりと浸すイメージ
↑できました(これを培養と呼びたい、かっこいいから)
↑1週間後
見た目は本家の柿の種ラー油と違和感がないような。
↑起き抜けに失礼します
「自家製食べる柿の種ラー油」と呼んでいいのかはわからないが、意外にもサクサク感は残っている。
全然アリである。
ただ、柿の種に食べるラー油をかけましたという感じで、漬けておく必要があったのかはわからない。
漬け込みの時間が短かったか、研究は続く。
↑左が本家、右が培養したもの
そして本家の柿の種ラー油も、柿の種だけなくなりがち。
ここに柿の種を足す。
そして、おもしろうまさを味わう柿の種ラー油生活は続くのである…
↑阿部幸製菓の激辛かきたねを入れるとおもしろうまさが倍増します
まとめ:柿の種とラー油が好きなんだった
私の好きなものといえば柿の種と食べるラー油。
とはいえ好きなものを組み合わせて必ず成功するかといえばそうではないだろう。
だから柿の種ラー油は私のための調味料だ。
楽天市場でも買えるのでみなさんもぜひ。
↑新潟県内の高速道路の柿の種の充実ぶりよ
※このエントリは「デイリーポータルZ」の投稿コーナー「自由ポータルZ」に掲載されました↓