本書の内容

天の川銀河がどのように生まれ、どのような姿をしていて、この先どうなっていくか。魅惑の天体を中と外から徹底解剖します。外に向かっては、天の川銀河が属する局部銀河群はもちろん観測可能な宇宙全体にまで視野を広げ、中に目を向ければ、太陽、惑星、ブラックホールなど銀河を構成する個々の天体について詳しく解説します。

圧倒的なボリュームのビジュアルでお届けするめくるめく宇宙の旅は、宇宙に興味があるすべての人必見のガイドです。

目次

【第1章】宇宙の巨大な渦巻き
     天の川銀河の構成
【第2章】恒星の誕生、進化、死
     恒星の進化/大質量星と恒星系
【第3章】ありふれた恒星、太陽
     太陽が地球に及ぼす影響
【第4章】太陽系を構成する天体
     地球と他の岩石惑星/ガス惑星:太陽系の巨人たち/小天体と惑星間空間
【第5章】太陽系外惑星
【第6章】宇宙の中の天の川銀河

本書のサンプル

ビジュアル 銀河大図鑑 サンプル画像①
ビジュアル 銀河大図鑑 サンプル画像②
ビジュアル 銀河大図鑑 サンプル画像③
ビジュアル 銀河大図鑑 サンプル画像④
ビジュアル 銀河大図鑑 サンプル画像⑤

序文

クリス・ハドフィールド
カナダ人で初めて宇宙船外活動を行った宇宙飛行士。国際宇宙ステーションの船長を歴任。自らの体験を著作、写真、動画として発表する世界的な著名人の1人。

監修者

渡部 潤一 (わたなべ じゅんいち)
1960年、福島県生まれ。1987年、東京大学大学院、東京大学東京天文台を経て、現在、自然科学研究機構国立天文台副台長、教授、総合研究大学院大学教授。理学博士。国際天文学連合副会長。流星、彗星など太陽系天体の研究の傍ら、最新の天文学の成果を講演、執筆などを通してやさしく伝えるなど、幅広く活躍している。1991年にはハワイ大学客員研究員として滞在、すばる望遠鏡建設推進の一翼を担った。国際天文学連合では、惑星定義委員として準惑星という新しいカテゴリーを誕生させ、冥王星をその座に据えた。

読者の声

  • 最新の知見をとてもわかりやすい図版で示してくれています。もし、この本を子供の時に与えられていたなら、天文学の世界に入っていたのではと思わせてくれるほど美しい本でした。(59歳、男性)
  • 写真、イメージ、イラストが大変鮮やかだった。(48歳、男性)
  • 不確定性原理について説明があまりない。真空について知りたかった。(93歳、男性)
  • 知りたい情報がたくさんの解説の中にちりばめられていて、読むほどに嬉しく思えました。ますます興味がわいています。(65歳、男性)

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