エリートはつらい
エリートは仕事を効率よくこなしている。
そして、スケジューリングがうまく、定時で仕事を終わらせ、有休もしっかり取得し、プライベートも充実している。
そして給与も高い。
反面、ダメ社員は仕事の能率が悪く、残業続き。
有休も取れず、給与も安く、プライベートもダメダメ。
上記のようなイメージでした。
でも、経験した3つの部署で色々な人を見て、それは完全に勘違いだとはっきり分かりました。
確かに、全員に均等に仕事が振られていたら、こうなるでしょう。
しかし、エリートとダメ人間に与えられる仕事量や難易度は全く違います。
よく優秀な2割の人間が8割の仕事をしていると言われますが、近いと思います。
比較的ゆるめの部署では、夜7時になると8~9割の人が帰っていました。
子育てする主婦の方、少年野球の監督をする方、地域の自治会長をしている方、飲み行く方、彼女と遊ぶ方、色々な人がいました。
しかしエリート部署では、膨大で難解な仕事があります。
夜9時になっても半数以上が残っているようなイメージでした。
中には昼休みも、満足に取れないような人もいました。
要は、エリートとその他の人の能力の差以上に、仕事量や難易度の差が開いているのです。
凡人やダメ社員は慣れれば、ルーチンワークでこなせる仕事が中心ですが、エリートは同時並行的に初めて経験するような職務を大量にこなしているのです。
できる人にはもっともっと仕事が来て、いくらスキルがアップしても楽になることはありません。
もちろん僕たちダメ人間は、エリートになることを目指してはいけません。
絶対になれないし、仮になったとしても幸せにはなりません。
だからダメ人間に甘んじることです。
そして仕事に慣れていくことで、少しでも楽に仕事ができるようにしていくことです。
余った時間と体力はダラダラするもよし、趣味に生きるもよし。
決して、その時間で仕事を頑張り、上司にアピールなどと考えないことです。
少々スキルがアップしても、下手に認められると、アップしたスキル以上に、仕事の大変さがアップするだけです。
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