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独身の人ってなんで保険とか入るの??

金村 圭介(김 용규)

 お金について色々学びたいと思って前から、面白そうな資格の勉強をしています。すでにFP3級と2級の試験を持っています。
 お金の知識(他のこともそうだと思うけど)って、知らないことで損してることがすごく多いと思う。
 
 よく分からないまま言われるがまま生命保険や医療保険に保険に入るとかその典型だと思う。
 僕も勉強するまで、生命保険について恥ずかしいくらい知らなかった。定期保険、終身保険、養老保険についての区別なんか全然分からなかった。というか名前すら知らなかった。

 社会人1年目のとき、職場の先輩などほとんど生命保険に入っているのを知ってすごい不安になった思い出がある。「自分は生命保険の仕組みなんか全然知らないのに、周りの人はしっかり分かっていて、ちゃんとリスク管理をしている。自分ってなんて世間知らずなんだ。みんなってすごいな。取り残されている。」って思った。
 
 そして軽くネットとかで調べて、新社会人にはそれほど高額の死亡保障な必要ない。葬式代くらいでいい。ただ病気に備えて医療保険には入っておくべきという記述を見つけて、納得し保険の窓口みたいなところに相談に行こうかなと思った。
 でも、なんとなく面倒くさくて行かなくてそのままになっていた。

 あの時行かなくて本当によかったと思う。
 医療費については、公的保険で十分だと思う。医療費が高額になれば、高額医療費制度があるからだ。また医療保険は入院しなければ、給付が受けられないものが多いが現在では平均入院日数が減る傾向にある。
 病気になっても、公的保険で手厚い補償を受けられ、それほど入院することもなく、傷病手当ももらえる。少しの貯金さえあれば、お金のことはあまり心配しなくてもいい。
 それなのに、平均的に損をする医療保険にわざわざ入るのは、圧倒的にムダだと思う。

 もしあの時保険の窓口に言っていたら、高額医療費のことを詳しく説明されないまま、「病気になったらこんなにお金がかかるんですよ」と不安を煽り、「月々これだけの掛け金で、一生涯の医療費の安心を得ることができます」と言われて、分かったような気になって入っていただろう。本当に行かなくてよかった。

 また、勤務先にはたまに綺麗なお姉さんの保険のセールスレディがいるがあんな人と仲良くなって、必要もない保険に入っちゃう人もいるんだろう。

 僕が新人のときに、みんな保険のこと分かっていてすごいと思ったのは錯覚だろう。おそらくみんな、勧められたり、不安に駆られたりでなんとなく保険に入ったままになっているだけだ。

 こんな風に正しい知識がないことで損をしていることが非常に多い。しっかりと知識を得て、お金のことで損をすることなく、生きていくことで早期リタイアへの道も広がるのではないかと思う。
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Posted by金村 圭介(김 용규)
        

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