真面目な人が生きやすい職場
僕はクソ真面目が故に、社会での生きづらさを感じます。
なるべくお固そうなところを狙って所属してきたつもりですが、それでもダメ。
数人はひょうきん者がいて、そのテンションが基準になります。
慶応大学卒のこんな清楚そうな女の子も、結局は酒を飲んで羽目を外して騒ぐことが大好き。
僕も幾度となくこんな場面に出くわし、ノリについていけずに肩身の狭い思いをしてきました。
深夜のカラオケで、マラカスを振ったり、Choo Choo TRAINのダンスを踊ったのは黒歴史です。
文系の学生なら、情報収集や過去問入手の面で多少単位を取るのに苦戦することを受け入れ、関わらないことも可能。
現にクラス内での飲み会は常に不参加でした。
サークルにも入っていません。
ただ、社会人だと躊躇します。
1人で仕事ができるならいいですが、教えてもらう立場だったり、色々と迷惑を掛けていると、断りづらい。
たぶん拒否しても冷たくされることはないと思いますが、参加してしまっていました。
ただ、そんな真面目な僕でも、生きやすい場所がありました。
子育て中の女性が多い職場です。
公務員生活の中で、事務職と専門職が半々ぐらいの部署にいたことがあります。
専門職は女性比率の高い資格保有者で、その部署の専門職も全員女性。
事務職でも女性が多く、臨時職員・嘱託職員もみんな女性。
課全体で20人ぐらいいたのですが、男性は僕含めて2人だけでした。
さらに子育て中の方が多く、過半数が保育園から小学生ぐらいの子どもがいる職場でした。
さすがにお母さんが、毎週深夜に酔っ払って帰宅することはありません。
仕事が終わったら真っ直ぐ帰りますし、保育園のお迎え等でほぼ残業しない人も多い。
飲み会は、年3回(歓送迎会、暑気払い、新年会)だけ、夜9時解散で2次会なし。
一部の人が軽くお酒を嗜むのみで、実に穏やかな会です。
それ以外で誘われたことも1回もありません。
実に居心地のいい職場でした。
仕事自体は割と難しくトータルでは微妙でしたが、仕事以外の環境としては過去最高でした。
真面目な人の職場選びの際には、子育て女性の比率を気にしてもいいかもしれません。