セミリタイアは吸収率が高い
いよいよパリオリンピックが開幕します。
仕事をしていた時も、北京・ロンドン・リオと3度の夏季オリンピックがありました。
しかし、前回の東京も含めて、セミリタイア後だと1つのオリンピックから得られるものが違います。
今回は開催地がヨーロッパということもあり、深夜から翌日未明にかけて多くの競技が行われます。
例えば、昨日の男子サッカーも深夜2時からのキックオフ。
在職時には、決勝トーナメントなら迷いますが、予選だと見ていなかったと思います。
一方セミリタイア済みの今は、何の迷いもなく見て、5-0の快勝を味わうことができました。
セミリタイアしているかどうかにかかわらず、オリンピックという対象自体は変わりません。
しかし、そこからどれだけのものを得られるか?吸収率が変わってきます。
これはオリンピックに限った話ではありません。
全般的に、時間的・精神的に余裕があるセミリタイアの吸収率の高さを実感します。
イメージ的に10点のものがあれば、そこから8点ぐらいは得られる感覚。
逆に仕事をしていると、時間的制約があったり、懸案事項でメンタルを持っていかれることもあり、10点中4点ぐらいまで落ちる。
収入がありお金を使えるので全体のパイ自体を上げることができますが、吸収率が低いので20点満点まで上げて、ようやくセミリタイアと同じ8点が得られる。
ただ娯楽だけではなく、苦しみも考慮しないといけません。
苦しみの少なさでは、言うまでもなくセミリタイアが圧勝。
とすると、在職時では少なくても50点満点以上にしないと釣り合いません。
特に僕みたいな仕事がダメダメな場合は、100点満点ぐらいまで増やさないと同じにならない。
満点でも10点と、セミリタイア生活の小粒感は否めない。
ただ吸収率が高いので、満点は低くても実際の得点はそこまで低くありません。