働かないのも負け
累進課税制度、上がっていく社会保障費、厳しい労働環境等々。
こんな社会情勢で、働いたら負けと揶揄されることがあります。
僕も、働いたら負けまではいきませんが、本当に辛い思いをして働いたら負けだと思います。
この考え方が、セミリタイア生活のベースになっています。
ですが、セミリタイア後のバイト経験から、働かないのも負けとも考えるようになりました。
使い切れないほど豊潤な資産(不労所得)があったり、心底消費欲が少ないなら働かないのも手。
または、潔癖レベルの労働嫌いとか。
しかしそうでもなら、全く働かないのも機会損失でもったいないかなと。
まず、税金や社会保障費の負担ですが、給与所得控除55万円以内なら同じです。
1年間で0円でも55万円でも給与所得は0円となり、税金は非課税、社会保障費も最低額。
その他収入がなければ、基礎控除も合わせて給与収入98万円までなら、負担は変わりません。
55万円(98万円)以下の収入だと、働いたら負けの主な理由に該当しなくなる。
社会保険に入れば、企業負担分もあってお得にもなります。
さらに、基本てれーっとしているだけで、お金が貰えるバイトが普通にあります。
運がいいと、1回も電話が鳴らないコールセンター、8時間中7時間雑談しているだけ、約1時間だけで帰宅して残り5時間分の時給保障なども経験しました。
交通費、宿泊費付きの出張案件では、東北各地に行けて本当に良かった。
もちろん、一定の時間は取られますが。
ちょっと働くのも惜しいぐらい、有意義なことで時間を埋められている人ってどれぐらいいるんでしょうか?
各種控除が用意されており、楽な仕事もあり、稼いだ分だけ生活が豊かになる。
この社会インフラは、に活用すべきだと考えています。
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